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matsu-kuniさんコメント新着
3/24(火曜)は実家で 『お茶事(おちゃじ)』 をやったのでそのお手伝いをしました。長い事やっていなかったけど、 その昔 随分と叩き込まれたので、事の流れをしっかりと覚えていました。
さてさて 『お茶事』 ってなんでしょう?
多分ほとんどの方は 「茶道」 と聞くと 「お茶を点てる事」 と思われていると思うのですが、お茶を点てるのはほんの一部分でしかありません。
茶道のフルストーリーは 『懐石料理(お食事)+お茶』 です。それが 『お茶事』 と呼ばれます。
朝の茶事、昼の茶事、夜の茶事、月見の茶事 などなどあり、お茶時によって食事をしてから中立ちがあってお茶を頂いたり、お茶を頂いてから食事になったり、といろいろな種類があります。
今回のお茶事はちょっと趣向の違う 『茶飯釜 (ちゃはんがま)』 と呼ばれるものでした。
通常のお茶時はご飯もお味噌汁も裏で作って裏で器によそってお出しするのですが、この茶飯釜はお客さまの目の前でご飯を炊き、炊き上がったら、 お客さまの目の前でご飯と、お味噌汁を器によそってお出しするんです。
← 配膳棚と呼びます。
茶飯釜 茶事の流れは
1.お客さまが着座される。
2.ご亭主が迎えつけの挨拶をする。
3.炭点前をする↓。


4.吊釜にお米とお水を入れてご飯を炊く↓。

5.ご飯を炊いている間、お客さまが短冊に唄を書く。
6.お食事をお出しする↓。


7.皆様のお歌を拝聴する。
8.中立ち(休憩)
9.お濃茶 続いて お薄 (この流れを「続きお薄」と呼びます)
です。
今回のお料理はスカイままが全部作りました。
お味噌汁は島根の宍道湖から取り寄せたシジミでシジミ汁
向こう付けは鯛の卯の花和え
煮物椀はアイナメの葛たたき、どんこしいたけ、こごみ、木の芽
← お椀の写真は撮ったけど、肝心の中身を撮るの忘れました
焼き物は新筍の木の芽味噌かけ

焚き合わせは海老芋とたらの芽

和え物は菜の花のからし味噌和え

八寸は栗とスモークされた島根のすまき蒲鉾

香の物(漬物)は飛騨高山の赤カブ、寒乾しダイコンの沢庵、塩漬けのきゅうり

でした。
お膳(折敷 おしき)のセットの仕方は

↑お客さまから見て 手前左がご飯の飯椀(大きい器)、手前右がお味噌汁の汁椀(小さい器)、その向こうの中央に向こう付けを置いてお出しします。
頂き方は
1.飯椀と汁椀の蓋を全員同時に取り、お互いの内側をあわせて、お膳の脇に置き、まずご飯とお味噌汁を頂きます。
2.お酒が出てくるので、お酒が出てきてから、向こう付けを頂きます。
3.ご飯、お味噌汁が空になったら、蓋をします。
4.煮物椀が出るのでそれを頂きます。(この時全員同時に蓋を取ります)

5.焼き物、焚き合わせ、和え物と順番に出てくるので、それを向こう付けの器に取りいただきます。
6.その間に御代わりのご飯のおひつが回ります。
7.八寸がお酒と一緒に出てきます。(八寸は左前が海か川の物、右奥に山や野の物が置かれています)
8.ご飯はお茶漬け用に一口残し、蓋をします。
9.湯とうと香の物が出るので、お茶漬けにし、香の物で飯椀を綺麗にします。
10.全てを頂き終えたら、お懐紙で使った器を綺麗に清めお返しします。
11.そして全員でお箸をお膳の上に落とし、全員が食べ終わったという合図を送ります。
です。
お茶の世界では「すみません!お茶ください」などのように声での合図は一切しません。 戸を閉める時にわざと音を立て、全員が席入りした事を知らせたり、お箸を落として食事終了の合図を送ったりします。
お食事終了の合図を受けてから、お膳を下げ、皆様のお歌を拝聴しました。

なんとまぁ皆様素敵なお歌を読まれた事!!ちゃんと季語も含まれて、、、
スカイには到底まねは出来ません。
ちなみにスカイが読むと
『茶飯釜 茶飯釜 湯気がゆらゆら 腹ペコだ』 スカイテリア
となります。
後、中立(休憩)があって、お濃茶とお薄を頂き、全てが終了します。
この日なんの日だったか覚えてます?
そうWBCの決勝日だったんです。裏のお手伝いをしながらテレビをチラチラ、、、「お!日本リード!! え!同点?うっそぉ~ やった~逆転だ! おぉぉぉぉ~勝った!!」
大騒ぎも出来ず大変でした。 でも勝ってよかったね~~~~
タイトル部分の写真の場所は・・・ 2016.08.04 コメント(16)
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