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2014.07.02
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カテゴリ: 政治


「日本が再び戦争をする国になるようなことは断じてあり得ない」 なんて、どこぞの首相がドヤ顔で言ったらしいけど…。
…片棒を担いだ公明党が 閣議決定全文 を載せ、「歯止めは充分」と能天気に自画自賛をしてるけど…。

「こうした問題意識の下に」以下の段落に曰く
・「我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し」
・「国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合」

だそうで…、つまり
「我が国と密接な関係にある他国」がけし掛けたら相手国から反撃を喰らって戦闘状態になり、
当然『密接な関係』なので日本の経済活動に影響が出て「国民の幸福追求の権利が根底から覆される」状況になり、
軍事マターなので、その解決のために(必要最小限度に)「実力を行使する」という話は……、
…ま、近々にありそうやね(爆)。

具体的には、今であれば「イラク」とか「ロシア」が相手でしょうか?
イラクの場合は、距離的に米国と日本とでそこまで差はないという気もしますから、日本が防波堤になるかどうかはわかりませんが、
ロシアの場合は、中曽根元首相の「不沈空母」発言宜しく、隣国ロシアとの戦闘時の『盾』として米国に日本が利用されることも充分考えられます。

そうでなくとも 「それでも、日本人は「戦争」を選んだ」 という本の 感想文 にもありますが、戦端を開く論理的根拠があれば、ちょっとしたボタンの掛け違いで、戦争になることは、ごく普通にある訳で…。


因みに、 リムパックで日米と合同軍事演習をしている中国 でも、以下の意見が人民日報に載せられたようです。曰く
===
最後に、「戦う勇気を持ってこそ和解できる」である。中国は軍備を増強し、世界の人々に「相手が侵さなければ自分も相手を侵さず、相手が自分を侵せば自分も必ず相手を侵す」ということをはっきりと知らしめる必要がある。中国は争い事を起こさないが、争うことは怖くない。他国が中国の玄関で問題を起こすことを、決して許してはならない。
===
何でどこぞの首相は「日本が再び戦争をする国になるようなことは断じてあり得ない」とかドヤ顔で言えたんかねぇ?


PS. 騙すと言えば、中国の新華社に、例の 新宿の集団的自衛権解禁への焼身自殺を図っての抗議に関して、日本の主要メディアがだんまりを決め込んだ件を揶揄されました 。主張の是非は兎も角、 諌死 という言葉のある日本国において、この事象を軽んじて無視するということは、最早「ここは日本ではない」ということを意味するような気が、正直私はしてならんのですよ。





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Last updated  2014.07.02 22:11:39
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