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かつて角松敏生が最もエロくてこわいもの知らずだった頃(?)に出した傑作。一見フツーに東京タワーを歌ってるように聴こえて実は、、、、!という詩は、RCサクセションの「雨上がりの夜空に」であり、あるいはつボイノリオの「怪傑黒頭巾」に通じるそれである。♪「Tokyo Tower君を貫いても~いつもと同じなら~早く教えてくれ~何が愛なのか」と来て、その後で♪「僕のTower今夜も叶わぬ夢をのせて君の中へ」と「TOKYO TOWER」という表現で括ってるモノが何であるかを言うテクニックはお見事であった。ちなみにこれは同時期のLP「GOLD DIGGER」(直訳すると結婚詐欺師、しかし「キ*タマを掴むヒト」とも訳せるタイトルではある)にもテイクを変えて収録されてるが、そこでは日本語に訳すとヤバイ表現が満載のラップが入ってる。幸か不幸かはさておき、英語がわからないワタシにはわからずじまいではあった。
Apr 7, 2005
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久し振りに紹介する近年の作品である。タイトルに釣られてつい買ってしまったんだが、この「肉」という人達のことはあまり知らない。彼らのHPを調べたところ、「三重県鳥羽市で結成した史上最低(こういうジャンルでは「最低」という言葉はいい意味に使われることがフツーである)のハードロックバンド」とのことで、インディーズシーンでは結構人気があるらしい。彼らのライブではこれまた「最低芸人」が売りの(?)江頭2:50とのジョイントも行ったこともあるらしい。このCDを聴く限り、彼らの演奏能力自体は決して低くない。そして江頭はといえば実際の演技力こそ極めて高いものの、フルチン姿とかモーホ芸、障害者芸etc.いかにも「最低」を思わせる芸風を売りにしてる人だったりもする。確かにこれ以上のコラボレーションもないだろう、、と。このCDを買った時、他にもあった彼らのアルバムの帯には「上を見ていりゃきりがないが一番下には肉がいる」というフレーズがあった。江頭にせよこの肉にせよ、自分がわかった上で「最低ぶり」を芸風にしてるってことは想像出来るんだが、なるほど初めから「自分たちは最低です」と言ってしまえば、いかにもわかったフリな論調で実際の実力を語られる危険性はないのだから、精神上楽ではあると思う。「わかってくれる人達にだけわかってもらえたら、あとはバカにされたってエエ」という芸風には特に支持もしなけりゃ否定もしないが、たいていに於いて、現実的にそういう芸風を理解してくれる心温かい人達というのはそんなにいるもんじゃないし、より万人が理解出来うる部分で最低をアピールしつつも「本当は実力者」であることもきちんとアピール出来てないと、そう生きていくのは簡単ではないようにも思う。ちなみにタイトルの「うんこ」という曲なんだが、、確かに下品ではある。が、その割にウケ狙い以上のモノとして伝わってこなかったのは残念だった。もちろんライブで聴いたらその印象も変わるとは思うのだが、、、「ミュージシャン版江頭」以上のインパクトがあって欲しいとは願うところである。
May 22, 2006
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