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○善3階の筆記具売り場に到着した私は、カウンターにいた担当のHさんに駆け寄った。「Hさん、実は・・・」矢継ぎ早に経緯経過を話した。Hさんは真っ二つに割れた悲惨なFOREVERを見て驚きつつも、「大丈夫ですよ。以前もご説明したとおり、 DELTAの限定品は、メーカーの修理体制がきちんとしているから、 ペン先さえ無事であれば、必ず修理してもらえるから。 以前にも、これよりももっと酷い状態でも無料で修理して 貰えたから、この状態なら無料で修理して貰えるはずですよ。」そう慰められ、なんとか立ち直れそうな気がした。DELTAの限定品の場合、限定番号が刻印されているパーツが販売されたものの他、予備として3つほどメーカーで保管しているらしい。つまり、FOREVERの場合は、胴軸に限定番号が刻印されているので、私の手元にある1本、それから、DELTAで3本の胴軸が保管されていることになる。そのため、価格も他の商品に比べて高額になるそうだ。そう考えると、126,000円という価格も納得できる。おまけに商品に同封されているユーザー登録書を送ると、購入した年から10年間、ステキなオリジナルXmasカードも届くそうだ。そして、次に修理期間。これはイタリアのメーカーらしく3ヶ月から半年かかるらしい。「イタリアだもんね。イタリア・・・イタリア・・・」と半ば暗示のように自分に言い聞かせた。あれから、4ヵ月半、Hさんから先週末、電話が来た。「FOREVER ようやく帰ってきました。ですが・・・。」Hさんの声は急に低いトーンになった。 ~つづく~
2005/05/30
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今日は朝から外回り。大通で数箇所、銀行に立ち寄り、地下鉄で西11丁目へ。プライベートなことでお世話になった友人の事務所を訪ねたところ、出廷中だったので、お礼の品だけ事務員さんに預けてきた。時計を見ると11時ちょっと前。まだ余裕がある。久々に大通西14丁目の石渡紅茶(http://www.ishiwata-tea.com/)へ。店内に入ると、どうやら私が一番客。メニューのトップには、『2005年ファーストフラッシュ・ダージリン』迷うことなく決定!ついでにスコーン付き。こんなとき待っている間が、また楽しい。店内にはゆったりとした曲が流れていたが、私はひとりワクワクしてハイテンポだった。待ちに待ったファーストフラッシュ。水色は淡く、透明感のある褐色。香りは・・・中国茶づいてる私は、恥らうこともなく、つい、いつものクセでカップに鼻を近付け、目をつぶり、静かに、そして、大きく息を吸った。香りは、若く、淡く、柔らかく、清々しく、まさしく清香(チンシャン)。脳裏には、『春の草原を吹き抜ける風』が浮かんだ。鼻呼吸を繰り返し、充分に香りを愉しんだ。さて、お味は・・・と思った瞬間、携帯が鳴ってしまった。悪いことはできないもの。上司からの電話だった。出ようか、どうしようか迷って、結局、出なかった。電話の内容は想像できたし、急用じゃないだろうし、出たら、店内の音楽が聴こえてしまうので・・・。ゆったりと紅茶を愉しむつもりが、結局、急いで飲むことに。。。と思ったけど、飲み終わってみると結構な時間だった。そう肝心なお味は、軽やかで、あっさりとして、清々しく、それでいて、深みのある、とても美味しいファーストフラッシュだった。こんな風に美味しく淹れられるかどうか分からないけれど、30g購入。また一つ、週末の愉しみが増えた。※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※品名 2005年ファーストフラッシュ・ダージリン茶園名 ノースタクバル浸出時間 5分原産国 インド価格 630円(10g、4Cup) ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
2005/05/27
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舞台から飛び降りた2日後の朝。FOREVERは事務所の机から飛び降りた。正確に言うと、落下した。昨年末に買ったばかりの2本用ペンケースに入ったままだったので、私は大して気にも留めなかった。手帳を開き、予定を書き込もうとペンケースからFOREVERを取り出すと胴軸が真っ二つに割れていた。。。すぐには目の前の現実を受け止めることができず、頭の中は真っ白。実際は数秒だったと思うけれど、私にはとても長く感じた。今まで誰にも言わなかったけれど、本当は泣きそうだった。その日の午後、外回りの途中、無残な姿のFOREVERを持って○善に駆け込んだ。 ~つづく~
2005/05/23
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いつもよりも熱い湯船に入ったせいか交感神経から副交感神経へスイッチが切り替わらない。久々にナイトキャップ。『エゴン・ミューラー・リースニングQ.b.A 2001』 私のお気に入りの白。今夜はロックで飲もう!おつまみはイソフラボンたっぷりの『ふじっこ 煎り黒豆』 ナイトキャップにおつまみ???まぁ、いいか。。。
2005/05/19
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遠い記憶を遡っていくと、小学生の頃の私にとって『カメラ』 『懐中時計』 そして、『万年筆』は憧れのアイテムだった。『大人の証』『大人の持ち物』そんなイメージを抱いていた。それから、四半世紀。昨年末、友人から借りた雑誌『趣味の文具箱vol.1』 趣味の文具箱(vol.1) 文房具を愛し、人生を楽しむ本。この本に出会って、とうとう火がついてしまった。。。「万年筆を買おう!」そう決意した私は、その日からネットで運命の出会いを求め、『万年筆』と名のつくサイトはことごとく訪問した。そうして、巡り会ったのがデルタ 風間杜夫オリジナル万年筆 “フォーエバー”(永遠) 昨年3月に放送された「世界ウルルン滞在記」で俳優の風間杜夫さんがイタリアのDELTA社で作ったオリジナル万年筆。万年筆愛好家の風間さんが、お嬢さんのためにデザインしたものだった。早速、○善へ赴き、店頭にはなかったので、東京から取り寄せてもらうことにした。2005年1月11日、万年筆を手に取り、相性を確認。女性向けにデザインされたものであるせいか、他のものよりも少し小ぶりで、手があまり大きくない私には丁度よかった。ペン先は憧れのB(極太)。極太の万年筆でサラサラと文字を書く大人になりたいと思っていた私は、その書き味に感動した。今まで使ったことのある万年筆(1万円程度)とは比べものにならなかった。筆圧が高かった私はペン先を痛めるのでは?と気になっていたが、そんな心配など無用だった。肩の力も手の力も抜けてリラックスしてペン先を走らせることができた。そして、私はとうとう清水の舞台から飛び降りた。オーバーな表現かもしれないが。。。この万年筆、番組の放送日3月28日にちなんで全世界に328本しかない限定品。限定品=高価とは限らないが、私にとっては、高嶺の花。勇気というか、思い切りが必要だった。あれから4ヶ月、私のFOREVERはイタリアにいる。~つづく~
2005/05/18
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癒裸(ユラ)☆さんが綴る素敵な写真と詩 何がと問われると分からないけれど 何となくいいhttp://plaza.rakuten.co.jp/elzevir/diary/200505160000/
2005/05/17
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毎日流れゆく街の景色、手をつないで歩く親子の後姿はほのぼのしたワンシーンの定番。でも、ここ数年、いえ、もっと前から、このワンシーンを見るたびに私は不安に駆られる。子供のころ、母と並んで歩くと母は必ずこう言った。「危ないから車道側を歩いちゃダメ。」そして、「いつ車が突っ込んでくるか分からないんだから、こっち(建物側)へいらっしゃい。」そう言って、母は私を庇うように車道側を歩いていた。そんな風に育った私は、それが当たり前のことだと思っていた。いま、街中の親子を見ると車道側を歩いている子どもが実に多い。今の時代、危険は必ずしも車道から来るとは限らないが、こんな風に身を挺して子どもを守る人の子になれたことを感謝している。母はいまだに車道側を歩く。
2005/05/17
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『課外授業ようこそ先輩』~宮本亜門編~各界の著名人が自分の母校で行う課外授業。いかにもNHKって感じだけれど、ついつい見てしまう。この回は、演出家の宮本亜門さん。授業のテーマは『想像力』想像力が人を思う気持ちに繋がると考え、童話『赤ずきん』を題材に登場人物の人物像を具体的に想像する授業が始まった。しかし、子ども達は具体的な人物像を想像することは殆んどできなかった。そこで、次に亜門さんは、戦争犠牲者マリアという少女の手記をもとにマリア兵隊に背中を打たれて死んだマリアのお母さん兵隊に打たれて怪我をした少年少年を打った兵隊のいずれかを主人公にしてお話を作ることをテーマにした。マリアの手記はとても短く、事実だけしか書かれておらず、感情を表す言葉は書かれていなかった。しかし、子ども達は『赤ずきん』の時には見られなかった想像力を見せた。背中を打たれても走り続け、僅かな荷物をマリアに託し、「逃げなさい!」と言って倒れて死んだ母の思い母を置いて逃げ続け、その途中で少年を助けたマリアの思い助けられた少年の思い戦争で命の大切さに無反応になってしまった兵士の思いそれぞれの立場から様々な思いが想像された。亜門さんの子ども達への思いは伝わったようだった。そして、「僕はこの手で1匹動物を殺したことがある」と最後に亜門さんは告白した。現在沖縄に住んでいる亜門さん。沖縄の友達が自分達で食べるために育てているヤギを、亜門さんに殺すよう促した。そのヤギはとても可愛らしく、亜門さんは全身を震わせ様々な思いで葛藤した。そんな亜門さんに友達は大きなナイフを渡して告げた。このヤギは食べるために育ててきて、今日その日を迎えたこと。殺すときはヤギが苦しまないように一発で仕留めなければならないこと。仕留めるときは、ちゃんとヤギの目を見てしっかり最期を看取ること。そして、完全に息絶えるまで、しっかり抱きしめてやること。私はその時、以前聞いた菩提寺の方丈さんのお説教を思い出した。食事の前の「いただきます!」は、「たくさんの命を頂きます」の意。そして、食事の後の「ごちそうさまでした」は、「たくさんの命を頂いて生きながらえることができました。ありがとうございます」という感謝の意が込められていること。私たち人間は、お米や野菜の命、牛や鳥や豚や魚たちの命を頂いて生きながらえている。多くの命に支えられて、私たちは生かされている。そのことに感謝しなければならない。昔々は、農作物は自給自足、そして、亜門さんのお友達のように、自分達で動物を育て屠殺して食べていた。その頃はきっとみんな命を頂いているという感謝の気持ちがあったはず。でも今はスーパーに行ってお金さえ払えば、多くの命を買える。お肉もお野菜もみんなパック詰めされて、命を買っているという認識すらない。パック詰めされる前、このたくさんの命がどのように生まれ、どのように育ち、そして、どのように命を絶たれたのか、たぶん私たちは想像すらしない。『飽食の時代』と言われ早数十年、人間のためにその命があると当然のように考えるのは、あまりに傲慢では?大切な命を頂いて生かされていることに感謝することができれば、きっと食べ物を粗末にする人などいなくなると思う。そして、たくさんの命に支えられ生かされている全ての命を大切にすることができるのではないかと思う。
2005/05/13
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昨晩、暫らくぶりにアニマルキャッチャーを仕掛けた。葵ちゃんの子(野良子猫5兄妹の次の出産で生まれた子)たちが、暖かくなったせいかチラホラと我が家に訪れるようになったからだ。アニマルキャッチャーを仕掛けるとき、いつも複雑な心境になる。これ以上、安住の地のない不幸な猫を増やさないために・・・そう思って母と二人始めたことだけれど、本当にこんなことをしていいのか?私達に彼らの子孫を絶やす権限があるのだろうか?もし、自分がいきなりオリに入れられて、知らないうちに子宮を摘出されたら・・・そう思うと胸が張り裂けそうになる。ごめんねごめんねいつも謝りながら、彼、そして、彼女らを病院へ連れて行く。昨晩、ティーちゃんが引っ掛かった。よく見ると、ほんの少しお腹が膨らんでいるような気がする。どうか妊娠していませんように・・・そう祈りながら、母に託した。そして、今、母からメールが届いた。「ティーちゃん、やっぱり妊娠していた。」ごめんなさいごめんなさいどんなに繰り返してもどうにもならないけどただ謝ることしかできないどんなことをしても償うことはできないこんなことはもう止めるべきなのか
2005/05/11
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野良子猫たちの日記は、訳あってお休みしておりました。お休みしていた間、色々なことがあり、事実も、私が感じたことも、言葉にすることさえ辛く、どうしても書く気持ちになれませんでした。これまでの経緯経過は、やはり、まだ書く気持ちになれませんが、現時点での猫たちのことを少しだけ書きたいと思います。野良子猫5兄妹のうち、大ちゃん(♂)、青っち(♂)、シロちゃん(♀)、シーマちゃん(♀)の4兄妹は、現在、私の部屋にいます。そう、野良じゃなくなったんです。何故、私の部屋にいるのかは、また、気持ちの整理がついてから改めて書きたいと思っています。彼らは、毎日、ケージの中でプロレスごっこをしたり、砂の中から硬くなったウンチくんを探し出し、アメフトと言うべきか、バスケットボールというべきか、とにかく皆でパスして遊んでいます。これまで、外で自由にのびのびと遊び回っていた彼らをこんな狭いケージの中で過ごさせていることを思うと、本当に胸が痛みます。早く冷暖房完備の猫ハウスを建ててあげたいと思う今日この頃です。※ 写真は左から、シーマちゃん、大ちゃん、青っち
2005/05/11
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「ただいまぁー」玄関ドアを開けると、いつも通り、レオのお迎え。コートを脱ぎながら、玄関ホールのキャラちゃんにも、リビングのチョビにも「ただいまぁー!」の挨拶。ドアを開けた瞬間から、ひたすらワンワンワンワン!レオは外にまで響くような声で、私の足にまとわりつく。私が帰宅したことの喜びもあるのだろうが、何のことはない、お留守番のご褒美が嬉しいのだ。ご褒美の手作りささみジャーキーが入っている引き出しの前に先回りしてお座りしているレオ。「いい子にしてた?」と私の問いに、ハイテンションでひたすら鳴き続ける。「はぁーい、じゃぁ、ご褒美ね。」いつもなら、ジャーキーを貰い、お気に入りのお座布団の上で、アッという間に食べ終わってしまう。ところが、今日はいつもとチョット違った。そう、引き出しの中にあるはずのジャーキーがなかった。鳴きながら、引き出しの中を覗き込むレオの声がピタリと止まった。彼は明らかに絶句していた。そして、空っぽの引き出しを見つめ、数秒間、彼は固まっていた。私の顔を見上げ、ウルウルした瞳で、「どうして?どうして僕のジャーキーがないの?」悲壮な声を上げた(吠えた)。彼には申し訳ないが、私は思いきり笑った。絶句する犬なんて初めてだもの。
2005/05/10
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