青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

青春のギターリペア  K2ギターファクトリー

2023年01月08日
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カテゴリ: ギターリぺアー
◆CRAFTER  サーキット交換リペアです
 ギターオーナー様は、Kano様です
 名機500円ギターのサブとして時々使っているのですが、先日の山武市の【シーブリーズ】さんの
 ライブで、アンプの音量を上げても出力が小さく、使えなかったと言う事でお持ち頂きました

◆画像から確認して行きます

●CRAFTERでセミフォロータイプのエレアコは初めて見ました
 ゴダンを意識している様な感じです
 ボディサイズも使い易く、薄いボディで弾き易いので、Kano様のお気に入りギターで
 有る事が伝わって来ますので、何とか再生してして行きます




◆リペア開始して行きます

●アンダーサドルタイプは原因が数種類有り、正確に原因を特定する事から始めます
 一番の基本は電池残量のチェックで、電池は新品で賞味期限内で有る事を確認しました
●アンダーサドルピエゾをチェックしましたら、感度不良で間違い無くピエゾ不良は確定しました


●プリアンプを外して、工房のピエゾをジャックに差し込むと、子気味良い反応が
 帰って来ますのでピエゾを交換すれば簡単に解決すると思ってました
 ここまではです、この先ドツボに嵌まる事は想像してませんでした


●リード用の紐をピエゾに貼り付けて交換します


●ジャックのユニットを外しますと、9V電池の液漏れした様な形跡が有りました


●電池ボックス内のミニ基盤の特に電池用のケーブルのハンダ付けに違和感が有りましたので
 ハンダを付け直しておきます





●アンダーサドルピエゾとサドルを交換して、サドルの取付に問題が無い事は確認しましたが
 音出しした数分間は正常に音が出るのですが、急に音が小さくなり更に歪んで来ます
  厚さ調整用のピンクのスペーサーが差し込んで有りますが、このギターのサドルの厚みは
 3.5mm必要で、現時点ではピエゾの不良が確定してませんので、3.00mm厚の標準的な
 厚みのサドルを使ってテストしている段階です。ピエゾの不良が確定しましたら、改めて



●最も有って欲しくないプリアンプの不良も確定しました
 基盤は2枚に分かれてまして、画像の基盤はギターを上から見ると下側の基盤です
 推測でしか有りませんが、プリアンプが取り付けられている位置から、ライブ中の汗❣ 
 で有ろうと思われます。
 液晶も無反応、チューサー作動せず、LEDも点灯しないので、汗がプリアンプ内に入り込ん
 基盤不良になったと思われます


●これが上部の基盤です
 恐らく最初の数分間だけ通信が正常に流れているのだと思います
 この状態ですとギブアップと言うか、プリアンプの交換が必要になります
 LRバックス製ですが、価格はおろか入手先も判りません。
 解決方法は数種類有りますので、ご相談させて頂きたいと思います。

【考えられる解決方法】
①購入後の保証期間内でしたら、修理or返品をお願いする
②アンダーサドルピエゾにボリームを接続して使う【弦アース接続でご相談が有ります】
③ゴダン仕様に改造する【ピックアップを取付けてエレキ方式のサーキットを組む】
④このまま使う【と言ってもライブでは無理ですし、サウンドホールが有りませんので
        エレキを生で使う状態に成ります】
⑤その他


🌻ご提案②が最もローコストで確実にギターを復活させる方法です

●プリアンプに接続するピンからクリップでジャックに接続して音出しテストをしますと
 問題無く音が出ます。アンダーサドル出力ですから、音質は変わらずライブでも充分使える
 ギターで有る事は間違い無いです
 この状態でも良いのですが、ボリューム調整が出来た方が使い勝手が良いと思います


●弦アースの取り方のご説明です
 弦アースを付け無いとノイズが気になります。プリアンプですとアンプ内にアースのシステムが
 組込んで有りますので不要ですが、プリアンプを使わないのでアースを新設する必要が有ります


●最も簡単な方法は、弦を差し込むブリッジの段差を無くして、そこに銅板を貼り付けて
 銅板の右下からギター内部にアース線をハンダ付けして、ジャックに接続すれば
 確実にノイズ対策になります。
 外観も派手に損なう事も最小限で留める事が出来ます。

👆この方法でリペアする事が決まりました

◆オリジナルのプリアンプを使わない事が決まりましたので、ダメ元で基盤クリナーを使って
 見ます。私はとことん粘るタイプです

●クリーニング前

●クリーニング後
 結果は20分位は正常でしたので、これでOKかもと思った矢先、いきなり音が歪んで来ました
 ②のご提案方法でリペアする事に決定しました。諦めは悪いのですが、切替は早いです


●仕上がりのイメージです
 弦アースの取り方は、配線をして行く中で変更になるかもしれません


●ボリュームノブ以外は外観を変え無い前提で、サーキットを先に組んでおきます

🌻電池ボックスを最大限利用してサーキットを組んで有ります。
 コントロールポットをプリアンプの位置と言う、アイディアも勿論有りますが、汗が原因で
 今回のトラブルが発生した以上、同じ位置にサーキットを組むのは如何な物かと判断したのと
 プリアンプの位置にポットを付けますと必然的に配線が長くなります。
 また、プリアンプを外してポット取付用のカバーを作製しますと、収まりが宜しく無いですね
 構造はシンラインと同じですから配線が長ければノイズを拾うリスクも高くなりますので、
 Godin のモデルをイメージしてコントロールポットを画像の位置に決定しました

◆サーキットを組込んで行きます

●プリアンプ部の配線は一切繋がってませんので、取付穴を隠す飾りになります


●ブリッジ下にセンターブロックが入っているために、最初のアイディアではアース線の
 取り回しに無理が有るために、試行錯の結果、弦アースはこの様に取りました
 極力目立たない様にアース線を入れて有ります
 0.5mmのスペーサーは結果的にアース線を通すスペースになりました。


●サーキット組んでいる際に、トーンポットが有った方が収まりが良いので
 トーンポットを増設する事にしました。
 仕上がりはこの画像の通りになります



●サーキットを組込みました

◆セッティングを確認します

●6E/12Fは、驚きの1.80mmです


●1E/12Fは、1.50mmで、正に究極の弾き易さです
 1E弦は1.50mmを下回ると、殆どのポジションでフレットに接触します

🌻使用する弦にお願いが有ります

●通常の010〜のエキストラ・ライトゲージですと、サドルをおっぺす力が弱く
 アンダーサドルピエゾに掛かる圧が弱いため、0.11~のカスタム・ライトゲージを
 使って頂きたいのですが、011~ですと太過ぎるので有りましたら、アリアの
 011~から始まるエキストラ・ライトゲージを使って下さい
 この弦はダダリオ等のカスタムライト弦とは弦の太さの組合せが微妙に違っている
 珍しいセットです。


●ヘッドストックの仕上がりです


●ネックは完全ストレートですから、この弦高でも問題無く弾く事が出来ます


●リペアの完了です
 コントロールノブがこの位置でしたら、やはりV&Tの2個の方が見栄えが宜しいですね

🌻弾き易さは最高ですが、構造上アコギとセミフォローボディのエレキとの中間って感じです
 Kanoさんはテレキャスをライブでお使いになられてますので、アコギとの使い分けは自由自在
 と思いますので、究極の弾き易さをご堪能して下さい。


🌻K2ギターファクトリー
  千葉県八街市 八街 に-67-3 
   代表 加藤 和久
   ☏ O8O-5376-O998       
   ⁂お車6台分の駐車場をご用意しております





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最終更新日  2023年02月08日 07時17分48秒
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