妻と歩いた足跡とその後の熟年生活

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2005年01月24日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
・明け方、母親の夢を見た。実家で風呂に入って、薪を追加してくれる母と何かを話したような夢だった。近頃時々母親の夢を見る。これまでは殆ど見なかったのに妻が天国へいって、四十九日も済んでから見る回数が増えたようだ。
 結婚するとき、母は自分に「本籍地はこちらに残しておいてくれよ」と頼んだ。
結婚しても住所はずっと同じ所にいることは予想もできなかったから、本籍地を田舎に置いておくことは、結果として間違っていなかった選択だった。
姉にこのことを話したら、「息子を他所に出すのは寂しかったからそう言ったのではないか」という。妻がいなくなり、息子が結婚のため家を出るようになるとやはり寂しさが分かる。母親のせめて戸籍なりとこちらに残しておいて欲しいとの気持が痛いようにわかる年頃になったということでもあろうか。そこが分かる姉はやはり年の功であると感心する。
 妻の亡き後の手続きの面倒さを見ている息子は、結婚を機会に本籍地をこちらに移そうかという。自分は母親と約束したから移さないが、息子は好きにしたらといっておいた。そんなことが母親に聞こえて、夢に出てきたのだろうか。
 夢では、実家のいつもの場所で寝ている夢も見たが、寝るときには南枕で寝ていた。そこで目が覚めたとき、一瞬何処にいま寝ているか分からなかった。自分はどの方角に頭をおいているのかが、判断できなかった。
しばらくして、ここでは東枕に寝ているはずだから、右側が押し入れ、左側が・・・・・と薄暗い光の中で場所の確認をしてようやく今の自分の位置がはっきりして、目が覚めた。寝ている方角が無意識のうちに頭のなかに入っていることなど始めての経験である。
もしかして、妻が寝つきが悪かったのは育ったときの寝る方角と最近の寝る方角が違っていたのではと思ったりする。案外人間はそんなことにデリケートに影響するのかもしれない。





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最終更新日  2005年01月24日 20時44分26秒
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