オフィシャル“飲食コンサルタント”である「大久保一彦」の誰も言わない外食のトレンド

オフィシャル“飲食コンサルタント”である「大久保一彦」の誰も言わない外食のトレンド

November 27, 2011
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環境づくりにはやる気のおこる仕事、前向きになれる仕事を作るという必要な要素があります。
 まず、ひとつが今流行の朝礼ですが、私は、もともと自分で前向きに行動するタイプですし、それぞれの個性や考えを尊重するタイプですから、朝礼のような、同じことを反復することで方向付けをするやり方は得意ではありません。
 しかし、数年前に四〇歳になって、仕事には元気になる仕事と元気が無くなる仕事があることを自覚しました。
 たとえば、「新宿さぼてん」の時代、店の開店が続き、スケジュールはとてもハードでした。休みもろくにとらず、ぶっ続けで勤務したこともかなりありました。
でも、よくよく考えると、肉体は疲れているはずなのに、朝早く起きて店に行って、仕事が終わって若手の社員とミーティングまでちゃんとできた。
これって、すごいなと思うんです。

 同様に独立してもそうでした。
とても忙しく10年やってきたけど疲れていなかった。
非常に充実感があります。


 「気がついたら、夜になっていた」
 「気がついたら朝になっていた」
 あなたにも、こんな経験があるかと思います。ただ、物理的に人がいなくて忙しいのではなく、時間が経つのを忘れるくらい何かに熱中し、打ち込めれば、パフォーマンスがしっかりできるんです。

 こうなるには、納得できる報酬が入っての話しですが、ふたつの可能性がひらくと思うのです。
 まず、自分が仕事を通して成長したことを感じられたり、自分の限界に挑戦できるときです。
 もうひとつが、誰か他人に必要とされ、自分が役立っていると感じられるときです。
 私の事務所では、繁盛店のオーナーさんを訪れて、お話を伺い映像や冊子にまとめるという作業を行うことにしました。エネルギーの高い人に会うと、とてもやる気が出るものです。忙しい時間の合間をぬって、遠方に日帰りで取材したにも関わらず、全然、心が疲れません。いやむしろ元気が出ます。当然、モチベーションがあがります。
 なぜ、そうしたのかというと、コンサルタントというのは業績の悪い人と接触するケースが多く、残念ながら、いくらプラス思考の私だとしても、その人たちにマインドが流され、いつのまにか「売れない店の視線」で発想するようになります。知らないうちにそうなるので、それが怖いです。
 私は、この映像と冊子を作る作業が私や事務所のスタッフに無形の心の財産になると確信し、会員さんを募り、毎月発行して、定期購読するというスキームを作り、ルーチン作業に組み込みました。
 「自ら会いたい人に仕事を通して会い、そして学んだことを他人の商売や人生にヒントを与え、役立てる」そんな理想的な循環がこのスキームにあったのです。
 これによって黙っていてもやる気のできる環境ができるようになったわけです。お金はかかりますが、でも、絶対プラスに働きます。


今回のテーマはずばり「サービスの差別化」です。
みなさん、人を育てるには、躾、教育、訓練の三要素があるのをご存知ですか?
今回は、その三つをどう使い分けるかを伝授します。

申し込みは こちら からです。限定10名。ふるってご参加ください。






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最終更新日  November 27, 2011 12:42:53 PM
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