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(先週木曜日の続きです)という訳で、「WATER WAYS FLOW BACKWARD AGAIN」という矢野顕子さんの曲をテーマに、約10週に渡って記事を書いてみました。如何だったでしょうか。私自身、この曲がこんな長きに渡って、色々な楽器編成で演奏され続けている事に驚き、かつ嬉しく思いました。十何年か振りに思いがけず村冶佳織さんのコンサートで、しかも渡辺香津美さんとのデュエットでこの曲を聴いた時、久しぶりに古い友人にバッタリ出会った様な、そんな気がしました。この出来事が、この記事を書き始める、そもそものきっかけになった訳ですが、他にも、この記事を書くにあたって、背中を押してくれた「人との出会い」や「出来事」が有りました。この場を借りまして、厚くお礼を申し上げたいと思います。今回、この記事を書いている中で、新しい発見も色々有りました。私自身の「音楽を観聴きする範囲」がますます広がり、「音楽」というものに対する興味が増しました。今後も私が「良い」と感じる音楽を探し続け、聴き続けていきたいと思います。今、『この曲にこだわって記事を書いてみて、本当によかった』と、しみじみ思っています(単なる自己満足ですが)。とりあえず今回を持ちまして、本表題での記事は「一段落」とさせて頂きます。皆さん、お付き合い下さり本当にありがとうございました。来週木曜日からは、また別の表題で、私が好きで興味の有る「吹奏楽以外」の音楽の事について、書いてみたいと思います。お付き合い下されば、幸いです(今まで「号外」で書いていた「クラシック音楽」の事なんてどうかな? とも思っています)。来週も、ぜひよろしくお願いします。・武満徹・響きの海-室内楽全集(2)(このCDに、武満徹さんの「WATER WAYS」という曲が収録されています。この曲が、矢野顕子さんが「WATER WAYS FLOW BACKWARD AGAIN」を作曲するきっかけになった曲、という説が有るらしいんですが、ご存知の方いらっしゃいますか?)
2006.06.15
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本記事の題名を繰り返す形になって、恐縮ですが・・・「井崎正浩」さん、という名前の指揮者を、ご存じでしょうか。マネジメント会社から発表されている、プロフィールはこちらです。公式HPに載っているプロフィールの方が、もう少し詳しいでしょうか。(済みません、ケータイからは見れないかも、ご了承願います)“公式HPのプロフィール”の方に紹介されていますが・・・私は、井崎正浩さん、というと、“国内の多くのアマチュアオーケストラを指導・指揮されている方”というイメージがあります。なぜかというと・・・ 十年以上前、一年間程度という僅かな期間ですが・・・井崎先生が指揮をされていた“某”アマオケに、私こと、所属していた事があるから、なんです(先ほど調べたところでは、井崎先生、その“某”アマオケの指揮を今も続けられている様です)。その“一年程度”という僅かな期間に、私が井崎先生に抱いた印象は、この様なものでした。『音楽には妥協しない一方、しかし、キチンとアマオケの“レベル”に合わせた、非常に的確な指導をされる方』『とても綺麗で、分かりやすい棒を振る方』『決して偉ぶらず、驕らず、とても気さくで親しみやすい方』“26歳からアマオケの指導を始め、プロデビューは35歳の時”という経歴が、そんな“音楽的なレベルは高いが、オケを見る眼はとても柔軟”という姿勢につながったのかも知れません。また・・・そんな、“音楽に対する高い志”と“親しみやすい雰囲気”が、35歳の時の「ブダペスト国際指揮者コンクール優勝」、という成果をもたらしたのかも知れません。改めてプロフィールに目を通すと、プロデビュー後、国内プロオケを振る機会は何度もあった様なのですが・・・私は今まで、それらの演奏を観聴きする機会には恵まれませんでした。(ある時、読響を振った時の模様が、日本テレビ系の“深夜の音楽会”で放送される、という情報を入手したのですが、それも見忘れてしまい・・・)なので、いつか、『井崎先生が振るプロオケの演奏会にいってみたい』と、思っていたのですが・・・先日、それを果たす事ができました。(“後編”に続きます。UPは、一応、今週水曜日あたりを予定・・・)
2009.11.29
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