Skytrainの香港「起業」日記

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2003.12.31
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香港は、旧正月がメインですから、今日はあまり盛り上がりません。少しだらけた感じのスタッフがまったりしています。

今年はSARSに振り回され、収束後は、その反動で忙しくなった、本当にあわただしい1年でした。「日本に帰れない」という状態は、実娘の結婚式にも出れないとか、親の死に目にも会えないとかいう多くの悲しい話を生みました。
厚生省の役人が来港して日本人を対象にSARS説明会を開きましたが、「日本では未認可の薬が香港では使えるから、帰国しないほうがいい」という暗に帰国を否定する説明で、会場が騒然となったこともありました。香港では、今頃になって、その未認可の薬の副作用で、体の具合がおかしくなるという新たな社会問題が発生しています。仮に日本人が発症して治癒しても、その問題がおきていたら、役人はどういう説明をするつもりだったのでしょうか?
静かな隔離生活を余儀なくされた我々サラリーマンは、それでも皆頑張りました。家族だけは帰国させ、単身生活を我慢し、危険といわれる中国に入り続け、日本に影響のでないように品物を生産・出荷し続けました。家族を戻した多くのお父さん達が、閉店間際のスーパーで、お惣菜コーナーに向かい、夕食を買い求めていた姿も、よく覚えています。
それなのに香港駐在というだけで偏見をもたれ、出張等で帰国した人の中には、騒ぎが終わるまで2度と帰国したくないと言う人も多かったです。
イラクのように極度の危険はなかったですが、それでもあの異常事態のなかで(多くの欧米人が帰国する中)、何があっても「仕方ないよね」で対応した日本人は、本当に偉かったと思います。

SARSについては、最近患者が出始めていますが、何とか大事にならずに収まって欲しいと思いますし、来年こそいい年であるように祈っています。





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最終更新日  2003.12.31 17:24:07
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