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2007年11月29日
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「人生の歩き方 玄侑宗久『なりゆき』を生きる

人生の歩き方 玄侑宗久『なりゆき』を生きる
4回シリーズ、

第4回「あはひ」に立ち、「あはひ」を描く

受賞後、玄侑さんは、義母や知人など、身近な人々の病や死をモチーフに執筆。作品の発表ごとに電話や手紙、寺を訪れる人々から、相談が多く持ち込まれるようになった。「あの世」と「この世」の間(あはひ)、「病気」と「元気」の間(あはひ)。悩んでいる人、苦しんでいる人と同じ間(あはひ)に立って見る。その境地から新たに見えてくる生の様相。心の救済を求めて模索する玄侑さんの心情を聞く。



小説  アミターバ・無量光明
・・・初めて死者の目線で書いた物語。

肝臓ガンにかかった義母がモデル。



・僧侶としての悔い
   「そろそろかも知れませんね」と答えるべきだった。
   現実には、弱気にならないで下さいと・・・
   終末期の時間をたちあげるべきだった。

「お母さん、極楽浄土では、
 自分の望んだとおりの美しい形が
 現れるらしいですよ。
 音楽を聴きたいと望めば聞こえるし、
 いい香りがかぎたいと思えばかげる
 っていうんです。」

 なんとも不思議な気分だった。

 その話は極端に言えば死ぬことが 
 楽しみになるような内容だった。
 《中略》
 なんだか突然、自分の死が近いことを
 初めて素直に認める気分になっていった。



阿弥陀さまのこと・・・アミターバ・アミターユス

・アミターバと阿弥陀如来
   死の体験、光との出会い。

「私はどうやら光の強い方へ進んで
 いくようだった。
 ときどき光の中に凝集する三原色が、
 見え、そのたびにそれは死んだ母親に
 なったり、都々逸と格言の好きだった
 父親になったり、
 あるいはすでに亡くなった町内会の人々に
 なったりした。」

    ・・・・・・「アミターバ・無量光明」より・・・

不立文字 (ふりゅうもんじ)
 禅宗では言葉で表現できない境地を重視する。

・死後の世界をイメージする。

最新作
『龍の棲む家』・・・老いがテーマの小説

・「老い」と「認知症」

第1回:11月7日 第2回:11月14日 第3回:11月21日
 第4回:11月28日






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最終更新日  2007年11月29日 15時25分35秒
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