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上原ひろみの公式ウェブサイトに、彼女の手記が掲載されております。以下、最新版からの引用。スロバキアライブの模様を綴ってます。本番。 マーティン、頑張るからね。いい演奏するからね! こう言った時程、空回りするのが世の常である。 なかなかうまくいかない。 お客さんはとても盛り上がっていたが、本人達が不服のまま、3曲程進む。 こういう事は、珍しくはないし、 最後まで不運にも、このまま終わってしまう事もあるが、 今ここでそれが起きたら、マーティンは立ち直れないであろう。 私が個人的に、この大きな壁がぶち破れなかった理由は、 「盛り上げなきゃ!」という気持ちが大きすぎて、 安全なプレイに出てしまった事が敗因である。 こうすれば盛り上がるという出来レースをしたら、周りは盛り上がっても、 自分は盛り上がれない。 やはり、自分を常に驚かすようなプレイをしてこそ、ミラクルが生まれる。 3曲程した所で吹っ切れて、気合いを入れ直し、 ミュージックスリーピースオーケストラを演奏した。 来た! 何が来たって、ミラクルが来た。 溢れてくるドキドキ感。どんどん音楽が私達を波に乗せていく。 全て終わったとき、ロックコンサート級の歓声が上がった。 マーティンも自信に満ちた顔をしている。 そんな彼の顔を見て、嬉しさとともに、ぐっと涙がこみあげる。 私が彼女の演奏に惹き付けられる理由を彼女自身が書いてくれてます。”アグレッシブでいて美しくて楽しいJazz”ということでしょうか。ジャズの世界もほとんどやりつくされている感が強くて、勿論いろんな演奏者がアドリブを展開するのですが、「そこまでやるか」とうならせるようなフレーズは意外と少ないです。マンネリと言うか・・・・ですから聴く側も演る側も新しい刺激に飢えている。チャレンジし続けている彼女ならその渇望感を満たしてくれそうな気がします。。そんな彼女の生演奏を聴きたい気持ちは募るばかりですが、残念ながら年内のアジアツアーは全て売り切れ。追加公演も完売です。来年は絶対に行きたいぞ。尚、ベースのトニー・グレイのウェブサイトで彼のリーダー作を試聴できます。こちらもかなり来てますよ^^アメリカにはなんぼでもおる/チック・コリア&上原ひろみ/特に何もなかったら今日聴い/Dragon tails/TOKYO JAZZ 2006/東京JAZZ 2006/Jazz Jazzer Jazzest!/音楽の力/、チックコリア&上原ひろみ、GJT/もうすぐ師走/Bill Ware's Vibes with Kazu and special/“東京JAZZ"BS2にて放送
2006年11月27日
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皆様に報告せねばなりますまい。 実は・・・・・ ipod を買いましたあ! パチパチξ\(^。^ ))))) 第五世代の動画が見れる奴です。30G最大7500曲ストック可能。ヤマダ電機から一目散で帰宅した私は、早速PCに "itunes" をインストール。そしてCDをトレイに入れてボタン一発。CDは自動的にitunesへ移行されていきます。 う~ん快適快適。 2時間後、500曲入魂完了。 今度はipod に500曲のデータを移行する番です。で、ipodをUSBに接続。すると、なんと!自動的に同期開始したぞ~。 これは聞きしに勝るユーザビリティだあ。 ほんの数分後、itunes と ipod は寸分後外も無く同期されていました。(当たり前か) そんな簡単な作業で、2日で1500曲入魂完了。 翌朝、命を吹き込まれたハッキンカイロのホイールをまわしながら、いろいろ試してみる。操作性はホントに直感的です。 いろいろ触ってみた中で、私がもっとも使えると感じたのは、シャッフル機能です。 私が音楽を聴くのは主に車の中。運転席と助手席の間のスペースにCDケースがびっしり置かれています。足の踏み場がないくらい。たくさん用意してある割には聞いている曲に偏りがある。 「持ってるけど聴いたことない」 なんてのが多数あります。 今回、シャッフルして聴いてると「なかなかシャレた曲やないか。」というのがありまして、曲名を見ると'N Sync の "Selfish" とあります。「こんなん持ってたっけ??」というのが正直な感想です。全く記憶にない。 そんな感じで発掘した曲が3曲発生しました。気に入った曲はボタンを押して "On-The-Go" に入れておけば再び聴くことが可能です。誰か偉い人が書いてましたが、ipod が売れた最大の要因は 「資産の再活用が可能」 ということらしいです。難しい話はさておき、個人的には どんな名曲が発掘されるのか? とても楽しみです。
2005年12月14日
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ひさしぶりです。こんな緊張感は。1フレーズも聞き逃せないし、見逃せない!食い入るように手元の動きを見つめています。心はドキドキ、顔はニヤケまくりです。"Chick Corea Acoustic Band" のモントリオール2004 JAZZライブおなじみの3人なので息がピッタシなのは当然なのですが、昨日の友は今日の敵(一寸違うか??)『これでどうや!!』といわんばかりのアドリブで闘いを挑んでおります。只今の曲目は"AUTUMN LEAVES"。誰もが知るフレーズに続いて、ピアノのChickが涼しげな顔で流れるよなフレーズを披露し、ベースソロに入ったJohnに挑発的な目線を送りました。John のソロは高音のハイテンションフレーズでもクリアーな16分を奏でています。ああクールやなあ。Dave のドラムソロが始りました。触れるような軽やかです。そしてめちゃタイト。締まりが良すぎて今にも行ってしまいそうです^^Chick の後ろから絡みは軽快で、まるで何かの小動物の鳴き声のようです。来てます。怒涛の如く来まくってます!ご機嫌です^^。現代ジャズ界には、他にキースジャレット、ハービーハンコック、ブラッドメルドなどのピアノトリオがありますが、ここまで息を飲む程、タイトなプレイを展開できるのは彼等が唯一では無いでしょうか?"MORNIMG SPRITE" "On the Green Dolfin Street"と続き最後には"Spain"で締める気だと思われます。今、書棚飾りっぱなしだったターキーをグラスに注いでしまいました。
2005年01月31日
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先日 日本橋馬喰町 BAR JAZZYに行って参りました。JR浅草橋から歩いて約5分。我が親友川崎君の案内で、静まり返ったタオル問屋街を歩きます。「こんなとこにほんまにあるんかいな?」と不安に感じていると”JAZZY”と書かれた白い看板が忽然と表れました。店は地下一階。階段を降りるとコンクリート打ち抜きの壁にステージライトのオレンジの明かりが映えています。また、程よく薄暗い照明が落ち着いた雰囲気を醸し出しています。カウンターの向うには洋酒系を中心にいろんな種類のお酒がストックされています。ステージにはピアノ、ギター、ドラムス、ベースが置いてあり、ライブの無い日には腕自慢たちがセッションを繰り広げるとのことです。 ひげ面の片寄マスターは話し好きで、ブラディマリーの入ったグラスを傾けながら、小生はバーボングラスを片手にジャズ談義には全く花を咲かせず、話したのは大半が音楽と関係のない話です。マスターが昔和泉府中に住んでいたことや、お子さんが岸和田市民病院で生れたことなどを話してくれました。始めて来た店ですが話を聞いて不思議な縁を感じてしまいました。しばらくしてピアニスト川崎の生演奏が始りました。まず、'Someday My Prince Will Come' からスタート。オシャレだけどもブルージーなフレーズが所々に散りばめられ、「黒人の王子様が黒鹿毛の馬に乗ってくるんやろな」という感じです。このへんはとても川崎らしい。。川崎とは高校時代からの付き合いです。20年以上もブルースピアノを弾き続けています。こだわりがあるというかビョーキというか・・小生の釣りと同じですね。 続いてシカゴブルースや見つめていたいなど。全部で7,8曲演ったかな??途中で神戸出身の法政のチーママと森林保護について話し込んでしまいあんまり聴いてましぇんでした。ゴメンな川崎。勘定はとってもリーズナブル。演奏も演奏以外でも楽しめる店だと思います。今度行くときには一曲披露したいと思います。BAR JAZZY の HPは http://homepage1.nifty.com/barjazzy/index.html
2004年06月24日
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いや~ヴィブラホンの生音って心に染みますね~今晩、貝塚コスモスシアターのライブに行ってまいりました。私は昔からジャズ好きでよくライブハウスにいってるんですが、ホールで聴くのは初体験でした。ピアノとヴィブラホンだけのシンプルな構成で、PAなしの本当の生音のみ!ごまかしの利かない真剣勝負ですよね。でもさすがお二人ともプロ中のプロ。ゲイリーさんは伊達にバークレーの副学長を勤めているわけではないということを証明してくれました。特に圧巻だったのは曲名がわからんのですが、ブラジルの歯医者さんが作曲したタンゴの曲で、ゲイリーさんが四本のバチ(?)を高く、しかもとても大きな円を描きながら操り、しなやかに演奏する様は、まるでタンゴの踊り子にも負けない位情熱的な姿でした。また、これも曲名がわからんのですが、ガーシュインが作曲したというピアノ交響曲。小曽根さんは『自分がピアノのパート、ゲイリーさんがオーケストラをやります(笑)』と冗談言うてましたが、これが驚きで、ゲイリーさんはほんまに一人でやってしまいました。小曽根さんによると、ピアノとヴィブラホンは似たような楽器なのであわせるのが非常に難しく、息が合ってないとばらばらで聞けないらしいです。お二人のユニゾンパートを聴くとどっちがどっちか判らんし、果たして二人で弾いてるの?と錯覚するくらいピッタンコです。今晩はほんまにええもん聞かせてもらいました。これで3500円は安いな。感謝!!
2004年06月04日
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