大人な時間 2幕目

大人な時間 2幕目

2021.10.04
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カテゴリ: 読書メモ
 前情報入れずに読んだので
タイトルから覚悟していた反対で読後感が良い😉
最近8050問題が関わってる事件を聞くたびに
これからもっとこういう事件増えるんだろうなって暗い気持ちになる。
このお話もそういう閉塞感と切なさが溢れ出すようなお話かと💦
恐々読み始めました💦
2050が8050にならないためにどうするか
救いのあるお話でした。
30年その場を凌ぐだけで無作為に過ごしてたらいけないよね。
時間だけは決して取り戻せない。
自身が50代になったからこそわかる時間の流れの加速。
30から50って過ぎればあっという間だった💦
家族の形態は時代とともに変化すればいいけれど
現代に子を持つ選択をした親の責務。
これだけは逃げることはできない。
子を持つって相当な覚悟が必要。
今の子育て世代がそこに気づき考え始めたら少子化はますます加速するけれど
『案ずるよりうむがやすし』とは
無邪気に言えない昨今。
自由な選択が増えた今、自己責任の範囲が広い今
本能や常識や当たり前で普通という価値観に疑問なく
生きられたことは幸運だった方も多かったのも現実なんだろうな。


新政権にはシルバー民主主義ではなく
子育て支援と共に
介護を担ってる現役世代(っていっても以前なら高齢者に区分される50代後半〜💦)
支援にシフトしてほしいと切望します。




小説8050 [ 林 真理子 ]
内容紹介(出版社より)
息子が部屋に引きこもって7年、このままでは我が子を手にかけ、自分も死ぬしかないーー。従順な妻と優秀な娘にめぐまれ、完璧な人生を送っているように見える大澤正樹には秘密がある。有名中学に合格し、医師を目指していたはずの長男の翔太が、七年間も部屋に引きこもったままなのだ。夜中に家中を徘徊する黒い影。次は、窓ガラスでなく自分が壊されるーー。「引きこもり100万人時代」に必読の絶望と再生の物語。

内容紹介(「BOOK」データベースより)
「父さんと死のう」 息子が部屋から出なくなって七年。このままでは、家族が崩壊するー。「引きこもり100万人時代」に生きるすべての日本人に捧ぐ。絶望と再生の物語。





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最終更新日  2021.10.12 08:49:14
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