青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2021年09月22日
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カテゴリ: ギターリぺアー
◆TAKOMA DMS-7 ボディトップ割れ補修です
ギターオーナー様は、Yossy様です
 TAKOMA  ER19CGと同時にお持ち頂きました
 弦とピックアップシステムを事前に外してお持ち頂きましたので、音出し確認が出来ないのが
 少し残念です、どんな音が出るのでしょうか?興味津々です

◆画像から確認して行きます

●印象的なブリッジとピックガードですが、オリジナリティの有るピックガードのデザインは
 機能も考える必要が有りますので、各メーカー苦心されてると思います

●こちらは手書きでは無くプリンターが使われてます

●印象的なヘッドです



●ブックマッチセンターの右側にクラックが発生してますが、良質なソリッドボディの宿命と
 考えて下さい
 トップのクラックは音質に悪影響は経験上無いと思いますのでご安心下さい
 実際に、クラックが入ったのは約2年前とお聞きしてますが、その間音に変化を感じないのが
 その根拠ですが、長期間放置する事は良く有りません、虫歯を放置する事と同じです



●外が暗くなって来ましたので内部からライトを照らすと、僅かに光が直接洩れて来ます

●クラックの中心が僅かに盛り上がってます

●クラックのセンターを抑え込んでおきますが、時間が経過してますので完全に戻す事は厳しいです

◆リペアを確認して行きます

●クラックにニカワを流し込んで行き、両側からサイド材にダメージが出ないギリギリのトルクで
 クラックの隙間を近づけますが、断面の乾燥が進んで縮んでいますので、隙間無く付ける事は

 クランプと専用のゴムを使って固定を待ちます


●ブレーシング間にパッチ補強をして行きます
 ガリガリ君の棒では有りません、エゾ松です4辺を面取りしないと見栄え?
 【ミラーを差し込まないと見えませんが】宜しく有りませんので

●タコマはサウンドホール径が小さいので腕が入りませんので、特殊工具を使ってクラックのセンターに


●ボディの内と外から強力磁石を使って密着させるのと、センターに来ているか確認をします

●最終的にボディクランプを使ってパッチの固定を待ちます


●2か所目のパッチです
 この位置は何とか手が届きます


●トップを押さえながらパッチを固定して行きます

◆パッチの固定されましたら、パッチの周囲にニカワを塗って更に補強をします
 パッチの周囲にニカワを塗るテクニックは、プロのスパニッシュギター奏者ご用達の
 工房の工法を参考にしてます
 トップがラッカー仕上げではないので、特殊オイルフィニッシュ材でクラックのセンターを
 ピンポイントで仕上げます

◆ノックテストの違和感の有る反響音のチェックをして行きます

●Xブレーシングの6弦側に、スクレーパーが僅かに入る隙間がやはり有りました
 放置しますとどんどん広がって、異音の原因に成りますので接着固定します


●更にチェックして行きますと、サウンドホール際のXブレーシングにも剥離箇所が有りました


●幸いにも2カ所同時にクランプが掛けられましたので時間短縮になります


●クランプを掛けた内部の画像です


●クラックの隙間には【XOTIC OIL GEL】を使います


to be





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最終更新日  2023年02月12日 21時20分55秒
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