ユニバーサル映画・Rayを観てから、家に帰ってきました。rayと聞くと、「光線」と思いますが、Rayは(英語圏の)男性の名前です。Raymondの略で、そう呼ぶこともあるみたいですね。 歌手で去年亡くなった、レイちゃーるずさんの生涯を題材にした映画です。事実の描写の連続というのが、映画・血と骨を思い出させるような感じでした。美しい日本語で言えば、「人間らしさにあふれている人」俗っぽく言えば、「胡散臭い人間に胡散臭い人間が取り巻いて、ビジネスをしている様を描いている」。ショービジネスの世界ですから、キレイ事では済まされないんだなぁと、溜息が出そうでした。楽曲は、賛美歌の歌詞を変えたものだったり、名曲を真似したようなものもあったりして、一瞬「エッ?」と思いますし、私生活も芸能人らしいと言えば、そうなのかもしれません。レコード、CDが売れて、公演もたくさんやって(日本にも行ったと説明がありませした)、大邸宅も手に入れて、大成功したバンドマン人生ですが、私は、こういう人は遠慮したいと思いました。やっぱり普通ではないというか。映画の副題(キャッチコピーか?)が、The extraordinary life of Ray Charles Robinson っていうだけあって、内容は予想以上にすごかったです。 でも、最初から最後まで心のなかで泣きました。152分の長時間映画なのですが、アッという間に、すぐに終わってしまった感じですし、眠くならなかったし、大感動というワケではないけど、感動します(爆)。 レイさんの役、主演しているのは、トムくるーず主演の映画・こらてらるで、タクシーの運転者役をやっていた、じぇいみーフォックスさんです。目とかが可愛い(と言ったら失礼か?)、素敵な人ですよね。もともと俳優さんではないらしいのですが、Rayでは、出ずっぱりで熱演です。 レイさんが黒人だから、キャストのほとんどは黒人なので、英語も黒人発音。黒人の英語は下品ですが、音を聴いていると癒されるので、大好きなんです。だから、とても楽しかったです。 レイさんの曲が好きな人には、おすすめの映画です。たくさん曲が流れるし、どういう経緯をたどって曲が誕生したかも少し分かるので、観ると面白いのではないでしょうか。 私は、レイさんはテレビで少し見たことがあるくらいで、名前は聞いたことがあるけれど、レコードやCDは持っていないし、曲も全然知らないと言っていいくらいで、よく分からないので(爆)、こういう人がいたのかぁ、と今になって知ったような感じです。レコード会社を移籍してから、日本では、かなり知られるようになったのではないでしょうか。先ほど書いたように、怪しくとも、自分の感性と感情を貫き、生き抜いたことに価値があると、この映画では言いたいのかなぁ、と。レイさん本人も、そのまわりにいる人々もかなりオジサンで、ドロドロしているのです。決して美化しない、けれど、それがスターの生き様なのです。そのくらい、ドロドロしていて、最高で最低に生きるのだ!それが芸能人の真の姿なのだ!と観客に教えているような気がしました。もう、こんなのこりごりだ!って観ていて思いますよ。芸能人らしく生きた芸能人が成功するのだと分かりました。そういうの最近嫌になりつつあるんですけどね。真実だから仕方ない。 いつもだいたいドルビー音響の映画を観るのですが、今日はdtsで、いつもより大音響でした。観客は約200人入る部屋に20人くらいいて、男性が一人で来ているケースが多かったです。英語が分かる男性リアクション王(爆)が一人いて、その人の反応が面白かったです。「おおおぉぉぉ」とか一人で言っている箇所に、なんとなく共感できました。