積んどく? 読んどく?

PR

×

Profile

shiba_moto

shiba_moto

Calendar

Favorite Blog

うたたね通信社 ~… 山村まひろさん
Hard-boiled or soft… クロフネ9627さん
片手に吊革・片手に… もりのゆきさん
yanyanの日記 ya226さん
あたまのなか 三日ぼうず3さん

Comments

shiba_moto @ Re:???(05/08) 通りすがりさん >氷室さんは永眠なされ…
通りすがり@ ??? 氷室さんは永眠なされてます。
shiba_moto @ Re[1]:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) Neko月さん、こんにちは。コメントありが…
Neko月@ Re:野村美月 『“文学少女”と死にたがりの道化』(06/14) 深い。 面白い。 はまる。 読む。 サ…
shiba_moto @ Re[1]:土橋真二郎 『ツァラトゥストラへの階段3』(09/12) しばたさんへ コメントありがとうござい…
2006.05.08
XML
カテゴリ: 感想
 二月最後の日、理瀬は湿原に囲まれた学園にやってきた。そこは「三月の国」と呼ばれるところ。三月以外にやってきた転入生は学園を破滅に導くと言い伝えられていた。理瀬は学園内でもはんぱものの《ファミリー》に加えられたが、そのファミリーでは2人の生徒がいなくなっていた。

 恩田さんの作品を読むとき、いつもどんよりとした曇り空のようなイメージがありました。過去にどこかで書いたかもしれません。天気が描かれているものばかりではなくて、おそらくはやってくるであろう事件や危機といったものへの予感がそんなイメージになっている気がします。
 今回の『 麦の海に沈む果実 』もそれは同じでした。もちろん、湿原に囲まれた学園で天候が不順といった舞台設定もあるでしょうが、やはり何やら不穏な感じを読み取ったのでしょう。

麦の海に沈む果実  さて、『 三月は深き紅の淵を 』の第4章「回転木馬」の姉妹編ともいうべきこの作品、いなくなった2人はどうなったのかという謎などを解き明かしながら、学園での生活や行事が次々と語られていきます。そしてミステリとして読んでいくと実はファンタジーだった、といった印象でした。似た印象を持ったのは友桐夏さんの『 白い花の舞い散る時間 』でしょうか。
 人物の書き分けがうまいのか、実際にはありえないようなこの学園にも違和感無く、純粋に物語を楽しむことができました。
2006年5月3日読了






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.05.08 11:03:00
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: