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1) 虐待か否かの判断基準は「 手加減 」しているかどうか ...
これは分かりやすい基準ですね
相手を思いやる余裕があるなら、とことんの虐待ではないそうです。
もちろん、受ける側の 心の状態 もあるという話です。
ですから、体を叩くとか、罵声を浴びせるとか、 現象だけで判断できない ということ。
叩くのがスキンシップになっている場合もあるし、
逆に、お嫁さんが高齢者に「 食べ物に感謝しろ 」と冷蔵庫に貼り紙したら、冷蔵庫に向かってお礼を言って、怯えて食事をしているという高齢者もいたそうです。これは、体を傷つけたり声を出していなくても 虐待(心理的) です。
2) 児童虐待、DV、動物虐待 への法ができてから、法制化に一番難航したのが 高齢者虐待防止法 だということ。この国の高齢者は、動物より後扱いだったそうな
文化の問題も大きいそうです。この国では高齢者虐待は、かつて嫁をいじめた姑が、いじめ返される(親子間、夫婦間でも同じ)という虐待の連鎖の中で、 自業自得 と思われることが多いので法制化しにくかったらしいです。
3) セルフ・ネグレクト について
直訳は「 自虐 」ですが、福祉や医療のサービスを受け入れないで、地域から孤立して不健康に暮らしている人などのこと。「ゴミ屋敷」の住人とか。
今回の 法制化で、ここだけ手つかず だったということを他の研修でも聞きましたが(理由は、法制化したら ホームレス問題 を解決しなければいけなくなるので)、今後どんどん問題が大きくなることが予想されるそうです。
私の仕事の中で 困難ケース は、 セルフ・ネグレクト のケースが多いです。
「 ゴミ屋敷住人
」とか「 生保拒否で飢えるかも
」とか...![]()
こういう方達は、まず 対人関係を結べないという障害 があり、その改善のためには強引な介入も必要だと思うのです。今後、もう少し 介入権限を法制化して欲しい 、と改めて思いました。
3) 物語(ストーリー) を書く
今回の話の中で、とても印象に残ったこと。
虐待を見つけたら、 虐待されている高齢者だけアセスメントしていても解決できない という話。
たとえば最近は、リストラされた息子が親元に帰って、親に対し経済的・心理的虐待を行うケースも増えているようなのですが…
虐待している介護者(家族や施設従事者)にも虐待に陥る背景や理由もあるので、それを取り除かなければならないのです。
「 物語=アセスメント を書きなさい。」 その結果どこが アセスメント できていないか分かる、というお話には" なるほど "と思いました。
そして、次は「 脚本=支援方針 を書きなさい」 、文章に書けば、 つじつま が合っているかいないかすぐ分かり、適切な関わりが分かるそうです。
これは、新鮮な考え方。そして、それは「 料理の手順 」とも同じ、「予測を立てて診療していく 医師が得意な分野 」というのも面白かったです。
相談や調整の際、いつも「 誰と先に話をするか 」「 何から話すか 」「 先にサービスを確保しておくか 」「 いつからサービスを入れるか 」と、いつも手順を考えていますね。
私は、利用者さんが理解しやすいように全体の流れを説明をするようにしていますが、これが物語や脚本ということだということが分かりました。
今回、介護認定の更新で 要支援 になって私の手元に来たケースで、今までの支援に一貫性を感じられなかったり、「 アセスメント不足、モニタリング不足 なのでは?」と疑問に思うケースもあります。
今まで同僚などに「支援は、 生活全体 を考えなければ」と話しても、理解してもらえないこともありました。
今後は「 物語を書こう
」と説明していけますね![]()
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