今回のお題はデヴィッド・ボウイの「ジギー・スターダスト(The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars)」。 1972年6/16日にRCAからリリースされた5枚目。その後1990年にEMI(アメリカではRYAO)によってCD化。ボーナストラックとして未発表テイクが5曲追加。2002年にも再発しており、その際はボーナストラックを12曲が追加され2枚組になった。 当時の日本盤では当時の担当ディレクター・高橋明子が話題性確保のため「屈折する星屑の上昇と下降、そして火星から来た蜘蛛の群れ」固有名詞を直訳した奇妙なタイトルだったが、現行版では普通に「ジギー・スターダスト」になっている。 本作はデヴィッド・ボウイの代表作の一つで5年後に迫る資源枯渇を原因とする人類滅亡の危機に救世主として宇宙からやってきたバイセクシャルのロッカー「ジギー・スターダスト」の栄枯盛衰を描く。ジギーの名前はイギー・ポップ、スターダストの方はテキサスのミュージシャン・レジェンダリー・スターダスト・カウボーイが由来。 ボウイ自ら、宇宙からやってきた架空のスーパースター・ジギーとなり、ロックスターとしての成功からその没落を描く。聴衆は「デヴィッド・ボウイ」ではなく「ジギー」として彼を讃え、「ジギー」は虚構のロックスターとしてロック界の頂点に立った。妖艶さと狂気を兼ね備えた「ジギー」のキャラクターはボウイのバイセクシャル発言、ステージでの宇宙人を思わせる奇抜な衣装にメイク・パフォーマンスによって神格化されていったが、73年7月に突如ボウイが引退宣言(ジギーとして)。ステージから姿を消すことになる。
01. Five Years(5年間) 02. Soul Love(魂の愛) 03. Moonage Daydream(月世界の白昼夢) 04. Starman 05. It Ain't Easy SIDE B 06. Lady Stardust 07. Star 08. Hang On To Yourself(君の意志のままに) 09. Ziggy Stardust 10. Suffragette City 11. Rock 'N' Roll Suicide (ロックンロールの自殺者) *対応サブスク:Apple・Spotify
相変わらず洋楽コンセプトはわかりにくいが本作はジギーのステージでの曲という趣が強い。
イエモンの3rd「Jaguar Hard Pain」は「俺ら流の「ジギー・スターダスト」を作る」と言って本作からインスパイアされて作った・・というから(しかも吉井さんはアルバムの主人公ジギーもといジャガーになりきり、坊主頭にしたほど)、影響力の強い作品だとわかる