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先週末、久しぶりに家族で桜を見に出かけました。
満開の桜の下、春の風を感じながら歩くのは本当に気持ちが良いものです。
娘も初めて見る(かもしれない)一面のピンク色に、
心なしかはしゃいでいるようでした。
お花見といえば、やはり欠かせないのが「花より団子」。
今年も迷わず手に取ったのが、
あの可愛らしい「三色団子」です。
ピンク、白、緑。
当たり前のように並んでいるこの三色ですが、
ふと「なぜこの色なんだろう?」と気になり、
調べてみました。
そこには、日本人の繊細な感性と、
ちょっとクスッとしてしまうような
遊び心が詰まっていました。
1. 三つの色が映し出す「春の移ろい」
三色団子の色は、実は一本の串の中で「桜のストーリー」を表現しているという説が有力です。
• ピンク(赤):桜のつぼみ
冬が終わり春の訪れを告げる、
エネルギーに満ちた生命の象徴
• 白:満開の桜
私たちが今まさに愛でている、美しく咲き誇る姿。
あるいは、お祝いの席に欠かせない「白酒」を表しているとも言われます。
• 緑:葉桜
花が散った後、夏に向けて力強く芽吹く新緑の葉。
つまり、あの串一本に「これから咲くぞ」という期待から「散った後の生命力」まで、春という季節のドラマが凝縮されているのです。
2. 「秋」がないのは、飽きないため?
三色団子の意味を調べていて一番驚いたのが、
色の組み合わせによる「言葉遊び」です。
ピンクは「春」、白は「冬(雪)」、緑は「夏(新緑)」を表すとされています。
……お気づきでしょうか。
そう、この組み合わせには「秋」が含まれていないのです。
「秋がない」から転じて、
「(食べ)飽きない」
。
さらに、商売人たちの間では「秋(収穫の時期)がないほど忙しい」=**「商い(あきない)が繁盛する」**という縁起担ぎの意味も込められているのだとか。
美味しい団子を食べて、さらに商売繁盛まで願ってしまう。昔の日本人のユーモアセンスには脱帽です。
3. 三色団子の生みの親は、あの有名人?
このカラフルな団子を世に広めたのは、
あの戦国時代のヒーロー・豊臣秀吉だという説があります。
慶長3年(1598年)、京都の醍醐寺で催された歴史的な大宴会「醍醐の花見」。
ここで秀吉が、「女性たちが喜ぶような、華やかで可愛らしいお菓子を用意せよ」と命じて作らせたのが、
三色団子のルーツだと言われています。
天下人が愛でた景色に想いを馳せながら食べると、いつものスーパーの団子も少し贅沢な味がする気がします。
まとめ
ただ美味しいだけでなく、季節への敬意と遊び心が込められた三色団子。
「ピンク・白・緑」の順番にも、大地(緑)から雪(白)が溶け、太陽(ピンク)が昇るという「早春の景色」を表すという説もあるそうです。
次に三色団子を頬張るときは、ぜひその一粒一粒に込められた「春のメッセージ」を感じてみてください。
きっと、お花見の時間がもっと豊かで楽しいものになるはずですよ。
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