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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第35話燕遅(エンチー)と秦莞(シンワン)は秦朝羽(シンチョウウ)を守るため、宗正寺(ソウセイジ)の火災を不注意による事故として処理した。報告書を見た皇帝はいささか意外だったが、秦氏が燕徹(エンテツ)の逃亡と無関係なら火事について不問とし、実家での禁足を命じる。しかしこの恩情ある処分に秦莞は困惑した。皇帝は唯一の嫡子である燕徹や幼い燕綏(エンスイ)に冷淡だが、一方で秦朝羽には同情を示し、養子の燕離(エンリー)を重用している。「実の息子を冷遇し、燕離には慈父のように振る舞う、本当に妙だわ」燕遅が皇太后から聞いた話では瑾(キン)妃の事件後から皇帝の皇子たちへの態度が変わったという。思えば皇帝が父王を疑い始めたのも同じ頃だった。秦莞は往診で福寧宮を訪ねた折、それとなく皇太后の胸中を探った。「もし人生をやり直せるとしたら、やはり入内して妃となりますか?」「皇祖母、2度だけ己の心に従って行動したの ただ自分で決めたことでも望む結果になるとは限らない、運命に翻弄される」「八姐姐も同じです、陛下のご恩情がなければ一生、禁所暮らしになるところでした」すると皇太后の顔が一瞬、曇った。「ワンR、宮中の騒ぎには関わらず、夫婦2人で静かに暮らしなさい 小七は凛(リン)児が残した唯一の子よ、宮中とは距離を置いた方がいい」「心に刻みます」一方、忠勇(チュウユウ)侯府では秦朝羽を実家へ帰すと決めた皇帝の意図を図りかねていた。秦述(シンジュツ)は恐らく二皇子の件に関わるなという警告だと気づいたが、秦琰(シンエン)は二皇子と共に反旗を翻してはどうかと進言する。しかし秦述は激怒して息子を引っ叩いた。「秦家の爵位は″忠勇″に基づく、忠心なくしてどうして朝堂に立てようか!」秦莞は皇太后に頼まれ九皇子の様子を見に来た。しかし燕綏はどこか元気がなく、手持ち無沙汰なのか小さな紙切れを握りしめている。「それは何?」すると燕綏は慌てて紙を隠し、人払いしてから秦莞に告白した。「以前、私が話せず、字を書けなかったのは演技なんだ」実は燕綏は晋(シン)王事件当日、皇帝が瑾妃を刺し殺すところ見ていた。あの日から皇父の自分を見る目が冷たくなったという。「目撃したと気づかれたらきっと殺される、お願い信じて」「もちろんよ、安心して、嫂嫂と七哥がついている」「皇祖母があなたは大周一の検視人だって言ってた、全部、話すから手伝って欲しい 本当のことを明らかにしたいんだ」…あの日、燕綏は宴会で晋王から贈り物をもらう約束だったしかし大人の宴会が苦手で仮病を使って欠席、含光(ガンコウ)殿で臨書を見ることにするすると突然、皇父と母妃が入ってきた怒られると思った燕綏は慌てて身を隠したが、その時、父皇の怒号が響き渡る『この冊子を入手した目的は何だ?!』『陛下こそお答えください!なぜあの掛け軸と冊子の筆跡が大きく異なるのですか?』『言ったはずだ!腰や背中、腕にまで傷を負ったせいで筆跡が変わってしまったと…』燕綏は怖くなって耳をふさいだやがて母の悲鳴と物音に驚いて振り返ると、皇父が母妃を刺すのを見てしまう皇帝は急いで袁慶(エンケイ)に掛け軸を回収させたその時、皇帝は本棚の奥に誰かがいると気づくしかしちょうど燕綏を探している晋王の声が聞こえ、皇帝たちは慌てて出て行った燕綏は母の亡骸を前に呆然と立ちすくんだその時、晋王が駆けつけ、瑾妃の胸に刺さっていた匕首を見て皇帝が殺したと気づく「綏児、いいか?全て忘れろ、誰にも言うな」すると袁慶が禁軍を連れて乗り込んできた晋王は咄嗟に凶器を隠して自分の匕首を抜き、皇父の罪を被ってしまう…燕綏は自分に勇気がないばかりに母妃を救えなかったと後悔した。もし宴会を欠席していなければ晋王を巻き込まずに済んだという。しかし秦莞は燕綏と事件は無関係だとなだめ、必ず真実を明らかにすると約束した。話を聞いた燕遅は皇帝の筆跡を調べるため、秦莞と燕綏を連れて璇璣(センキ)閣を訪ねた。すると老年の多寿(タジュ)掌事(ショウジ)がちょうど棋譜の日干しをしている。多寿掌事は法帖を探すなら手伝うと申し出たが、燕遅は自分たちで事足りると断り、代わりに酒を渡して休ませることにした。その時、秦莞は棋譜がどれも子供が使うような初心者向けだと気づく。「陛下の愛読書なんです、陛下は碁の道の天才であられます ″碁の奥義は単純な理(コトワリ)にあり、万変しても根本は同じ″と仰せです」「…では太后のところではわざと負けたのかしら?」「陛下のお心遣いでしょう 今や政務にお忙しく、棋譜を読み、書道を楽しむ暇もありません 私が配属されて以降、陛下直筆の書は収められておりませんから…」燕綏はかつて母妃が棚の上の隅に隠した法帖を見つけた。母妃の話では即位前の燕淮(エンワイ)の書だという。確かに他の皇帝の法帖と筆跡は同じだったが、燕遅は最近の奏状にある裁可の筆跡とは大きく異なると気づいた。すると燕綏が事件当日、母妃の臨書から見つけた小さな書き付けを差し出す。「皇父が即位前に書いたものみたい」瑾妃は皇帝が偽物だと疑い、殺されていた。そうとは知らず晋王は皇父をかばい、沈毅(シンキ)も朝廷の混乱を恐れて口外しなかったのだろう。晋王の護衛・宋希聞(ソウキブン)事件に関わった皇后なら事情を知っているはずだ。恐らく皇后は燕徹(エンテツ)に皇位を継がせるため、皇帝に協力した可能性が高い。しかし皇帝は操られることを嫌い、宋希聞の遺体を利用してこの機に乗じ、母子を廃したのだろう。「なんと嘆かわしい、我らの推測通りなら陛下は二皇子を故意に逃したんだ もし成(セイ)王に捕まれば命はないだろう」その頃、無事に脱出した燕徹はわずかな護衛だけで逃亡中だった。しかし待ち伏せしていた成王たちの奇襲に遭い、殺されてしまう。その夜、京城に二皇子の逝去を知らせる鐘が鳴り響いた。燕麒(エンキ)は二皇子が自刃(ジジン)を遂げたと報告、皇帝は悲しみに暮れる。その大袈裟な狼狽ぶりに違和感を否めない燕遅。すると皇帝は皆と引き上げようとしていた燕遅だけ引き止め、あの気弱な燕徹が自害するとは信じられないと吐露した。そこで永慈(エイジ)と一緒に真相を突き止めて欲しいという。成王府では馮沈碧(フウシンヘキ)が勝手に本院に入ってきた秦湘(シンショウ)に激怒、池に突き落とそうとしていた。しかしちょうど宮中から戻った燕麒が現れ、馮沈碧を引っ叩いて離縁すると宣言する。秦湘は思わず燕麒に寄り添ったが、馮沈碧が冷遇されても自分が寵愛されるわけではないと知った。知らせを聞いて忠国公と夫人が慌てて成王府に駆けつけた。すると燕麒は今や皇帝唯一の成人した皇子になったと豪語、今後も出世したいなら離縁状を受け取るか、それが嫌なら娘を病死させると言い放って出て行ってしまう。馮沈碧は貴妃を頼ろうとしたが、忠国公は取り合ってくれなかった。そこで夫人が娘に戒めを与える。「近年、陛下は貴妃に若さを保つ丹薬を与えていたわ 確かに貴妃は今も美しいけれど、丹砂を多く摂取すれば子を授かりにくくなるの」馮沈碧は皇帝自ら貴妃の懐妊を阻止していたと気づき、今さらながら栄華を守ることの厳しさを知った。翌日の朝議、大理寺卿・李牧雲(リボクウン)は二皇子の逝去について詳しく調査したいと上奏した。京兆府尹・鄭白石(テイハクセキ)も同意したが、その時、燕遅が検視報告書を持って参上する。永慈郡主の検視結果によれば燕徹は自刃ではなく、何者かに斬られて即死していた。傷口からみても凶器は匕首ではなく長刀で、照合したところ成王の刀の形と一致したという。( ̄▽ ̄;)もうずっとチベスナなのよw焦った燕麒は同行を拒んだ燕徹を縛ったところ、自分の刀にぶつかり死んだと釈明した。しかし皇太子の少保だった秦述が二皇子の無念を訴え、さらに娘を蔑ろにされた忠国公にも裏切られてしまう。「成王は以前から太子の座を奪うつもりでした!皇位を手中に収めた気でいます! 馮氏は皇后に不相応だと言い放ち、離縁を迫りました!」皇帝は燕麒が簒奪を目論んでいたと知り激高、大理寺で尋問するよう命じた。その時、燕麒はやっと皇父にはめられたことに気づく。「私に皇兄を殺すよう示唆しておいて、罪を着せるとは…なぜなんだ!」燕麒は思わず真相を暴露したが、その場で庶民に落とされ捕縛されてしまう。袁慶は燕麒を屋敷へ連行、数人がかりで白綾に首をかけて自害と見せかけ殺そうとした。その時、突然、長剣を手にした燕遅が乗り込んでくる。「燕麒と二人だけで話したい」つづく(  ̄꒳ ̄)うーむ、ここにきてまた前半のまどろこしさが復活してきた
2026.07.26
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話最終話首科(ショウコー)不動産の黄(ホァン)社長が瞿明誠(チューミンチョン)主体の談合を告発。入札に失敗した瞿明誠は取締役会とも契約不履行となり、窮地に陥ってしまう。沈皓明(シェンハオミン)は父の病室を訪ね、ネットのトップニュースを見せた。「協力してくれてありがとう、爸爸」実は沈金松(シェンジンソン)はすでにすっかり回復していた。沈皓明は瞿明誠を油断させるため、入札が終わるまで父を意識不明のまま入院させていた。VAM契約も沈皓明の画策、取締役には沈金松の味方が多いことから、個別に面会して提案したところ賛同を得たという。沈金松は息子の手腕に感心しながらも、極秘だった談合の情報をなぜ手に入れることができたのか不思議だった。瞿明誠は正式に逮捕された。まさか当日になって黄社長に出し抜かれるとは夢にも思わなかっただろう。お礼に向かった沈皓明は、なぜ自分を信じてくれたのか聞いた。すると黄社長はそもそも自分に談合を持ちかけること自体、瞿明誠の読み違いだったと笑う。「長年のビジネスで培った人や物事を見る目だ、心から信頼できる人は極めて少ない 人として誠意は絶対に不可欠だ、ハオミン、私は君たち夫婦が好きなんだ」全ては順調に進んでいた。しかし許妍(シューイェン)から思わぬ連絡が入る。「何だって?方蕾(ファンレイ)が?…分かった、すぐ帰る」突然、方蕾が夫婦を訪ねてきた。すると方蕾は本物のDNA鑑定書を示し、実は沈皓辰(シェンハオチェン)と沈皓明は父子ではないと明かす。沈皓明の顔からみるみる血の気が引いた。「どういう事だ?…どういう事かと聞いたんだ?!」マンションに沈皓明の怒号が響き渡った。…ある日、姉の方妤(ファンユー)が急に訪ねてきた方妤は妊娠していると明かし、父親が沈皓明か分からないという『でももう別れたんでしょう?』『そうよ、でもまだ別れて2ヶ月だし…彼の子なのか分からない』聞けば方妤は沈皓明と別れた日、バーで出会った中国系の画家と1度だけ関係をもったというしかし2人とも泥酔した末の過ち、相手の名前も連絡先も分からなかった結局、悩んだ末、方妤は沈皓明に打ち明けることにする…姉の恋人だった沈皓明に密かな恋心を抱いていた方蕾は子を通じて自然と付き合いが続くと期待した。しかし姉が事故で死亡した時、沈皓明が子供とのDNA鑑定を求め、結果を受け取った方蕾は沈皓明の子ではないと知る。「鑑定書を偽造し、こっそりすり替えたの」すると方蕾は号泣した。許妍は激怒、机を叩きながら方蕾の浅はかさを嘆いた。「それでも人間なの?心はある?ハオチェンがどうなるか少しは考えたの?! やっと受け入れたのよ?あの子や私たちがどれだけ努力したと思うの?! もう誰にもあの子を傷つけさせない、誰にも渡さないから」その時、呆然としていた沈皓明が本物のDNA鑑定書を破いた。「僕と妍妍があの子の両親だ、ここがハオチェンの家だ」スティーブに排除されたおかげで談合事件に巻き込まれずに済んだ韓衛平(ハンウェイピン)。独りバーで飲んでいると方蕾が現れた。「僕を笑いにきたのか?」「私はロンドンに戻るわ、一緒に行かない? 心の内が分からない人より、あなたみたいなクズの方が分かりやすいから」金達の役員が沈皓明を呼び出した。取締役として金達への復帰を求めているが、沈家が会社に与えた損害を補填できるだけの業績をあげられるのかと訝しむ。沈皓明は新規の会社で北外川の土地を取得できたら金達と共同開発を行いたいと訴え、すでに準備しておいた開発計画をプレゼンした。一方、妍衣坊(イエンイーファン)では新入社員も加わり、許妍たちはいよいよ事業拡大に乗り出した。しかしその夜、許妍は沈皓明が取締役での復帰を却下されたと知る。「北外川の開発計画に不満があるそうだ まとまり過ぎて核となるコンセプトがないと言われたよ」機会はあと1度きり、次も失敗すれば復帰は絶たれる。すると許妍は自分も会社の設立直後、同じ問題に突き当たったと明かした。蒋亮(ジアンリアン)に企画書を見せた時も全て突き返され、方向転換するしかなかったという。「デザインを極限まで追求するより、幅広い生活上のニーズを満たす方向を模索したわ その転換が新たな道を開いてくれたの」その時、沈皓明は許妍から″各地の政府が歴史の保護と伝承を重視している″と聞いたことを思い出し、名案が浮かんだ。「君を顧問に招こう、北外川開発の共同プロデューサーとして」「まずは企画書を見せて」沈皓明は金達の役員たちに許妍をプロデューサーとして紹介、再検討した開発計画をプレゼンした。そこで許妍はコンセプトとして無形文化財の継承を掲げ、手工芸の匠たちが安定と保障を得て持続的に発展できることを目的にしたいと訴える。また沈皓明は沈家の私的財産を劣後(レツゴ)ローン、金達の投資分は優先ローンとし、金達は優先的に利益を得るもリスク負担は最小限になる好条件を示した。1ヶ月後、沈皓明の新業(インイエ)が北外川の土地を落札した。これを機に金達は沈金松と沈皓明への訴訟を取り下げ、2人の職務を回復。同時に沈皓明は取締役に選出され、名実ともに金達の総裁となった。許昌惠(シューチャンフイ)が京州に遊びに来た。許妍はこのまま一緒に暮らそうと言ったが、許昌惠はそろそろ自分の家や庭が恋しいという。再び動き出した許妍のアルバム、沈皓明は祖母と許妍と3人で撮った写真をアルバムに加えた。「君がいて幸せだ」「私も」翌日、喬建斌(チァオジェンビン)と王亚珍(ワンヤージェン)が祖母を迎えにやって来た。実は両親が美容院を売り払い、祖母の家で一緒に暮らすことにしたという。許妍は見送りに行くつもりだったが、母は忙しい娘を気遣い、必要ないと言った。「…パパとママもまた来てね、姥姥(ラオラオ)と一緒に泊まっていって」許妍の優しい言葉に思わず微笑み合う喬建斌と王亚珍。その頃、林涛(リンタオ)はようやく喬琳(チァオリン)をあきらめ、田舎へ戻る決心がついた。喬琳と于一鳴(ユーイーミン)は晴れて結婚、2人だけで挙式を上げた。そして金達と妍衣坊の契約調印当日。許妍と沈皓明は経営者として肩を並べ、書類に署名した。完( ๑≧ꇴ≦)あ〜終わった〜前半の緊張感から中盤のコメディが盛り上がっただけに、正直、後半は飽きてしまいました放送予定が変わって週2話に減らされてしまったのも要因かも特に最後の2話は詰め込み過ぎて肝心の許妍の出番が少なく物足りなかったやっぱり最後の印象って大事さて、これはルースーが長い休養に入る前の最後の作品でした相変わらず安定の演技、そろそろドラマ復帰という噂もチラホラ…ルースーの新しいドラマが待ち切れません(^ꇴ^)
2026.07.25
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第31話…2024 私たちは離婚する…許妍(シューイェン)のアルバム″我们(私たち)″はこの言葉を最後に途切れていた。紆余曲折あったことを思い出し感慨深い沈皓明(シェンハオミン)。その時、ふいに沈皓辰(シェンハオチェン)が現れた。「僕の着替えは?」すると沈皓辰は沈皓明が届けるはずだった着替えを持って風呂場へ向かう。( ๑≧ꇴ≦)<ハオチェンがしゃべったー!その夜、沈皓明は中庭で携帯をいじっている許妍を見つけ、一緒にスイカを食べることにした。倒れた父の病状も安定し、何より沈皓辰がやっと口を利いたと聞いて母は大喜びだったという。許妍は祖母のやり方が正解だったと確信した。「子供の頃から祖母を賢い人だと思っていた、姥姥(ラオラオ)がいるだけで安心していられた」「姥姥は君にとって心の支え、君は僕の心の支えだ」「(´゚ω゚):;*.’:;..ブッ!なぜ急にダサイ口説き文句を?」「今日、部屋で君のアルバムを見た、写真は離婚騒ぎの時で止まっていた あれが最後のページでないのが幸いだ」そこで沈皓明はアルバム用に自分の携帯で2人の写真を撮った。沈皓辰が口を利いてくれたのは1度きりだった。翌日、沈皓明は沈皓辰と畑を耕しながら話しかけ続けたが、反応はない。やがて許妍が昼食ができたと知らせに来た。許妍は寂しそうな沈皓明を先に帰し、沈皓辰をやんわりたしなめた。「無視されたらハオミンも傷つくわ」すると沈皓辰がようやく胸の内を明かした。「理由が知りたいんだ、なぜ僕を騙したのか、なぜこんな嘘をついたのか」「辰辰、当時のハオミンも子供だった、急に父親になると言われて戸惑ったでしょうね でもあなたを見捨てず守ろうとした、ハオミンのパパも我が子を守ろうとした ただやり方を間違っただけ、みんなあなたを大切に思ってる 確かに嘘は良くない、いつかバレるし、代償を払うことになる 彼らも苦しんだの、でも忘れないで、皆あなたを愛してる 許さなくていい、決定権はあなたにあるわ、ただ覚えておいて、皆があなたを愛してると」その夜、沈皓辰はお腹が空いて目が覚めた。食べる物を探したが見つからず、買い物に行くことにする。するとちょうど家の前で近所のおじさんと出くわした。「すいません、売店はありますか?」「遠いぞ?」一方、ふと目を覚ました沈皓明は沈皓辰の姿が見えないことに気づき、慌てて家を飛び出した。沈皓辰は売店でスナック菓子を購入、食べながら帰路についた。しかし夢中で食べているうち道に迷い、灯りが乏しい見知らぬ村で不安に襲われてしまう。その時、運良く沈皓明が現れた。「辰辰!」「ここだよ!」「こんな夜中に一体、何してる?!なぜ勝手に出かけた?!心配したんだぞ!沈皓明は安堵から思わず声を荒らげたが、沈皓辰はこれが自分への愛情なのだと分かった。この一件で家族へのわだかまりが解け始めた沈皓辰。許妍はこれを機に京(ケイ)州に帰ると決め、祖母に伝えた。「姥姥を呼び寄せると言っておきながら、何かあると姥姥を頼ってしまう」「″姥姥は私の避難所″があなたの口癖だった 辛いことや悲しいことがあったら帰ってきなさい、私はいつもここにいる」妍衣坊(イエンイーファン)では社長の復帰を皆が喜んでくれた。許妍は銀行の融資を取り付けてくれた林涛(リンタオ)に特に感謝し、再び仕事へ邁進する。しかしその夜、許妍は喬琳(チァオリン)がなぜマンションを引き払って自分の家に身を寄せたのか、その理由を知った。「つまりこれまで彼が黙々と働いていたのは全て演技、初めから計画していたのね」実は喬琳は自分たちが詐欺に加担していない証拠を持っていた。あの日、林涛に騙されたと知った喬琳は咄嗟にボイスレコーダーのスイッチを押して録音したという。…確かに粉飾決算で君を脅したのは卑劣だった、でも君への愛は本物だ…許妍は林涛が利益率を21%も粉飾したと聞いて矛盾に気づいた。実は素材や付属品の高コストに膨大な宣伝費用を考えると妍衣坊は損益分岐点ギリギリの状態、利益率21%などあり得ない。いくら小馮(シャオフォン)が林涛の親友だとしても犯罪のリスクを冒すとは思えず、何より審査で見落としがあれば上層部まで連帯責任を問われることになる。「銀行が見抜けないはずない」そこで許妍は喬琳に至急、小馮と会って話を聞くよう頼んだ。許妍は于一鳴(ユーイーミン)にも全て話すべきだと喬琳を説得した。そこで喬琳は于一鳴のマンションを訪ね、林涛に脅されていたと説明する。于一鳴は今後どんなことがあっても自分に話して欲しいと訴え、小馮との話し合いに同行することにした。喬琳は天津の出張と偽って調査に向かった。何も知らず婚約指輪を購入し、出張から戻った喬琳をレストランの個室に呼び出した林涛。「結婚してくれ」ドアが開いた瞬間、林涛はひざまずいて指輪を差し出したが、そこにいたのは于一鳴だった。于一鳴の後ろから喬琳がひょっこり現れた。すでに小馮と面会し、林涛が銀行に提供したデータは全て本物だと聞いたという。「結婚を強要するため、偽の書類に押印させたのね でも訴えないことにする、大目に見る、その代わり私の前から消えて」こうして喬琳は再び于一鳴からもらった指輪をはめた。一方、金達(ジンダー)から沈金松(シェンジンソン)と沈皓明を排除した瞿明誠(チューミンチョン)はついに取締役会長に選出された。しかし株主たちの条件はVAM契約、北外川の土地入札が成功すれば試用期間は終了するが、失敗すれば再度、会長を選任することになった。沈皓辰は自ら復学を希望し、心身ともに落ち着きを取り戻した。許妍も姉の問題が解決、実店舗の準備も順調に進んでいる。しかし沈皓明と言えば株主から損害賠償を求めて訴えられ、口座も凍結されていた。「あなたはどうするの?」「北外川の土地入札を諦めていない、爸が最初に立ち上げた″新業(シンイエ)″で入札する 中心メンバーは離職手続きを終えて僕と進退を共にする 堂々と入札を続けられるのも君のおかげだ」実は沈皓明は首科(ショウコー)不動産の黄(ホァン)社長に接触していた。沈皓明は自宅をオフィス代わりにして入札に向け動き出した。そんなある夜、沈皓明が深夜までパソコンと睨み合っていると許妍が起きて来る。「まだ終わらないの?」「見てくれ、旧市街地の再建計画だ」「″石庫門(セッコモン)歴史保護区″?…いいわね」 私も古北鎮の仕事で各地の政府が歴史の保護と伝承を重視していると実感したわ」「つまり方向性は正しい?」「ええ」沈皓明は新しい会社の評価を上げるため、まず旧市街の案件を受けて事業の安定化を図ることにした。瞿明誠が沈皓明の動きに睨みを利かせる中、スティーブは韓衛平(ハンウェイピン)を排除しようと企んでいた。会長は約束通り金達の法務部の仕事を韓衛平の事務所に依頼していたが、スティーブは自分が役員になっただけでも不満がでているため、養子を優遇するのは得策ではないと警告する。瞿明誠も試用期間のため念には念を入れ、韓衛平には事情を説明して欲しいと頼んだ。韓衛平はスティーブを呼び出し、約束通り自分の事務所と長期契約を交わすよう迫った。しかしスティーブは入札の大事な時機に会長も慎重にならざるを得ないという。韓衛平は自分を切り捨てるつもりだと分かった。「ハオチェンの件で警察に拘束され、弁護士資格も剥奪、全て失ったんだぞ? 義父に確かめて来る」スティーブの仕業だと気づいた韓衛平は席を立った。「今、行ったら左手もやられるぞ?」スティーブの言葉で韓衛平は足がすくんだ。28話で殴打された右手は今も治っていない。韓衛平はあの時の恐怖を思い出すと義父と会う勇気がなくなった。瞿明誠は沈皓明を呼び出し、金達の持ち株を手放すよう説得した。この期に及んで優しい叔父の顔を見せる瞿明誠、高値で沈家の株を買い取り、賠償訴訟も取り下げるという。しかし沈皓明は売る気など毛頭ないと突っぱね、席を立った。北外川1137番地、入札会当日。異議がある場合は監督係が封緘(フウカン)印の確認を終えるまでに申し出るようアナウンスがあった。その時、黄社長が急に声を上げる。「告発する、瞿明誠が主体となって今回の入札談合を計画した」黄色社長は証拠として金達・世嘉(シージア)・万林(ワンリン)の3社と首科が共同で作成した内部資料があると示した。沈皓明は瞿明誠が自分の一挙一動を監視していると知っていた。そこで黄社長はわざと沈皓明の味方ではないふりをして瞿明誠を安心させ、談合の誘いに乗って証拠をつかんでいた。つづく※VAM契約(valuation adjustment mechanism 契約)業績連動型の評価調整契約
2026.07.25
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第34話秦朝羽(シンチョウウ)は何とか宮中を抜け出し、実家を頼った。燕徹(エンテツ)の失脚を聞いた忠勇(チュウユウ)侯・秦述(シンジュツ)は愕然となったが、秦朝羽にはもう時間がない。「父親、母后から預かった文を北府軍の趙(チョウ)将軍にお渡しください 私は殿下と運命を共にします」すると秦述は二皇子を逃す準備が整い次第、知らせると約束した。一方、秦莞(シンワン)は福寧(フクネイ)宮の中庭で九皇子・燕綏(エンスイ)の面倒を見ていた。すると皇太后に挨拶を済ませて出てきた皇帝の姿が見える。「殿下はまだ皇父が怖いのですか?何をそんなに恐れているの?」「皇父が怒って母后や太子哥哥を殺してしまうかも…」秦莞は命までは奪わないとなだめたが、燕綏は母妃のように死んだら生き返らなくなってしまうという。その時、岳凝(ガクギョウ)がやって来た。信(シン)王世子・燕澤(エンタク)が秦莞と燕遅(エンチー)を呼んでいるという。「今回は検視道具を持ってきて欲しいって」燕澤は正門で秦莞と燕遅を出迎えた。外では眼帯が必要だが、秦莞の治療のおかげで光が強くなければぼんやり見えるようになったという。すると燕澤は2人を連れて地下の氷室に案内した。「母妃、七弟と弟妹が会いに来てくれましたよ」氷室にはミイラ化した信王妃の亡骸があった。燕澤は母妃の死因をどうしても突き止めたいと訴え、秦莞に協力を求めた。実は信王妃も薬王谷(ヤクオウコク)で1年ほど薬の調合を学んでおり、秦莞と同門だという。秦莞は全力を尽くすと約束、逝去に際し不審に思う点があったのか尋ねた。すると燕澤は当時の出来事を語り始める…あの日、信王妃は調合した薬を皇后に預け、王府に戻ったのは夜だったしかし信王妃は帰るなり閨房に閉じこもってしまい、燕澤は心配で様子を見に行ったという信王妃は寝台で苦しそうにしていた燕澤は茶壺のお茶を注いで届けることにしたが、母妃に渡す前に念のため味見してみるその時、信王妃が突然、息子の手から茶碗を払いのけ、勢い余って寝台から転げ落ちた『飲んでは駄目!』すると息が上がった信王妃は次第に目が見えなくなり、程なくして耳も聞こえなくなってしまうそして最後は五感を失って血を吐き、一夜のうちに世を去った…当時、太医は中毒死ではないと断定し、お茶を調べなかった。しかし燕澤もその夜から病がちになり、目も悪化の一途を辿ることになったという。「調べてみましょう」秦莞は遺体の腕の組織を切り開き、骨に自分の血を垂らしてみることにした。驚いた燕遅が自分の血を使うよう止めたが、燕澤が自分の血を使って欲しいという。すると骨が黒く変色した。「死因は毒殺です」「…長年の胸のつかえがようやく下りた、ありがとう弟妹」燕澤は弟夫婦を書斎へ案内した。「寒中の梅のようにすっきりした香り、沈水香と丁子、薔薇水ですか?」「その通り、返魂梅(ハンコンバイ)という名の合わせ香で母妃が最も愛した香りだ 今度、弟妹にも調合しよう」燕遅は思わず母妃との思い出がある燕澤が羨ましいと漏らした。すると燕澤は母妃が死んだ数日後に睿(エイ)王妃が燕遅を産んで亡くなったことも偶然とは思えないという。「皇叔が赤子のお前を皇祖母に託して独り朔西(サクセイ)に、そのせいで都では噂が広まった お前は睿王の血筋でないから見捨てられたと…何者かが意図的に流したのだ」燕澤は自分には爵位も官職もなく無力なため、2人に真相解明を頼みたいと言った。帰りの馬車の中、燕遅は信王妃が皇后に届けていた薬が親征で深傷を負った皇帝のためだったと明かした。「つまり信王妃に毒を盛ったのは皇后か陛下のどちらかだと?」「分からない、だが命の恩人である信王妃をなぜ亡き者に? 皇位争いであったとしても信王妃を狙う理由がない」どちらにしても宮中がらみであることは事実、秦莞はやはり晋王事件を洗うことにした。実は今日、燕綏の方から瑾(キン)妃の話に触れ、話したいのに口に出せない様子だったという。一方、燕遅も燕麒(エンキ)が蒋和英(ショウワエイ)に銀子を与え、配下に父王を襲わせていたと突き止めていた。「陛下が指示した可能性がないとも限らない、今は泳がせておく」その夜、趙将軍の使いから宗正寺(ソウセイジ)に知らせが届いた。秦朝羽は寝ていた燕徹を起こし、急いで内侍の衣に着替えさせて送り出すことにする。「殿下、私は残ります」「駄目だ!一緒に行こう!」しかし秦朝羽は自分が一緒では足手まといになると断り、心配せずに逃げろと急かした。「分かった、脱出できたら必ず迎えに来る」こうして燕徹は空の肥桶に身を隠し、宮中を出た。鳳儀宮に侍女が夜食を届けにきた。皇后は燕徹が無事に逃げ出し、秦朝羽が残って時間稼ぎしていると聞いて安堵する。すると明け方、秦朝羽は自ら寝所に火をつけた。皇帝は外から聞こえる騒がしい声で目を覚ました。「陛下、宗正寺から火の手が上がっています」結局、被害は燕徹の禁所だけだったが、秦氏の無事は確認できたものの燕徹が行方不明だと判明する。皇帝は直ちに燕遅と燕麒を招喚した。燕麒は火事と燕徹の失踪に関連があると匂わせたが、燕遅は憶測での発言を控え、燕徹を捜索したいと嘆願する。しかし皇帝は燕遅には永慈(エイジ)との現場検証を任せ、燕麒に燕徹の捜索を命じた。皇帝は燕麒だけにそれとなく二皇子の暗殺を命じた。「皇后の兄である趙将軍は部隊を率いて城外に待機している もし趙氏に謀反の意あれば、その時は父子の情を断ち切らねばならない 今や朕が頼みとする成年皇子はお前だけ 不測の事態となった場合、己の身の安全を第一とせよ」「必ずやご期待に応えてみせます!」禁所は本来、禁軍が三交代制で見張っているはずだった。しかし内侍の証言では二皇子が眠れないため夜は独りになりたいと訴え、昨夜は守衛がいなかったという。禁軍は皇帝直属、燕遅は皇帝がわざと燕徹を逃して生け取りにする算段ではないかと心配した。ともかく焼け跡を調べ始めた秦莞と燕遅、その時、院子から燕麒の怒号が聞こえてきた。「秦氏、出てこい!従わねば逃亡罪となる!」秦朝羽は兵士に捕まり、燕麒の前に連行された。「お前が付け火をして廃太子を逃したな?逃亡先を教えろ!」「驚いたせいで忘れてしまったわ」その時、燕遅が現れ、兵士の佩剣を抜いて燕麒の首に突きつけた。秦莞は兵士たちが慌てた隙に八姐を取り戻した。父の敵を前に目の色を変える燕遅、すると燕麒は燕遅が本気だと気づいて動揺する。「燕遅、私を殺せば王位を剥奪されるぞ?そして睿王妃は私と共に埋葬されるだろう この件はお互いに不問としよう、いいな?」「燕遅…陛下が報告をお待ちよ」秦莞の声を聞いた燕遅はようやく落ち着きを取り戻し、剣を外して燕麒を追い出した。秦莞は秦朝羽と2人だけで話すことにした。実は秦朝羽が時間稼ぎのため火を付けて騒ぎを起こし、二皇子を逃したと分かっているという。「睿王のためならあなたも自分の命を犠牲にして救ったはず だから殿下の行き先は絶対に明かせない、自死しなかったのは父母と兄を守るためよ」秦朝羽は秦莞の前にひざまずき、忠勇侯府に手を貸して欲しいと懇願した。「一時だけ待って、殿下が京城から出たら陛下に真相を話しても構わない」すると秦莞は秦朝羽を立たせ、二房の娘としてもちろん見て見ぬ振りはできないと言った。「あなたと伯母は全力で守る、でも伯父と兄長は太子との関係が深過ぎてかばえない」秦朝羽は納得し、以前は九妹に嫉妬して誤解していたと素直に謝罪した。燕遅は崇明(スウメイ)殿の外で朝議が終わるのを待った。すると燕離(エンリー)を見つけて呼び止め、二皇子の話題が出たか聞いてみる。「いいや、なかった、腹の中を探られぬよう陛下は黙っているのかも」「皇子が生死不明なのにそんな余裕あるか?」「三哥なんていつも余裕綽々だろ?泰山が崩れても動じないふりするさ」その話をちょうど朝堂を出てきた燕澤が聞いていた。「私は目が見えないから動じずにいられるだけだ」久しぶりに仲の良い兄弟3人が顔を揃えた。すると燕離は燕澤の手を取り、ちょうど近くに残っていた3人のいたずら書きを見せることにする。そんな2人の微笑ましい後ろ姿を眺めていた燕遅、その時、燕澤が地面に落ちている石をあっさり避けて歩くのを見てしまう。一方、朝議を終えた皇帝は鳳儀宮で趙淑華(チョウシュクカ)に自ら皇后を辞するよう強要していた。趙将軍が詔なしに北府軍を率いて都へ入り、奸臣と結託して二皇子を逃したという。しかし趙淑華は脅されても退かなかった。「忠臣の兄に過失はない、全ては燕氏皇帝の正統な血筋を守るためにしたこと」「あの軟弱で無能な太子に君主の努めは果たせぬ 従わぬというなら夫婦と言えども容赦しない」「夫婦?我らは夫婦ではない、長年、大目に見てきたのは徹児を皇位につかせるため」「策士、策に溺れるとはそなたのことだ 宗正寺の警備をわざと手薄にしたのは何のためだと? 燕徹の命までは奪わないと母后に約束した あやつは朕の庇護下から自ら離れたのだ、あとは天命に任せるしかあるまい」激情に駆られた趙淑華は思わず燭台をつかんで皇帝に襲いかかった。しかし皇帝は危ないところで趙淑華の腕をつかみ、難を逃れる。「皇后は灯りが嫌いらしい、全ての灯りを消して真っ暗にしろ」つづく( ๑≧ꇴ≦)えーっ!三兄まで…
2026.07.23
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第33話秦莞(シンワン)と燕遅(エンチー)は万喜(バンキ)の養子・王翰(オウカン)から話を聞いた。晋(シン)王事件の夜、宋希聞(ソウキブン)は大理寺への収監を待たずして皇后の命で御懲司(ゴチョウシ)へ連行されたという。王翰は当日、迎陽門で当直だった。「指示は義父の万喜(バンキ)から受けました、義父は皇后の側近で最も信頼が厚い 遺体を隠した肥桶の荷車が届き、夜のうちに運び出して栖梧(セイゴ)山に埋めました」燕遅は白楓(ハクフウ)に王翰を連れて遺棄現場を確認するよう命じた。しかし秦莞は王翰の話が事実だという。実は晋王府での初検で秦莞は遺骸と共に鎮静作用がある烏飯子(ウハンシ)を見つけていた。「これは山中にしか生えない、王府の裏庭にあるはずないの 李牧雲(リボクウン)には遺体が移動されたことをまだ話していないわ」一方、皇帝は今朝も皇太后を見舞っていた。皇太后は燕凛(エンリン)の忘れ形見となった孫・燕遅を守るため、できるだけ早く王位を継がせてはどうかと提案する。すると皇帝はいっそのこと燕離(エンリー)も一緒に冊封しようと決めた。「離児は私の養子、私を救ってくれた義(ギ)王の恩に報いるためでもあります」「では約束して、今後、何が起きても小七を冷遇せぬと」「大逆の罪を犯さぬ限りは生涯、平穏でいられることを保証します」全て白状した王翰は皇后の報復を恐れ、睿(エイ)王世子に保護を求めた。しかし燕遅は助かる手立ては自首しかないという。皇后の命で遺体を処理したと証言すれば成(セイ)王は喜んで王翰を守ってくれるはずだ。「成王に事実を話せばいい、ただし私と成王は不仲、助かりたければ私の名を出すな」王翰が大理寺に出頭した。当時、貴人の命のため身を隠せと言われたが、銭が必要になって義父を訪ねたところ捕縛されたと分かり、事態を知ったという。「引き継いだ時点で肥桶の荷車に遺体がありました 引き継ぎをしたのは康博文(コウハクブン)という内侍です」容疑者が分かり喜ぶ成王、しかし掖庭の井戸で康博文の遺体が発見されたと報告が来た。燕麒(エンキ)が掖庭に駆けつけると、すでに秦莞と燕遅が遺体の検視を始めていた。康博文が宮中の内侍のため検視は皇太后の命、燕遅は異議があるなら命の取り消しを頼めという。すると李牧雲が永慈(エイジ)郡主は検視の権威のため真相を解明してくれると成王を説得した。康博文は溺死だった。燕遅の井戸の検証から事故による落下ではなく、身を投げたと分かる。その頃、皇太子・燕徹(エンテツ)は慌てて鳳儀宮に母后を訪ねていた。「康博文が自害しました、王翰が名を明かし、母后の命で宋希聞の遺体を運んだと… 本当ですか?!」「でたらめよ、善意で逃がしてやったのに殺されただけ」趙淑華(チョウシュクカ)は燕麒がこの事件を利用し、息子の皇太子の地位を揺るがそうとしていると分かった。「命ある限り最後まで闘い抜くのよ!あなたが即位してこそ皇父のた…ハッ! 皇父の不当な仕打ちを世に問えるの ふっ、お前の目元は″あの人″に似てる、きっと喜ぶわ」「母后?あの人とは?」「皇父のことよ…覚えておいて、全力で闘いなさい、ここで誓って たとえ私がいなくなってもやり遂げると」「燕徹が誓いを立てます、たとえ私一人が生き残ろうとも必ずや頂点に立ってみせると 誓いを破れば二度と人には生まれ変われないでしょう」すると母子は抱き合って涙した。燕遅と燕離は世襲によりそれぞれ王位を継いだ。燕離は同時に吏部への配属が決まり、その夜、岳凝(ガクギョウ)に改めて縁談を申し込む。「これでお前が嫁いでも暮らしには困らないし軽蔑もされない、心移りはしないと誓う 三哥が望むものは何でも差し出す、でもお前だけは渡せない」すると岳凝は指切りしようと言った。「永不離(※永寧の″永″と燕離の″離″で″永遠に離れない″)」王翰の供述が決め手となり、宋希聞事件は皇后趙氏が黒幕だと断定された。皇后は鳳儀宮で禁足、後宮を統べる権限を剥奪され、庶民と同様の待遇に処される。燕徹も東宮で禁足となったが、婚礼は簡素化ながら認められ、秦朝羽(シンチョウウ)は念願通り愛する人に嫁いだ。成王の側室となった秦湘(シンショウ)は懐妊していた。しかし嫉妬した正妃・馮沈碧(フウシンヘキ)の策略で流産してしまう。燕麒は身重の秦湘が足を滑らせ転んだと知り、馮沈碧の仕業だと気づいた。「身の程をわきまえよ、さもなくば死んだ馮璋(フウショウ)の元へ送る」兄を殺したのが燕麒だと悟った馮沈碧。一方、秦霜も踏青(トウセイ)で知り合った薛青山(セツセイザン)に嫁いでいた。( ˶´꒳`˵ )良かった~六娘子燕遅と秦莞は福寧宮で皇太后や大長公主ら近親者に見守れながら拝礼の儀を済ませた。その夜、睿王府で床入りの儀を迎えた2人。燕遅は夫婦の杯を交わしてから自分で作ったお揃いの腕輪を贈った。服喪中のため新婚夫婦の部屋には飾り付けがなく、婚礼衣装も青の2人。すると秦莞が赤い手巾を広げ、手巾越しに赤くなった閨房の中を見回した。「″心を重ね合い、深い愛を結ぶ、座しても歩んでも誓いは尽きない″」こうして2人は夫婦となった。燕遅は皇帝の意図が読めず、心が落ち着かないと吐露した。皇后は宋希聞の件を語ろうとせず、皇帝もこの機に乗じて廃后できるにも関わらず、成王に事件を任せて皇太子と争わせている。「それに燕離だ、なぜ人目を引く吏部の要職に置いた? 燕離が不適任で本人が望まないことも承知しているはずだ」「無理に考えないで、太后が皇位争いには関わるなとおっしゃった もう休みましょう」( ๑≧ꇴ≦)何だかここだけ熟年夫婦?w燕徹は謁見が認められ、皇父に母后の無実を訴えた。確かに母后は宋希聞を逃がしたが、命まで奪っていないという。しかし燕麒は康博文も自害直前に皇后に呼ばれていたと明かし、皇后から圧力があったのは疑いようのない事実だと言い放った。燕徹は激高、思わず燕麒につかみかかり、皇父の逆鱗に触れてしまう。「なんたる傲慢さ!いずれお前が皇位につけば弟たちに生きる道はない!」「罰は受けます!どうか小物の言葉に惑わされず、母后に公正な対応を…」すると皇帝はついに燕徹の皇太子の位を廃し、宗正寺(ソウセイジ)に幽閉してしまう。素(ソ)貴妃・馮齢素(フウレイソ)は鳳儀宮に赴き、回廊で聞こえよがしに燕徹が皇太子を廃されたと話した。すると動揺した皇后が門のわずかな隙間から顔を出す。「ふふ、哀れな二皇子は今後、宗正寺で貧しく暮らす、あなたも后位を守りきれない 母子が再会する日はもう来ないけれど悲しまないで~ウッ…ウゥゥワハッハハハハハ~!」皇后は興奮して門を開けようとしたが、鍵は外れない。しかし素貴妃がいなくなると秦朝羽が現れた。「お別れの挨拶にきました、座して死を待つわけにいきません 何か太子を救う策はありませんか?急いでお考えを…」秦朝羽の言葉を聞いた皇后はやはり妃選びに間違いはなかったと安堵した。「太后がいる限り手は出せない、でも成王が必ず排除に動く 徹児を逃すことを優先して欲しい」その頃、燕麒は意気揚々と屋敷に戻っていた。「私が太子になったら王妃の座を廃す」一方、皇后の予想通り皇太后は燕徹の命だけは助けて欲しいと皇帝に頼んでいた。しかし皇帝は熟慮するとだけ答え、政務があると断って早々に席を立ってしまう。そこで皇太后は皇后が幽閉されている間、後宮の采配は自分に任せて欲しいと言った。その頃、信(シン)王府では三皇子・燕澤(エンタク)が地下の氷室にいた。氷床には長年、保存していた遺体が横たわっている。「あと少しです、間もなく真相が暴かれます」つづくヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ ミイラ?三兄はまともだと思ったのにw
2026.07.22
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第32話睿(エイ)王府に無言の帰宅を果たした燕凛(エンリン)。燕遅(エンチ-)が独り父の棺に付き添っていると、秦莞(シンワン)と白楓(ハクフウ)が弔問にやって来た。実は睿王が西戎(セイジュウ)に討たれたことを理由に弔いの典儀を簡素にし、明日の卯の正刻に埋葬するよう皇帝が勅命を下したという。「陛下がそんなことを?」「莞児、頼みがある」埋葬まであと3時、燕遅は秦莞に急ぎ父王の検視を頼んだ。燕凛の体には無数の傷があり、致命傷は左胸の矢傷だった。髪にはもみ殻が付着、四肢の全てに策痕があることから、燕凛はもみ殻を浴びて視界を奪われ、手足を縛られたのだと分かる。しかし殺しが目的なら首に縄を掛ければ済んだはず、なぜ拘束する必要があったのか。秦莞が矢傷を改めて確認してみると、傷痕が普通の矢傷と異なっていた。燕遅の説明では西戎では重い矢じりに返しがついているため、大弓ではなく手弩(シュド)で撃つという。「すでに拘束しているのに矢を放ったの?」「心臓を射抜かれて死んだと思わせるためか?」燕凛を縛っていた縄を持ち帰り、四棱箭を残しておいたのは西戎の仕業と印象付けるためだろう。確かに西戎なら戦利品として首を持ち帰ったはずだ。「朔西(サクセイ)軍内部の者が怪しいわ」燕遅は棺に同行した父王の側近・范鑫(ハンキン)を呼んだ。そこで西戎が陣を組んで人を縛るのを見たことがあるか聞いてみる。「″陣を組んで人を縛る″…なぜそれを?」実は燕遅が帰京した後、燕凛の命で天枢(テンスウ)営が縄を使った″流星の陣″を編み出したという。天枢営とは朔西軍の中でも敵将を暗殺するための専門部隊、流星の陣は燕凛と天枢営しか知らない軍の機密だった。翌朝、皇帝はどうしても燕凛の顔が見たいという皇太后を必死になだめていた。「母后、お体が本復されたら必ず墓参りにお連れします」「弔いもさせず、陵墓を見て何になるの?!」すると皇太后はこれまでの鬱憤が爆発した。「凛児はあなたに忠義一徹だった、あなたの即位以来、20年以上も辺境を守ってきたわ 詔なしに一歩も朔西を離れようとしなかったのに、脅威と見なされた 凛児が死んだのにそれでも寛大になれないのね!」皇帝はひざまずき、辺境の安定のためにも派手な弔いはできず、円滑に兵権を回収する必要があったと釈明した。「あなたのために幾度となく身を引いて来た…その結果、息子の死に顔すら見られないと? ならば太后でなどいたくない!」「母后、あなたにとって大事なのは皇弟だけなのですか?朕も母后の子なのですよ?!」すると皇太后は何も言えなくなってしまう。鄭(テイ)府尹は晋(シン)王府で見つかった白骨死体が宋希聞(ソウキブン)だったと上奏、朝議の議題となった。忠勇(チュウユウ)侯・秦述(シンジュツ)はたかが侍衛の死で晋王の件を蒸し返す必要はないと進言したが、成(セイ)王・燕麒(エンキ)はすでに遺骸の噂が世間に広まっていることから、放置すべきでないという。すると李牧雲(リボクウン)も大理寺の威信と政局の安定のためにも調べるよう嘆願した。皇帝は燕遅が喪中のため成王に真相究明を下命し、李牧雲に補佐を任せる。一方、秦莞は福寧宮の院子で皇太后が目を覚ますのを待っていた。そこへ陵墓から戻った燕遅がやって来る。「もし私が刑部の職を罷免され、王位を継げなくても嫁いでくれるか?」「医館を開業して私があなたを養うわ」秦莞は夫婦で立ち向かうためにも喪が明けるのを待たず、すぐ燕遅に嫁ぎたいと望んだ。燕遅は皇太后に婚儀の許しを請うた。皇太后は服喪中の成婚では世間に非難され、婚儀も簡素になると心配したが、秦莞は燕遅と心が通じていれば気にしないという。「…天は息子を奪ったけれど、新たに孫娘を与えてくれた いいでしょう、欽天監に命じて日取りを決めさせるわ」一方、忠勇侯府には成王から秦湘(シンショウ)を側室に迎えたいと聘礼が届いていた。寝耳に水だった秦述と胡(コ)氏は呆然、嫡女は側室になれないと断ったが、秦湘はすでに成王と同衾したと告白する。「側室になることをお許しください」秦述は頭に血が上り、思わず秦湘を蹴り飛ばした。「出ていけ!一族の恥さらしめ!」すると実家から連れて来た晩荷(バンカ)まで侯府に残って六娘子の世話をしたいと申し出た。秦湘は侍女にまで裏切られ憤慨、捨て台詞を吐いて侯府を出て行ってしまう。「今日、受けた恥辱は忘れない、私が栄華を極めたら後悔するわよ!」そんなある日、睿王府に朔西軍を代表して軍師・斉寓(サイグウ)が訪ねて来た。兵権が兵部に移り、燕凛の副将も配置換え、睿王を慕う将兵たちは転属を拒否して拘束されてしまったという。皇太子と成王もこの機に乗じて大勢の間者を紛れ込ませていた。実は転属は燕遅が将兵たちのために考えた策だという。「皆が生きている限り、朔西軍の魂が消えることはない 父王の敵は私が必ず討つと伝えてくれ」斉寓は少帥の気遣いに感謝し、最後に睿王の遺品を渡して帰って行った。燕凜の遺品には母妃の姿絵があった。すると燕遅が8歳で朔西へ向かうことになった時、皇祖母が縫ってくれた抹額(マッコウ)が出てくる。「まさか父王が持っていたとはな…」実は燕凛は皇太后に大切に育てられた燕遅が腕比べで猛者の范鑫(ハンキン)を制した時、演習台の上に落とした抹額をこっそり拾っていた。日記には断腸の思いで赤子の燕遅を母后に預けたことや、息子の成長を心から喜ぶ父の思い、燕遅に罰を与えた時には胸が張り裂けそうだったと記している。秦莞は燕凛が本当は燕遅のことを深く愛し、誇りに思っていたのだと知った。『久しぶりに再会しながら息子に声を荒らげてしまった 息子の真心を傷つけたことは痛恨の極み まさか忠を尽くした皇兄に疑われていたとは… 恨む心はあれど私は皇子として生まれた身 朝廷が混乱を極め、忠臣らが悲惨な死を遂げる中、己だけ逃げることは許されぬ 国に負い目は一切ないが、母后と妻子には不義理を重ねた』燕遅は朔西軍と父王を思う自分の真心が伝わっていたことを知り、涙に暮れた。皇太子・燕徹(エンテツ)は母后が宋希聞を逃したと知っていた。そこで急ぎ皇父が燕麒に宋希聞の件を任せたと伝えたが、皇后・趙淑華(チョウシュクカ)は問題ないという。一方、燕麒は宋希聞を逃したのが皇后付きの内侍(ナイジ)・万喜(バンキ)だと突き止め、皇帝に報告した。「万喜への尋問を許可する」燕遅は斉寓を呼び、天枢営で軍功もなく将官になった者がいるか尋ねた。実は父王が天枢営の秘技で暗殺されたと分かったという。兄弟の中に裏切り者がいると知った斉寓は驚愕したが、蒋和英(ショウワエイ)が条件に該当すると答えた。「父王より身分の高い者が命じたのだろう、更なる出世を望めるような相手だ」しかし皇后の兄は北府(ホクフ)軍将軍、朔西軍の兵権は必要ない。燕遅は皇帝が成王の野心を利用して頼りない皇太子を追い詰めていることから、恐らく勢いがある成王の可能性が高いと言った。確かに蒋和英なら燕凛の戦闘能力や巡視の道筋も完全に把握できる。荊(ケイ)州で燕遅を襲ったのも蒋和英だろう。すると燕遅は成王の裏に皇帝がいることを警戒し、兵士たちに今は力を温存し、自分の指示を待つよう命じた。皇后は万喜の家族の面倒をみると約束して切り捨てた。口の固い万喜に手こずった成王は拷問にかけたが、鄭府尹と李牧雲に諌められ諦めるしかない。一方、秦莞は皇太后から宋希聞の情報を聞き出すことにした。鳳儀宮の万喜が御懲司(ゴチョウシ)から宋希聞を逃したとして成王に尋問されているが、黙秘しているという。皇太后は確かに万喜は忠義者だと話し、禁軍に息子同然の男がいると教えた。「確か王翰(オウカン)という名だったわ」つづく(  ̄꒳ ̄)秦湘、どうするつもりだろう?
2026.07.21
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第31話秦莞(シンワン)を傷つけようとした燕麒(エンキ)に怒りが収まらず、弓を構えて急所を狙った燕遅(エンチー)。「冗談はよせ…やめろ…やめろーっ!」燕麒の絶叫が響き渡る中、燕遅は結局、狙いを外した。燕遅は秦莞が成(セイ)王の企みを探ろうとして危険を冒したと気づいた。秦莞も認めたが、思った以上に卑劣な男だったという。今回は運良くかすり傷で済んだが、燕遅は愛する人を守れなかったと深く後悔し、すぐにでも秦莞を娶ると決めた。翌朝、燕麒は何とか自力で逃げ出し、ぼろぼろな姿で森を歩いていた。すると忠国公(チュウコクコウ)の嫡女・馮沈碧(フウシンヘキ)が現れ、持ってきた外套を着せてくれる。その時、皇太子一行がやって来た。馮沈碧はとっさに成王に寄り添い、あたかも密会していたように演出する。「ここで何を?ぁ…2人は想い合う仲だったようだ、ならば邪魔はせぬ」燕徹(エンテツ)は意味ありげに微笑み、通り過ぎて行った。燕麒は馮沈碧の思惑に気づいた。「わざとだな…馮沈碧、下手な芝居はやめろ」「お心はいりません、だからお気遣いなく、私が欲しいのは秦朝羽(シンチョウウ)と対等の立場 いずれ東宮に入り皇后になる、私を正妃にしてください!」しかし燕麒は馮家には頼らないと言い捨て、帰ってしまう。その話を白楓(ハクフウ)が聞いていた。…馮沈碧は成王妃の座が狙いか…一方、野心を抱く秦湘(シンショウ)も成王妃の座を狙っていた。そこで幕舎に戻って来た晋王を呼び止めたが、意外にも秦莞の従姉だと知った成王があっさり受け入れてくれる。その頃、燕遅は皇太后に永慈(エイジ)郡主との縁談を嘆願していた。皇帝は皇子たちに縁談を賜るため幕舎に呼んだ。しかし燕遅と燕麒が獲物を巡って大喧嘩したと知り激怒する。そこへ素(ソ)貴妃と馮沈碧が駆けつけ、馮璋(フウショウ)が死んだと報告した。素貴妃は涙ながらに捜査を嘆願したが、狩りでの死傷は避けられないため、事故として処理されてしまう。皇帝は欽天監の相性診断の結果をもとに縁談を決めた。燕遅に緊張が走る中、燕徹は秦朝羽と、燕麒は馮沈碧と婚姻が決まる。母と馮沈碧にまんまとはめられた燕麒。その時、皇太后から懿旨が届き、燕遅と秦莞の婚姻も決まる。燕徹はいささから落胆したが、実は皇帝はすでに燕遅には後ろ盾のない秦莞を嫁がせようと決めていた。燕遅と森へ散策に出かけた秦莞。皇帝が昨夜の一件をあっさり水に流したと聞き、成王がこのまま黙っているとは思えなかった。燕遅によれば燕麒が封地へ移らないのには理由があるという。「奴のお目当ては兵糧と戦馬の供給地・涼(リョウ)州だ」「朔西(サクセイ)の重要拠点ね、兵糧事件の黒幕は…」「燕麒か、皇太子か、あるいは陛下か」燕遅は父王の強情さが皇帝の逆鱗に触れた可能性があると心配した。結局、燕遅は皇帝からは父の間者とみなされ、父王には臆病な不孝者と思われているという。すると秦莞は晋(シン)王事件のことなら自分に任せて欲しいと言った。実は李牧雲(リボクウン)が秦莞を泳がせて粗探ししているいう。「あなたが関わるのは危険よ」「婚姻を賜ったよ、今後は夫婦で乗り越えよう 莞児、いばらの道だが共に歩んでくれるか?」「はい、喜んで」皇族一同が揃い、秦朝羽と馮沈碧、永慈郡主が御前に呼ばれて婚姻の詔を賜った。しかし成王と関係を持ちながら正妃に選ばれなかった秦湘は不貞腐れ、祝宴が始まると秦霜(シンソウ)の心配を余所にやけ酒をあおってしまう。そんな中、燕遅が見事な大雁を持って祝宴に戻って来た。「姑祖母、大雁を贈ります、秦莞との婚姻をお許しください」「誠意は受け取ったわ、今日からお前を孫婿にする」大長公主は秦莞と小七の婚姻を喜んだが、その時、訃報が飛び込んだ。「急報!陛下!一大事です!」皇帝の弟であり燕遅の父である睿王・燕凛(エンリン)が逝去した。息子の突然の死を知った皇太后は衝撃のあまり倒れ、密書を見た燕遅は呆然と立ちすくんでしまう。…睿王が不慮の死を遂げる…秦莞は震える燕遅の手を握りしめ、何があろうと妻として一緒に立ち向かうと訴えた。皇帝は母后の幕舎に駆けつけた。しかし皇太后は薬を飲もうとせず、目も開けてくれない。「皇弟は逝ってしまった、私まで遠ざけるおつもりで?私も息子なのですよ?」すると皇太后は重い体を起こし、声を絞り出した。「凛児を連れ帰っておくれ…」控えていた秦莞、岳凝(ガクギョウ)、燕離(エンリー)、燕綏(エンスイ)は拝跪して皇帝を見送った。相変わらず皇父を見て怯える燕綏、すると皇帝がふと立ち止まる。「離児、お前は皇祖母のおそばにいろ」燕離はなぜ自分が付き添いを頼まれたのか分からず、いささか困惑した。燕遅は白楓に秦莞の護衛を任せ、父を迎えに行った。白楓と一緒に燕遅を見送る秦莞。…私があなたを守って見せる、あなたを傷つけた者には罰を受けさせる…「白楓、都へ戻り、蒸骨(ジョウコツ)法で遺骸の再検をするわ」朔西に到着した燕遅は父の棺にすがりつき泣き崩れた。まさか父子の最後の別れがあの激しい口論になってしまうとは…。燕遅が兵糧事件の調査で朔西に戻った時、睿王は皇兄が自分から虎符を取り上げるはずがないと断言、息子の諫言を聞こうとしなかった。『父王、人の心は変わるのです、今の陛下は用心深く、権力を持つ者を警戒しています それが皇弟ならなおさら…問題は事件の調査ではなく、陛下の猜疑心なのです 兵糧事件を理由に虎符を返上すれば陛下が自ら貪官を調べます 朔西軍には他の指揮官が就任するでしょう』『私は外敵が滅びぬ限り朔西を離れぬと約束した 心配するな、帰京して参内する時には虎符をお返しする』『父王!今や陛下だけでなく太子も成王も兵権を狙っている! 3人の誰かが我らを襲撃したんです! 陛下は国の安全より兵権を優先、太子も成王も軍に手を回している 父王が固執すれば朔西軍は挟撃されて無駄死にします!』『辺境を守る我が軍を陛下が滅ぼすわけがない!もしその日が来ても運命だ!』『なぜです!父王の信念のために私も朔西軍も無駄死にしろと?! 父王の考えは愚劣の極みだ!』頭に血が上った燕遅はうっかり口答えし、父王に蹴り飛ばされてしまう。その頃、秦莞は白楓や展(テン)捕頭たちの協力のもと、郊外に大きな釜を作って遺骸を煙で燻した。すると鄭(テイ)府尹が李牧雲を連れて現場にやって来る。李牧雲は興味深そうに釜を眺めた。「郡主はどこで蒸骨法を?」「書物よ」遺骸の後頭部には鬱血があり、鈍器による殴打と推定された。また全身の骨の傷から見ると生前、激しい暴行を受けたことが分かる。「右尺骨の亀裂と鬱血は強い衝撃による損傷 例えば腕比べで拳を受け止めた時や、落馬時の防御で生じるわ」すると李牧雲が傷痕のみで身元は特定できないと言った。しかし秦莞は両足の長短に差があり、左膝が内側に曲がり、直立時には右足の方が長く見えたはずだと指摘する。「歩行時には両肩が交互に上下していた、左足で踏ん張り、右足で攻める傾向が」恐らく生前は鏢師や侍衛のような武術の達人だったはずだ。遺骸が晋王府で見つかったことを思えば、晋王の旧臣である可能性が高い。晋王府は封鎖されて1年余り、死亡時期はおよそ1年前、埋められたのは封鎖前だった。李牧雲は確かに晋王の側近に侍衛がいたと認めた。「西域の血統で名は宋希聞(ソウキブン) もし死者が宋希聞なら我々では到底、対処しきれません」聞けば宋希聞は当時、御懲司(ゴチョウシ)に収監されたが、厳重な御懲司から逃げ出したという。しかし御懲司と言えば宮女を処罰する場所。秦莞は収監された理由を聞いたが、李牧雲は晋王に関することゆえ答えられないという。「過ちは隠そうとするほど綻びが広がる あるまじき場所から遺骸が出た以上、事実を奏上し、陛下に処遇を委ねるべきです」すると鄭府尹が急ぎ起草すると言った。…燕遅、晋王事件の突破口を見つけたわ、必ず無事に戻って…燕遅が睿王の亡骸を連れて帰京した。城門では秦莞たちは無言の帰宅を果たした睿王を出迎え、平伏する。皇帝は崇明殿で弟の棺が到着したと報告を聞いた。「宣旨の際、燕遅は落ち着いていたか?」「世子殿下は朔西軍の虎符だけ返上し、黙しておりました」すると侍従の袁慶(エンケイ)が虎符を献上した。「…ようやく戻って来たか」つづく(  ̄꒳ ̄)後宮ネタに飽きて来た頃、ようやく話が戻ったw伏線が残っているけれど、全部、回収されるかな?
2026.07.21
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第30話秦莞(シンワン)の顔を一目見る時間もなく、密命により朔西(サクセイ)へ赴いた燕遅(エンチー)。そんな中、封鎖された晋王(シンオウ)府で白骨遺体が発見された。鄭(テイ)府尹たちは大理寺と刑部の許可を待たなければならなかったが、到着した秦莞は皇帝から検視を行う権限を賜っていると断り、自ら封印を破ってしまう。「私が責任を負います」白骨遺体を見つけたのは盗人だった。賭場で晋王府の裏庭に使用人たちが埋めたお宝があるという噂を耳にし、昨夜、塀から忍び込んだという。やがて掘り返された跡を見つけて近づいたところ土が崩れて落下、そこで白骨遺体を見つけて通報していた。秦莞が初検していると李牧雲(リボクウン)が乗り込んできた。しかし李牧雲は封印を解いた秦莞を責めるどころか、急に遺体が出てきた真相を突き止めたいという。…邪魔する気はないようね…すると秦莞は鄭府尹に遺骸を義荘へ運ぶよう指示し、見張りをつけて欲しいと頼んだ。皇帝は李牧雲と秦莞から晋王府の一件を聞いた。しかし踏青(トウセイ)が近いため捜査はひとまず棚上げにするよう命じ、上巳節のあとに改めて考えるという。一方、朔西軍に到着した燕遅は父を説得するも、大喧嘩になっていた。紫宸殿を後にした秦莞は福寧(フクネイ)宮を訪ね、九皇子・燕綏(エンスイ)の相手をしていた。そんな2人の様子を眺めなが談笑する皇太后と大長公主。大長公主は裕(ユウ)王の11番目の側室が男女の双子を産んだと教えた。「皇兄にはホント呆れるわ~ 人生のほとんどを遊んで暮らし、還暦を過ぎて子を産ませるとはね~」「双子なの?…めでたいことだわ」皇帝から縁談を賜る上巳節を前に忠国公嫡子・馮璋(フウショウ)は成(セイ)王に皇帝への口利きを頼んでいた。「永寧(エイネイ)公主を娶りたいのです」燕麒(エンキ)は永寧では馮璋の手に負えないと言ったが、馮璋は一服もって既成事実さえ作れば大丈夫だという。「器の小さい奴め…その代わり手伝ってくれるか?燕遅なら都にいない」皇帝一行は踏青で郊外の馬場に出かけた。燕麒は森で密かに密偵と接触、燕遅がすでに朔西を出たと知る。「では計画実行だ」そこへ成王を探していた馮璋が現れた。「ご下命があればいつでも動けます」踏青は妙齢の男女の見合いの場でもあった。忠勇(チュウユウ)侯夫人胡(コ)氏は武安(ブアン)侯夫人のつてで秦湘(シンショウ)に薛青山(セツセイザン)をあてがったが、秦湘は相手が七品(シチホン)の副尉(フクイ)だと聞いて内心、面白くない。そんな事とは知らず、薛青山は偶然にも足を挫いた秦霜(シンソウ)を助けていた。皇太子・燕徹(エンテツ)と成王・燕麒の腕比べが始まった。誰もが成王が勝つと信じて疑わなかったが、今日のために弓の稽古に励んできた皇太子は引き分けに持ち込む。皇太后と大長公主が結果を聞いて目を丸くする中、皇后は鼻が高かった。その時、雁の群れが飛んでくる。皇帝は決着をつけるため射落とした方に褒美を出すと命じたが、見事に落としたのは皇太子でも成王でもなく、朔西から戻った燕遅だった。燕遅は森の中で待っていた秦莞を見つけ、愛しい人に口づけした。しかし父との話し合いは決裂、皇帝は朔西軍の兵権の返上を命じたが、睿(エイ)王・燕凛(エンリン)は西戎(セイジュウ)を倒すまで返上しないの一点張りだという。「陛下に兵権を返してあなたと睿王が免官になったら私が養うわ 万が一、睿王が兵を挙げたら陛下は我らを斬る…とにかく備えないと」「″我ら″と言ったな?命懸けで無位無官の私に嫁ぐというのか?」「あなたと生死を共にする」そこへ白楓(ハクフウ)が現れた。「急ぎ報告が、素(ソ)貴妃が成王の妃候補に永慈(エイジ)郡主を指名したと」その夜、皇帝は燕遅から報告を聞いた。兵糧事件には裏があり、睿王が罷免して捕らえた糧料使を尋問したところ、涼州府の地方官に西北路転運使を紹介されたと供述を得たという。「この兵糧事件において朔西軍は明らかに被害者です 睿王が汚職を黙認した事実はなく、黒幕が別におります 陛下、大周と陛下に対する睿王の忠心は揺るぎなく、朔西軍は天子の軍勢、大周の鉄壁 睿王をお疑いなら見せしめとして世子である私の首をはね、朔西にお送りください!」「(´゚ω゚):;*.’:;..ブハッ!妄言は控えよ!」燕遅はもう少し時間が欲しいと訴え、この機に秦莞との縁談を願い出ようとした。しかし運が悪く后妃が現れ、機会を逃してしまう。岳凝(ガクギョウ)が三兄に嫁ぐと言い出し、面白くない燕離(エンリー)。燕離は焚き火の前で剣舞を披露する岳凝を眺めていたが、そこへ白楓が駆けつけた。「郡主から伝言です、先に休むので義(ギ)王世子に永寧郡主を頼むと…」「七嫂の頼みじゃ仕方がないな」すると燕離は三兄に嫁ぐなど許さないと迫り、どうしても嫁ぐなら自分を殺せと言い放った。意地を張っていた岳凝だったが、実は三兄に寄り添ってくれる女子がいるなら嫁がなくて済むという。「容姿は私以上よ?」「無理を言うな、お前より美人などいないさ、機嫌を直してくれ」その頃、白楓がいない隙を狙って曲者が秦莞と茯苓(フーリン)の幕舎に催眠香を投げ込んでいた。茯苓は眠っていたが、たまたま起きていた秦莞は咄嗟に口を塞いで寝台へ逃げ込み、薬や鍼を急いで懐に隠す。…成王の手下かも…すると曲者は眠ったふりをした秦莞を担いで森へ運んだ。秦莞が折を見て目を覚ますと見知らぬ男がいた。男は秦莞に手を貸して座らせ、薬のついた手巾で顔を拭き始める。「あなた誰?何の薬なの?」「鳳栖楼で妓女を仕込む時に使う薬さ、意識があっても体が動かなくなる 永寧とは実の姉妹のように仲がいいそうだが、お前と親密になるのも悪くないな」その時、燕麒が現れ、男を蹴り飛ばした。男は燕麒の従弟・馮璋だった。馮璋は成王のために秦莞をさらったが、まさか本気で検視人を王妃にするのかと冷笑する。「私が選んだ女子だ、お前ごときが触れてよい相手ではない」「表哥、血縁の私に対してさすがに言い過ぎだろう?」これまで下手に出ていた馮璋は堪忍袋の緒が切れ、馮家の支えがなければ母子とも生き残れなかったと蔑んだ。その時、燕麒がいきなり馮璋を刺し殺し、秦莞は呆然となる。「何てことを…」「ここは汚れた、場所を変えよう」燕遅は白楓から秦莞が消えたと聞いた。幕舎を調べた燕遅は成王の配下で持ち場にいない者を探すよう指示、見つけ次第、口封じするよう命じる。「郡主がさらわれた件を外に漏らすな」「はい、″もしもの時″は狩りで事故に遭ったことに」しかし燕遅は白楓の進言に何も答えられなかった。燕遅は弓矢片手に森へ入った。やがて天枢(エンスウ)営の秘薬が入った筒を発見、その先に白い粉が落ちている。実は曲者に背負われていた秦莞はこっそり曲者の腰にあった筒を落とし、目印として粉薬をこぼしていた。「莞児!」燕遅は粉薬をたどって先を急ぐと、やがて馮璋の遺体を発見した。一方、成王は秦莞のためにろうそくを灯し、花びらを散らした。「私が女子に心を砕くなど稀なことだぞ? お前は変わっている、泣きも喚きもせず、実に冷静だ そう言うところが気に入った、正式に成王妃にならないか?」「気に入ったのは検視の腕でしょう? 私に構うのも燕遅に正攻法で勝てないから私で鬱憤を晴らすしかない 女を利用する腰抜けどころか、弱者にしか威張れない臆病者よ」秦莞はわざと成王を挑発、頬を打たれてしまう。「私は女子にも厳しいぞ?素直になるなら優しくしてやる」「蛇に″咬まないで″と頼む人がいる?そんな理屈も分からないなんて愚か者ね」燕麒はカッとなったが、秦莞の時間稼ぎもそこまでだった。「ふっ、その減らず口は燕遅にとっておけ お前が弄ばれたと知った時の奴の顔を想像しただけで楽しみだ 今は郡主などと呼ばれているが卑しい女に成り下がる、生き地獄をたっぷり味わえ」その時、秦莞は密かに鍼を構えた。「品性は奪おうとしても奪えない、私は簡単に生きる気力を失ったりしない あなたが破滅するのが先よ!」秦莞は成王の腕に鍼を刺し、燕麒が怯んだ隙に逃げ出した。すると燕遅が現れ、燕麒を蹴り飛ばして矢を放ち、大木にはりつけにしてしまう。秦莞は無事だった。しかし怒りが収まらない燕遅は再び矢をつがえ、すでに身動きが取れなくなった燕麒に狙いを定める。「何をする?!私を殺すつもりか?!」「燕遅、やめて」つづく( ๑≧ꇴ≦)成王wwwwwww絶対、笑わせに来てるw
2026.07.19
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第30話林涛(リンタオ)に食事に誘われ出かけた喬琳(チァオリン)。銀行から無事に融資の許可が下りたと連絡をもらい、てっきり打ち上げだと思っていた。喬琳は尽力してくれた林涛に心から感謝したが、実は融資を受けられたのは林涛が粉飾決算したからだと知る。「俺が財務諸表を操作したから審査に通ったんだ、だがやったのは俺じゃない 君の妹妹だよ、妍衣坊(イエンイーファン)の社長・許妍(シューイェン)の行為になる 財務諸表に社印を押したのは君だ、防犯カメラにもしっかり映っていたよ 通報すれば許妍も道連れだ!」林涛は許妍を巻き込みたくなければ于一鳴(ユーイーミン)と別れ、地元に戻って自分と結婚するよう迫った。初めから騙されていたと知った喬琳は呆然、しかし後悔してももう遅い。「あなたの要求に応じる」モウヤダ… (‘、з)っ⌒っ一方、許妍は傷ついた沈皓辰(シェンハオチェン)に付ききりで世話をしていた。しかしその夜、沈皓明(シェンハオミン)から緊急のメッセージが届き、家政婦の小慧(シャオフイ)に任せて慌てて病院へ駆けつける。実は沈金松(シェンジンソン)は急激に心拍数が落ち、心臓が止まっていた。沈金松は医師の処置ですでに落ち着いていた。すると許妍は非常階段に座って項垂れている沈皓明を見つける。沈皓明の打ちひしがれた姿に呆然となる許妍。近づいて良いのか分からず立ちすくんでいたが、その時、許妍に気づいた沈皓明が手を伸ばして助けを求めた。「爸爸は山のように頼もしい人だ、どんな困難や挑戦に対してもひるむことはない でも病床に横たわる爸爸は弱々しくて、心臓が止まった時は怖かった 爸爸がいなくなるんじゃないかって…」「大丈夫きっと良くなるわ、信じて」許妍は初めて弱みを見せた沈皓明を抱きしめ、何度も励ました。喬琳は林涛から1週間の猶予を与えられ、それまでに于一鳴と別れることになった。しかし決心がつかず、于一鳴を避けてしまう。一方、許妍は憔悴する于嵐(ユーラン)を心配し、看病を交代して沈皓辰の世話を頼んだ。于嵐は沈皓辰を元気づけようと外へ連れ出したが、物陰に隠れていたパパラッチに気づいた沈皓辰が激高してしまう。すぐに警備員がパパラッチを捕まえたが、部屋に戻った沈皓辰は鍵をかけて閉じこもった。知らせを聞いた沈皓明が慌てて帰って来た。何度も呼びかけるが沈皓辰の返事はなく、心配した沈皓明は扉を蹴飛ばして強引に中へ入る。すると沈皓辰が気を失って倒れていた。沈皓辰は食事を採れずに低血糖で倒れた。沈皓明たちは命に別状がないと知って安心したが、医師はうつ状態が悪化する前に生活環境を変えてはどうかと提案する。于嵐と沈皓明は海外に留学させようと言ったが、許妍は何かあった時に間に合わないと心配した。「そうだ、祖母の家は?山奥だし動物もいるから子供が喜ぶわ」許妍と沈皓明は沈皓辰を連れて雲来(ウンライ)村の祖母の家に身を寄せた。腫れ物に触るような家族と違って許昌惠(シューチャンフイ)はお構いなし、ひ孫を自分のペースに引き込んでしまう。翌朝、沈皓辰は朝食に少し口をつけただけで席を立った。沈皓明と許妍が引き止めても無視、しかし許昌惠が呼び止めると沈皓辰がふと足を止める。「ハオチェン、食べ終わったなら仕事へ 庭の籠を背負って裏山でトウモロコシの収穫よ、山暮らしにはルールがある 働けない年寄りと赤ん坊は仕方がないけれど、他は全員、畑仕事をすること」そこで許妍は負けず嫌いな沈皓辰を煽った。「姥姥(ラオラオ)~ハオチェンはまだ子供よ?畑仕事なんてできないわ~」すると憤慨した沈皓辰は自ら庭に出て籠を背負い、畑に出かけて行った。沈皓明は急いで沈皓辰を追いかけ、一緒にトウモロコシを収穫した。初めこそうまくとれなかった沈皓辰だったが、沈皓明の助言を聞いて面白いようにもぎ取れるようになると自然と笑顔になる。すると体を動かしたことで自然と食欲が戻り、翌朝は自らお代わりまでした。一方、金達(ジンダー)の乗っ取りを画策する瞿明誠(チューミンチョン)は沈父子の役職が解かれても安心はできなかった。今も沈父子が大株主である事実は変わらず、2人の帰りを待っている上層部も多い。しかし株価暴落の原因が沈父子にあることから、スティーブは巨額の損失に対して賠償責任を追及できると進言した。「株主に声をかけ、訴訟を提起させて父子の口座を凍結しましょう そうすれば奴らの株券はただの紙切れになる、金がなければ再起不能です」喬琳との連絡が途絶え、明らかに避けられていると気づいた于一鳴。そんなある夜、やっとマンションで喬琳を見つける。喬琳はまた仕事へ戻ると嘘をついて逃げ出したが、慌てるあまり階段を踏み外して転倒した。于一鳴は喬琳を病院へ連れて行った。軽い捻挫で済んだが、診察が終わって会計に向かおうとした時、突然、林涛が現れる。「管理人さんから聞いたんだ、大丈夫か?…于先生、あとは俺に任せてくれ」「何のつもりだ?彼女は僕の恋人だぞ?」于一鳴はわけが分からず憤慨した。「聞いていないのか?俺たちは復縁した」ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ喬琳は覚悟を決め、林涛との復縁を認めた。やはり2人に大きな格差があることは否めず、一途な林涛に心を打たれ、自分に釣り合うのは林涛だと分かったという。「于一鳴、言うべきことは全て伝えた、もう会うことはないわ」すると林涛は誤解のないようプレゼントを返すよう指示した。喬琳は悲しみをこらえながら指輪を外し、于一鳴に返して林涛と帰ってしまう。_:(´ཀ`」∠):_ 助けて…翌日、于一鳴が部屋を出ると喬琳の部屋から荷物を運び出している引っ越し業者を見かけた。驚いた于一鳴は慌てて喬琳を追いかけ、どこへ引っ越すのか尋ねる。喬琳は妹のマンションだと答えた。何か事情があるのは明らかだったが、于一鳴が問いただしても喬琳は何も教えてくれない。「君の心変わりを信じない」「諦めが悪いわよ」すると喬琳はトラックに乗って行ってしまう。許妍は祖母の家の前で両親と出くわした。喬建斌(チァオジェンビン)と王亚珍(ワンヤージェン)は許妍がいると聞いて会いにきたという。「ハオミンと子供は?」「ハオミンたちは畑仕事へ行ったの」「駄目じゃないの、お客さんに畑仕事なんてさせて、止めないと」王亚珍は驚いたが、許妍はこれでいいと言った。「よく食べ、よく寝て、健康的よ、心配しないで あの子を連れてきたのは心を休めるため、だから会うのはもう少し落ち着いてから」両親は許妍の話を聞いて納得し、挨拶せずに帰ることにした。「これはお土産だ、あとこれも…」喬建斌は以前、許妍が自分の治療費のためにくれた銀行のキャッシュカードを返した。「使わなかったよ、良性の腫瘍だから簡単な手術で済んだ 沈家のことは聞いた、困ったことがあったら連絡してくれ、地元なら力になれる」すると両親は引き返した。「ありがとう!」許妍は初めて両親の真心に触れ、思わず声をかけた。「いいのよ、だって家族じゃない、じゃあね」王亚珍はようやく許妍に受け入れられたと感じ、嬉しそうに夫の腕に手を絡めて帰って行った。鶏の世話を任され、農作業に励みながら、心の平穏を取り戻し始めた沈皓辰。すると裏山から戻った沈皓明は偶然、許妍のアルバムを見つけた。…我们…開いてみると左側には許妍、右側には沈皓明の写真がある。その時、沈皓明は以前、許妍と自分の子供の頃のアルバムを見た時のことを思い出した。『写真を撮ってもいい?』『いいけど何に使うの?』『記念にするのよ』沈皓明はやっと写真の使い道を知った。…私10歳、あなた15歳…2人とも賞をもらう……私21歳、あなた26歳…初めて同じ街で暮らす……私26歳、あなた31歳…あなたと出会う……2023.9.20. 今日結婚した…しかし結婚式の写真でアルバムは終わり、最後のページにメッセージだけが残されていた。…2024 私たちは離婚する…つづく
2026.07.18
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第29話沈皓明(シェンハオミン)の取締役就任を決める大事な役員会議も目前。すると父の盟友であり、金達(ジンダー)創設者のメンバーだった瞿明誠(チューミンチョン)が沈皓明のオフィスに現れた。今回ばかりは息子同然の沈皓明に1票を投じるため、遠路はるばる駆けつけたという。しかしその笑顔の裏で、瞿明誠はスティーブに金達の株を買い集めるよう指示していた。スティーブはすでに沈皓明がロンドン留学中に方妤(ファンユー)との間に子をもうけ、DNA鑑定を受けていたことを突き止めた。沈皓明の帰国後に会長夫妻が急に国外で第2子をもうけたと公表したことから、沈皓辰(シェンハオチェン)が沈皓明の息子である可能性が高い。そこで韓衛平(ハンウェイピン)に証拠を手に入れるよう頼んだ。陳霖(チェンリン)は接待続きの沈皓明の送迎で忙しく、恋人の誕生日まで祝えなくなった。すると同情した韓衛平が自分が引き受けると申し出る。「恩に着るよ!」しかしその夜、泥酔した沈皓明を部屋の中まで送り届けた韓衛平は、帰ったと見せかけて書斎を漁り始めた。パソコンにそれらしいファイルはなかったが金庫を発見、しかしパスワードが分からない。…誕生日じゃない、電話番号は違う、車のナンバーも駄目か、まずい、5分以内に3回エラーを出した、あと1回間違えたら警報が鳴る…その時、不意に思いついたのが沈皓明と許妍(シューイェン)の結婚記念日だった。「230920#」翌朝、ネットニュースは金達のスキャンダルで持ちきりとなった。…金達グループの沈皓明に隠し子、婚外子を弟と偽っていた…沈皓明は開け放たれた金庫の中にあるDNA鑑定研究所の封書を眺めながら呆然としていた。すでに沈皓辰は学校へ到着、ともかく急いで実家に連れ戻すことにする。その頃、許妍も喬琳(チァオリン)からニュースを聞いて驚愕していた。取るものも取りあえず、全ての予定をキャンセルして飛び出した許妍。一方、沈皓辰はまだ何も知らずにいた。しかし友だちからネット記事の話で揶揄され激高、喧嘩になってしまう。そこへ担任教師が運転手と一緒に駆けつけ、沈皓辰を家に帰した。ネット記事の影響で金達の株は暴落。金達では緊急取締役会が招集され、沈金松(シェンジンソン)と沈皓明は取締役たちから記事についての釈明を求められた。すると突然、会議室に沈皓辰が現れ、沈皓明を追求する。「あなたが僕の爸爸なの?!」沈皓明は興奮気味の沈皓辰をかついで自分のオフィスまで連れて行った。「僕は誰の子なの?!ネットの噂が本当か知りたいだけなんだ! どうして嘘をついたの?!僕なんていらなかったの?!」しかし沈皓明はまず家に帰るようなだめ、戻ったら話すとはぐらかしてしまう。沈皓明は陳霖に沈皓辰を家まで送るよう頼んで会議に戻った。すると役員たちに追い込まれた父の様子がおかしいと気づき、体調が悪いと断って散会する。沈皓明は父を会長室で休ませたが、その時、秘書がやって来た。実は金達の株を買い漁っている筆頭は思拓(スートゥオ)建築だという。その頃、誰も信じられなくなった沈皓辰は赤信号で停止した車から逃走していた。沈皓辰は行く当てもなくベンチに座っていた。すると父の顧問弁護士が現れ、母親に会わせてくれるという。一方、沈皓明は陳霖から沈皓辰が行方不明だと聞いて警察に捜索願いを出した。知らせを聞いた許妍も心当たりを探しに出かけたが、そんな中、沈皓明の携帯に沈皓辰の学生鞄の画像が届く。引き伸ばしてみると壊れた看板に″永祥(ヨンシアン)″とあった。沈皓明は許妍と合流、廃墟となった永祥ビルに到着する頃には日が沈んでいた。すると車の音に気づいた韓衛平が独りで慌てて廃墟から飛び出してくる。沈皓明は車を止め、許妍に警察を待つよう伝えて後を追った。沈皓明は韓衛平を捕まえ、沈皓辰の居場所を突き止めた。許妍に連絡して急いで廃墟に駆けつけた沈皓明。するとちょうど警察に無事保護された沈皓辰と許妍を見つける。沈皓明は沈皓辰を抱き上げて帰ることにしたが、廃墟の外ではマスコミが殺到していた。マスコミに囲まれた沈皓辰は興奮して暴れ出し、真実が知りたいと沈皓明に訴えた。すると沈皓明は正直に自分が父親だと認める。マスコミは増長し、夫婦の不仲の原因は子供なのかと迫った。その時、許妍が矢面に立って沈皓明と沈皓辰を守る。「私がこの子の母親よ、息子は今、混乱しています 最低限の倫理を守って未成年者への配慮を、家庭は円満です、心配無用よ 取材が続くなら法的措置を取ります…道を空けて、どいてっ!」マスコミを押し除け、何とか車に乗り込み出発した許妍たち。その様子を遠目から韓衛平が見ていた。翌朝、韓衛平は花束を抱えて方蕾(ファンレイ)のマンションを訪ねた。しかし方蕾はDNA鑑定を公表した韓衛平に激怒、平手打ちする。「私たちの関係は終わりよ、出て行って」一方、激しい衝撃を受けた沈皓辰は食事も喉を通らず、ふさぎ込んでいた。父から連絡を受けた沈皓明は仕方なく母と許妍に沈皓辰を頼んで出社したが、会長室で瞿明誠と対峙することになる。すると瞿明誠はこれまでの鬱憤を爆発させた。「長年、あなたに頭を押さえられ、取締役会に参加したのも数えるほど 私など電話越しの影のような存在だった、私を忘れていただろう? 私たちは裸一貫で会社を立ち上げ、ここまで育て上げた あなたはワンマンで誰も逆らえなかった 一緒に創業した仲間を全て京(ケイ)州から追いやったな? 私も広東へ飛ばされ早30年、幸い香港市場を開拓したおかげで自分の勢力を保てた この椅子に何十年も座り続けたんだ、そろそろ譲る頃だろう?」「子供に手を下すのか、陰湿だな?」「私だって背水の陣だ、道徳に構っていられない」瞿明誠はそこで引き上げることにしたが、去り際、沈皓明に大事なことを伝えておいた。「そうだハオミン、韓衛平はお前の顧問弁護士だったな?私の養子でもある」瞿明誠の裏切りを知った沈金松は頭に血が上り、卒倒した。直ちに京州悦康(ユエカン)病院に搬送され、動脈瘤破裂によるクモ膜下出血だと分かる。幸い手術は成功したが、意識が戻るかどうかはまだ分からなかった。許妍は仕事を休んで沈皓辰に付き添っていた。夫婦の寝室にこもったまま口も聞かず、何も食べようとしない沈皓辰。許妍は筆談はどうかと提案したが反応はなかった。「話したくないのね…じゃあいいわ、ただ一緒にいさせてね」病院では于一鳴(ユーイーミン)が沈皓明の力になってくれた。一方、喬琳も許妍の代わりに妍衣坊(イエンイーファン)を引き受け、支えることにする。すると于一鳴から連絡が来た。「無理はするなよ」「優しいのね、ありがとう」その頃、林涛(リンタオ)はレストランの個室で喬琳が来るのを待っていた。つづく( ๑≧ꇴ≦)ウワァァァァァァー!
2026.07.17
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第29話燕遅(エンチー)は連続殺人事件の容疑者である王信(オウシン)の目撃情報を得た。そこで目撃現場の付近一帯にある全ての石臼店を調べさせることにする。しかし時すでに遅く、捜索中の白楓(ハクフウ)が空き家になった石臼店の廃屋で遺体を発見した。知らせを聞いた燕離と秦莞(シンワン)が現場に駆けつけた。被害者は石臼で顔の半分を潰され死亡、手のタコの位置から彫刻師と推測され、急ぎ寧不易(ネイフエキ)を呼んで似顔絵を作ることにする。遺体の死後硬直と血の乾き具合から被害者は捜索前には殺されていた。争った形跡はなく、被害者が自らここまで歩いて来たのなら、顔見知りの犯行の可能性が高い。燕遅が梁に上がってみたところ、縄を切り落とした痕跡があった。「事件の夜、梁には石臼が吊され、地面には無義花の絵があった しかし被害者は暗がりで気づかず、絵の上に立った瞬間、下手人が縄を切ったんだ」秦莞と燕遅は石臼に残っていた縄を調べた。縄は2度に分けて切られており、1度で切れないことを案じてあらかじめ半分、切っておいたらしい。秦莞は片側の切り口が整い過ぎていることから、彫刻で使う糸鋸(イトノコ)を使ったと分かった。下手人はやはり王信なのか。そこへ寧不易が到着したが、顔を潰された遺体を見てまた気分が悪くなってしまう。寧不易は半分の骨格を元に似顔絵を作成、帰って行った。すると燕遅は寧不易が嘔吐(エズ)いた時、甕に張った水に映る様子を見たという。寧不易は嘔吐するふりをしていただけだった。実は秦莞は最初の呉謙(ゴケン)の時にすでに気づいていたという。普通なら胸や腹に手を当てて不快感を和らげるが、寧不易は脚に手を当てていた。苦しそうにしながら顔色は変わらず、目の充血もなかったという。遺体を義荘に移した秦莞は復顔法で遺体の頭部を模した粘土像を作った。そこへ展(テン)捕頭が寧不易が書いた王信の似顔絵と今回の犠牲者の似顔絵を持って来てくれる。粘土像は王信の似顔絵と一致、手のタコからも被害者は王信と断定した。寧不易の腕なら被害者の顔を間違えるとは思えず、わざと別人に描いたのだろう。王信を下手人に仕立てるため顔を潰し、彫刻師が使う糸鋸を使ったのだ。「輪郭を似せつつ顔の特徴を微調整している、下手人だから王信であることを隠したのね」状況証拠は明らかに寧不易を示していたが、燕遅はやはり動かぬ証拠が必要だと言った。燕離と岳凝は染墨画館を訪ねた。そこへ予定通り鳳栖(ホウセン)楼の妓女が現れ、燕離に馴れ馴れしく言い寄る。「燕離!私の真心を踏みにじったわね!」激怒した岳凝は燕離を引っ叩いて帰ってしまう。その様子を寧不易が見ていた。寧不易は郡主に真心を尽くすよう諌めたが燕離は一蹴、機嫌取りに店で何か買いたいという。「ちょうど良い匕首があります、家の書斎にあるので夕餉の後にお越しください」燕離と岳凝が一芝居打って寧不易の標的となった。燕遅は今晩、燕離の代わりに白楓を送り込むことにしたが、燕離は自分が行くと譲らない。誰もが危険だと反対する中、秦莞だけは燕離を後押しした。「生きてさえいれば必ず私が治してみせる、これを持って行って」秦莞は万一のため薬や鷹笛を渡した。すると燕離は不安そうな岳凝の様子に気づく。しかし岳凝は素直になれず、優しい言葉ひとつかけられなかった。「何も言わないで!私たちは何があってもずっと″良き兄弟″よ」その夜、燕遅と白楓は寧不易の家の屋根に上り、瓦をひとつ外して燕離を見守った。しかし燕離は寧不易が持って来た匕首を見ようと席を立ち、2人の視界から消えてしまう。証拠をつかむまで乗り込むことができない燕遅たち、その時、部屋の奥から白い煙が見えた。「しまった!」寧不易が匕首が入った箱を開けると途端に迷昏香の煙が現れた。驚いた燕離は握りしめていた鷹笛を吹こうとしたが、首を突かれて意識を失ってしまう。気がつくと燕離ははりつけにされていた。燕遅と白楓は燕離を見失った。そこへちょうど秦莞たちが駆けつけ、寧不易が抜け道から燕離を連れ去ってしまったと知る。恐らく屋敷内のどこかに密室があるはずだ。その時、秦莞が池から小さな気泡が出ていることに気づく。「抜け道よ」燕遅たちは注意深く橋を調べると、ついに隠し扉を見つけた。燕離は時間を稼ぐため、悪事を働いていない自分を殺すのは天道社(テンドウシャ)の規則に反すると訴えた。天道社を知る者がいたことに激しく動揺する寧不易、すると妓楼に入り浸って永寧(エイネイ)郡主の心を弄んだ罪により燕離を″切り裂きの刑″に処すという。「誤解だ!私はまだ女子を知らぬ、ただ1人で眠れず妓楼通いを… 我らは三生を近い、夜を共に過ごした仲なんだ」その時、岳凝が真っ先に地下の密室に飛び込み、背後から寧不易を蹴り飛ばした。「それ以上、言ったら口を裂くから!」岳凝は燕離を心配していたことも忘れ、名節を傷つけられたと激高した。白楓と展捕頭は梯子を登って来た義(ギ)王世子を引っ張り上げた。すると燕離は大急ぎで走って逃げてしまう。2人は呆気に取られながら、今度は永寧郡主に手を貸した。「燕離は?!」「あちらに」「許さない!八つ裂きにしてやる!」一方、秦莞と燕遅は現場に残って寧不易の目が覚めるのを待った。隠し部屋を見回していた秦莞が帷を外すと社主の白い仮面を発見、壁には大きな無義花の絵がある。その時、寧不易の意識が戻った。「あなたが王信を殺さなければ疑念のまま終わったのに」「奴は殺されて報いを受けるべきだった、欲深い者には″石臼の刑″が相応しい 観音鎮事件の時は詰めが甘かった、そろそろけじめをつけるべきだな 私は殺されても構わぬ、だが数日でも生き延びたら必ずや貴様を殺して大業を果たす!」寧不易の標的は将軍として多くの命を奪った燕遅だった。「なんと惜しいことよ…まだ志半ばだ」すると寧不易は匕首で自分の首を掻っ切ってしまう。秦莞は寧不易の遺体を検視した。気血が尽きているところを見ると、すでに余命がわずかだったと分かる。すると左胸に無義花の入れ墨が入っていた。翌朝、秦莞は張洞玄(チョウドウゲン)を証人として京兆府に呼んだ。社主の仮面は樟木(ショウボク)に白い漆を塗り、寧不易の顔の輪郭を基に作られている。樟木の堅さから輪郭が一致しなければつけることはできず、色も黄ばんで年季が入っていた。張洞玄の話では白い仮面は社主しかつけられず、副社主が銀の仮面をつけるという。そこへ白楓が寧不易の来歴を調べて戻って来た。…岷江(ミンコウ)と沁河(チンガ)で水害が起き、裕(ユウ)王自ら朝廷の救済金を湖(コ)州へ護送した、しかし湖州布政司(フセイシ)の按察副使(アンサツフクシ)・寧守徳(ネイシュトク)が救済金を横領、救済が停滞、結局、寧守徳は罪を認めないまま斬首刑に処され、子孫三代は仕官の道を断たれた…寧守徳は寧不易の父だった。確かに按察副使1人で横領などできるはずもなく、皇族の裕王だけ見逃されたのだろう。「寧守徳は身代わりにされたのね、息子が天道の不公平を恨んで当然だわ」秦莞は父を思い出してうっかり私情を挟み口を滑らせた。燕遅が秦莞を連れて一旦、外に出た。「寧守徳と君の父親は違う、首謀者でないにしろ横領に手を染めたのだ」「そうね、正義を求めるなら民を害さず、裕王を裁く術を探るべきだった」秦莞は軽率な発言を反省し、燕遅の警告に感謝した。「鄭府尹や展捕頭の前での言動には気をつけてくれ」その夜、燕遅は皇帝に呼び出された。皇帝は連続殺人事件が無事、解決したことを評価したが、兵糧事件の容疑者が入京したにも関わらず動かない燕遅を訝しむ。「調査の結果、軍内に″害虫″がいますが、証拠を収集できていません 害虫はいても軍の潔白の事実は揺るがず、陛下に忠実です」燕遅は父王をかばったが、皇帝が遠回しに兵権の返還を迫っているのは明らかだった。「陛下、私自ら朔西へ赴き、害虫を炙り出して陛下の心を安心させましょう」「よかろう、この件は漏らすな」白楓が密書を持って睿王府に戻ってきた。皇太子が朔西に到着、兵糧を引き渡す際、睿王が内部調査していた鳩組を捕まえてしまったという。「私は朔西へ行く、お前は命懸けで莞児を守れ」(ˇ⊖ˇ)<ホッホ~李牧雲(リボクウン)は鄭府尹から事件の報告書を受け取った。すると報告書の末尾に″未解決″とある。鄭府尹は張洞玄の証言から副社主と残党が残っていると説明した。しかし李牧雲は都を騒然とさせた事件を早く決着させるべきだと訴え、何より義王世子を危険に晒したことが皇帝の耳に入れば処罰は免れないと脅した。鄭府尹は罷免を恐れるあまり、調書を修正してから奏上すると約束してしまう。そんなある日、岳凝が秦莞を迎えにやって来た。帰京した信(シン)王世子・燕澤(エンタク)が皇太后への挨拶で福寧宮に来るため、一緒に参内しようという。実は亡き信王妃と睿王妃は親友で、燕澤は燕遅とも仲が良かった。燕澤は目が見えず、名医を探して各地を旅していた。しかし秦莞の名声を聞いて帰京したという。すると燕澤は診察のため近づいた秦莞にこっそり皇太后を心配させたくないと伝えた。「後日、改めて診察を頼む」「分かりました」そこで秦莞は皇太后を安心させるため、鍼治療と薬膳で回復できると伝えた。岳凝は秦宅に泊まることにした。珍しく元気がない岳凝、茯苓(フーリン)は鬱憤晴らしに燕離と遊びに行ってはどうかと勧めたが、かえって怒らせてしまう。実は秦莞は岳凝が信王世子と再会してから様子がおかしいと気づいていた。「正直に話すわ…内緒よ?ずっと後悔していることがあるの」それは岳凝がまだ6歳の頃だった。冬の巻狩に参加したくても誰も馬場へ連れて行ってくれず、腹が立って勝手に出かけてしまったという。しかし岳凝は大雪の中、足をくじいて迷子になった。そんな岳凝を探しに来てくれたのが燕澤だったという。燕澤は岳凝を背負って歩いた結果、吹雪を顔に受け、雪の反射光で目を痛めてしまう。「その後よ、目が見えなくなったのは… 確かに昔から体が弱くて、長く目を使うと痛みが生じると言ってた でも見えなくなったのは私のせいなの だから…責任を取って澤哥哥に嫁いでお世話する! 目が不自由な皇族に令嬢は嫁がない、見捨てられないわ、責任を取る!」「愛していない相手に嫁ぐの?燕離のことは?」「望んで嫁ぐのよ、燕離は…私がいなくても楽しく過ごすわ」燕離は風邪を引いていた。白楓は薬を届けがてら、茯苓から聞いた話を教えてしまう。岳凝が信王世子に嫁ぐと知った燕離は激怒、薬そっちのけで慌てて出かけて行った。翌日、秦莞は信王府を訪ねた。そこで燕澤が太医から処方された薬を確認したところ、脈診との矛盾に気づく。「以前、毒を盛られたことをご存知ないのですか?」「やはり優秀な医者だ、だがもう済んだことだ」すると燕澤はもし両目を失っても運命だと受け入れる覚悟があると伝えた。その夜、秦莞は燕遅のことを想いながら証しの玉を見つめていた。すると突然、白楓が駆けつける。実は燕遅は兵糧の横領事件と睿王のことで問題が生じ、急に朔西へ出かけたという。「あなたは行かないの?」「私は少帥の命により郡主を護衛します、ところで晋(シン)王府の件で…」「晋王府?」つづく( ゚д゚)え?終わり?と思ったら未解決か、これは期待!そう言えば王信を待ち伏せしていたのって銀色仮面だよね…ザワッw
2026.07.16
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第28話遺体発見現場の酔仙(スイセン)楼へ向かう馬車の中。秦莞(シンワン)は自分のことばかり考えて暴走し、岳凝(ガクギョウ)と燕離(エンリ)を巻き込んでしまったと反省した。しかし岳凝はむしろ巻き込んで欲しいという。「小碗児にはこれからも迷わず堂々と前へ進んで行って欲しい 遠慮なんかされたら私の思いが無駄になっちゃうわ ふふ、こんなこと言えるのは親友だからよね♪」秦莞は岳凝の言葉に深い感銘を受け、嘘をついているのが心苦しくなった。「凝児、実は…私は秦莞(チンワン)じゃない、本当は沈莞(シェンワン)なの」秦家の九娘子の正体は沈毅(シンキ)の娘だった。燕遅(エンチー)はすでに了承済み、父の冤罪を晴らすため名を偽ったという。岳凝はもちろん驚いたが、姓が何であろうと同じ人間に変わりはないと受け止めてくれた。「今までのままでいましょう、私の胸にしまっておく」安堵した沈莞は馬を御している燕離(エンリー)にも話すべきか聞いたが、岳凝は止めた。「絶対に駄目!酔ってどこかで話すかも」「ふふ、実はもう一つ告白することが…本当は私の方が年上なの」∑(⊙∀⊙)<なんだってー!よくも騙したわねー!一方、燕遅は兵糧を横領して朔西(サクセイ)軍を危機に陥れた黒幕を調査していた。白楓(ハクフウ)の報告では兵部が転運使(テンウンシ)に責任転嫁して逃げ切るつもりだという。兵部は成(セイ)王の管轄、そこで鳩組に朔西軍の中で西北路転運使に通じている者を探させることにした。「もし内部に協力者がいなければ傷んだ古米を軍営に運び込むことなどできない しかし父王にとって朔西軍は身内も同然、内部調査など認めないだろう、父王には知らせるな」(ˇ⊖ˇ)ホッホ~酔仙楼にはすでに鄭(テイ)府尹と展(テン)捕吏たちが到着していた。凍死していた男は氷蔵庫の管理人として住み込みで働いていた胡徳全(コトクゼン)。展捕頭が到着した時、門は開いていたという。すると秦莞が倒れた遺体の下に足跡を発見、下手人のものと断定した。下手人は被害者を後ろ向きに運び込み、自分の足跡は自然と被害者の体で擦られ消えたのだろう。帰りは履き物を脱いで足跡を消して出て行ったはずが、被害者の下に残った足跡に気づかなかったと見える。その時、秦莞は敷居の前に赤色顔料が落ちていることに気づいた。「門を閉めて」秦莞の推察通り、門の裏側に″無義花″の絵が描かれていた。秦莞は岳凝と燕離に楼主の聞き取りを任せ、遺体の初検を始めた。すると鼻の穴の付近で曼陀羅華の葉の燃えかすを見つける。やはり下手人は被害者を眠らせて運び込み、生きたまま凍死させていた。その証拠に遺体はうっすら微笑んでいる。実は凍死の際に血流が滞る時、痛みを忘れるため幸せな夢を見ることが多いという。秦莞は被害者の寝室で曼陀羅華を探した。どうやら粉末を灯心に混ぜたらしい。そこへ岳凝と燕離が駆けつけ、胡徳全が一人娘を鳳栖(ホウセイ)楼に売り飛ばしていたと報告した。最初の犠牲者は鳳栖楼の客、2番目の犠牲者の妾は鳳栖楼から見受けした妓女、つまり3件とも鳳栖楼と関わりがあると分かる。その時、秦莞は連日の捜査の疲れが出たのか、急に咳き込んだ。すると燕遅が現れ、秦莞を抱き上げて連れて行ってしまう。燕遅は馬車の薬棚から百花園の薬を取り出し、秦莞に飲ませた。兵糧事件の調査が概ね終わり、解決も近いという。「実は凝児に私の素性を打ち明けたの」「そうか」燕遅は驚く様子もなく、秦莞の決断を尊重してくれた。「少し休むといい」今日から秦莞は秦宅へ住まいを移した。使用人は影七(エイシチ)と同じく軍戸出身、岳凝のための部屋もすでに準備してある。燕離は自分も部屋が欲しいと訴えたが岳凝に阻止され、鳳栖楼の調査へ連れ出されてしまう。すると釈放された張洞玄(チョウドウゲン)が現れた。燕遅はここで張洞玄をかくまうため、連れてきたという。「今日、新たな私刑があったそうだな、俺は部屋に戻って観音(カンノン)鎮の事件を洗い直そう」沈莞と燕遅は中庭の水廊を渡って沈宅に面している塀の前までやって来た。元々は高い塀だったが、沈毅と秦良(シンリョウ)が親友になった後、透塀(スカシベイ)にして花を植え、門を造って行き来していたという。その時、突然、門が開いた。「鳩組の暗衛だ」(ˇ⊖ˇ)ホッホ~沈莞は実家が没収されたと思っていたが、競売に出されていた。事件の影響もあって買い手がつかず、燕遅が別名義で購入したという。沈莞は子供の頃に登った木に燕遅と腰掛け、当時と変わらない景色を懐かしんだ。「実は今日、大理寺で父親と晋(シン)王の事件資料を読んだの ″晋王は酔った勢いで瑾(キン)妃を殺めた″とあった 晋王が黙秘したから李牧雲(リボクウン)が供述を捏造したのよ ″晋王は匕首を手に遺体の近くに立っていた″なんて… 理性を失うほど飲んでいたのに立っていられるかしら? 父親が証拠を隠したと書かれていたわ でも何を隠したかは記されず、父親は無言で罪を認めたとしか書いていなかった 供述内容が変えられている、2人は無実よ」しかし燕遅はこれが李牧雲(リボクウン)の罠なら、晋王事件の資料を見たと糾弾されると心配した。沈莞は短慮だったと反省したが、今となっては相手の出方を見るしかない。すると燕遅が秦莞の手を握りしめた。「何にせよ我らは真相に近づいている」張洞玄が観音鎮の3つの事件から天律を導き出した。「今夜4件目の私刑が執行されるぞ!」観音鎮と同様3つで終わりだと思っていた燕遅は驚いた。しかし張洞玄によれば天道社(テンドウシャ)の社主の行動規範と天時暦法に基づき予測したところ、当たるかはさておき4月1日は″火炙りの刑″だという。その夜、念のため燕遅と鄭府尹が警戒していると、子の初刻、東市の玉器通りで火災が発生した。岳凝と燕離は聞き込みを終えるとまた酒を飲み、酔い潰れたまま鳳栖楼で朝を迎えた。次第に頭がはっきりしてきた燕離は酔った勢いで岳凝に妻になって欲しいと告白したことを思い出し、岳凝も喜んでいたという。しかし岳凝は恥ずかしさのあまり何も覚えてないと誤魔化した。燕離は皇太后に岳凝と一夜を過ごしたと報告して婚姻を賜ると言ったが、岳凝に脅されてしまう。「余計なことを言ったらただじゃ置かないから!昨夜のことは全て忘れて!」秦莞が義荘に到着すると方伯(ホウハク)が検視を終えていた。被害者は全身に油をかけられ、両手で銅柱を抱きかかえた状態で焼け死んだという。頭頂部から足の裏まで火傷を負い、曼陀羅華の使用は不明だが争った形跡はなく、肺に微量の煤(スス)が見られたことから、火事の前に意識を失ったと推察された。「死因は気道熱傷による窒息死です、遺体の背部と現場の寝台から水銀も検出されました 赤色顔料の朱砂(スサ)が燃え残った跡と思われます」方伯の検視は正確だった。実は秦莞から検視が人の命を救い、正義を取り戻す手段だと学び、この道を誇りに思えるようになったという。燕離と岳凝は鳳栖楼で手がかりを掴んでいた。実は被害者3人と鳳栖楼の妓女に接触している人物がいたという。それは染墨画館を解雇された彫刻師・王信(オウシン)だった。王信は妓女を利用して客に印章を作らせ、紹介してくれた妓女に返礼していたという。第4の被害者は王守昌(オウシュショウ)、8歳の頃に小屋を燃やしてしまった過去があった。まさか中で物乞いが暖を取っていたとは知らず、叫び声が聞こえた時には火の勢いに足がすくみ、助けることができなかったという。誰にも話したことはなかったが、母親の証言によると罪悪感を抱えた王守昌は次第に口数が少なくなり、普段は染墨画館の彫刻師とわずかに言葉を交わすだけだった。兵部から戻った燕遅は秦宅で第4の事件について話を聞いた。しかし故意で人を殺めたわけでもなく、悔いている王守昌までなぶり殺すのが正道社の正義なのだろうか。燕遅は憤ったが、張洞玄は曲がった心の人間なら正義の道も偏るという。実は張洞玄は前回、導き出した凶行日時と詳細に照らし合わせ、7つの事件に対応する方角を割り出していた。4件の凶行日時を星に照らし合わせたところ、北斗七星の形と一致したという。「残り3件の位置と方角も地図上に示しておいたぞ」予測通りなら次は″石臼の刑″、そこで秦莞は事前に石臼のある場所の目星をつけておこうと提案した。するとその夜、人気のない石臼店の空き家に王信が現れる…。∑(⊙∀⊙)ヒャーーー!つづく
2026.07.15
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第27話観音(カンノン)鎮事件の検視記録を調べながら京兆(ケイチョウ)府で朝を迎えた燕遅(エンチー)と秦莞(シンワン)。秦莞はいつの間にか眠っていたが、目を覚ますと徹夜した燕遅がすでに張洞玄(チョウドウゲン)の疑わしい点をまとめていた。「どうして彼を疑うの?」「君と沈毅(シンキ)大人は信じる立場、私は疑う立場で捜査する それなら奴に振り回されずに済む」資料の中には当時、張洞玄の家から見つかった3枚の地獄絵図があった。秦莞はその絵が3人の死因と酷似していることに気づき、張洞玄から聞き取り調査したいという。しかし張洞玄は燕遅に反抗的なため、今回は秦莞ひとりで出かけることになった。秦莞は張洞玄に地獄絵図を示し、3人の死因と重なると指摘した。最初は重傷を負った弟から財産を奪った兄が皮を剥がされ死亡、2人目は妻の私通を偽装して再婚を企てた夫が舌を抜かれて死亡、3人目は父親を養わず外へ追い出し凍死させた息子が凍った川面に全裸で縛り付けられて死亡している。しかし残酷な絵を見せられた張洞玄の顔から血の気が引いていた。そこで秦莞は匕首を取り出し、刃先で張洞玄の指をわずかに傷つけて出血させる。すると血を見た張洞玄は卒倒した。張洞玄は血液恐怖症だった。天道社(テンドウシャ)の血盟の儀式で倒れたのも無理はない。張洞玄は当時、気づいていれば無実を証明できたはずだと憤ったが、秦莞は見抜ける役人はおろか医者さえ難しいと教えた。「だが解せぬ、天道社はなぜ俺に罪を?官府に全てを暴露されてもいいのか?」「それで信じてもらえた?」確かに当時、張洞玄の荒唐無稽な話を誰も信じてくれなかった。天道社も初めから分かっていたのだろう。「あなたに罪を着せれば天道社の罪も存在も隠せて一石二鳥だったのね それで社主はどんな人物なの?」「滅多に姿を見せなかったが白い仮面をつけていた 背の高い痩せた男で年齢は不明、声は落ち着いていた」張洞玄は潔白を証明してくれた恩に報いるため、全てを明かすと決めた。紹介者の話によれば天道社は官府近くで張洞玄のように苦汁をなめた者を探しているという。社主自身も陥入れられた経験があり、黒い花弁に赤い蕊(シベ)の″無義花″を図案化、この種の花は処刑場でしか見られぬらしく、人の血を吸って咲く地獄の花だと言われていた。殺害現場にこの花の絵を書くのは″天道なければ悪行が蔓延する″という世間への警告だという。その時、燕遅が慌ててやって来た。「九先生、都でも舌抜き事件が…」船着場の小舟で舌を抜かれた死体が見つかった。秦莞は早速、現場で初検を開始、燕遅が記録係を買って出る。切り取られた舌は桟橋の上に落ちていた。被害者は生存中に舌を抜かれており大量出血、すると被害者と一緒に小舟に積まれていた麻袋に無義花の絵があった。「鉛粉(エンプン)筆による絵だ」「…沈香の匂いがするわ」すると京兆府尹・鄭白石(テイハクセキ)の命で絵師の寧不易(ネイフエキ)が到着した。しかし寧不易は遺体を見るとまた気分が悪くなってしまう。似顔絵のおかげで被害者の身元はすぐに分かった。被害者の男は趙嘉許(チョウカキョ)。趙夫人は夫が家計を支えるため魏(ギ)府へ通い、朝から晩まで学問を教えていたと話した。しかし秦莞は被害者の下衣に染みを発見し、夫が妻に嘘をついて私通していたと知る。結局、夫人に真実は伝えなかったが、これで天道社が下手人だと確定した。秦莞と燕遅は張洞玄を訪ね、現場に残された無義花の絵を見せた。実は張洞玄の実家は文具店で、彩色鉛粉筆を作る秘方があったという。「この2色の鉛粉筆は社主の命で私が作ったものだ」「もしかして墨に沈水香を加えた?」「ああ、材料は全て支給された」張洞玄の話では社主は礼法を重んじ天道に従う人で、全ての物事を暦法と時節に沿って行うという。「社主によれば順序を乱せば天時も乱れると…」皮剥ぎ事件に続き舌抜き事件、観音鎮事件と照らし合わせると次は凍死事件の可能性が高い。燕遅は張洞玄に次の凶行の時刻と方角を推測するよう頼んだが、張洞玄は困惑した。実は占卜師とは名ばかりで、若い頃に少し書物を読んだ程度の浅知恵しかなく、占いでは客の顔色を見て小銭を稼いでいたという。仕方なく燕遅は観音鎮事件の節気と時刻、方角の関係を割り出すよう頼んだ。「では今夜、あなたの症状を記録して殿下に渡します」「明日には牢を出られる」すると張洞玄は秦莞と燕遅に感謝し、恩人にその場で叩頭した。茯苓(フーリン)はようやく戻ってきた秦莞を出迎えた。すると明らかに忠勇(チュウユウ)侯府の侍女たちの様子がおかしい。秦莞は街中での検視が知れ渡ったのだと分かったが気にする必要はなかった。「近々、引っ越すから荷物をまとめておいて」その頃、胡(コ)氏は侍女から九娘子が戻ったと聞いた。噂通り勅命で検視を行い、京兆府や義荘に入り浸っているという。勅命であろうと卑しい生業、胡氏はやはり娘の秦朝羽(シンチョウウ)と同列ではないと見下した。燕遅が夜間の外出禁止令を奏上しようと決めた矢先、朔西(サクセイ)軍の兵糧に傷んだ古米が混入して兵糧が尽きたと報告が上がった。皇帝は急ぎ皇太子・燕徹(エンテツ)と燕遅を呼んで協議。燕遅の進言に従い、朔西に近く十分な備蓄がある涼(リョウ)州で兵糧を調達することになる。そこで皇帝は皇太子に自ら朔西まで兵糧を届けるよう命じ、横領した不届きものを突き止めるべく燕遅を監察御史(カンサツギョシ)に任命した。一方、素(ソ)貴妃・馮齢素(フウレイソ)は朔西軍に潜入させた鄭(テイ)という間者が未だ昇進もできず苛立っていた。すると成(セイ)王・燕麒(エンキ)は今回の兵糧事件を機に間者が昇進できれば自分たちの計画も軌道に乗ると安心させる。燕遅が監察御史になっても睿(エイ)王とは不仲、父親を御すことなどできないと分かっていた。しかし素貴妃は皇帝が皇太子に大役を任せたことが気に入らない。燕麒も皇帝が皇太子に功績を積ませるためだと分かっていた。「母妃がどんなに不満でも燕徹は正妃の子、嫡子であり長子です、地位は揺らがない」「本来なら趙淑華(チョウシュクカ)の子に長子の資格はない! 晋(シン)王が存命なら出る幕などなかった!」素貴妃は同日に入内(ジュダイ)し嫁ぎながら、年上という理由だけで皇后に冊封された趙淑華を深く恨んでいた。兵糧事件で忙しくなった燕遅は燕離と岳凝に秦莞の護衛を頼むことにした。そこで翌朝、2人と一緒に秦莞を訪ね、秦莞専用の馬車を贈る。車は火に強く、並の剣では貫通しない上、車内には薬棚や茶具から休憩用の寝具一式まで準備されていた。「礼は不要だ、刺繍入りの巾着を縫ってくれれば…」「私、裁縫は苦手なの…何か手作りの物を贈ればいいのね?」「ああ、それが言いたかった」「仕事に戻って、私は大理寺で調べ物が…沈寺卿が残した資料もある」「李牧雲の邪魔が入るやも、後日、私が付き添うよ」「鄭府尹がいるわ、慎重に動くから安心して」そんな仲睦まじい2人の様子を燕離と岳凝が見守っていた。秦莞たちは急ぎ大理寺へ出かけた。そこで鄭府尹が李牧雲に話を通している隙に架閣(カカク)庫へ向かう。守当は李寺卿の許可がいると止めたが、郡主の捜査だと押し切られた。秦莞が資料を調べている間、燕離は門を見張り、岳凝は戸の前に立ちはだかった。するとついに李牧雲と鄭府尹がやって来る。燕離は岳凝に報告し、無駄話で李牧雲を引き止めた。その隙に岳凝は秦莞に知らせておいたが、痺れを切らした李牧雲が奥の書庫へ来てしまう。李牧雲は永寧(エイネイ)郡主を押しのけ、戸を開けて書庫へ入った。「どうかしましたか?」ぎりぎり書物を片付け終わった秦莞は冷静を装い、奥の書棚から出る。李牧雲は許可書を持参したが永寧郡主に阻まれたと釈明し、これから許可書を提出してくると言った。「お待ちください、張洞玄は血液恐怖症を患っており殺しは不可能です 無罪と断定し釈放しても?」「郡主の保証があるなら構いません」「それから沈毅大人の疑問点の記録が資料にありません」「私の手落ちです、すぐ調査して報告します」そこへ展(テン)捕頭が駆けつけた。「永慈郡主、酔仙(スイセン)楼の氷蔵庫で遺体が…」秦莞たちは急ぎ現場へ向かった。そこで李牧雲は秦莞が何を調べていたのか確認したが、沈毅が目的ではないと知る。「奴の娘だと思ったが…」すると皇宮資料と後三宮資料の箱を開けた形跡があった。「目的は晋王か…」つづく(  ̄꒳ ̄)医者は針を使うのに裁縫が苦手とかw
2026.07.14
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第26話刑部へ向かう馬車の中、秦莞(シンワン)は李牧雲(リボクウン)に正体を見抜かれたのではないかと怯えた。燕遅(エンチー)は李牧雲が沈莞(シンワン)と面識がない以上、証拠がないと安心させ、むしろ感情的にならなかった秦莞に感心する。「私なら一太刀で奴を殺していた」実は冷静沈着な燕遅も近頃は自分を抑えきれない時があるという。「父王のせいね?」「私の話を一切、聞き入れぬ」刑部に異動が叶い晋(シン)王事件を調べたが、全ての資料は封印されていた。どうやらこの案件は想像以上に闇が深いらしい。秦莞も李牧雲の偉容ある姿を目の当たりにし、一抹の不安がよぎった。「李牧雲にやましいところがないなら、私の父親は罪人なのかも…」「莞児、考え過ぎだ、真相は必ず明らかになる、焦らず調べよう」一方、孤独に苛まれる燕離(エンリ)も生活が荒んでいた。皇帝の養子となり国姓を賜ったものの皇族と見なされず、唯一の家族である母も隠居、寂しさのあまり家に寄りつかず、酒に溺れる日々。すると突然、妓楼に岳凝(ガクギョウ)が乗り込んで来た。妓女たちは永寧(エイネイ)郡主に驚き退散、すると燕離は岳凝が涙ぐんでいることに気づく。「凝児?どうした?!誰にいじめられた?!」「私をいじめたのはあなたよ!死んじゃったと思ったわ!」岳凝は思わず燕離に抱きついて号泣した。聞けば一昨日、鳳栖(ホウセイ)楼に出入りする客が殺され、燕遅が捜査していると聞いて義荘へ駆けつけたところ、検視中の遺体の特徴が燕離に似ていたという。「探してもあなたはどこにもいなくて…怖かったのよ?!どんどん心配になって…」燕遅は感激して岳凝を強く抱きしめた。「私の生死をここまで案じてくれるのはお前だけだ…私から離れないでくれ」「安心して…私は一生あなたの親友でいる」「何があろうと私たちは生涯の友だ」( ๑≧ꇴ≦)え?そっち?w燕遅は観音(カンノン)事件の下手人である占卜師・張洞玄(チョウドウゲン)を審問室に引っ立てた。相変わらず小賢しい張洞玄、しかし実は目が見えると秦莞に見抜かれてしまう。すると白目を剥いていた張洞玄は観念して目を戻した。「一度も見破られたことがなかったのに…」「光に反応したからよ」秦莞は自分が移動したせいで明かり窓から陽が差し込んだ時、張洞玄が一瞬、眩しそうな顔をしたのを見逃さなかった。「蔵瞳(ゾウトウ)術は視力に影響を及ぼすからやめた方がいいわ」その頃、皇太子・燕徹(エンテツ)は永慈(エイジ)郡主との縁談を夢見てすっかり浮かれていた。すると突然、皇帝が東宮にやって来る。「都の治安を守るのが太子の役目であろう?!それでも太子か?!」皇帝は皇太子が皮剥ぎ事件の資料にも目を通さず、呑気に箏を奏で、詩を詠んでいることに激怒、皇太子は禁足を命じられてしまう。一報が素(ソ)貴妃から成(セイ)王・燕麒(エンキ)へ届いた。思えば連続事件の解決は秦莞の手柄、皇太子に京兆(ケイチョウ)府の公務など果たせるはずがない。しかしここで下手に動けば父皇に野心を疑われると考え、静観することにした。「九娘を侮っていた」ちょうど居合わせた忠国(チュウコク)公の嫡子・馮璋(フウショウ)は才があっても所詮は女子、名節を失えば再起不能になると献策する。「妙策だ、だが父皇の怒りを買わぬよう時機を見極めねば…秦莞か、興味深い」皇后は皇太子が禁足になったと知って東宮へ駆けつけた。自暴自棄になった燕徹は自分から身を引きたいと言い出したが、廃太子の末路は目に見えている。しかしそもそも風流を好む皇太子は公務が嫌い、子供のように駄々をこねた。すると皇后は激怒、どうしても退くのなら自分を殺せと迫る。「母后!殺せるものか!」「殺せないのなら皇帝となるその日まで、その座にしがみつきなさい!」皇后は息子を抱きしめ、上巳節には婚姻を賜るため禁足が解かれるとなだめた。張洞玄は自分が無実だと証明するため、胸の大きな傷跡を見せた。秦莞が診たところ、確かに傷口の皮肉が収縮して血流が滞り、左の胸筋はかなり衰えている。「左腕の神経にまで傷が達している、皮を剥ぐような作業は無理だわ」しかし燕遅はわざと疑って煽った。「だが誰かに指示することもできる」激怒した張洞玄は自分が下手人ではないと気づいて観音鎮まで事実を確かめに行ってくれた沈毅(シンキ)の資料を見ろと声を荒らげた。秦莞はその捜査記録がなぜか押収されて閲覧できないと伝え、あらためて捜査に協力して欲しいと頼む。すると張洞玄は6年前の経緯を話し始めた。実は観音鎮で惨殺された3人は全て張洞玄の客、これが決め手となり捕まったという。…災難の始まりは道観の近くに露店を出していた時のこと張洞玄は知り合いの兄弟が参拝客と揉めて弟が半身不随の重傷を負ったと知り、見舞いに出かけたすると兄に家財を奪われ、家畜のような扱いを受けている弟の姿を目の当たりにする見かねた張洞玄は兄を諌めたが、乱暴に追い払われたその数日後、張洞玄の家の前に皮を剥がされた兄の無惨な遺体が置かれていたという驚いた張洞玄は慌てて田舎に逃げ出し、身を隠した…張洞玄は″天道社(テンドウシャ)″の関与を匂わせた。天道社とは天に代わって正義の道を行う結社で、勧善懲悪を旨としているという。天道社に身を投ずる者は生涯の忠誠を誓い、血盟を結ばされ、足抜けする時は罰として胸の肉を削ぎ、償わねばならなかった。秦莞と燕遅は張洞玄の胸の傷跡がその時に負ったものだと気づく。「これで縁が切れたと思っていた、だがあの遺体を見てすぐ分かったよ 私のせいで肉親を陥れた罪で刑に処されたんだと 我が家の前に遺体を置いたのは結社の存在を口外するなという警告さ」張洞玄の実家は裕福だったが、地元の有力者に目をつけられ、父は殴り殺された。追い込まれた母は自ら首を吊り、官府に訴えてもすでに買収されていたという。「万策尽きて逃げる準備をしていた時、ある男に誘われた ″復讐したいなら一緒に来い″と… 勧められるまま結社の一員となった、当初は互助会みたいなものだと思っていた だが奴らは暗殺者を育て、独自に刑罰を定めた殺人集団だった」目隠しされて到着した結社の集会場所はどこか分からず、社主はもちろん構成員が全て仮面をつけているため、紹介者の男以外の顔は見たことがなかった。張洞玄は訳も分からず血盟の儀式に臨んだが、いきなり人間の心臓を見せられ卒倒したという。目が覚めてからは逃げ出すことばかり考えるようになり、見かねた紹介者の男が足抜けの方法を教えてくれた。しかし肉を注ぐ段階になって初めて紹介者の男も同じ苦しみを味わうことになると知ったという。張洞玄は当時を思い出したのか、その場で泣き崩れた。「今日はここまでにしましょう」秦莞は夜も更けたことから張洞玄を休ませ、刑部を後にした。白楓(ハクフウ)と茯苓(フーリン)が仲良く雲呑を食べていると、ようやく主たちが刑部から出て来た。仲睦まじい2人の様子に目をほそめる秦莞と燕遅。すると秦莞が自分も睿王府へ帰るという。燕遅は秦莞の大胆な提案に目を丸くしたが、秦莞は至って冷静だった。「だって宮中には戻れないし、侯府だと質問攻めに遭うわ」「そうだな」驚いた茯苓は郡主の名誉に関わると反対したが、秦莞は人命を優先すべきだという。「白楓、展(テン)捕頭に兄弟不和の家が怪しいと伝えて」( ˶´꒳`˵ )可愛い♪燕遅は秦莞に自分の衣を貸した。「やっぱりブカブカね」「いいや、何を着ても似合うよ」燕遅は秦莞の着替えを用意しておくと言ったが、秦莞にはすでに計画があった。「秦二叔の屋敷に移るわ 実家の隣だから父親の書類を探せるし、供養もできる」「分かった、人を遣って転居の準備をさせよう」そこへ突然、岳凝と燕離が飛び込んできた。燕離と岳凝は燕遅たちが死者の身元を調べていると知り、鳳栖楼を探っていた。すると白楓が展捕頭に不仲な兄弟を当たれと伝えるのを聞いて思い浮かんだ人物がいるという。「威遠(イエン)伯府の四公子・呉謙(ゴケン)さ」翌日、燕遅と秦莞は被害者の似顔絵を持って威遠伯府を訪ねた。似顔絵を見た三公子・呉瑜(ゴユ)は弟だと確認、呉謙が母の持参金に手を出したことがきっかけで不仲になったという。しかし母に出資させて印章の商いを始めたはずが、染墨(センボク)画館が弟の借金の取り立てに来ていた。染墨画館は被害者の顔を書いた寧不易(ネイフエキ)の店だった。寧不易の話では確かに呉謙から書画の保管を任されたが、掛け売りなどしていないという。すると秦莞が辞めた使用人がいないか聞いた。「おります」寧不易がすぐ似顔絵を書いて見せたところ、呉瑜が取り立てに来た男だと確認した。「こいつだ!」男は店の彫刻師だった王信(オウシン)だった。貴人の印章を偽造したり質が悪く、ひと月前に解雇したという。実は呉謙は王信が取り立てに行った夜に殺されていた。下手人の目星がついた燕遅と秦莞は食事に出かけることにした。すると燕遅は母が好きだった思い出の山荘へ秦莞を連れて行ってくれる。山荘には大きな蓮の池があり、地下の温泉のおかげで一年中、花が咲いていた。燕遅は池に棲む魚を捕まえ、火をおこして焼いた。「何でもできるのね」「8歳で朔西(サクセイ)軍に入ったが、父王には放っておかれた 戦場では大人も子供も関係ない、術なき者は死ぬ。「子供の頃は辛かった?」「8歳までは福寧(フクネイ)宮で育ったゆえ、両親がおらずとも皇祖母が面倒を見てくれた 辛いのは父のもとへ行った後だ… 母妃は私を産んだ時の出血が原因で亡くなった 父王が帰京した時には既に埋葬されていたらしい」「数ヶ月は遺体を安置して弔うべきなのに、なぜ急いで埋葬を?」「分からない、言われてみれば確かに妙だ… 父王は3月もの間、墓前で弔い、赤子の私を皇祖母に託して朔西へ戻った 父王は母妃が亡くなった悲しみで抜け殻となった だから父から怒りをぶつけられても私は耐えるしかない」「父王もいつか悟るわ、妻の死を悲しむより残された息子を愛するべきだと」「君さえいれば私は十分だ」燕遅は秦莞に口づけしようとした。その時、突然、秦莞が事件の手がかりに気づき、甘い雰囲気を壊してしまう。「はっ!皮剥ぎ…舌抜き…凍死…天道社の刑罰には何か意味があるのよ 観音鎮の検視記録にあった3人の死因には関連があるはず」「すぐ確認しよう!」「あ…せっかく素敵な場所に連れてきてもらったのに情緒に欠けていたわ」「私をそんな裁量な男だと?それこそが君の魅力だ そしてそんな君を受け止められるのは私しかいない」( ๑≧ꇴ≦)キィャァー!やってんなーw翌朝、物乞いが露店の野菜くずをあさっていた。すると足元に落ちている切り落とされた舌を発見する。血痕をたどっていくと、小舟に舌を切り落とされた男の死体があった。ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノつづく(  ̄꒳ ̄)やっぱりセブンだ~同じラストだったら金獅子賞ものだけど、さすがに無理だなw
2026.07.13
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第25話永慈(エイジ)郡主に封じられ、貴人の仲間入りを果たした秦莞(シンワン)。これを知った皇太子・燕徹(エンテツ)は忠勇(チュウユウ)侯府に少保を訪ね、父皇の覚えがめでたい秦莞を皇太子妃候補にすると言い出した。秦述(シンジュツ)は確かに九娘を秦朝羽(シンチョウウ)と一緒に嫁がせることも考えていたが、郡主となった今、秦莞は嬪になれない。しかし皇太子は秦莞を正妃とし、秦朝羽には皇后に頼んで他の縁談を与えると言った。燕徹が書斎の門を開けると秦琰(シンエン)と秦朝羽が立っていた。運悪く父と皇太子のやり取りを立ち聞きしてしまった秦朝羽。しかし燕徹は呆然と立ちすくむ秦朝羽に何の釈明もなく、足早に帰ってしまう。( ̄▽ ̄;)タイズェェェェェ___胡(コ)氏の悪い予感は的中した。しかし秦朝羽は秦莞の存在より、皇太子が軽々しく自分に他の縁談を与えると言ったことに衝撃を受けたという。「馬鹿な子ね、男など頼りにならない、どれほど愛されようと時が経てば心は離れていく どちらにせよ太子が即位すれば妃嬪を娶るのだから」「でも…」その時、回廊から物音が聞こえた。八娘子の部屋の前で聞き耳を立てていた秦湘(シンショウ)。その時、五姐を見つけた秦霜(シンソウ)がうっかり声をかけ、立ち聞きしていたことがばれてしまう。胡氏は激怒、秦湘と秦霜に禁足を命じた。「一生、良家に嫁げなくてもいいの?…さもなくば寺へ送るわよ?」大長公主が帰京した。秦莞と岳凝は祖母に会うため福寧(フクネイ)宮を訪ね、再会を喜ぶ。その時、皇太后の元で書写していた九皇子・燕綏(エンスイ)がうっかり見本を落とし、失態を恐れるあまり椅子の陰に隠れてしまう。侍女は皇太后に九皇子が衣に墨をこぼしてしまったと説明した。すると秦莞が優しく燕綏をなだめ、着替えに行こうと誘う。「太后、私が付き添います」秦莞は着替えた燕綏を連れて福寧宮へ戻ることにした。すると道すがら、燕綏が涼亭で飼っている鳥を見せてくれる。( ˙꒳˙ )<内侍が捕まえたのですか?フル(・_・ ))(( ・_・)フル口がきけない燕綏は身振り手振りで自分だと訴えたが、秦莞はわざと分からないふりをした。その時、どうしても伝えたい燕綏が必死に声を喉から絞り出す。「捕まえたのは僕…」皇祖母へ挨拶に来た皇太子は偶然、涼亭にいる九弟と秦莞を見かけた。「野生の鳥が母親や空から離れ、自由を失えば楽しくないのでは?」「小鳥は話せないのになぜ分かるの?」皇太子は九弟の声を聞いて目を見張った。「どこにも行けなければ退屈です、空に放ち自由にしてあげては?」「はお」すると燕綏は籠の鳥を捕まえ、空に放った。そこへ皇太子がやって来る。「まさか永慈が九弟の言葉を引き出すとはな」皇太子はますます秦莞に惹かれ、ひと足先に福寧宮へ向かった。皇太子から話を聞いた皇太后たちは秦莞と燕綏が戻るのを今か今かと待っていた。やがてようやく2人が現れる。「皇祖母…」燕綏の言葉を聞いた皇太后は感激した。そこで秦莞に燕綏の治療を任せることにしたが、今度は慌てて燕遅が駆けつける。「また都で殺しがあり、永慈に捜査協力の命が…」( ๑≧ꇴ≦)安定の大御所w昨晩、夜回りが路地裏で変死体を発見した。現場は鳳栖(ホウセイ)楼と酒楼の近く、しかしわずかな血痕のみで他に手がかりはなく、目撃者もいない。秦莞と燕遅は現場を確認後、義荘へ向かった。京兆府尹(ケイチョウフイン)・鄭白石(テイハクセキ)が出迎えてくれたが、そこへ大理寺卿(ダイリジケイ)・李牧雲(リボクウン)が現れる。「お名前をうかがっても?」沈莞(シンワン)は動揺を悟られまいと初対面のふりをした。すると燕遅がすかさず大理寺の李寺卿だと紹介する。「李寺卿、九先生だ、豫(ヨ)州では紹介しそびれてしまった」遺体は全身の皮を剥がされていた。方伯(ホウハク)が氷ですぐ冷やしてくれたが、それでも腐敗を止められないという。秦莞の検視によれば死者は20歳前後の男子、後頭部に浅い陥没があり、鈍器による殴打と思われた。恐らく拉致が目的だったのだろう。太ももの付け根にある切り傷は血管に達しておらず、ここから皮を剥いだと分かった。何度か刃を入れ直していることから手首の疲労が原因で皮を剥ぐのに手間取ったと見える。死因は失血死ではなく、生きたまま皮を剥がされた激痛による心臓発作と断定した。秦莞は殺害現場の手がかりを求めて遺体の背中を調べた。すると水銀の粒が見つかる。燕遅は朱砂(スサ)だと気づき、ある事件を思い出した。燕遅は秦莞を連れて外へ出た。実は沈毅(シンキ)の資料の中に″観音(カンノン)鎮殺人事件″という6年前の案件があったという。その事件では3人が殺され、遺体の周囲には朱砂と鉛粉(エンプン)筆で描かれた黒い無義(ムギ)花の絵が残されていた。そこへちょうど当時の検視記録を取りに戻った白楓(ハクフウ)が帰って来る。報告書によると1人は皮を剥がされ死亡、2人目は舌を抜かれて死亡、3人目は指を切断され凍死。下手人は捕まったが、未解決事件とされていた。しかし沈毅の資料が押収されてしまったため、理由は分からないという。「父親が未解決と判断したのなら、捕まった者は無実かも…」実は下手人も罪を認めず、今も牢で生きているという。秦莞は絵師を呼んで骨格を元に被害者の似顔絵を描いてもらうよう頼んだ。やがて衙門の依頼も受けている絵師・寧不易(ネイフエキ)が到着したが、遺体を見るなり気分が悪くなって外へ飛び出してしまう。燕遅は明日でも構わないと言ったが、寧不易は殊勝にも捜査を手伝うため尽力すると言ってくれた。燕遅は秦莞が解剖している間に早速、刑部の牢を訪ねた。″観音鎮殺人事件″の下手人は占卜(センボク)師・張洞玄(チョウドウゲン)。張洞玄は目が見えなかったが知恵が回り、一筋縄ではいかない相手だった。出入りする役人たちの噂話のおかげで牢にいながら外の情報に詳しく、按察使(アンサツシ)の燕遅が自分を訪ねて来るとお見通しだったらしい。「だが占ってみたが私の救世主は女子のようだ」すると張洞玄は協力して欲しいなら″すね肉の甘辛煮″を差し入れろと要求する。一方、岳凝(ガクギョウ)は皮剥ぎ遺体の特徴が燕離(エンリー)と似ていたことから、慌てて燕離を探し回っていた。燕遅が義荘へ戻ると解剖が終わっていた。ちょうど胃の内容物を調べていた秦莞は最後の食事が死亡の2時前、残渣から蟹を食べたと特定する。すると燕遅が蟹の調理法が分かるか聞いた。「遺棄現場の近くにある酒楼は炒め蟹、鳳栖楼は蒸し蟹で有名だ」(  ̄꒳ ̄)<お詳しいですね~( ๑≧ꇴ≦)<朋友から聞いたんだ!(  ̄꒳ ̄)<どのみち関心しません方伯の指摘にたじたじの燕遅。秦莞はそんな燕遅に失笑しながら″蒸し蟹″だと教えた。検視が終わり、捕頭の展楊(テンヨウ)は急ぎ鳳栖楼へ向かった。すると李牧雲は検視中の秦莞の厳かな表情が恩師とそっくりだという。秦莞はうっすら笑みを浮かべたが、平静を装うだけで精一杯だった。その時、咄嗟に燕遅が助け舟を出してくれる。「てっきり九先生は大周一の検視人かと、沈毅大人が存命なら腕を競えたな」「…唐突でした、では私は陛下に報告があるのでこれで」つづく(  ̄꒳ ̄)これってセブン?
2026.07.12
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第24話北代(ホクダイ)公主・元蕪(ゲンブ)は燕遅(エンチー)に横恋慕、秦莞(シンワン)を亡き者にすべく南苑に誘き出した。護衛たちは落馬した秦莞を助ける間もなく侍女の鞭に倒れ、元蕪は短剣を構えて秦莞に狙いを定める。その時、秦莞はすかさず暗器を放ち、元蕪たちが怯んだ隙に逃げ出した。一方、皇帝に呼ばれた燕遅は紫宸(シシン)殿にいた。「そなた朕に隠し事をしていたな?」燕遅は困惑したが、何事かと思えば秦莞の功績のことだった。「豫(ヨ)州知州の奏状で初めて知った、黄金強奪事件は九娘子の手柄だそうだな?」「実は″秦安(シンアン)事件″も″首なし花嫁事件″も太子殿下が担当した連続殺人事件もそうです」皇帝は沈毅(シンキ)以来の検証の名手だと感慨深げだったが、男子でないことが惜しいという。しかし燕遅は古い慣習だと一蹴、人は才で用いるべきであり、九娘子は必ずや朝廷に報いると嘆願した。「ではひとまずお前の参謀とし、時機を見て適当な身分を与えよう」「恩情に感謝を」その時、急報が届いた。南苑で北代皇太子・元弘(ゲンコウ)が行方不明になったという。北代五皇子・元鋭(ゲンエイ)は兄の失踪が西寒三皇子・劉贇(リュウイン)の仕業だと疑い、両国は一触即発の様相となった。しかし燕遅が駆けつけ、両国をなだめて捜索の指揮を執る。皇子たちはひとまず梅林で知らせを待つことになった。燕遅は燕離(エンリー)と岳凝(ガクリョウ)を連れて山に入ったが、そこで思いがけない報告が届く。「大変です!九娘子が元蕪公主と共に行方不明です!」燕離は元弘探しを燕遅に任せ、岳凝と秦莞を探しに行くと申し出た。しかし燕遅は秦莞の隠れ場所を見つけられるのは自分しかいないという。その時、元弘の馬・長風(チョウフウ)が怪我をして帰って来た。燕遅は長風のたてがみに水草がついていることに気づき、池と沼がある場所を探して馬1頭が通れる小道を探すよう指示する。「山肌を擦った跡が目印だ…頼んだぞ」燕遅は燕離と岳凝に元弘の捜索を任せて秦莞を探しに向かった。やがて護衛の死体を発見、その近くで岳凝が秦莞に贈った暗器の矢を発見する。一方、燕離と岳凝たちは長風を連れて沼地を捜索していた。すると胸に矢が命中し、瀕死の重傷を負った元弘を発見する。その頃、燕遅は秦莞の足取りを追っていた。洞窟を抜けて川沿いを進みながら崖下へ、やがて薬草を噛み砕いた残りと血痕を見つける。燕遅は確かに秦莞がいたと確信、慌てて走り出した。そしてついに大木の根の陰に隠れている傷だらけの秦莞を見つける。秦莞は意識を失いながらも寒月を握りしめて身を守っていた。秦莞が目を覚ますと燕遅の姿があった。「さすが少帥ね、やっぱり助けに来てくれた」「怖かっただろう?手遅れだったらどうしようかと…」すると燕遅は履き物を失くした秦莞に手作りの草履を履かせた。「まさか草履まで作れるなんて」「野外の戦闘では必要な技術だ」そこへ兵士が駆けつけた。重傷を負った元弘が発見されたという。秦莞にかまけている間に兄が失踪したと知った元蕪は慌てて弟と合流した。様子が分からず、燕徹(エンテツ)たちが待機する山荘へ駆けつけた元蕪。そこへ驚いたことに燕遅が秦莞を連れて戻って来た。「どうして…」「私が生きていることに感謝するのね」すると燕離と岳凝たちが元弘を運んできた。帯同していた張(チョウ)太医は皇太子と成(セイ)王に状況を説明した。矢傷の場合、矢柄が抜けても矢じりが体内に残ってしまう。矢じりを取り除かねば治療ができないが、これ以上、出血すれば体がもたず、至難の業だという。燕麒(エンキ)は皇太子の失態に上機嫌、これで両国の戦は免れないと牽制した。燕遅たちが外で待っていると、開胸の準備をしていた秦莞が出て来た。実は獣の餌が元弘の髪の根本に埋め込まれるように置かれていたという。「誰かが北代太子の髪に仕込んだのよ、でもなぜ北代太子だけ別行動を?」岳凝の話では燕秦(エンシン)が抱いていた雪狐を撫でていた時、急に雪狐が逃げ出してしまったという。すると五公主の気を引きたい元弘は護衛が止めるのも聞かず、独り馬で駆け出して行ったのだった。元弘の難しい治療が始まった。一方、燕遅は燕離の案内で元弘の発見場所へ出かけ、そこで秦莞が見つけた獣の餌と同じ餌を拾う。燕遅は真上の崖が怪しいと踏んで登ってみると、木に縄を縛りつけていた跡や蹄の跡があった。恐らくここで長風が縄に足を取られ、その時、元弘が矢を受けて落下したのだろう。燕遅と燕離は皇太子に状況を報告した。誰かが元弘を狙ったのは確実だが、下手人を特定するには証拠が少ないという。しかし気が弱い皇太子は外交問題を恐れ、使節団を取り調べることに難色を示した。燕遅は元弘の暗殺に失敗した下手人が再び命を狙うと考え、誘き寄せることにした。その夜、燕離と岳凝が出て来た部屋に元弘がいると誤解した刺客は窓から侵入、しかし待ち構えていた燕離に捕まってしまう。すると刺客の懐から猛毒の″毒箭木(ドクセンボク)″が出てきた。下手人は驚いたことに元弘の侍従・徐常(ジョジョウ)だった。御前に引っ立てられた徐常の姿に動揺を隠しきれない元蕪と元鋭。実は雪狐の逃走は徐常の仕業だった。秦莞は南苑で岳凝と合流した時、岳凝の衣から狐が嫌う熊貂(クズリ)の臭いがしたという。「あなたはこっそり郡主に臭いを振りかけた 郡主に撫でられた雪狐は驚いて逃走し、北代太子を誘き出すことに成功したのね」その時、意識を取り戻した元弘が輿に乗って現れた。元弘は側近の裏切りに困惑した。「なぜ私に矢を放ち、殺そうとした?まさか毒まで盛ろうとしたなんて…」徐常は弁解しなかったが、燕遅はすでに調査済みだった。実は徐常は元弘の恩を受けるより前に五皇子・元鋭から買収されていたという。元鋭はしらばくれようとしたが、秦莞から証拠を突きつけられた。「重傷を負った北代太子の体に獣の餌を置き、襲わせようとしましたね?」( ˙꒳˙ )ん…餌=五皇子だっけ?元鋭は北代が朔西(サクセイ)軍の手に落ちたのは無能な兄のせいだと恨んでいた。姉も燕遅を籠絡することさえできず、兄弟馴れ合っていても意味はないという。「有能な者が上に立つのが天の道だ!」元弘と元蕪は弟の裏切りに激しい衝撃を受けた。すると憤慨した燕遅が声を荒らげる。「君主に徳があってこそ民は安心して暮らせる 大義名分を掲げ、己の欲を正当化し、奸計で国を奪おうとする小人め!」「もうよい、そこまでだ」皇帝は燕遅の正論を遮り、元鋭と徐常を代理寺に監禁しておけと命じた。しかしこの件は北代の内政のため、皇太子に北代に連れ帰ってから罪を問うよう勧める。元弘は皇帝の配慮に感謝し、燕遅の言葉を聞いて目が覚めたと言った。「不甲斐ない私に五公主を娶る資格はない、国に戻ったら内政に精力を傾けます 両国国境の平和を保ち、自国の安寧を守ります」皇帝は燕遅と燕離を呼んで意見を聞いた。「九娘の働きによって北代太子が救われ、真相も暴けた 立て続けの功績に対し、褒美に何をやるべきか迷っておる」すると燕遅は燕離に目配せし、自分の代わりに答えさせた。「陛下、単純な話です、前回は金銀財宝でしたから今回は名誉を…」秦莞は皇帝からの命で燕遅たちと一緒に西寒三皇子・劉贇を郊外まで見送りに出た。 「北代の矢羽根で元弘を殺せば内乱に見せかけられると考えていた まさか本当に内輪もめで漁夫の利を得ることになろうとは…」実は秦莞は劉贇が思い肺病だと気づいていた。そこで自分が治療すれば寿命を伸ばせると言ったが、劉贇は苦い薬を飲んでまで延命するつもりはないと笑う。「元弘の怪我で北代の気勢も削がれた、西寒もやっと一息つける 貴国の寛大な寛容な対応に感謝する」劉贇たちが出発した。すると早馬で秦莞に聖旨が届く。「…忠勇(チュウユウ)侯府・蓁良(シンリョウ)の嫡女・秦莞は賢く徳があり、慎み深く、勤勉 心根がまっすぐで温和にて才がある これを評価し、本日より永慈(エイジ)郡主に封じ、広くこれを知らせるものとする ちんつー」つづく
2026.07.11
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第28話蠟纈(ロウケツ)染めをきっかけに初(チュー)大師夫妻の仲を取り持つことにした許妍(シューイェン)と沈皓明(シェンハオミン)。そこで許妍は初師娘の蠟纈染め工房を訪ねた。藍染めが好きで草木染めを学びに来たと聞いた初師娘は喜んで許妍をお茶に誘ってくれたが、話題が初大師に及ぶと急に不機嫌になって帰ってしまう。その時、許妍は初師娘が落としたかんざしを拾った。沈皓明は山頂のカフェで許妍と合流、隠し撮りした初大師の動画を見せた。初大師は目深に帽子をかぶってマスクで顔を隠し、実は年間パスで染色工房に通っているという。沈皓明はそんな初大師に自分の姿を重ね、変わろうと努力しても妻に疑われていると思うと明かせないと察した。すると許妍は自分も宿で沈皓明と出くわした時、はなから疑ってかかったことを思い出してしまう。実はその夜、巴来金(バラキン)夫人から連絡があり、沈皓明が巴来金に夫婦が冷却期だと明かしたことを知った。…でも夫は契約を決めたわ、金達(ジンダー)は優秀だもの、2人は大丈夫なの?…カフェの店主・于春玲(ユーチュンリー)が飲み物を持って来た。すると机の上にあるかんざしを見てすぐ初師娘のものだと分かる。実はそのかんざしは初大師が結婚の時に贈った愛の証しだった。許妍は初師娘も内心ではまだ夫を愛してると気づき、夫婦が意地を張って素直になれないだけだと分かる。そこで2人は初大師と初師娘を話し合わせるため、対面させようと思いついた。沈皓明は初大師にかんざしを見せて初師娘が山頂のカフェで待っていると伝えた。一方、許妍は初師娘を訪ね、初大師がかんざしを拾ったと嘘をつき、山頂のカフェにいると告げる。しかし努力も虚しく2人は大喧嘩となり、怒ってそれぞれ店を飛び出してしまう。沈皓明は初大師を引き止め、自分も意地を張って一番、大切な人を失ったと明かした。せっかく彼女がチャンスをくれたが、プライドが邪魔して拒否してしまったという。「それ以来、彼女は僕を信じてくれなくなった、愛を認めるのは恥ではない 断られても諦めないで、彼女がなぜ今でもかんざしをつけていると?」一方、許妍も初師娘を説得していた。実は自分も夫を理解できず、戸惑い、苦しんだという。「彼の愛が本物なのか疑っていました 彼の優しさは私を大切だからなのか、利用価値があるからなのか分からなかった でもお2人の事情を知って決めたんです、私たちの恋にもチャンスを与えようと このまま疑い続けるより、信じてみませんか?」そこで許妍は初大師が展示を見に来ていると明かし、本当は変わりたいと思っていながら口に出せなかったのだとかばった。「だから溝が深まったんです、大師の家の庭には藍がたくさんありました あなたもご存知でしょう?大師の腕ならあなたとおなじ藍色が出せる でもあなたがいないから投げ出してしまったのです」すると初大師が戻って来た。「もう一度、手伝ってくれないか?私が欲しいのは布を染めてくれる″人″なんだ」初大師と師娘は復縁した。そしていよいよ新解釈″鍘美案(サツビアン)″の舞台本番。すると陳世美(チンセイビ)演じる沈皓明は劇中の最後にアドリブで許妍への素直な思いを告白した。「君に感謝する、この言葉を伝える機会をくれたことを おかげで私自身の問題に気づき、反省した 私がどんな人間か聞かれたら、こう答える ″今も君を愛していることに気づいた人間″だと…」紆余曲折あった許妍と沈皓明。しかしお互いに成長してわだかまりを解消し、ついに復縁を果たした。許妍のいない妍衣坊(イエンイーファン)も林涛(リンタオ)のサポートのおかげで順調に見えた。しかしある日、林涛が店舗の進捗を遅らせ、製造部門に資金を回すよう提案する。銀行から融資を受ける予定だったが規定外のため凍結になり、仕入れ先への支払遅延で違約金が発生することになった。遠航(ユエンハン)の資金は実店舗の運営費にしか使えない契約。喬琳(チァオリン)は頭を抱えたが、林涛は他の銀行を当たろうと励ます。一方、スティーブに急かされた韓衛平(ハンウェイピン)は、関係を持った方蕾(ファンレイ)から沈皓明の弱みを聞き出そうとしていた。スティーブは結局、沈皓明と許妍の離婚の証拠を見つけられず、巴来金も提携先に金達を選んだ。報告を聞いた金達(ジンダー)の役員・瞿明誠(チューミンチョン)は激怒、養子の韓衛平を呼び出し、ゴルフクラブで殴りつけてしまう。林涛から朗報が届いた。実は転職した元同僚の銀行から融資を受けられそうだという。安堵した喬琳は話を進めるよう頼み、契約の際は一緒に帰省することになった「何とお礼を言ったら良いのか…」「会社を助けるのが社員の務めだよ」林涛は喬琳をうまく丸め込み、書類に社印を押させてしまう。沈皓明は会長室に父を訪ね、巴来金と契約を締結したことを報告した。また北外川(ホクガイセン)エリアの入札について相談すると、息子へ信頼が回復した沈金松(シェンジンソン)は喜んで応援するという。「私も約束を果たさなくては」沈金松は次の役員会議で沈皓明を取締役に昇進させると決めたが、何より許妍と復縁できたことを喜んだ。蒋亮(ジアンリアン)は許妍が戻ったと聞いて早速、オフィスを訪ねた。しかし沈皓明と和解したと知り、いきなり失恋してしまう。「彼との関係が変わったら教えてくれ」「私にはハオミンが唯一の選択肢なの」「チャンスさえくれないのか~失恋の儀式はやるよ 許妍、真面目な話、俺は永遠に君の家族であり、味方だよ」「分かってる、ありがとう」一方、義父から灸を据えられた韓衛平は沈皓明と許妍の復縁を知り追い詰められていた。するとスティーブから連絡が入り、沈皓明の取締役入りを何としてでも阻止しなければならないという。その時、韓衛平は方蕾の話を思い出した。「彼女が酔って話したんだ、彼女の姉はロンドン時代に沈皓明と交際していた 別れた後に妊娠が発覚、出産しているが父親かは分からない」方蕾がマンションに帰ると韓衛平が待っていた。韓衛平が手を骨折したと知った方蕾は心配し、自分が夕食を作るという。方蕾の優しさにほだされながらも、韓衛平は沈皓明が許妍と復縁したとばらして方蕾を煽った。確かに方蕾はショックを受けていたが、未練は断ち切ることにしたという。すでに前を向いて歩き出した方蕾。一方、許妍と沈皓明の復縁を知った沈皓辰(シェンハオチェン)は大喜び、早速、兄夫婦のマンションに泊まることにした。沈皓明はお邪魔虫の沈皓辰に呆れながらも、久しぶりに家族の幸せな時間をかみしめる。しかしその頃、スティーブが沈皓明のロンドン留学について調査を始めていた。「キーワードは子供だ」つづく
2026.07.11
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第27話復縁を目前にしながら再び許妍(シューイェン)の信用を失ってしまった沈皓明(シェンハオミン)。秘書の陳霖(チェンリン)は鬱々としている沈皓明を心配し、今年も古北(コホク)鎮を訪ねてはどうかと勧めた。「気分転換も必要です、ちょうど民俗祭りの開催中で賑わっています」沈皓明は仕事が山積みだと一蹴したが、″草木染め″があると聞くや急に仕事をキャンセルした。一方、許妍も第3弾の販売に向け慌ただしい毎日を送っていた。喬琳(チァオリン)はサインをもらいに来たついでに、古北鎮の産業支援課主任・張豊裕(ジャンフォンユー)から催促の電話があったと知らせる。「いつ来られるのかって」「はっ!…忘れてた」すると喬琳は視察ついでに気分転換できると勧めた。古北鎮に到着した許妍は張主任の案内で滞在先まで歩きながら街の風景を楽しんだ。その時、偶然、手作りの凧の店からリュウゼツランの凧を乗せたスクーターが走り去る姿を目撃する。許妍はどこか見覚えのある後ろ姿をしばし眺めていたが、張主任に促されて宿へ向かった。許妍も宿のスクーターを借りて早速、″永順(ヨンシュン)草木染め工房″に駆けつけた。一通り説明を受けてからいよいよ実践、というところで思いがけず沈皓明がやって来る。気まずいながらも他人のふりをして草木染めを学ぶ許妍と沈皓明。許妍は純粋に草木染めを楽しんだが、ふと沈皓明の存在を思い出して笑顔を消した。許妍が染めたワンピースが乾いた。初めてにしては綺麗に染まった龍膏煙紫(リュウコウエンシ)色に大満足の許妍。しかしいつの間にか沈皓明の姿は消えていた。宿に戻った許妍はスクーターを部屋の裏門に止めた。その時、驚いたことに隣の部屋から沈皓明が現れる。沈皓明は偶然だと訴えたが、許妍はまた何か企んでいると疑い、思わず自分の視界から消えろと言ってしまう。許妍が怒って部屋に入ると喬琳から連絡が来た。「ハオミンが隣の部屋なの」「あなたに会いに行ったのね、信じられない粘り強さだわ~ふふ」「それでも姐なの?私は利用されたのよ?」しかし喬琳は沈皓明のおかげで妍衣坊(イエンイーファン)が救われたのも事実だと言った。「まだ彼のことを忘れられないんでしょう?私は良い人だと思う だってあなたに何度、拒まれようと他に目移りしていないもん」喬琳が残業していると林涛(リンタオ)がやって来た。実は帳簿を確認したところ残高が100万元ほど不足しているという。喬琳は工場へ追加発注をした時、急がせるため前金を増やしたことを思い出した。事情が分かった林涛は処理しておくと安心させたが、そこへ喬琳が残業だと聞いた于一鳴(ユーイーミン)が現れる。「残業に付き合おうと思って」すると林涛は忙しい喬琳を気遣い、今日は仕事を上がって先生と食事に行くよう勧めた。「ありがとう、じゃあPCをオフにしておいて!」翌日、宿を引き払い、草木染め工房にも顔を見せなかった沈皓明。いささか拍子抜けした許妍は工房の帰り、手作りの凧の店をのぞいた。やはりリュウゼツランの凧を買ったのは沈皓明だと分かったが、店主は沈皓明と長年の友人だという。「観光案内所やレストランは金達(ジンダー)が建ててくれたんだ でも当初、彼は普通の観光客のふりをしていた、あとから金達の人だと分かってね 今回は鎮で一番有名な草木染めの工房で技を盗んでるよ」「…私もリュウゼツランの凧を特注でお願いします」一方、許妍に追い払われた沈皓明は陳霖に頼んでキャンピングカーを準備、人気のない場所に隠れていた。宿に戻った許妍は偶然、すれ違った客の話から演舞台で芝居の練習があると耳にした。演目が″鍘美案(サツビアン)″だと知った許妍はふと興味が湧き、スクーターで夜の町へ向かう。すると驚いたことに妻を捨てた男・陳世美(チンセイビ)を演じるのは沈皓明だった。リハーサルに参加していた沈皓明は時代に合わせてセリフを変えたいと提案した。張主任はならばいっそのこと陳世美が妻を追いかける話にしようと思いつく。その時、沈皓明は舞台を眺めている許妍を発見、まだ練習の途中だというのに逃げ出した。「なぜ私を避けているの?私が怖い?」スクーターの許妍はすぐ沈皓明に追いついた。「なら帰ったら?」「まだ草木染めを学び終えていない」実は沈皓明は許妍が草木染めに興味があると知り、いつか役に立てるよう先に学びたかったという。「それに君の質問(@どういう人なの?)の答えもここなら見つかる気がして…」「だったら探したら?隠れないで」沈皓明へのわだかまりが解け、翌日は一緒に草木染めの講義に出かけた許妍。展示されている地元の職人の作品は全て興味深かったが、中でも許妍が心惹かれたのは蠟纈(ロウケツ)染めのだった。「でもこれだけなぜ写真なんですか?」「実物を借りることができなくて… 職人がミャオ族の集落で暮らしたことがあって、あちらの技術を持ち帰ったの」許妍は瑶瑶(ヤオヤオ)がこの作品を気にいると確信、職人に会って作品の使用許可が欲しいと頼んだ。しかし職人は3年前に創作を辞め、その時に展示品も回収されてしまったという。すると沈皓明がその作品を作った初(チュー)大師と知り合いだと教えた。沈皓明と初大師の出会いは数年間、金達が古北鎮で開いた慈善イベントだった。そこで沈皓明が初大師を紹介してくれることになったが、蠟纈染めの話になると初大師は途端に頑なに断り、2人を追い返してしまう。許妍は急に仕事の話を持ち出した自分が悪かったと反省した。しかし沈皓明は庭にまだ染め物の道具や原料があったことから、原因は他にあると気づく。「情報通に聞いてみよう」沈皓明と許妍は山頂のカフェの店主から初大師の事情を聞いた。初大師は3年前に離婚、それ以来、スランプに陥ったという。「染める人がいなくなったからよ」当時は初大師が絵を描き、藍色染めが上手い初師娘が染めていた。初師娘はミャオ族で、染色を学びに来た初大師と出会い結婚、故郷を離れて古北鎮へ来たという。「妻は夫が時代遅れだと感じ、夫は甲斐性がなく嫌われたと思い込む 不満を抱えたまま一緒に暮らすことができず、すっぱり離婚したの」一方、妍衣坊では許妍の留守を守ろうと無理をした喬琳が体調を崩していた。林涛は少しでも負担を減らそうと銀行の融資を提案、すると喬琳が高熱だと分かり、慌てて病院へ連れて行く。すると喬琳は携帯を忘れたことに気づき、林涛に届けて欲しいと頼んだ。林涛は喬琳を自宅まで送り届けて会社に戻ったが、その時、ちょうど喬琳の携帯に于一鳴から連絡が入る。そこで林涛は事情を説明し、マンションの下で待っていると伝えた。于一鳴が慌ててマンションへ戻ると、林涛が待っていた。すると林涛は喬琳の携帯を渡し、あくまで同僚として送って来ただけだと釈明する。「…林涛、助かったよ」翌日、許妍は沈皓明と一緒に改めて初大師を訪ねた。そこで求める藍色に染めるには初師娘が必要なはずだと訴えたが、怒った初大師に追い返されてしまう。初大師の説得に失敗した許妍と沈皓明。沈皓明は初大師が藍色やスランプを口実にしているだけで、ずっと師娘を恋しがっていると分かった。「僕は大師の気持ちが分かる、以前の僕と重なって見えるんだ 僕は自信過剰で、相手に対し強い支配欲を持っていた 大師も同じだ、変化を嫌がるのは不安を感じるから そこで周りを従わせようとする 離婚の原因は自分の殻を破って時代に合わせるのが怖くて逃げたからだ」「あなたは?支配欲は治った?」「治療中だ」古北鎮は沈皓明と沈皓辰(シェンハオチェン)の思い出の場所だった。沈皓明が古北鎮に初めて来たのは沈皓辰が4歳の時だという。「幼稚園に行きたくないと言った日、連れて行くふりをしてここまで来たんだ」それ以来、夏になると2人で遊びに来るようになったという。沈皓明が古北鎮に投資しているのは金儲けではなく、より良い環境にするためだった。「皓辰はあなたが好きよ、いい父親だわ」2人は川沿いの遊歩道を歩きながら、自然と打ち解けていった。つづく
2026.07.10
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第23話朝賀の場で突然、燕遅(エンチー)を駙馬にしたいと言い出した北代(ホクダイ)公主・元蕪(ゲンブ)。実は以前、朔西(サクセイ)で西戎(セイジュウ)に捕まった時、燕遅に助けられ、北代まで護送してもらったことがあった。元蕪は燕遅との再会に胸を躍らせたが、燕遅は素っ気ない。「当時は少年兵だと思い、道すがら護送したまで、公主と知っていれば慎重に対応を… 私が妻に迎えるのは愛する者のみ、どちらにせよ騎射であなたは私に勝てぬ」けんもほろろでとりつく島もない燕遅、宴の場で恥をかかされた元蕪は激怒したが、咄嗟に弟が席まで連れ戻した。すると皇太子・燕徹(エンテツ)がその場を和ませるため、客人を行楽に連れて行きたいと提案する。これを好機と見た成(セイ)王・燕麒(エンキ)は皇太子の案に賛成し、皇帝も許可した。燕遅は秦莞(シンワン)に釈明しようと門で待っていた。しかし秦莞は燕遅を無視して馬車に乗ってしまう。燕遅は焦って追いかけようとしたが、岳凝(ガクギョウ)に止められた。「馬車には忠勇(チュウユウ)侯夫人と秦朝羽(シンチョウウ)が乗っているのよ?」その夜、燕遅はこっそり秦莞を呼び出し、湖まで足を伸ばした。美しい月夜のもと舟で漕ぎ出す2人、やがて灯火のゆらめく小島に到着する。「素敵ね」「君のために用意したんだ…莞児、私は愛する者しか娶らぬ、私が愛するのは君だけだ」2人は愛を確かめ合い、口づけを交わした。一方、燕遅を諦めきれない元蕪は睿(エイ)王府で待ち伏せしていた。やがて蹄の音を聞いて馬車を飛び出したが、思いがけず親密そうな燕遅と秦莞の姿を目撃してしまう。「あの女…この手で始末してやる!」燕遅は睿王府の前で秦莞と馬を降りた。父王は自分など到底およばない軍神で、実は皇太子候補だったという。しかし父王は帝位を望まず権力闘争を避けて朔西に退き、燕淮(エンワイ)が即位していた。母妃の死後、父王は都へ戻らなくなり、管理する者がいない睿王府は荒廃する一方だという。「父王にとって私は陛下を安心させる人質 だが父王は知らぬ、予測不能な朝廷こそが真の戦場だと 辺境にいる間に朔西軍も睿王府も滅ぼされるだろう」燕遅が都へ戻った理由はこの事態を好転させ、朔西軍の活路を開くことだった。「君には知ってほしい、私の生活も睿王府と同様にすさんでいるのだと…」「私がそばにいるわ」すると燕遅は秦莞を抱きしめた。「君がいるから帰京した意味がある」( ˶´꒳`˵ )ルイポンったらw翌日、秦莞は伯母から客人に酒を届けるよう頼まれ、離れの書斎へ向かった。客人が皇太子だと知った秦莞は伯母の思惑に気づいて失笑、酒を置いて早々に引き上げることにする。しかし皇太子は秦莞が自分の気を引くために下策を用いたと誤解し、もし東宮なら罰せられると糾弾した。その時、何も知らずに秦述(シンジュツ)がやって来る。「どうかしましたか?殿下」「例の凄腕の検視人はどうした?来ないのなら帰るぞ?!」「…ここにおりますが」実は事件を解決して自分を助けてくれたのは他でもない秦莞だった。捜査の時は身分を隠すため男装させていたが、鄭(テイ)府尹も承知しているという。「ではあの酒は…」「伯母が接客中ゆえ、お酒を届けるよう頼まれました、では私は太后の治療がありますので」秦朝羽は母をかばい、秦莞に酒を運ばせたのは自分の計画だったと認めた。「妃選びの前に面倒事が起きぬよう九妹妹の心を試したのです」「この愚か者め!」秦述は思わず手をあげそうになったが、咄嗟に秦琰(シンエン)が割って入った。「大局に影響するところだった、お前は知らぬが太子は…」「炎児…」秦述は息子の言葉を遮り、今日の浅はかな行動が皇后の耳に入れば皇太子妃には選ばれないと警告した。「侯爺!どうかご内密に…」「娘が天下の母となる日を望むなら、2度と無知で愚かな真似をさせるな!」一方、燕遅は年賀のため燕離(エンリー)と一緒に義(ギ)王妃を訪ねた。義王妃は顔を見せてくれなかったが、侍女からお揃いの数珠を受け取る。「夫人は今後も兄弟同然に心を通わせて欲しいと…」燕離は母の意図が分からないとぼやいたが、燕遅は問題児の燕離を心配しているだけだとごまかした。…年始なのに夫人の言葉には不吉な含みがある…秦莞が参内すると福寧(フクネイ)宮に皇帝たちの姿があった。床を離れ、すっかり元気になった皇太后。喜んだ皇帝は秦莞にどんな褒美がいいか尋ねたが、秦莞は財物など必要ないと辞退する。「ただご温情を賜りたく、永寧(エイネイ)郡主も明日の行楽に参加させてください」「奇遇にも同じことを頼まれたところだ」すると門外で控えていた燕遅が岳凝と燕離を連れて入ってきた。そこには幼い九皇子・燕綏(エンスイ)の姿もあったが、燕綏はどこか怯えた様子で陳(チン)嬷嬷の背後に隠れてしまう。皇帝は秦莞と燕遅の願いを聞き届け、岳凝の行楽への参加を認めた。「離児も同じ提案をしていたな?護衛を兼ねて同行しろ 七郎は行かなくて良い、また北代公主が騒ぐと面倒だ、あとで紫宸(シシン)殿に来い」すると皇帝たちは福寧宮をあとにした。岳凝と燕離は燕綏を連れて遊びに出かけた。実は九皇子は殺された瑾(キン)妃の息子で、事件当日、含光(ガンコウ)殿にいたという。かつては腕白だった燕綏、しかし母が殺されてから口がきけなくなっていた。皇太后は燕遅に燕綏を気にかけてやって欲しいと頼み、自分が倒れたことは睿王に伝えないで欲しいという。「小七、都に留まるなら陛下に尽くしなさい、ここ数年、苦労が絶えないの」「承知しました」皇帝に呼ばれたものの秦莞と離れ難い燕遅。そんな燕遅の様子を見た皇太后は2人の仲にすぐ勘づいた。皆に口利きを頼んでおいたおかげで岳凝は希望通り燕離と一緒に行楽へ同行、賓客たちと南苑にやって来た。皇太子は諸国の皇子たちに美しい梅の鑑賞を勧めたが、退屈なら比武に向けて騎射で駆け回るのも一興だという。一方、秦莞は皇太后の診察を終え、門を出たところだった。すると元蕪公主の侍女に引き止められ、落馬した公主を助けて欲しいと泣き付かれてしまう。「尊いお体を男に診せることはできません!」「…私が信じると思う?」秦莞は罠だと見抜いて無視したが、侍女に脅された。「この件は両国の外交に関わります 公主に万一があればあなたたちの太子殿下と少帥が責任を問われるのでは?」秦莞は仕方なく護衛を連れて南苑に入った。すると待ち伏せしていた元蕪が笛を吹いて馬を暴れさせ、秦莞は振り落とされてしまう。つづく( ゚ロ゚)!! 九皇子は犯人を知ってる?皇帝を見て怯えてたけどそういうこと???
2026.07.07
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第22話皇太后が危篤だと聞いて参賀どころではない皇帝。そこで燕遅(エンチー)はまず皇太后を見舞い、それから正華(セイカ)門へ向かうよう進言した。秦莞(シンワン)は機を見て皇太后を助けようと考えていたが、その時、秦家を妬む忠国侯の娘・馮沈碧(フウシンヘキ)がすかさず公主・燕秦(エンシン)に″小医仙″を薦めるよう入れ知恵する。驚いた秦朝羽(シンチョウウ)は口を慎めと諌めたが言い争いとなり、結局、皇帝の耳に入ってしまう。皇后と忠勇(チュウユウ)侯・秦述(シンジュツ)は若輩の秦莞には荷が重過ぎると反対し、太医に任せるよう訴えた。しかし燕遅から確かに秦莞は大長公主を救ったと聞き、皇帝は秦莞も連れて行くと決める。「皇后と太子は先に正華門へ行っておれ」福寧(フクネイ)宮ではすでに太医たちが匙を投げていた。最後の望みを秦莞にかけるしかない皇帝。早速、診察した秦莞は倒れる前の皇太后の症状を見事に言い当て、陳(チン)嬷嬷を驚かせた。どうやら皇太后は脳への血流が滞ったせいで昏睡しているという。「倒れて一時以内ならまだ間に合います、民女に治療させてください」皇帝は無能な太医に激怒した。しかし秦莞は慎重過ぎただけで太医の処置は正しかったとかばう。燕遅は口答えしないよう密かに合図したが、秦莞を止めることはできなかった。「陛下、医師でも治せぬ病があります、過剰に責めれば余計に保身に走るかと…」燕遅は秦莞の直言に肝を冷やしたが、皇帝は太医を見逃してくれた。「九娘のとりなしを無駄にするでないぞ?」すると皇帝は秦莞に治療を一任し、正華門へ向かった。秦莞は薬王谷の金針八法で皇太后を危機から救った。やがて参賀を済ませた皇帝が駆けつけ、息を吹き返した母后の姿に目を潤ませる。外で待っていた皇后たちは皇太后の無事を聞いて喜んだが、内心では秦莞の功績に戸惑い、それぞれの思惑が交錯した。皇帝は秦莞が皇太后の治療で参内できるよう玉佩を授けて退出させた。「七郎、送ってやれ」帰りの馬車の中、秦莞はふざけて皇太后を救った褒美が欲しいと手を出した。すると燕遅は肌身離さず持っていた母の形見の玉を贈る。「何て書いてあるの?」「″守心″だ、父親が母親に贈った愛の証し、そして君を守りたいという私の真心だ」喜んだ秦莞はお返しに燕遅に口づけした。「荊州であなたを狙ったのは都にいる誰かなのよね?…太子も成(セイ)王も怪しそう」「心配するな、私が何とかする、それより君も陛下のお気に入りになったんだ 素(ソ)貴妃と皇后の争いに巻き込まれぬようにな」「何か事件を捜査させてもらえる?検視人なら妃から妬みを買わずに済むわ」「それなら皇子からも狙われなくなる、妙策だ」皇太子は父皇の信頼を得た秦莞に興味を持った。しかし母后から後ろ盾がない秦莞では意味がないと釘を刺され、気に入ったのなら嬪に迎えればいいと言われてしまう。「ならなぜ太子妃の決定を先延ばしに?秦家が待ちわびています」「すぐに太子妃にしては秦家が恩義を感じないわ、もう休みなさい」皇后は自分の息子ながら落胆した。…燕遅の幾分かでも手腕があればよかったものを…一方、成王・燕麒(エンキ)は愚かな企みばかりしている馮沈碧に呆れていた。素貴妃はそもそも燕麒が忠国公を嫌うせいで馮沈碧が皇太子妃の座を争うはめになったと嘆く。「太子になりたいのなら忠国公に協力しなさい、そこまで沈碧を嫌わなくても(ボソッ はっ!まさか九娘を見初めたの?!」「ふん!私に釣り合う者などいない!」翌朝、忠勇侯府の九娘子に皇帝と皇后から褒美が届いた。夜更けに戻ってきた秦莞はまだ眠っていたが、秦霜(シンソウ)と茯苓(フーリン)は楽しそうに豪華な装飾品を眺めている。すると秦湘(シンショウ)が激しい嫉妬から暴言を吐いた。「九妹妹も出世したものね~″鳳凰″になる日も間近かも」しかし運悪く秦述たちに聞かれ、罰として書写を命じられてしまう。秦朝羽は五姐を早めに嫁がせるよう提案した。秦述も確かに災いを及ぼす前に片付けろと言ったが、胡(コ)氏は秦湘より皇帝の覚えがめでたい秦莞を警戒する。( ゚д゚)<1箱全部、真珠?羽児にくれたっていいのに…すると秦述は秦朝羽と秦莞は別の道を行くと諭した。「羽児を必ずや太子妃にしてみせる」ゆっくり休んだ秦莞は茯苓に留守を任せて皇太后の診察に出かけることにした。すると中庭に出た時、偶然、胡氏と秦朝羽の話を耳にする。「父親は九娘を燕遅に嫁がせるつもりよ、早く嫁がせてしまえば後顧の憂いはなくなる」「でも燕遅ほどの位なら引く手数多では?」しかし胡氏は睿(エイ)王府に縁談を持ちかける者などいないと否定した。「睿王妃は睿王に毒殺されたとの噂があるの」「睿王妃は難産のために亡くなったのでは?」「それはあくまで建前よ、燕遅は睿王の実子ではない だから妻を殺し、外聞のため息子だけ生かしたとか これが公になれば燕遅は無爵よ、だから誰も娘を嫁がせないの」秦莞は誰かが悪意ある噂で睿王と燕遅を離間させ、朔西(サクセイ)軍を内部から崩壊させるつもりだと疑った。…一体、誰がこんな悪辣な罠を仕掛けたのかしら道は険しいけれど、燕遅、今度は私があなたを守る番よ…皇太后は危険な状態を脱した。喜んだ皇帝は皇太后の療養も秦莞に任せ、回復した暁には大功として必ず報いると約束する。「今日は宮中で各国の使節を招いた宴がある、そなたも秦児や凝児と同じ席に」そこで皇后は公主がまだ袖を通していない礼服を秦莞に貸すことにした。新年の朝賀では皇太子と成王の立場が逆転、皇后も堂々とした息子の姿に目を細めた。すでに秦莞の噂も広まっているのか、早速、挨拶してくれる令嬢もいる。面白くない馮沈碧は聞こえよがしに秦莞がわずか2度目の宮中で公主と同列だと言った。しかし燕秦の態度は一変、皇祖母の恩人なら当然だとあしらう。その時、家宴には顔を出さなかった燕離(エンリー)が現れた。岳凝は喜んで手招きしたが、燕離は周囲の目が気になって諦めてしまう。「なぜ来ないのかしら?」「燕遅と同じよ、高い身分なのに都で苦労している 都に来て私も2人の苦労をようやく理解したわ」崇明(スウメイ)殿に北代(ホクダイ)と西寒(セイカン)の使者が到着した。両国は犬猿の仲、北代皇太子・元弘(ゲンコウ)たちと西寒三皇子・劉贇(リュウイン)は互いに牽制しながら皇帝に拝謁する。皇子たちは五公主との縁談を望み、どちらも贈り物を用意していた。元弘は北代の蒼羽(ソウウ)山脈で取れた見事な紅玉、片や劉贇は意外な贈り物を見せる。「この雪狐(セッコ)は霊獣です 公主殿下がこの鈴を3日間、身につければ雪狐は唯一の主人と認めて懐きます」燕秦は可愛い雪狐をひと目で気に入り、早速、鈴をつけてあやしてみた。すると雪狐は鈴の音に反応し、公主に近づく。「父皇、母后、この狐狸が欲しい!」皇帝は10日後に南苑(ナンエン)で騎射の腕比べを行うと宣言した。そこで燕遅に両皇子の補佐を務めるよう命じる。すると北代公主・元蕪(ゲンブ)が優勝者には褒美があるか聞いた。「もちろんだ」皇帝の答えを聞いた元蕪は御前に出ると、自分が勝ったら燕少帥を駙馬(フバ)にするという。つづく( ˙꒳˙ )急に普通の宮廷ものに?w
2026.07.06
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第21話都を震撼させる連続殺人事件。秦莞(シンワン)の検視で糸口をつかんだ燕遅(エンチー)は捜査を急ぐことにしたが、成(セイ)王・燕麒(エンキ)の配下に監視されていた。成王の狙いは恐らく秦莞、被害者の衣の紛失も成王の仕業に違いない。そこで燕遅は展(テン)捕頭に魚商探しを任せ、秦莞を連れて馬車に乗り込んだ。燕遅は忠勇(チュウユウ)侯が太子を助けるために秦莞を政権争いに巻き込んだと憤った。しかし秦莞は構わないという。「被害者や晋(シン)王、父親の無念を晴らすためにも介入するわ」「警戒は怠るな、陛下に話を通したゆえ君も警部の案件を扱える」やがて2人を乗せた馬車は義(ギ)王府に到着した。義王のいない王府は閑散としていた。すると前庭の長椅子でうつらうつらしている燕離(エンリー)を見つける。燕遅は燕離に成王の配下を追い払うよう頼み、その間に秦莞を連れて義王妃への挨拶に向かった。燕遅との1年ぶりの再会を喜ぶ義王妃。記念に自分のかんざしを外して秦莞に贈り、可能なら早く都を離れるよう助言して写経へ戻ってしまう。義王府からの帰り道、秦莞はかんざしが義王から王妃への愛の証しだと気づいた。「なぜ息子の燕離ではなく私に?」「20年前に謀反を企てた四川宣撫使(シセンセンブシ)・傅成業(フセイギョウ)を知っているか?」実は義王妃は傅成業の妹だった。義王は生前、傅成業に仕えていた恭(キョウ)州観察使・厳涵(ゲンカン)のことだった。志願兵でありながら戦功により重用された厳涵。ある日、傅府を訪ねた時に偶然、傅成業の妹と出くわし、2人は互いに惹かれ合って結婚したという。しかし幸せな夫婦生活は長くは続かなかった。厳涵は傅成業の謀反を察し、身重の夫人を出産の名目で帰郷させてから都へ知らせに向かったという。すると出兵した皇太子が風来嶺(フウライレイ)で奇襲に遭ったと分かり、急遽、駆けつけた。厳涵は傅成業を刺し殺し、火攻めから皇太子を救い出した。やがて援軍が到着した時には、深手を負った皇太子を守るように全身が焼けただれた厳涵が立ったまま絶命していたという。厳涵の忠義に感銘を受けた燕淮(エンワイ)は即位後、義王の称号を追贈し、遺児の燕離を養子にして国姓を授けた。「ゆえに都の権力者は燕離を皇族だと認めていない 夫人は幼かった燕離のため自死を選ばず、封賞も辞退して隠居した 幸い燕離は皇祖母に可愛がられ、宮中で不当な扱いは受けていない 夫人がかんざしをくれたのは私たちに希望を託したからだろう」秦莞は燕遅が燕離の母をなぜ王妃ではなく″夫人″と呼ぶのか、その悲しい理由を知った。(๑•̀ㅂ•́)و✧<私はあなたが殺されても死なない、必ず下手人を捕らえて法で裁く(;・・)<その言葉を聞いて……とても……安心したよ?(੭*ˊ꒳ˋ)੭<あなたが死んでも私は強く生きて行くっ!(´・ω・)<そうか…だが私は君より先に死なない( ˙꒳˙ ) キョトン成王の妨害を警戒し、尾行をまいて衙門に戻った燕遅と秦莞。遺体発見現場はバラバラだったが、燕遅は地図を使って殺害場所を絞って行く。「人目を避けて遺体を捨てに行き、戻って来られる距離か 遺体の運搬に押し車は使えぬ、成人を背負って一時で5里以上歩くのは困難だ」そこで燕遅は遺体発見現場に画鋲を刺して紐を引っ掛け、半径5里の円を描いた。「3つの円が重なった地域に犯行現場があるはずだ」燕遅は展捕頭が調べた魚粥の露店へ聞き込みに出かけた。一方、秦莞は鄭府尹と一緒に義荘へ戻ったが、3体の遺体がすでに埋葬されてしまったと知る。「鄭府尹が運び出すよう命じたのでは?」「私は知らぬ!」方伯(ホウハク)の話では遺体を引き取ったのは展捕吏と一緒に遺体を運び込んだ役人だった。「また成王ね…衙門へ戻り殿下を待ちましょう」燕遅は展捕吏と一緒に西市で評判の魚粥の露店を訪ねた。すると給仕の男が腰に真っ赤な巾着を下げていることに気づく。「何か祝い事でもあるのか?」「これは先日、食べに来た若い娘さんの忘れ物なんです」娘の服装を覚えているか尋ねたところ、ありふれた葛布(クズフ)の布だったという。被害者と同じだと気づいた燕遅は巾着を確認、すると中から花嫁衣装の仕立書が出て来た。「…受取日は失踪した日だ」その頃、錦衣(キンイ)閣ではある女子が花嫁衣装を受け取りに来ていた。衙門へ戻った燕遅は秦莞と合流、仕立書を観察した鄭府尹が印章から錦衣閣を特定した。白楓と展捕頭たちが急ぎ捕縛へ向かったが、秦莞は物証がなければ成王が難癖をつけるかもしれないと心配する。そこで燕遅は鄭府尹に皇帝への奏状を書くよう頼んだ。こうして迎えた大晦日の宮宴。秦莞も岳凝(ガクギョウ)と一緒に招かれたが、早速、前の席で貴人が揉め始める。すると岳凝が呆気に取られている秦莞に事情を説明した。「首座は皇后の嫡女である公主・燕秦(エンシン) 隣は馮沈碧(フウシンヘキ)、父親が忠国公で素(ソ)貴妃の側近なの あの2人は宿敵同士だけど、秦朝羽(シンチョウウ)が現れた途端、徒党を組むわよ?」秦莞は馮沈碧も太子妃の座を狙っているのだと分かった。「宮宴は素貴妃が仕切り皇后は無関係、どちらが優勢かは明白ね 母親が優勢だから成王が太子を圧倒している 秦家が宮中に娘を嫁がせようとすれば妨害に遭うでしょうね」その時、秦朝羽が母と一緒にやって来た。秦莞が自分たちの前の席だと気づいて面白くない胡(コ)氏、しかし岳凝は本来なら夫人は末席だが、秦朝羽が皇后のお気に入りのため中央に座れるのだと耳打ちした。宮宴が始まった。連続殺人事件の続報が届かず気が気でない皇太子、すると遅れて燕遅がやって来る。燕遅の顔を見た秦莞は無事に解決したと確信したが、何も知らない成王は配下に合図を送った。宋(ソウ)卿は宴席の場だというのにわざわざ御前に出て連続殺人事件について奏上した。「今日が期限ゆえ太子殿下に捜査状況をご明示いただきたく…」皇太子は仕方なく御前にひざまずき、解決間近だとごまかした。しかし皇帝から詳しい説明を求められ口ごもってしまう。成王は思わずほくそ笑んだが、その時、燕遅が皇太子に倣っていひざまずき、奏状を提出した。「連続殺人事件は解決に至りました 太子殿下の命により家宴での報告を控えていた次第です」(´-`).。oO(ホッ錦衣閣へ踏み込んだ白楓たちは裁縫師を捕らえ、危うく4人目の被害者になるところだった娘を救っていた。下手人は母親から虐待されて育ち、心を病んでいたという。妓女だった母親は息子では役に立たないと罵倒しては下手人を女装させ、娘が生まれてこなかった不運を嘆いていた。成王の企みは失敗に終わった。皇太子は面目躍如、検視人を推挙した忠勇侯も皇帝から労われ、秦朝羽も鼻が高い。そこで燕遅は皇帝に鄭府尹から預かった謝罪文を提出した。「何?!死者の着衣紛失と遺体の損壊だと?!」皇帝は激怒、証拠を隠滅して捜査を妨げた者を捕らえるよう燕遅に命じた。すると皇帝に睨まれた成王は思わずうつむいてしまう。「太子は的確に事を処理し、気遣いもできる やはり新春は平穏無事であることが最善だろう」一方、体調がすぐれず宮宴を欠席した皇太后は激しい咳による胸の痛みに苦しんでいた。陳(チン)嬷嬷は太医を呼ぶことにしたが、皇太后は大晦日に皇帝を驚かせたくないという。燕遅は崇明(スウメイ)殿の前で剣舞を奉納、これで最後の儀式が終わった。喜んだ皇帝は約束通り燕遅を刑部侍郎に任じ、民と共に新年を祝うため皇后と一緒に正華(セイカ)門へ向かうことにする。しかしそこへ皇太后が急病だとの知らせが届いた。太医はすでに福寧(フクネイ)宮に詰めているが、皇太后が薬を飲めずに危篤状態だという。驚いた皇帝は輿を呼んだ。すると皇后の目配せに気づいた秦述がひざまずき、新春の折に皇帝が姿を見せなければ民が動揺すると諫言する。「国事を優先すべきです!」つづく( ๑≧ꇴ≦)あらやだ、皇太子=裁縫師かと思ってたwwwww
2026.07.05
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第20話晴娘(セイジョウ)こと清嬛(セイケン)との面会を終えて府署を出た秦莞(シンワン)。門の前では燕遅(エンチー)が待っていた。「私に医術と検視の腕がなかったら晴娘と同じように復讐のため、人を殺めていたかも」「違う、晴娘は因果応報を求めたが、君の望みは天下無冤 どんなに恨んでいても人は殺さない」秦莞は燕遅の言葉に慰められ、せめて晴娘が温情により減刑されることを願った。龐宜文(ホウギブン)は父の連座で連行され、私財も没収された。秦莞は龐(ホウ)夫人たちの行く末を案じたが、持参金が戻り、客桟で商いを続けて行けるという。こうして豫(ヨ)州に別れを告げ、都へ出発した秦琰(シンエン)一行。すると秦莞はあらかじめ燕遅に都では自分と距離を置くよう頼んだ。秦琰が命がけで自分を救う燕遅を見ていたはず、忠勇(チュウユウ)侯が知れば自分を餌に燕遅を皇太子側に引き込もうとするだろう。「人前では私をあくまで参謀として扱って」「君が望むならそうする、ただ私の参謀に誰も手出しさせぬ」( ˶´꒳`˵ )ルイポンったらw一方、盛安(セイアン)では皇太子・燕徹(エンテツ)が都を騒がせている連続殺人事件に頭を悩ませていた。皇帝から年内に解決するよう命じられたが、あと数日ではどうにもならない。燕徹の失脚を虎視眈々と狙う成(セイ)王・燕麒(エンキ)。焦った皇太子は誰かを下手人に仕立てるよう命じたが、京兆府尹(ケイチョウフイン)・鄭白石(テイハクセキ)は反対した。すると忠勇侯・秦述(シンジュツ)が救いの手を差し伸べる。「殿下、推挙したい者がおります ただその者は役人ではなく特別な身分のため、秘密裏に進めたく…」秦莞たちは忠勇侯府に暖かく迎えられた。すると昼餉が終わる頃、参内していた嫡女の八娘子・秦朝羽(シンチョウウ)が帰ってくる。都育ちの朝羽は洗練された美人で皇太子妃の有力候補だったが、未だ内定がもらえず、母の胡(コ)氏は気を揉んでいた。秦述は初対面の秦莞に好印象を持った。しかし問題を起こした三房の娘・秦湘(シンショウ)と秦霜(シンソウ)を警戒、秦琰に目を離さぬよう命じる。「秦安(シンアン)の事件は国中を震撼させた 太子の取り成しのおかげで家長の責任を問われずに済んだが… 忠勇侯府の醜聞は2度と許されぬ」「分かりました、では燕遅と九妹妹の件は?」「睿(エイ)王父子は政争に加わらず中立を保ち、太子とも一線を引いている ましてや燕遅の身分では婚姻を結ぶにも陛下の許可が必要となる 我らが介入すれば陛下に疑いを抱かせるであろう 入城の際、燕遅が別行動だったのは九娘との関係を隠すため、しばらくは様子見だ」秦述はすでに皇太子に秦莞を推挙したと教え、今回の厄介事を解決できれば東宮と忠勇侯府はより親密になると期待した。「九娘の未来は朝羽に引けを取らぬやも…」「父親は九妹妹を太子の嬪にすると?ですが羽児は一途に…」「爵位を継げなくてもいいのか?!大功を立てねば勲貴の爵位は世襲できぬ 父はもう吏部尚書の勤めで精一杯、太子の即位を助けてお前がこの家を守り抜け!」「必ず成し遂げます」秦述は早速、秦莞を書斎へ呼んだ。そこでわずかながら秦良(シンリョウ)が残した財産を九娘に返し、本題に入る。「一つ頼みがある、最近、都で女子が殺められる事件が続いている 私の独断でお前を府尹に推挙しておいた、官府に力を貸してくれないか?」忠勇侯からの申し出は沈莞(シンワン)にとって渡りに船だった。「莞児、民の安寧のため是非、お手伝いしたく存じます」その頃、成王は皇太子の側近である忠勇侯を警戒、見張りを命じていた。一方、帰京した燕遅は参内し、大周(シュウ)皇帝・燕淮(エンワイ)と碁に興じていた。相変わらず歯に衣着せぬ物言いの燕遅に失笑する皇帝、そこで本気で刑部に入るのかと尋ねる。「刑部で成果をあげます、才ある者を登用できるよう私を高位に据えてください 父王への言い訳にもなります」「朕を父子の争いに巻き込むつもりか?」皇帝は笑いながら希望を叶えると約束した。翌朝、男装した秦莞は秦琰の案内で義荘に到着した。鄭府尹と初検を担当した熟練検視人・方伯(ホウハク)が立ち会いのもと、秦莞は捕頭・展楊(テンヨウ)の説明を聞きながら遺体を確認する。遺体は3体、いずれも妙齢の娘だった。最初の遺体は一月半前、城南の玉水橋の近くで発見されたという。「橋のそばに階段はありますか?」「めいよー」「殺害現場には階段があるはず、下手人は遺体をここに遺棄しただけです」死者は明らかに首を絞められたことによる窒息死だった。しかし遺体の臀部や足の後ろ側に打撲痕が見られ、死後に階段を引きずられた可能性が高いという。2人目は一月前、城西の廃屋で発見された。城南で働く兄に夕餉を届けたあとに姿を消し、捜索願いが出されて2日後に遺体が見つかったという。当初は別々の事件として捜査していたが、半月前に城外の村に住む3人目が被害に遭った。城内の村から西市(ニシノイチ)へ買い出しに来て殺されたという。すると秦莞は恐ろしい事実に気づいた。「検視記録に記されていない点が1つありました…」実は遺体は3体とも死後に乱暴されていた。「新しい3体目の臓腑から何か見つかるかも、解剖します」成王は逃亡した下僕を探しているという名目で義荘に乗り込んできた。鄭府尹は慌てて止めようとしたが、その時、騒ぎを聞いた秦莞たちも外へ出てくる。秦莞を見た成王は検視を行う重要な場所に部外者がいると鄭府尹を糾弾、すると運良く燕遅が駆けつけた。「四哥、九先生は私の参謀です」「七弟?お前の配下であろうと勝手に入ることは認められぬ」「私は年明けから刑部に入る、九先生は私が陛下の許しを得てお招きしたのです 凄腕の検視人ですよ?」成王は皇太子側についたのかと揶揄したが、燕遅はあくまで公務であり、公私混同すれば皇帝に申し訳が立たないと否定した。仕方なく退散することにした成王。「事の次第が分かったので四哥は帰ろう…行くぞ!ほかを探す! ふん、小賊ごときに天下を覆せるものか」成王は遠回しに秦莞を牽制し、引き上げた。秦莞は検視に戻った。3体目の胃から出たのは蜜柑の種と魚、食事は死亡する一時半前と推定される。しかし都では鮮魚をあまり見かけず、売っていたとしても値段は高価だ。身なりからして娘は庶民、選んだのは西市の安い屋台だろう。すると展捕頭が3人目の被害者の衣服がないことに気づいた。「初検の時、下穿きはありましたか?」「そう言えば上着と内着は確認したが、下穿きは記憶にない」その時、秦莞は下手人が女子の着衣に特殊な嗜好があると気づいた。普通の男は伴侶の衣でさえよく分からないものだが、下手人は被害者の衣を完璧に整えて遺棄している。「それなのに下穿きを忘れるでしょうか?」鄭府尹は展捕吏と方伯に遺体を運んだ者を調べるよう命じた。しかし燕遅は私的な嗜好のため、手がかりにはならないと心配する。すると秦莞がもう一つの証拠を示した。「死者の爪にあった霜焼けの塗り薬です 死者の手に霜焼けはなかった、抵抗した時に下手人の皮膚を引っ掻いたのでしょう」「冬の手仕事で手が荒れたのか… 下手人は塗り薬を買えるだけの稼ぎがあり、手を大事にしている 恐らく緻密な技を要する職人だな」3人を階段がある同じ屋内で殺したのなら独居の可能性が高い。女子の身なりに詳しく、独りでも店を営める職人、秦莞と燕遅は裁縫師だと分かった。ちょうどその頃、錦衣(キンイ)閣という衣装店に独りの娘がやって来た。娘は花嫁衣装を作りたいという。「ではこちらで採寸を…」つづくヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ
2026.07.05
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第26話コンテストで見事、最優秀ブランド賞を獲得した妍衣坊(イエンイーファン)。貢献した沈皓明(シェンハオミン)も于一鳴(ユーイーミン)と一緒に祝賀会に招かれたが、許妍(シューイェン)と蒋亮(ジアンリアン)の親密な様子に苛立ちを隠せない。そこで于一鳴は喬琳(チァオリン)を送り込み、許妍と蒋亮を引き離してくれた。許妍はようやく沈皓明の席へ向かおうとしたが、蒋亮はわざとダーツを始めようと提案、許妍が最初に投げるよう指名してしまう。「なら僕は帰る」ヘソを曲げた沈皓明はうっかり口を滑らせた。許妍は楽しそうな仲間たちの前で面目が立たず、忙しいなら引き止めないと冷たくあしらってしまう。すると于一鳴は沈皓明を心配して後を追った。喬琳は泥酔した許妍の代わりに皆を送り届けて一息ついた。「落ち込むなら引き止めればよかったでしょう?」「落ち込む?何が?あんな奴、帰ればいいのよ!もうどうだっていい!」強がる妹をなだめ、何とかタクシーを拾った喬琳。一方、于一鳴も酩酊して奇行を繰り返す沈皓明に手を焼いていた。翌朝、許妍と沈皓明は夫婦のベッドで目を覚ました。何が起きたのか悟った2人は呆然、しかし許妍は誰かに見られたわけでもないと冷静になる。その時、廊下から于一鳴と喬琳の声が聞こえた。「起きたか?もう昼だぞ?」「記憶が飛んでるでしょう?何があったか知りたければ服を着て降りて来て!」…于一鳴が沈皓明をマンションに送り届けると、ほどなくして喬琳が許妍を連れて現れた許妍はここが自分の家だと主張し、仕方なく送ってきたというすると許妍と沈皓明は酔って素直になり、互いにまだ愛情があると認めた于一鳴と喬琳はそこで帰ることにしたが、気がつくと2人が水槽の魚を食べようとしたり、気分が盛り上がっていきなり服を脱ぎ始めてしまう慌てた于一鳴と喬琳は夫婦を何とか寝室まで連れて行ったしかし寝室に閉じ込めても大騒ぎが続き、于一鳴と喬琳は心配で帰れなくなったという…于一鳴と喬琳は事の経緯を説明して帰って行った。許妍も仕事があると思い出して帰ることにしたが、沈皓明は朝食を食べていかないかと引き止める。「何が食べたい?」許妍を壁に押し付け顔を近づける沈皓明。その時、思いがけず于嵐(ユーラン)が差し入れを持ってやって来た。于嵐は許妍と沈皓明の復縁を確信し、沈皓辰(シェンハオチェン)の馬術大会での昇級を祝うパーティーを許妍に企画して欲しいと頼んだ。「当日も来てね、ハオチェンが喜ぶわ」「日程を確認します」沈皓明は許妍を車で送ることにした。すると道すがら許妍は会社を助けてくれた巴来金(バラキン)夫人に感謝したいという。沈皓明は早速、明日の6時に食事会をセッティングすると決めた。「場所はあとで送る…でも君は飲まないほうがいい」「ダメなことないわ(クスッ」その時、許妍は燃料計の警告ランプに気づいた。( ˙꒳˙ )<加油(給油よ)(੭*ˊ꒳ˋ)੭<おう!頑張る(加油)!」(´゚艸゚)∴ブッ!<ガソリンの話よ(ㆆㅅㆆ)・・・妍衣坊の受賞で提携先も手の平を返し、第3弾は予定より早く発売できることになった。やはり実力をつけることが正義だと実感する許妍たち。するとコンテストで妍衣坊を知った古北(コホク)鎮の産業支援課主任・張豊裕(ジャンフォンユー)が訪ねて来た。「古北鎮の草木染めは無形文化財になっています 御社が手織りの錦を広めたのを見て、我々も草木染めの知名度を高めたくて… 実は古北鎮の宣伝と観光客の呼び込みのため、インフルエンサーを招く計画があります 多くの魅力を掘り起こしたいが、草木染めは御社以外にないと思って」許妍は草木染めに興味があると前向きだったが、まずは学ぶ時間が欲しいという。そこで張主任は招待状を渡し、古北鎮にある草木染めの工房で体験できるよう手配しておくと言った。スティーブがレストランの駐車場に車を停めて待っていると、タクシーから許妍が降りて来た。そこで姿が見えないよう隠れながら許妍に連絡する。「もしもし?」「食事会ですか、許小姐?…沈皓明があなたを呼んだ理由をご存知で?」スティーブは巴来金が金達(ジンダー)に3ヶ月の評価期間を化したと明かし、妍衣坊の危機に尽力したのは許妍を懐柔して離婚させないことだったと暴露した。「すべてはビジネスのためであなたへの愛じゃない」その時、許妍は巴来金夫人から提携候補の全企業に3ヶ月の評価期間があると聞いたことを思い出した。確かに沈皓明が妻への支持を表明したインタビューは多くの共感を集め、金達の株価は連日ストップ高になった。「彼はあなたを助け、巴来金夫妻にアピール、株価高騰で大儲けした 今日の食事会も夫婦円満のふりをして巴来金夫妻に信じ込ませるためです 写真を撮らせるパパラッチまで用意してる これで提携を成功させれば取締役の座も確実だ」「…話は終わり?」「ビジネスでは裏を読むことも必要です(ガチャ」しかし許妍はそのまま店に入って行った。レストランの庭園に確かにパパラッチが潜んでいた。許妍は沈皓明への不信感を拭えなかったが、それでも精一杯の笑顔で食事会に臨む。しかし夫人の隣に座りたいと頼み、沈皓明と距離を取った。食事会は和やかに終わった。許妍は沈皓明と個室の前でにこやかに巴来金夫妻を見送ったが、夫妻の姿が見えなくなると途端によそよそしくなる。「もう帰るわ、演技は終わりよ…3ヶ月の評価期間があるそうね? 提携を勝ち取るために周囲を利用した、あなたらしい、相変わらずね?」「認めるよ、夫人に妍衣坊の服を選ばせたのもインタビューも巴来金に見せるためだ だが今日、君を呼んだのは違う」「でも結局、望み通りの虚像を見せたわ」「虚像?一夜を過ごしたことも嘘だと言うのか?」「ともかく今、言い争うのはまずくない?パパラッチを雇ったでしょう?」すると沈皓明は陳霖(チェンリン)に連絡した。陳霖がパパラッチを連れてやって来た。「写真はすべて削除させました」「分かった、連れて行け」沈皓明はパパラッチが何者か知らないと釈明した。そもそも写真が必要なら陳霖に撮らせればいいだけのこと、人を雇う必要などないという。「分かった、誰かが私たちを利用して提携を邪魔しているのね」許妍は実はスティーブが何度も接触してきたと明かした。「奴はただの手先だ、裏に誰がいるのか分からない」「それはあなたの考えること、恩は返したわ、提携の成功を祈ってる」「僕が見返りを求める人間だと?!」沈皓明が語尾を強めると、許妍も思わず声を荒らげた。「じゃあどういう人なの?!…残念ながら私には分からない でも割り切ったわ、今後は支援の申し出も喜んで受ける、お互い大人だもの 利益を追求するのは当然、これからも利用し合う関係でいましょう? 夫婦でなくなっても友人としてね」つづくε-(•́ω•̀๑)ラブラブのあとは決まって大事件が起こるセオリー
2026.07.03
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第25話取引先の工場長から精算を迫られた許妍(シューイェン)。妍衣坊(イエンイーファン)の品質の良さを誰よりも知る工場長の手のひら返しに許妍は憤り、精算するなら2度と提携しないと言い放った。その時、思いがけず沈皓明(シェンハオミン)が巴来金(バラキン)夫人を連れて現れる。巴来金夫人は妍衣坊を絶賛、クロージングパーティーで妍衣坊のドレスを着たいと言った。許妍は巴来金夫人を連れて試着室へ向かった。そこで沈皓明は喬琳(チァオリン)にも仕事へ戻るよう促し、工場長たちの対応を買って出る。工場長たちは沈皓明と会えたことに感激、巴来金夫人の正体を知るや態度を豹変させた。許妍と沈皓明は会社の前で巴来金夫人の車を見送った。すると許妍は窮地を救ってくれた沈皓明に素直に感謝する。「妍衣坊のことは聞いたよ、君の原則を破る気はないが傍観もできない…これを見て」沈皓明は会社を苦境から救える手段だとして″青嵐(セイラン)杯デザインコンテスト″のサイトを見せた。「影響力の大きいコンテストだ、受賞して発言の機会を得たら会社の理念を広められる」すでに応募は締め切られていたが、実は沈皓明が参加申請を済ませていた。「ありがとう…好意に甘えさせてもらう」コンテストに向けて息を吹き返した妍衣坊。デザイナーの瑶瑶(ヤオヤオ)は素晴らしい作品を完成させ、受賞への期待も高まった。そんな中、財務で問題が発覚する。アシスタントの劉(リウ)はどう処理すれば良いのか分からず、確認しようにも前任の董(ドン)部長は電話を解約し、SNSも削除、蒸発してしまったという。許妍は喬琳に事情を説明し、引き継ぎを手伝ってくれた林涛(リンタオ)に協力を頼めるか聞いた。「気が進まないならいいの」「別にいいわ」喬琳は快諾、すると林涛はすぐオフィスに駆けつけ、問題を全て解決してくれた。そこで許妍と喬琳は転職を考えているなら妍衣坊の財務で働かないかと誘う。林涛は迷惑をかけた自分を受け入れてくれることに感激し、2人の信頼に応えると意気込んだ。こうして空席だった財務部長が決まり、落ち着きを取り戻した妍衣坊。しかし突然、青嵐杯の参加資格取り消しの通知が届いた。青嵐杯運営委員会は炎上している妍衣坊を問題視、コンテストに悪影響が出るとして参加を取り消した。許妍たちは運営に乗り込んだが、まずは汚名返上することが条件だと追い返されてしまう。沈皓明は参加取り消しを喬琳からのメッセージで知った。孫思唯(スンスーウェイ)は沈皓明からオファーを断られでもお構いなし、取材に押しかけた。しかし意外にも沈皓明がインタビューに応じてくれる。「メディアへの露出は少ないと聞いていましたが、今日は機会をいただき光栄です」「最近、妻の会社がトラブルにあったことで僕も学んだんだ 控えめは一種の美徳だが、控えめ過ぎると自らを不利な立場に追い込んでしまう 妻は黙々と実務をこなすタイプで、僕が宣伝をするのも嫌がった でもそんな性格があだとなり、悪意あるものに陥れられた… ご存知のように金達(ジンダー)が開発した住宅は価格競争をしない 弊社の企業理念は使用するレンガ1個から鉄筋1本、砂1粒まで国家基準を満たすこと オーナーは嵐のあと実感するでしょう、真の価値とは何かを… 妍衣坊も同様です、手織りの錦にこだわり、織物の文化的価値を伝えようとしている 悪意ある者がアクセス稼ぎで真実を曲げ、世論操作で妍衣坊をおとしめている これはネットいじめであって正義ではない 彼女の考えは至って明確、僕のアドバイスは必要ない むしろ僕が彼女の気概を学ぶべきだろう 妻はこのスピード社会にあえて複雑な技法の手織り生地を選んだ 困難な道のりと知りながらチームを率いて集落の中に入り、刺繍の手仕事を製品化した 村の女性に仕事を持たせ、都会で働く夫に帰省を促す 親子が一緒に居られたら留守児童も減らせます これは意義深く、愛ある事業だと言えるでしょう、妻は僕の手本であり誇りなのです」沈皓明の擁護のおかげで翌日から妍衣坊のフォロワーが増え始めた。同時に巴来金夫人がパーティーで着用した妍衣坊の服も話題となり、好意的なコメントがつくようになる。沈皓明の言葉に背中を押された許妍はついに反撃に出ると決めた。「もう譲歩しなくていい、我々の権利を守り、陣地を取り戻す」すると一晩で書き上げた台本を渡した。「ライブ配信の準備を」瑶瑶と罐罐(グァングァン)はカメラの前に立ち、ライブ配信で自分たちの理念を訴えた。「これまで言い訳するのが嫌で私たちは沈黙を守ってきました でも皆様の正義の声を聞き、真の妍衣坊を伝えようと決めたのです」「皆さん、こんにちは、私はデザイナーの路宝瑶(ルーバオヤオ)、彝(イ)族の娘です 小さな頃から村の女性が刺繍をしたり、頭飾りを作るのを見て育ちました 故郷の刺繍の技術を広めたいという願いを妍衣坊が叶えてくれたのです そして妍衣坊は村民の暮らしにもうるおいをもたらしました 手織りの生地とイ族の独特な刺繍法は実際に触れて着用してこそ良さが分かります どんな誹謗中傷を受けても初心を貫きます、それは伝統とファッションの融合 青嵐杯の舞台に立ち、妍衣坊の心を皆様に伝えたい」「世論を利用して妍衣坊をおとしめる人には決して負けません 法律を武器に正当な権益を守ります この配信は妍衣坊から悪意ある者への宣戦布告、ネットいじめに対し戦い続けます」「皆様の力を妍衣坊にお貸しください」動画は一気に拡散、青嵐杯事務局にも妍衣坊の出場を願う声が殺到し、出場資格の回復が認められた。妻が巻き込まれたトラブルへの沈皓明の対処法は巴来金を感心させた。これが決め手となり巴来金と金達の提携が内定する。一方、喬琳を迎えに来た于一鳴(ユーイーミン)は偶然、会社の前で林涛と出くわした。林涛は慌てて事情を説明し、喬琳への未練は断ち切ったと訴える。「腹が立つなら殴ってくれ」于一鳴は手を伸ばしたが、それは握手を求めるためだった。ちょうどその時、喬琳が現れ、2人が和解したと知ってひと安心する。「じゃあ俺はこれで!」2人の邪魔をしないよう急いで帰った林涛。しかしその夜、幸せそうにマンションへ戻って来た于一鳴と喬琳の様子を物陰から見ている林涛がいた。ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ青嵐杯デザインコンテストが始まった。妍衣坊は予選を勝ち抜き、いよいよ決勝戦のリハーサルに臨む。独りで最後まで残り、ランウェイの最終チェックに余念がない許妍。「完璧なんだけど何か感動が足りないわ…」その時、ふと振り返ると沈皓明がいた。「満足できないのか?」「違うわ、満足してる…でも何かが欠けている、というかバラバラというか 私たちの作品からその背後にある物語を感じ取って欲しいの」「妍衣坊を始めて一番、感動したことは?」「ヤオヤオの言葉よ」瑶瑶はイ族では女の子が生まれると成人するまで、節目に村の女性たちが美しい服や頭飾りを作ると教えてくれた。「ー針ごとに年長者の愛が詰まっている」「それなら共感を得やすい、ランウェイで素朴な思いを伝えたらどうだい」すると許妍は急いで喬琳に電話をかけた。「みんなを呼んで、相談があるの」沈皓明の助言で許妍は決勝戦のランウェイで血脈で紡がれた絆を表現、見事に最優秀ブランド賞を獲得した。その夜、妍衣坊の祝賀会には蒋亮(ジアンリアン)だけでなく、沈皓明と于一鳴も招待される。すると代表として許妍が挨拶に立った。「一番にお礼を言いたい人がいます、どん底の時に支え、力をくれました」于一鳴はついに沈皓明の努力が実ったと喜び、思わず沈皓明の腕をつかんだ。「ありがとう、蒋総、1番目の出資者に感謝します!」期待を裏切られ、乾杯にも加わらずに黙々と食事をする沈皓明。しかし親しげに話している許妍と蒋亮が気になり、悶々としてしまう。つづく( ๑≧ꇴ≦)ハオミンwww
2026.07.02
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第24話待ちに待った妍衣坊(イエンイーファン)の商品が完成。許妍(シューイェン)は喬琳(チァオリン)と一緒に祖母へ真っ先に報告した。喜ぶ祖母の顔を画面で眺めながら、必ず成功して祖母を呼び寄せようと誓う許妍。しかし早々にトラブルに巻き込まれてしまう。許妍が同乗して第1弾の商品を運んでいたトラックが途中で故障した。知らせを聞いた瑶瑶(ヤオヤオ)は慌ててデザインルームを飛び出したが、ちょうど許妍を訪ねた沈皓明とかち合う。「瑶瑶?どうした?」救援のトラックが意外にも早く到着した。すると驚いたことに運転席から沈皓明が現れる。「なぜここに?」「積み替えが先だ、君は車に乗って」沈皓明は許妍をトラックの助手席に押し込むと、大きな段ボールを運び始めた。その時、瑶瑶からメッセージが届く。…沈皓明は到着した?彼が迎えを買って出てくれたの…許妍は汗だくになって荷物を運ぶ沈皓明に水を差し入れた。「そんなに遠慮しなくていい、人の協力なくしてビジネスの成功は不可能だ」しかし許妍は遠慮ではなく、自分の力で結果を出したいという信念だと言った。「君が頑張る理由は分かった、以前の僕はあまりに傲慢で君を大切にしていなかった でも君にはこんな苦労をせず、楽しく生きて欲しい」「本当の自分に戻って今の方が心安らかで楽しいの 成功するためなら苦労くらいどうってことない」「僕を頼ればいい」「分かっていないのね、私は自分の力で成功をつかみたいの」「…君ならできるよ」「必ず成功してみせる、だって私たちもこうしてお互い変わったわ」沈皓明のおかげで無事に商品の搬入が間に合った許妍。帰りのトラックでは疲れて眠り込んだ沈皓明がカーブを曲がった勢いで許妍の肩に頭を預けてしまう。許妍は困惑したが、なぜか無理に沈皓明を拒絶することもできなかった。妍衣坊の第1弾の商品は大好評のうち完売した。このまま第2弾も好調なら、第3弾は予約販売に移行する。すでに再販の希望やコスメブランドからのコラボの打診があり、好調な滑り出しを見せた妍衣坊。しかしほどなくしてブランドを揺るがせる大事件が起こった。ネットで妍衣坊の売れ残りと称し、コピー商品が出回った。値段は10分の1、しかし本物は手織りの高級生地だが、コピー商品は機械織りの粗悪な生地を使っている。ライバーは妍衣坊がぼったくりだとデマを流し、あっという間に噂が広まった。蒋亮(ジアンリアン)は許妍を励まそうとランチに誘い出した。しかしすでに蒋雲(ジアンユン)の指示で遠航(ユエンハン)ファンドから許妍にメールが届き、投資が中止になったという。蒋亮は個人の資金で援助すると励ましたが、許妍は起業の時に十分、助けてもらったと感謝し、断った。「今の妍衣坊には″知財エコシステム″の構築の方が重要よ」「そうだな、奴の案の方がほんの少~しだけ優れている」すると許妍がやっと笑った。安堵した蒋亮は許妍の意思も会社の決定も尊重すると受け入れ、沈静化したら再び投資したいという。「こんな強い女性に会ったのは初めてだ」妍衣坊のレビューは大炎上した。第2弾の商品は全く売れず、支払いを心配した取引先の張(ジャン)部長まで清算を要求してくる。許妍も取引先の対応に追われたが、そんな中、突然、オフィスに思拓(スートゥオ)建築のスティーブが現れた。「トラブルが起きたそうですね… 投資家が撤退し、資金難に陥れば、取引先が債権の取り立てに来る どうするつもりですか?」実は許妍はランチの席で蒋亮から警告されていた。わずか1日で新規ブランドを炎上させるには裏で仕組んだ者がいるはずだという。『恨みを買っていないか思い出せ』案の定、スティーブは巴来金(バラキン)との提携話を持ち出した。夫婦関係が破綻し、離婚協議中だと公表すればすぐ思拓が資金を振り込むという。しかし許妍は金達(ジンダー)を頼っていない以上、思拓にも協力する義理はないと突っぱねた。「トラブルの収拾がつかなくなりますよ?」「分かっているわ…他に用がなければ帰って」「考える時間は十分に差し上げます、失礼」一方、沈皓明も妍衣坊のトラブルに胸を痛めていた。妍衣坊が混乱する中、財務部長の董(ドン)が突然、今日付で辞めると言い出した。聞けば満足できる給与で引き抜かれ、すぐ新しい会社に出社したいという。「どちらにせよ残っている資金では1ヶ月ももちません」「どうぞ辞めて、ただ雇用契約書にある通り引き継ぎを終えてから辞めるのね」その時、ちょうど林涛(リンタオ)がオフィスにやって来た。喬琳にこれから実家へ帰ると挨拶、許妍にも迷惑をかけたので謝りたいという。喬琳は許妍なら気にしていないと笑ったが、突然、許妍の部屋から財務部長の怒鳴り声が聞こえた。「俺を倒産まで突き合わせるつもりか?!違約金なら払ってやるよ!」銀行勤めで財務に詳しい林涛は思わず許妍の部屋に入った。林涛は引き継ぎしないで退職するのは違法行為にあたると指摘、自分が引き継ぐことは可能だが、董部長に法的責任は残るという。すると焦った董部長は2日だけという条件で引き継ぎを認めた。「専門家を呼んでくれ!」「俺は財務学士と金融修士を取得してる、公認会計士だ、俺の目はごまかせないぞ?」引き継ぎは夜になっても終わらなかった。喬琳は心配して夕食を差し入れたが、董部長は疲れて眠っている。林涛の話では帳簿がぐちゃぐちゃで、急いで辞めるのには不正があるかもしれないと警告した。一方、沈皓明は帰国した巴来金夫人をもてなしていた。実は巴来金が急用で来られなくなり、独りで会いに来たという。「イェンイェンが会いたがっていました 連れてこようと思ったのですが、トラブルに巻き込まれてしまって…」「トラブル?私に何か手伝える?」許妍はドラブルメーカーだった林涛の意外な手腕に感心しながら、会社の立て直しに奔走していた。するとスティーブが警告した通り、取引先の劉(リュウ)工場長が張部長と趙(ジャオ)部長を連れて押しかけてくる。実は先日、張部長が許妍の不在時に訪ねた際、追い返されたというのだ。喬琳は許妍に心配かけまいと黙っていたが、その時、期日前の清算を迫られていた。劉工場長の口調は穏やかだったが、前金を1割増やして欲しいと要求してきた。許妍はあっさり了承、すると取り引きを継続するなら第2弾の残金を払って欲しいという。「あの程度、金達なら簡単に払えるでしょう?」「私の会社は金達とは無関係です」すると金達の後ろ盾がないと知った劉工場長たちは態度を一変させた。「残金を払わなければ契約は解除だ!やはり金がないんだな!耳を揃えて残金を払え!」「いいわ、払います、でもこちらも条件がある」許妍は決して怯まなかった。「残金を支払ったら提携を完全に解消します」つづく(  ̄꒳ ̄)キャスティングミスじゃない?林涛とスティーブは逆でしょう?w
2026.07.01
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第19話秦莞(シンワン)は風邪気味だという龐(ホウ)夫人を診察した。すると脈診の時、夫人の腕にあざがあると気づく。実は龐輔良(ホウホリョウ)は機嫌が悪いと龐夫人を呼びつけ乱暴していた。龐夫人は子供だちのために耐えているのだろう。確かに龐嘉言(ホウカゲン)はまだ幼く、養女の龐嘉韵(ホウカウン)は年頃の娘だったが、心の病なのか自分を幼い子供だと思っていた。そんな中、衙門では清暉(セイキ)園の連続殺人事件が新たな展開を迎えていた。燕離(エンリー)の聞き込みによると実は劉仁励(リュウジンレイ)が未婚なのは殺された清筠(セイイン)に想いを寄せていたからだという。燕遅(エンチー)は龐輔良が清筠を厚遇していたのは劉仁励を取り込むためだと気づいた。また鳩組から届いた報告では清筠も劉仁励、龐輔良と同郷だという。すると燕遅は3人が15年前に定州を去ったと知り、ある事件を思い出した。「定州で黄金強奪事件があったな」この事件は軍費がらみの案件のため未解決のまま伏せられ、燕遅も偶然、耳にしたのだという。「牢へ行く、楊英(ヨウエイ)から話を聞くぞ」一方、清暉(セイキ)園に帰った岳凝(ガクギョウ)は燕離と一緒に聞き込み調査に行ったと秦莞に報告していた。その時、再び庭園から目連救母の歌が聞こえてくる。「この歌が聞こえてくると事件が起こる…もう4回目よ」秦莞は岳凝と一緒に犯人探しを始めた。庭園で怪しい人影を見つけ、念のため軟剣を抜いた岳凝。すると庭石の影で龐嘉韵を発見した。しかし岳凝の軟剣を見た龐嘉韵は驚いて発作を起こしてしまう。双清一座には座長が2人いるのが常だった。楊英の証言によれば確かに当時、殺された清筠(セイイン)の他に清曦(セイギ)という座長がいたという。しかし清曦が嫁ぐため一座を離れ、これが原因で2人は不和になった。清曦が嫁いだのは西北(セイホク)路の将軍で、将軍は清曦を張(チョウ)姓で賤籍(センセキ)から外してくれたという。実は清曦は嫁ぐ時、一緒に弟子の清嬛(セイケン)を連れていた。清筠は清曦が嫁いで以降、一座に興味を失って酒に溺れていた。しかし15年前に龐公と一緒に西北へ行き、商いで大儲けしたという。その裏で清曦は弟子を連れて帰郷した時、賊に襲われ殺されていた。「その後、清筠は座長の地位を清璃(セイリ)に譲り、引退しました 以後、たまに豫州を訪れ、龐公と会っています」燕遅たちは早速、役所の書庫にこもり、黄金強奪事件の資料を探した。やがて燕遅が発見、書の間から振武(シンブ)将軍一家の戸籍が見つかる。そこには確かに孟(モウ)州の張晋宗(チョウシンソウ)の妻として張氏清曦の名が記載されていた。…辺境へ軍費を運ぶ輸送隊のひとつだった振武将軍の隊が定州で襲撃に遭う、黄金5万両は消え、護送した官兵は全滅、振武将軍一家も皆殺しにされた…「劉仁励の捐官(エンカン)、龐輔良の十方客桟の買収、清筠の一座の引退、いずれも15年前だ」その頃、秦莞と岳凝は発作を起こした龐嘉韵を龐夫人のもとまで送り届けていた。龐夫人の話では龐嘉韵は驚くといつも発作を起こしてしまうという。すると龐嘉言が姉のお気に入りの人形を持って来た。龐嘉韵は人形を見るとすぐ機嫌が直ったが、秦莞は人形の精巧な作りを見て目を丸くする。「その人形はどこで購入したのですか?」「これは舞台好きの韵児のため晴娘(セイジョウ)が作ってくれたの」その時、龐嘉韵が目連救母を歌い始めた。ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ庭園で歌っていたのは龐嘉韵だった。秦莞と岳凝は困惑しながら龐夫人の離れを出たが、その時、秦莞は庭の片隅で曼陀羅華の花を見つける。「凝児、殿下を呼んで来て」すると秦莞は龐輔良の書斎へ向かった。書斎には人影が見えたが、門を叩いても返事がなかった。秦莞は仕方なく勝手に中へ入ったが、そこで長剣で胸を突き刺されたまま立っている龐輔良を見つける。しかも龐輔良は全身が桐油まみれだった。その時、虫の息となった龐輔良がうっすら目を開ける。「たっ…助けてくれ」「救えないわ、剣を抜けば即死する、誰の仕業なの?死ぬ前に教えて!」しかし何者かが火矢を打ち込み、龐輔良はあっという間に火だるまとなって絶命した。( ๑≧ꇴ≦)死ぬ前に言え!って鬼w燕遅が駆けつけた時には書斎はすでに火の海だった。逃げ遅れた秦莞は煙に巻かれ、意識が遠のいていたが、その時、燕遅や岳凝の声が聞こえてくる。秦莞は力を振りしぼり、咄嗟に物を投げて窓を壊した。居場所が分かった燕遅は屋根から飛び降り、白楓(ハクホウ)が下ろしてくれた命綱を使って無事に脱出する。外では岳凝だけでなく秦霜(シンソウ)や茯苓が心配して待っていた。「大丈夫?怪我はない?!もう寿命が縮んだわ!」その様子を秦湘(シンショウ)が回廊から複雑な面持ちで見ていた。秦琰(シンエン)は手柄を焦って危うく劉仁励の不正に巻き込まれそうになったが、早めに手を引いたのが功を奏した。何より今回、燕遅が命懸けで秦莞を救ったところを見ると、やはり2人は特別な関係なのだろう。「うまく利用すれば3年以内に朔西(サクセイ)軍は太子の力となろう」折しも皇太子からの任務で問題が生じ、秦莞の力を借りて名誉挽回する機会に恵まれた。龐輔良の死因は結局、焼死だった。あの状態でもいずれ失血死したはず、なぜ生きたまま焼き殺す必要があったのか。すると秦莞は燕遅に″験屍格目(ケンシカクモク)″を渡し、黄金強奪事件について父の検証があったと教えた。報告では張一家は客桟で焼死とされていたが、沈毅(シンキ)の検証によると虐殺された後に痕跡を消すため放火されたとある。…清曦は頸部骨折で死亡、長子は溺死、張将軍は矢を受けて死亡…秦莞は張一家の死因と今回の4体の死因がほぼ同じことに注目した。一家の本当の死因は非公開にも関わらず殺され方が同じ、つまり下手人は強奪事件の生き残りの可能性が高い。その時、燕遅は検証の中に答えを見つけた。…なお随行していた義妹、及び長女の遺体が行方不明…「義妹などいないはずだが…はっ!」燕遅は楊英が話していた清曦の弟子・清嬛を思い出した。清嬛がもしその義妹なら、長女を救出することもできる。「戸籍によると生きていれば長女は18歳、清嬛は30歳前後のはずだ」「年の頃、中庭に咲く曼陀羅華の花、人形やあの歌から推測するに… 清嬛は晴娘で、養女が張将軍の長女だわ」晴娘が龐輔良殺害の罪で捕まった。衙門では公開審理となり、公堂で多くの民が見守る中、刑部提刑按察使(テイケイアンサツシ)・燕遅の要請により秦莞が証人として召喚される。すると秦莞は第一の事件から真相を暴いた。下主人は木矢を重い鉄矢にすり替えて矢が射出される頃合いをずらし、楊英が礼をして紐を引いた瞬間、矢が放たれたという。「次に第二の被害者です、遺体の胃の中から曼陀羅華の粉が認められました あの夜、覃(タン)夫人は書斎で龐輔良に十方客桟を要求するも物別れに 下手人は覃夫人の酒に曼陀羅華の粉を仕込んだのです 部屋に戻った覃夫人は酔っていて苦味に気づかず、酒を飲み昏倒したのでしょう 下手人はまず縄を使って覃夫人を梁に乗せた それから梁に登り、覃夫人の帯を梁に引っ掛けて覃夫人の首に結ぶ あとは縄を解いて覃夫人の体を落下させ、縊死に見せかけ殺したのです」汪知府は女子独りでそんな離れ業が可能なのか首を傾げた。しかし燕遅が楊英の供述書を示し、晴娘の正体が清嬛だと明かす。実は清嬛は師匠・清曦の奥義を継承しており、武芸の実力は群を抜き、清璃にも勝っていた。汪知府が納得したところで秦莞は第3の事件について証拠を示すことにした。その時、晴娘が話を遮り、罪を認めるという。「全て私が独りでやった、確かに法に照らせば有罪だけど、情に照らせば無罪だわ 龐輔良たちは極悪非道よ!結託して我が師父を絞殺した! 張将軍を射殺し、長子を溺死させ、長女は恐怖で乱心してしまった! これが15年前に起きた″黄金強奪事件″の真相よ!」公堂は騒然となった。審理は中断、黄金強奪事件については後日に延期となってしまう。秦莞は投獄された晴娘を訪ねた。すると晴娘は秦莞を責めるどころか、強奪事件を語らせてくれたと感謝する。「清筠は師父より年上だけど、裁量で嫉妬深かった 師父の良縁を妬み、将軍府の財を羨んで、和解したいと擦り寄って来たの 情に厚い師父は清筠を信じたがため自ら災いを招くことになった」清筠は将軍が運ぶ軍費に目をつけ、龐輔良、劉仁励、清璃と結託し、一行を定州まで追いかけて来たという。4人は御者や侍女に扮して客桟に侵入、薬で官兵たちを眠らせ、全員の命を奪った。「師父の子供はまだ幼かったのに、あの悪党は井戸に投げ込んだ 清筠は師父の首を締めて殺したわ 私が助かったのは師父に清筠を敬うよう叱られ、納屋に隠れていたからよ」龐嘉韵はやはり清曦の長女だった。晴娘は清筠たちが去ってから井戸へ降りたが、救えたのは長女だけだったという。「長子は妹を背負い溺死していたわ」「なぜ通報しなかったの?」「黄金強奪事件がなぜ15年も伏せられていたと? この世には是非善悪も厳格な法もない、結局は権力と銭次第なのよ」「是非善悪…厳格な法…?」その時、沈莞(シンワン)は清廉潔白な父の姿を思い出し、涙が込み上げて来た。…莞児、私情で道理を曲げたり、人情で法を歪めてはならぬ…すると秦莞は己を律するように法の原則を解き、牢をあとにした。「量刑の基準を超えぬことが法であり、法を守り、人情を見誤らぬことが厳明である この世に完全な公平や厳明が存在しがたくとも信念を失ってはならず ましてやこれに乗じて悪に走ってはならない 私情を捨て、公正な道を守ってこそ、この不公正な世を変えられるのです」つづく( ;∀;) 意外に深かったわ〜それにしてもちょこちょこ意味不明なセリフが出てくるのねでもワカチコよ ←ってもう古い?w
2026.06.30
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第18話その夜、龐宜文(ホウギブン)は屋敷に戻った秦莞(シンワン)を見かけ、声をかけようとした。しかし賊だと誤解した茯苓(フーリン)に灯籠で殴られ、池に落ちてしまう。「九娘子!私だ!助けてくれ!」秦莞と茯苓は急いで灯籠の持ち手を差し出し、龐家の大公子を引き上げた。その時、偶然、現場を目撃した幼い弟・龐嘉言(ホウカゲン)の笑い声が聞こえて来る。激怒した龐宜文は弟を捕まえ折檻しようとしたが、侍女・晴娘(セイジョウ)がかばって代わりに打たれてしまう。秦莞は女子どもに手を挙げるのかと猛抗議、すると龐宜文は渋々、引き上げて行った。晴娘は龐夫人付きの侍女だった。しかし夫人は後添え、龐宜文は前妻の子供だという。秦莞は夫人に挨拶したいと言ったが、晴娘は体調が悪いと断った。「私でよければ診察するわ、ところでさっき歌は誰が?」「一座の者では?…屋敷の者に聞いておきます」一方、燕遅(エンチー)は龐輔良(ホウホリョウ)と劉仁励(リュウジンレイ)の関係を洗っていた。2人は定州出身だと判明したが十数年も帰郷しておらず、素性を隠しているらしい。「悪事を働き、故郷を捨てたようだな、鳩組に調べさせろ」白楓(ハクフウ)は自分が調べると言ったが、燕遅はそれより茯苓を連れて遊びに行くよう勧めた。その時、闇夜を切り裂き鷹笛が聞こえる。「はっ!清暉園へ!」劉仁励は龐輔良の紹介でようやく秦琰(シンエン)と顔を合わせていた。これを機に都への異動を期待していた劉仁励だったが空振り、このまま現職に留まって東南塩運の権益を守り続けた方が太子の助けになると言われてしまう。龐輔良が出世を阻むつもりだと邪推した劉仁励は反発、今回の上京で忠勇(チュウユウ)侯に会いたいと訴えた。秦琰は父との顔合わせは次回にとはぐらかしたが、その時、龐家の家職が慌てて駆けつける。「覃(タン)夫人が自死を…」侍女が覃夫人の首吊り死体を発見、龐家は大騒ぎになった。真っ先に現場に駆けつけた秦莞と燕遅だったが、覃夫人の身元がはっきりしない。その時、知らせを聞いた龐輔良と劉仁励が駆けつけた。龐輔良と劉仁励は覃夫人と古い付き合いだった。覃夫人は双清一座の前座長で殺された清璃(セイリ)の師匠・清筠(セイイン)だという。「昔、双清の舞台が好きで通っているうち、座長だった覃夫人と親しくなりました 殿下がすでに知府に知らせたのなら、あとはお任せします」燕遅は白楓に一座の来歴を調べるよう命じた。龐輔良は財力で劉仁励を出世させ、その見返りとして便宜を図ってもらっている。そのため劉仁励を賓客として扱うのは理解できるが、なぜ役者あがりの清筠を長期に渡って清暉園に滞在させ、使用人まで毎年、入れ替えて素性を隠す必要があるのか分からない。秦莞も確かに劉仁励は死者に情があるように思えたが、龐輔良は関係を隠したがっているように見えたと指摘した。「清筠に弱みを握られ、脅されていたのかも?」劉仁励は龐輔良が清璃と清筠を始末したと疑った。龐輔良は否定したが、どちらにしても過去を暴かれたら自分たちは身の破滅だという。( ̄▽ ̄;)区別がつかない2人義荘で秦莞の検視が始まった。覃夫人の死因は確かに縊死だったが、自死にしてはもがいた形跡がない。そこで解剖して自死か否かを判断することになった。案の定、豫州知府・汪懐宇(オウカイウ)は気分が悪くなって飛び出してしまう。するとすっかり意気投合して夜通し飲んでいた岳凝(ガクギョウ)と燕離(エンリー)がやって来た。あれ?汪知府?(*´・ω)(ω・`*)見たんだな…覃夫人の衣の肩先に幅3分ほどのほつれがあった。ほつれた部分には緑色の木屑が付着、恐らく東屋の柱に肩をぶつけたのだろう。また袖口には油のしみがあり、匂いから非常に高価な龍涎(リュウゼン)香油と思われた。すると胃の内容物から酒の他に蔓陀羅華の種が見つかる。種は毒性が強く、飲めば手足が痺れて動けなくなり、半刻後には昏睡状態に陥らせることができた。「でも酒瓶に混ぜたのなら苦味に気づくはずだわ」その時、白楓が戻ってきた。龐公の書斎近くの柱で死者の衣とよく似た繊維を見つけたという。「これです」「一致したわ!」燕遅は龐輔良の書斎を訪ねた。すると龍涎香の匂いがする。実は龐輔良は灯油に龍涎香を混ぜて使っていた。「お気に召したのなら後ほどお届けします」「では九娘子に」そこで燕遅はなぜ覃夫人を招いたのか尋ねた。龐輔良は通常なら一座に同行し、単独で招くことはないという。「死者を悪く言うのは気が引けますが、昨日の件は腹に据えかねました 一座を辞めた後も援助を続けてきましたが、次第に図に乗るようになって… 一座と引き換えに客桟の権利を3口よこせと要求してきたのです」「覃夫人とはこの書斎で面会したのか?」「ここは賓客を迎える部屋なので、あの者とは離れの客間で…」「夕餉は?」「飲める口ゆえ酒肴でもてなしました」燕遅はその足で秦莞の部屋を訪ねた。死者の袖口のシミは龐輔良の書斎の灯油だと判明、一緒に酒も飲んでいたという。「だが客間で会ったと嘘をついた、ここに油が届くゆえ証拠となる」確かに料理に混ぜれば曼陀羅華の苦みには気づかなかっただろう。龐輔良が下手人の可能性は高くなったが、燕遅は塩運を調査する役人がいる中で危険を犯すとは思えなかった。「まずは清筠の過去から調べよう」龐宜文が父の使いで灯油を持って待っていると庭園に秦莞が現れた。そこで灯油を渡す時、どさくさに紛れて秦莞の手に触れようとする。しかしちょうど屋敷に戻ってきた岳凝に蹴り飛ばされ、倒れたところを燕離に踏まれた。連日、燕離と飲み歩いては泥酔して帰ってくる岳凝。すると燕離が酔った勢いで岳凝と名目上の夫婦になり、兄弟として生きると報告する。その間に立ち上がった龐宜文は性懲りも無く秦莞を湖に誘ったが、岳凝と燕離に手を出すなと叱られ、追い返されてしまう。秦莞は酔い潰れた岳凝を介抱しながら、自然と笑みがこぼれた。「娘子、最近はよく笑うようになりましたね」茯苓はこれも燕遅世子のおかげだと分かっていた。燕離は七兄嫁に言い寄っていた龐宜文に激怒。ちょうど妓楼で飲んでいる龐宜文を誘き出して懲らしめた。しかし手加減したつもりが大ごとになり、秦莞が治療する羽目になる。燕離は回廊で燕遅と見守っていたが、すでに自分の仕業だとバレていた。すると燕遅は遊び人の燕離ならではの捜査を任せ、名誉挽回の機会を与えるという。その時、秦莞の治療に付き合っていた岳凝が部屋から飛び出して来た。「笑っちゃう!小碗児ったらわざとこんな太い鍼を足の指に刺したの!」燕離は双清一座を探るため、岳凝と一緒に雲韶(ウンショウ)坊へやって来た。雲韶坊は豫州一の劇場だが、十方(ジッポウ)客桟と双清一座に危うく潰されかけたという。「一座を宿敵として恨んでいるからこそ、話を聞かなければ!」一方、豫州府署に登庁した劉仁励はちょうど李牧雲(リボクウン)が東南塩運の帳簿を運び出すところを見た。その夜、金塊を握り締めながら怒りと悲しみに震える劉仁励。やがて銀票を懐に忍ばせ、部屋を出て行ってしまう。…この世は広いが私の居場所はどこにもない…同じ頃、秦莞の部屋に燕遅がやって来た。「これを君に」燕遅はこの機に沈毅(シンキ)の豫州在任中の資料を探していたが、書庫で″験屍格目(ケンシカクモク)″を見つけたという。沈莞(シンワン)は父の覚書があることに気づいて感激し、思わず涙ぐんだ。「ありがとう」すると世も更けたというのに庭園から目連救母の歌が聞こえて来た。燕遅と秦莞が庭園へ駆けつけると晴娘と出くわした。すると歌声はぴたりと止まってしまう。晴娘は覃夫人の娘・龐嘉韵(ホウカウン)を探していた。実は龐嘉韵は身寄りのない娘で、龐夫人が善意で養女にしたという。その時、笑い声と共に庭石の間を走り抜ける人影が見えた。3人が後を追ってみると、池にかかった橋の上で龐嘉韵を捕まえる。「晴娘、見て!私も水遊びがしたい!」秦莞たちが池をのぞき込むと、劉仁励の遺体と銀票が浮かんでいた。翌朝、秦莞の検視が終った。死因は溺死だったが、首と手首には索痕があり、抵抗した際にできる擦傷も見られるという。しかし発見時に手足は縛られておらず、周囲に縄もなかった。何より並の人間では槍術を訓練していた劉仁励を簡単に倒せると思えない。「縄はあったはずよ」秦莞は索痕が薄いことから、縄をすぐ解いた可能性が高いと考えた。その時、燕遅は証拠品の銀票を持って来たことを思い出し、袋から出して見せる。「池から引き上げた銀票だ、溶けた分も含めて10万両はある」「水に溶けた…はっ!水中脱出の奇術だわ!」秦莞は父の覚書でこの手法を知ったが、一般的には知られていないという。「麻紙をよった縄で手足を縛る、でも水中で濡れるとほどけて溶けてしまうの」「双清一座が怪しいな」つづく( ˙꒳˙ )カップル1のイチャイチャをカットし、無駄にカップル2と大公子ネタ選ぶというェェェェェェ…
2026.06.29
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第17話裕(ユウ)王の寿宴で父の敵・李牧雲(リボクウン)と目が合った沈莞(シンワン)。冷静沈着な沈莞もさすがに動揺を隠せず、李牧雲に見抜かれたのではないかと焦った。李牧運は秦莞を気に留めなかった様子、しかし沈莞は居たたまれなくなって席を立ってしまう。沈莞は感情的になった自分を恥じた。「何度も容姿を想像してきたけれど、まさかあんな君子然とした男だとは…」「君子に見えてもご両親を害した悪人です!」沈莞は茯苓(フーリン)の言葉に慰められ、思わず涙ぐんでしまう。そこへ岳凝(ガクギョウ)が駆けつけ、秦莞は咄嗟に涙をぬぐった。「小碗児!やっと抜け出せた!」岳凝は裕王妃たちと上座の円卓にいたが、次々と縁談を持ちかけられて困っていたという。すると秦霜(シンソウ)までやって来た。「郡主!九妹妹!″目連救母″が始まるわよ!」一方、龐輔良(ホウホリョウ)は裕王の寿宴を利用して江淮(コウワイ)路転運使・劉仁励(リュウジンレイ)を秦琰(シンエン)に紹介する予定だった。しかし燕遅(エンチー)と李牧雲の姿に気づいた劉仁励は逃げ出してしまう。宴もたけなわ、すると李牧雲はひと足先に引き上げた。秦琰と龐輔良も中座したが、警戒していた燕遅は燕離(エンリー)に2人の様子を探るよう頼む。物陰で2人の会話を盗み聞きする燕離。どうやら秦琰は約束を破って先に帰った劉仁励に怒っていた。「太子を軽んじている!」「それは大袈裟かと、劉漕司(ソウシ)は燕遅を避けるため寿宴を抜けたのです」実は劉仁励は慶源典当行(ケイゲンテントウコウ)に出資していた。龐輔良は事件後に手を引いて潔白だと安心させたが、秦琰は皇太子への推挙をためらってしまう。燕離が宴席に戻る頃、ちょうど目連救母が始まった。双清(ソウセイ)一座の座長・清璃(セイリ)の見事な目連に宴席は拍手喝采、すると最後の見せ場で副座長・楊英(ヨウエイ)が誤って矢箱から矢を放ち、清璃の心臓を射抜いてしまう。清璃は即死、高齢の裕王は驚いて発作を起こした。しかし秦莞がすぐに対応したおかげで大事に至らずに済む。宴席は騒然となったが、燕遅が直ちに黒甲衛を呼び入れ、現場を封鎖した。秦莞は検視のため急ぎ岳凝と一緒に衙門へ向かった。秦莞が検視人と知った燕離は慌ててついて行ったが、検視を見て気分が悪くなってしまう。そこへ初動捜査を終えた燕遅がやって来た。焦った燕離は咄嗟に岳凝と立場を入れ替え、自分が岳凝を介抱しているふりをしてごまかしてしまう。すると岳凝から顔を立ててやったと恩を着せられ、酒に付き合うハメになった。検視の結果、清璃は純鉄製の矢で背中から胸を射抜かれていた。燕遅が届けてくれた小道具の矢を確認すると、凶器以外の矢は全て鉄で覆われた木製だと分かる。しかし木製の矢だとしても殺せたはず、そこで燕遅は楊英が背負っていた矢箱に鉄製と木製の矢を入れて試し撃ちした。すると木製の矢は勢いよく飛び出したが、重みがある鉄製は紐を2回引かないと飛ばないことが分かる。下手人はこれを利用して清璃を射殺したのだろう。本来なら劇中で矢箱は空になり、終了間際に楊英が礼をする時、紐を引っ張っても問題はなかったはずだ。燕遅と秦莞は楊英から話を聞こうと府署へ駆けつけた。しかし結審を急いだ豫州府知府・汪懐宇(オウカイウ)が冤罪を訴えた楊英をその場で打ち据え、昏倒させてしまう。燕遅は急ぎ楊英の命を救うよう秦莞に頼み、憶測だけで断罪した汪知府を追及した。「前大理寺卿・沈毅(シンキ)大人の典籍に明記してある 捜査の報告書には供述書、検視記録、物証を添えるべきだと」「彼は大逆の罪を犯した者です(ボソッ」「だが勅定の典籍で廃止されていない、天子に代わって断ずると?」驚いた汪知府はひざまずいて謝罪し、間近に迫った退官を円満に迎えたかったと釈明した。「円満な退官?事件を適当に処理して無事に退官できると思うか? このままでは隠居どころでなくなるぞ?」ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ<ご教示いただき感謝します!@おじいちゃん一方、岳凝と燕離は昼間から天香楼で泥酔していた。すると家に縛られたくない岳凝と策略結婚を嫌う燕離は利害が一致。いっそ2人で名ばかりの夫婦となり、実際は″兄弟″として自由に生きようと約束する。「これで悩みが解決する!」その夜、覃(タン)夫人は荒れていた。「私がいなければ今の地位はなかった!十方客桟(ジッポウキャクサン)など取るに足らぬ! 本来なら清暉園(セイキエン)どころか龐家すべてが私のものだったのに!」燕遅は秦莞を清暉園まで送った。「劉仁励の不正の証拠を得た、奴と関わらぬよう秦琰に忠告を 何かあれば君も巻き込まれてしまう」そこで万一に備え、鳩組の影七(エイシチ)が使っている赤火と、軍で用いる鷹笛を秦莞に持たせた。「覚えたか?」「離れている時は赤火を打ち上げる、近くにいる時は鷹笛を吹けばいいのね?」秦琰は約束の時間になっても書斎に現れなかった。龐輔良は劉仁励が約束を破ったからだと呆れたが、劉仁励は皇太子を頼れなければ龐輔良に不足分を補填してもらうという。「さもなくば私の首が飛ぶ!私以外に龐家の商いを守れる者はいないぞ?」龐輔良は強気な劉仁励に憤慨した。「約束したはずだ、お前は出世、覃夫人は双清一座、私は客桟 各自の道を進み、儲けに干渉せぬと! なのにお前は尻拭いしろと言い、覃夫人は客桟をよこせと言う!」劉仁励は覃夫人が本当に客桟を要求したと知って動揺した。「実は清璃が昔の件で脅してきたそうだ、私は話すなと止めたんだが… だが旧情に免じてできる範囲で助けてやってくれ」「もし昔の件で脅して来たら一銭も渡さぬ」その時、ようやく秦琰が現れた。一方、秦莞と茯苓は離れに向かう途中、庭園を歩いていた。するとどこからともなく目連救母の歌が聞こえてくる。双清一座は全員が拘束されたはず、一体、誰が歌っているのか。その時、背後から人影が近づいてきた。つづく( ̄▽ ̄;)メンバーが入れ替わるたび検視を見て吐くってパターンも流石にしつこいw
2026.06.28
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第16話回廊で少帥を待ちながら自分の間の悪さを反省する白楓(ハクフウ)。そこへ燕遅(エンチー)が気まずそうにやって来た。「用件は何だ?」実は忠勇(チュウユウ)侯の命で秦琰(シンエン)が裕(ユウ)王の賀寿のため豫(ヨ)州へ向かうことになったという。裕王は皇帝のたった1人の叔父、とは言え賀寿のために妙齢の従妹たちを同行する目的はひとつしかない。燕遅は警戒を強める必要があったが、宴を仕切るのが義(ギ)王世子・燕離(エンリ)だと聞くや好都合だと笑った。≡≡≡ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ズコーッ!次は豫州…w一方、秦琰は秦莞(シンワン)に人参の薬湯を差し入れ、燕遅との縁談を後押しした。燕遅が駐軍を動かせるほどの令牌を渡してくれたのなら、忠勇侯府が秦莞の後ろ盾になってもいいという。しかし秦莞は2人の関係を否定、燕遅は大長公主から護衛を頼まれただけで、安陽(アンヨウ)侯の養女になったとは言え、燕遅に礼を失することは許されないと言った。燕遅は秦家三房の案件で目をつけた慶源典当行(ケイゲンテントウコウ)の帳簿から東南(トウナン)塩運の不正を疑っていた。秦莞たちが豫州へ向かうなら好都合、この機会に調査と称して同行しようと思いつく。早速、燕離に文で知らせ、皇帝への奏上も燕離に任せることにした燕遅。その夜、こっそり秦莞の寝所を訪ね、秦琰が豫州へ向かう思惑を伝えた。「忠勇侯の爵位は軍功ゆえ秦琰の代で無爵になる 太子の力となってその功績で爵位を得るつもりだ」「裕王もいい年をして色に溺れるなんて…」「だから還暦で子ができたのさ」「父親は別にいたりしてw」すると令牌の重みを知った秦莞が燕遅に返却した。しかし燕遅は改めて秦莞に令牌を渡す。(๑•̀ㅂ•́)و✧<令牌だけでなく私も君を守る!翌朝、秦莞は師兄との別れを惜しんだ。孫慕卿(ソンボケイ)は村人たちからの風当たりが強いと分かっていたが、このまま百草園に残って大師兄の医術を継承し、その罪も引き受けるという。「殿下、小師妹をよろしく頼みます」「尊ばれ、敬われる日まで…」それは燕遅と孫慕卿しか知らない約束だった。一行は豫州に到着、城門は固く閉ざされていた。秦家の周(シュウ)家職が到着を告げてもなしのつぶて、そこで白楓が照明弾を上げ、睿王世子が到着したと知らせる。すると城門が開き、見るからに風流な公子が嬉しそうに馬で駆けて来た。️″(ノ*>∀
2026.06.27
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第23話許妍(シューイェン)のスマホに沈皓辰(シェンハオチェン)の担任教師から保護者会の連絡が来た。一方、同盟を結んだ沈皓明(シェンハオミン)と于一鳴(ユーイーミン)は早速、作戦会議。于一鳴はモームの名言を引用し、愛する人を本気で取り戻したいならプライドを捨てて積極的に攻めるべきだと指南した。すると偶然にも許妍から音声メッセージが届く。『明日カフェで会える?ハオチェンのことよ』「明日なら大丈夫…」沈皓明はすぐ返事を吹き込み始めたが、于一鳴が止めた。「ダメダメ!取り消して!明日じゃダメだ、今日、彼女の家に!」許妍のマンションに突然、沈皓明が現れた。「近くで商談があったからついでに…」すると沈皓明は半ば強引に部屋に上がり込んでしまう。許妍はともかく保護者会の件を説明して資料のリンクを送信、早々に沈皓明を追い出すことにした。しかし沈皓明はWi-Fiが飛んでいないと気づき、ルーターの調子が悪いと知るや自分が直すと言い出す。「イェンイェン、パスワードは?」「私の携帯よ、100…」「100-5180-XXXX」驚いたことに沈皓明は確認もせず、許妍の番号をすらすらと打ち込んだ。沈皓明は電波を確認したいと言って部屋中を回り、男の痕跡がないと分かって安心した。しかし許妍が自慢の手料理を誰に食べさせるのか気になり、何かと理由をつけて居座る。そして日が暮れる頃、ついに呼び鈴が鳴った。「来たか…(ボソッ」沈皓明は自ら玄関で出迎えたが、来客は姉の喬琳(チァオリン)と起業メンバーの瑶瑶(ヤオヤオ)、罐罐(グァングァン)だった。( ತ _ತ)<しぇんはおみん… じぇ!久しぶり~!>(^ꇴ^)沈皓明はまるで家の主のような顔をして客をもてなした。しかし喬琳たちから許妍を突き放しておきながら今さら執着しているとあからさまに嫌悪されてしまう。沈皓明は針のむしろだったが、モームの格言を思い出して我慢した。そこで手厳しい喬琳ではなく瑶瑶と罐罐の懐柔に動く。「金達(ジンダー)のショッピングモールがもうすぐ開業する 気に入った物があったら買うといい、無料にするよ」本当?!(*≧∀≦)人(≧∀≦*)やった♪焦った喬琳は2人が丸め込まれないよう許妍の料理を手伝うよう指示、するとようやく沈皓明は帰って行った。結局、プライドだけが傷つき、何の進展もなかった沈皓明。すると于一鳴が次の作戦を考えた。「第2の策は″恋煩い″だ」そこで沈皓明は秘書・陳霖(チェンリン)を送り込んだ。陳霖は妍衣坊(イエンイーファン)に許妍を訪ね、自分が隠し撮りしたと前置きし、スマホを見せる。映像には沈皓明が何度も許妍のマンションを訪れながら、涙ながらに断念する様子が映っている。画像には会社でぼんやり窓の外を眺める様子や、派遣先の会社で許妍の写真を眺めている姿があった。「妍姐、沈総にとってあなたが心の支えなんです」しかし許妍から隠し撮りどころかすぐ近くで撮影していると見抜かれ、あっさり失敗してしまう。またしても作戦が失敗した沈皓明。その夜、許妍のSNSをチェックしていると、スクーターの前で撮った画像を見つけた。しかしその写真に蒋亮(ジアンリアン)がコメントを付け、許妍と同じスクーターの前で撮った画像を貼付している。「映像機材博物館?」翌日、蒋亮が映像機材博物館に出かけると、展示物の入れ替えが始まっていた。聞けば沈皓明に大金を提示された社長が全て売ってしまったという。沈皓明は蒋亮を呼び出し、今の関係がどうであれ離婚していない以上は許妍の夫だと念を押した。「君が純粋な出資者なら支援に感謝する、だが下心があるなら許さない、男でも女でも」「彼女と離れて久しいだろう?彼女の何を知っている?」蒋亮は許妍が起業してからの努力や現在の会社の内情まで詳しく知っていた。しかし沈皓明は例え蒋亮がいなくても許妍は必ず成功するはずだという。「僕にできるのは常に陰ながら見守り、必要な時に手を差し伸べることだ」「その役目は交代できる」「やってみるがいい」巴来金(バラキン)が金達との提携協定を締結する前に3ヶ月の評価期間を設けると分かった。思拓(スートゥオ)建築のスティーブは韓衛平(ハンウェイピン)と接触、何としてでも沈皓明夫妻の離婚か不仲の証拠を手に入れるよう頼む。「干爹(義父)を失望させるなよ、打つ手がなければ妍衣坊を使えばいい」実は韓衛平は思拓建築のスパイだった。沈皓明は喬琳を呼び出し、許妍と復縁したいと訴えた。「だったら許妍が望んだ時、なぜ突き放したの?」「僕が間違っていた、彼女が全てを失えば僕から離れないと思ったんだ でも別れて気がついたよ、彼女なしではダメなんだって…」喬琳はそれが沈皓明の本心だと感じたが、例え家族でも夫婦のことには口を出せないという。そこで沈皓明は于一鳴と親しくしていると明かした。「同病相憐むってやつかなぁ、彼の今の状態は…絶不調だ、食欲もない 君と仲直りする方法を考えているよ」すると喬琳は情にほだされ、沈皓明にチャンスをあげることにした。「確かに許妍は苦労してる、力になってあげて、明日の土曜日は会社で残業よ …蒋亮もいる」翌日、沈皓明は差し入れを持って妍衣坊を訪ねた。会議室ではちょうど蒋亮がホワイトボードの前に立ち、許妍に経営計画をレクチャーしている。「一緒に聞いても?」許妍は呆気に取られていたが、蒋亮は構わないと言った。蒋亮は強力な資金源がなければ選択肢が狭まると訴え、融資こそ最高戦略に位置づけるべきだと力説した。「キャッシュフローの確保こそ生存への王道だ 長い目で見て遠航(ユエンハン)が先頭に立てば今後、資金問題は心配無用 ブランド力の維持や人材不足も全て解決する」すると沈皓明はメリットばかりを説明し、デメリットを無視していると指摘した。投資家は慈善事業ではない、当然ながら何倍ものリターンを求めてくる。たとえ蒋亮が許妍の自主権を守ると主張しても、会長の蒋雲(ジアンユン)や社規に阻まれるのは目に見えていた。「もし業績を達成できなければ代償として会社ごと飲み込まれるぞ?」沈皓明は投資に依存しない経営計画を提案した。目標が明確なら雇われ社長ではなく、経営者になるべきだという。「知財エコシステムだ、ブランドが浸透するまで予約販売で資金を確保する 覚えておいて、金の主導権を持ってこそ方向性を自分で決められる 将来、人気商品を生み出せば独自の意匠権や著作権を持ち、これらを武器に融資を受ける これなら出資者と金額交渉ができるし、自己防衛も可能だ」沈皓明は個性的なブランドを持つことが鍵になると訴えた。しかし今後は誰から助言があっても鵜呑みにせず、許妍が自分で判断すべきだという。許妍は2人の提案を良く考えてみると言ったが、沈皓明への評価は確実に上がった。一方、約束の1週間が過ぎた于一鳴は沈皓明が準備してくれた化粧品を持って喬琳の部屋を訪ねた。「肌に優しい成分の化粧品を集めたんだ、使って」于一鳴はコスメが好きな喬琳のため、化粧品について学んだという。「1週間、良く考えたよ、学歴や職業の格差は大した問題じゃない 京(ケイ)州でゼロからスタートし、自分を卑下せず足りないことは学ぶ… そんな君は輝いて見えた、心は決まった、君が好きだ、君とゴールしたい」「それってプロポーズ?!軽率過ぎるわ!」「琳琳、まだ分からないか?僕はただの医生だが、君を風雨から守ってやれる どんな夢でも応援するよ、試用期間は君が決めてくれ」「じゃあ…いつからスタートしたい?」すると于一鳴は喬琳に口づけし、寝室へ連れて行った。つづく( ゚ェ゚)方蕾が好きなのかと思ったら、そういう事だったのね…
2026.06.26
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第22話泥酔してバーで沈皓明(シェンハオミン)にからんだ方蕾(ファンレイ)。すると沈皓明の顧問弁護士・韓衛平(ハンウェイピン)が止めに入り、方蕾を担いで送って行った。一方、蒋亮(ジアンリアン)は許妍(シューイェン)をマンションまで送って行った。しかし許妍から仕事以上の関係はありえないと念を押されてしまう。「私はまだ既婚者よ?」「だが沈皓明との間には大きな問題がある」「彼との問題は解決する、でもそれと新しい恋愛は別の話 今の良好なパートナー関係を壊すつもりはない」その話をちょうど許妍を訪ねてきた沈皓明が聞いていた。「拒否されるのは努力が足りないからだな でも信じてる、ビジネスで得た信頼や理解は必ず心の奥深くに届くとね」「イェンイェン!」たまり兼ねた沈皓明はそこで姿を現した。「妻を送ってくれたのか?面倒をかけたな」沈皓明は自分の優位性を誇示したが、蒋亮も負けていなかった。「そっちこそ、別居中の妻を訪ねる方が面倒だろう? 俺はパートナーだから毎日、会えるけど」すると許妍は幼稚な男たちに呆れ、早々に退散してしまう。「もう行くわ」そこで沈皓明は人妻にまで手を出すなと蒋亮に釘を刺し、許妍を追いかけた。許妍はエレベーターに乗り込んだが、沈皓明はボタンを押してドアを開けた。(^ꇴ^)<彼を拒否してくれて嬉しかったよ許妍は誤解を与えぬよう、きっぱり別れたいと伝えた。「沈皓明、2回目は離婚届が順調に受理されることを願うわ、手を離してっ!」沈皓明はボタンから手を離し、今も外していない薬指の結婚指輪をちらつかせた。しかしまだエレベーターのドアが閉まらず、ついに警告音が鳴り響く。許妍は沈皓明が足で扉を止めていることに気づき、思わずハイヒールで踏みつけた。(,,Ծ‸Ծ,,)<ここは共有設備よ!沈皓明を追い返し、無事に部屋へ戻った許妍。すると姉の喬琳(チァオリン)が差し入れを届けに来ていた。蒋亮に送ってもらったと知っていた喬琳は妹の心にまだ沈皓明がいると見抜き、よく考えてから選択して欲しいという。その夜、独りになった許妍は沈皓明と過ごした休暇のことを思い出していた。一方、沈皓明も許妍がやり直したいと懇願した夜のことを思い出し、今さらながら後悔してしまう。その頃、傷心の方蕾は酔った勢いで韓衛平と一線を超えていた。すると韓衛平は沈皓明を破滅させないかと持ちかける。「君が泥沼に落ちていくのをもう見たくないんだ」翌日、陳霖(チェンリン)はランチの前に沈皓明へ書類を届けなければならなかった。すると韓衛平と出くわし、ついでに一緒に届けてくれるという。陳霖は何の疑いもなく預けたが、韓衛平に″戦略的提携案″の内容を盗まれてしまう。蒋雲(ジアンユン)は弟が沈皓明の妻に興味があると知り、猛反対した。一方、乗馬クラブでは沈皓辰(シェンハオチェン)の青少年馬術大会への参加が認められ、家族の承認が必要になる。そこで沈皓辰はコーチに兄嫁が自分の保護者だと伝え、急いで沈皓明にメッセージを送った。「哥!すぐ来て!」沈皓辰の策略で許妍は思いがけず沈皓明と乗馬クラブで顔を合わせることになった。しかし許妍はコーチとの面談が終わると早々に席を立ってしまう。慌てた沈皓辰は許妍にジュースを買ってくると言って足止めしたが、戻ってみると許妍の姿がない。すると沈皓明はのんきに仕事で帰ってしまったと知らせた。「哥、何やってるの?!嫂子を怒らせたんだから積極的に動いてよっ!」沈皓明は乗馬クラブの話を母に伝えた。すると于嵐(ユーラン)は許妍が沈皓辰を大事にするのは沈皓明の家族だからだという。「あなたが大切だから家族も大切にしてくれるのよ」于嵐は息子夫婦の現状に責任を感じていた。当初、許妍の家柄が釣り合わないと邪険にしなければ、彼女も嘘をつく必要はなかっただろう。「お互いに嘘はなくなった、やり直すチャンスはあるわ、私は彼女が好きよ どんなことをしてでも取り戻して」「僕は結婚した時から別れなど考えたことはないよ」「加油!」一方、仕事を探していた林涛(リンタオ)は打たれ強くなりたいとボクシングジムのスパーリングパートナーに応募、採用されていた。そんなある日、スパーリング中に負傷した同僚の付き添いで病院に来た林涛は偶然、于一鳴(ユーイーミン)と同僚の親密な様子を目撃し、慌てて喬琳を呼びつける。「于一鳴が浮気しているぞ」喬琳は驚いて病院の食堂へ駆けつけた。于一鳴は泣いている文謹(ウェンジン)の肩に手を置き、慰めていた。動揺した喬琳は逃げるように病院を後にしたが、林涛が追いかけて来る。すると喬琳は林涛の腕のアザに気づいて驚いた。聞けばジムでスパーリング相手の仕事を見つけたという。「気が晴れるなら好きなだけ俺を殴ってくれ!」「林涛、今日は冷静に話しましょう? 私たちは合わないと気づいたの、だから別れるのが最良の選択だわ だからあなたも気持ちの整理をつけて 今は妹妹と一緒だし、起業仲間もいる、毎日が充実しているの あなたも自分の生活に戻って、あなたにも幸せになって欲しい…じゃあ行くわ」林涛は返す言葉もなく、喬琳の背中を見送った。「琳琳…元気で」( ๑≧ꇴ≦)エーッ!意外にもあっさり引き下がったw沈皓明は陳霖から許妍の仕事の様子を聞いた。最近、妍衣坊(イエンイーファン)の業績は急上昇、動画の内容や質も大幅に向上しているという。沈皓明は蒋亮の強気な理由が分かったと不満げだったが、意外にも陳霖が有益な助言をくれた。「妍姐がこれほど努力するのはあなたに見せるためです 今は対等な男女関係が恋愛のトレンド、仕事で成功すればあなたのもとに戻ってきますよ そもそも完全に関係を断ちたいなら旅行も断ったはず 断言します!女性は本当に嫌いなら1秒たりとも一緒にいられない」「全く余計なことばかり言って…座れ!続きを!」「外堀を埋める、つまり周囲の協力を得るんです」「でも彼女の姐には断られた」「男性の友人はいませんか?男性同士なら同情を買いやすい」許妍の結婚生活の破綻を目の当たりにした喬琳は、大きな格差が障害になると実感していた。そこで翌朝、于一鳴を訪ね、正直な気持ちをぶつける。「あなたが好き、でも私たちの間には現実的な格差がある、避けて通れない問題よ? あなたにも選択の権利がある、だから同僚の方が自分に相応しいと思うなら…私は身を引く!」于一鳴はわけが分からなかった。すると実は喬琳が病院の食堂で自分と後輩の文謹が一緒にいる所を見たという。「彼女は初めて患者の死に直面した、だから慰めていた 彼女に同僚以上の気持ちはない、本当だ」「あなたを信じてる、でも私たちの間の現実問題はやっぱり存在する これが今後、私たちの障壁になるかもしれない だから1週間ほど時間を置くのはどう?お互いに考えてみない?」于一鳴は何か言おうとしたが、喬琳は答えを聞かずに出て行ってしまう。許妍がオフィスを出ると大きな花束を抱えた于一鳴が立っていた。于一鳴は喬琳に避けられていると気づいて落胆したが、許妍は仕事で外出しただけだと笑う。「考え過ぎよ、話は聞いたわ、姐は正しいと思う 今の不安を軽視すると将来、大きな問題になるかも 本当に受け入れられるか、あなたも冷静に考えるべきよ 姐は考えてる、変わったわ、あなたが大切だからよ?分かるでしょう?」「分かった、待つことにする」于一鳴は許妍に花束を渡して帰った。その時、着信が鳴る。「…もしもし?」「沈皓明だ」復縁に向けて動き出した沈皓明は于一鳴を呼び出し、協力を求めた。しかし于一鳴も実は喬琳との関係がうまく行っていないという。「で、今の状況は?」「交際冷却期だ、そっちは?」「離婚冷却期…」沈皓明と于一鳴は自分たちが似た境遇だと知って意気投合、同盟を結ぶことにした。「そうだな、君なら喬琳と話せるし、僕なら許妍に話ができる!」姐夫!>ヽ(=゚ω゚)人(゚ω゚=)ノ <妹夫!つづく( ๑≧ꇴ≦)あははははは~!何この2人w
2026.06.25
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第21話沈皓明(シェンハオミン)と円満な夫婦を演じ、無事に任務を果たした許妍(シューイエン)。そこで帰りの車の中、実は出資者が遠航(ユエンハン)ファンドの蒋亮(ジアンリアン)だと明かした。「蒋亮は遊び人だ、やめておけ」「以前、彼が有益な助言をくれたの、遊び人じゃない」沈皓明は許妍と蒋亮が密会していたと知り嫉妬、悔し紛れに嫌みを言ってしまう。「それで?資金不足は解消したのか?元夫を助ける余裕までできたとはな こうして小遣いまで稼いで、君は本当ぉ~に立派だよ」「ピキッ!私はこの役目の前に万策尽きて彼に助言をもらった でもその時に出資の話はなかったわ、さっき姐の電話で知ったのよ あなたにすぐ伝えたのにまだ不満?」その時、許妍はガーデンバーで怒りに任せ、出資者がいると嘘をついたことを思い出した。「認める、一昨日のは嘘だった」「ファッ!許小姐、君は本当に嘘がうまい、まだまだ隠し事があるんだろうな~」「確かに山ほどあるわ、初めて金達(ジンダー)を訪ねた時 熱を出したのは本当、でも気絶は演技よ」「ギギギ…病院で君に貼った絆創膏、あれは秘書が買った物だ 君が感極まってたから黙ってた」2人は売り言葉に買い言葉で暴露の応酬となり、やがて大喧嘩になってしまう。「君が僕に選んだ服はどれも気に入らなかった!色、品質、センス、すべて最悪だ!」「原因はあなたじゃないの?もともと老けて見える(老気横秋)くせにセンスも時代遅れ 頭は万年、ポマードべったり、いつもスーツは3点セット、って寝具かっつーの! そのメガネだって何?伊達メガネのくせに!」許妍は自分でも言い過ぎだと気づいたが、もはや止められなかった。本当は沈皓明の前にも男がいたと見栄を張り、完全に沈皓明をキレさせてしまう。すると頭に血が上った沈皓明は車を急停止、引っ込みがつかなくなった許妍は黙って降りた。「8日の朝10時に離婚手続きよ、よろしく!」( ๑≧ꇴ≦)wwwwwその夜、実家に帰った沈皓明は沈皓辰(シェンハオチェン)の様子を見に行った。沈皓辰は今も許妍の帰りを待っていたが、相変わらず仕事が忙しいとはぐらかされてしまう。「嫂子は哥に怒っているんだ、ちゃんと謝りなよ」すると沈皓明は好きなら諦めず、100回断られても取り戻せと沈皓辰から叱咤激励されてしまう。蒋亮のおかげで立派なオフィスを構えることができた妍衣坊(イエンイーファン)。許妍と喬琳(チァオリン)は新しい旅立ちをテレビ電話で祖母に報告していたが、その頃、実は林涛(リンタオ)が京(ケイ)州で仕事を探しているとは知る由もなかった。一方、沈皓明は8日が近づくにつれ神経過敏になり、″8″と聞くだけで機嫌が悪くなってしまう。そんな中、新たな開発プロジェクトのため用地を買収していた沈金松(シェンジンソン)は、肝心な中心の土地の所有者が沈皓明だと知った。秘書の話では10年前、当時はまだ荒地だった土地を沈皓明が取得していたという。その夜、沈金松は実家に沈皓明を呼びつけ、018号の土地の件を尋ねた。当時はどの会社も北側の荒地に興味を示さなかったが、沈皓明は鉄道網計画で線路がいずれ北まで伸びることに注目したという。「市当局は新区を高速鉄道の拠点に整備するはず、そこで賭けに出たんだ」「お前には先見の明があったんだな」「留学させてもらったおかげだ、世界中の都市計画を学べたから」実はその時の投資者は大学の同級生だったという。喜んだ沈金松は土地を譲ってもらう代わりに条件を聞いた。しかし沈皓明は条件をつけないと辞退、これまでの自分の態度を謝罪する。「昔はパパの気持ちも考えず、理解ばかり求めた ハオチェンのことは後悔していないが、パパたちに大きな負担をかけたね 僕は生意気で傲慢だった、将来に不安があったんだ でもパパたちがハオチェンを受け入れ、何不自由なく育てるのを見て救われた 確かに僕は責任感に欠けていた、だからこの土地は無条件で渡すよ」「休暇から戻ってお前は人が変わったようだな」この時、沈金松は息子を変えたのが許妍の励ましだとは知る由もなかった。「巴来金との提携が決まったらお前を取締役にすると約束する」一方、許妍たちは社員を募集、テレビ局で許妍のアシスタントだった欢欢(ホワンホワン)を含め新しい仲間が加わった。蒋亮も積極的にサポートし、順調に滑り出した妍衣坊。許妍は明日の8日を逃さぬよう、沈皓明へ連絡を入れた。すると沈皓明は急な出張でモスクワにいるという。「来月まで延期だな…仕事なんだ、仕方がない」離婚したくない沈皓明は出張だと嘘をつき、許妍の電話も無視して逃げ回った。仕方なく許妍は数日後、秘書の陳霖(チェンリン)に連絡し、沈皓明の居場所を探る。しかし陳霖はしどろもどろ、許妍は沈皓明の嘘だと気づいた。約束の1ヶ月が経った。沈皓明は秘書に再び雲隠れすると連絡しながら家を出たが、待ち伏せしていた許妍に捕まってしまう。「実はリスケしたのは病院に行くからなんだ、心臓が痛くて…」「分かった、付き添う」当然、病院で検査しても沈皓明の心臓に異常はなかった。かえって医者から休むよう説得された沈皓明はこの機会に人間ドックを受けると言い出す。許妍は永遠と待たされた挙句、ようやく沈皓明を引っ張って民政局へ駆け込んだが、受付時間を5分過ぎていた。「受付は終わりです」「そこを何とか…」「冷却期は終わった?で、離婚は決まったの?」「はい!」「じゃあ再度、離婚届を出して、来月8日の5時半までに手続きに来てください」すると許妍は怒ってさっさと帰ってしまう。(๑•̀ㅂ•́)و✧<謝謝、受付@ハオミンそんなある日、蒋亮は商談と称して許妍を映像機材博物館に案内した。ここは友人が開いた私設の博物館で一般公開しておらず、考え事がある時はいつも来ているという。すると蒋亮は昔話で許妍の関心を引いた。映画好きの母の影響で本来は監督志望だったが、父の命令で金融の道に進むしかなかったという。「監督としてヒロインを失ったが、ビジネスで君に出会った 俺の人生で唯一無二のパートナーにね」「私はそんなに映画を見ることがなかったわ でもテレビ番組が好きでニュースキャスターに憧れて…」「ほらな?俺たちは共通点が多いだろう?」そこで蒋亮は展示されている″ローマの休日″と同じ形のスクーターにまたがった。「後ろへ乗って、君が最初の乗客だ」その時、蒋亮の女友達のインフルエンサーが現れ、蒋亮の感傷的な思い出話がいつもの口説き文句だとばれてしまう。「前も私を騙して動かないバイクに乗せたけど、またやっているの?」許妍は思わず失笑した。「あら、私が初めての乗客では?」焦った蒋亮は慌てて女友達を追い返したが、面目丸潰れだった。その夜、沈皓明は会員制クラブで飲みながら、許妍の電話番号を眺めていた。すると酔った方蕾(ファンレイ)が現れる。「皓明哥、知ってる?最近、業界で持ち切りの噂、許妍と蒋亮が熱愛中ですって 昔から女遊びが派手だった蒋亮さえ夢中になるんだから、許妍はやり手ね」「彼女はまだ僕の妻だ。口を慎め」「許妍にとってあなたは好いカモでしかない、浮気されてないか確かめたら?」方蕾は沈皓明を挑発するが無視され、悔し紛れにグラスの酒を浴びせかけてしまう。つづく( ̄▽ ̄;)せっかく楽しかったのに林涛ェェェェェェェェ…
2026.06.24
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第15話駆け落ちした秦湘(シンショウ)の捜索に向かった燕遅(エンチー)一行。しかし付近の沿道に車輪の痕はなく、山越えするとも思えなかった。まるでこつ然と消えたようだという白楓(ハクフウ)、その時、燕遅は嫌な予感がする。「百草園に戻るぞ!」一方、孫皓月(ソンコウゲツ)は董(トウ)家職と一緒に秦莞(シンワン)と岳凝(ガクギョウ)を仁心院の地下にある氷室に運び込んでいた。氷室室で意識が戻った秦莞と岳凝。2人は出口を探すことにしたが、次の洞窟で瓶の中に保管された人体標本を発見した。すると近くに内臓を抜き取られ、白い布を被せられた死体を見て愕然とする。やはり秦莞の予想通り、三元(サンゲン)村の妖怪の正体は孫皓月だった。(꒪ꇴ꒪〣)<えーっ?!秦湘…秦莞と岳凝は刃物を研ぐ音を耳にした。2人は恐る恐る氷の隙間からのぞいてみると孫皓月の姿がある。すると白非珏(ハクヒカク)が現れ、孫皓月は秦湘を頼んで出て行った。「白公子…どうして?」その声は薬で動けなくなった秦湘だった。「君の心臓で夫人は延命できるんだ」( ๑≧ꇴ≦)<生きてたーっ!白非珏の姿が見えなくなると、秦莞と岳凝が急いで秦湘を助けた。氷室を出て手探りで洞窟を進む3人、秦莞は実はここが地下水路だと気づいて先を急ぐ。しかし出口へ続く階段で白非珏が待ち構えていた。「全員、戻れ」白非珏が弩を構えると、岳凝は腰から軟剣を抜き対峙。その時、秦莞は岳凝にこっそり暗器を使うと合図した。秦莞は臓器を奪われるくらいなら心臓を刺して自害すると挑発した。「秦湘を殺すわ!いいの?!」すると秦莞が秦湘を自分に引き寄せ、首に匕首を当てる。臓器が傷つけば使えなくなるとうろたえる白非珏、その隙に秦莞が腕の暗器から矢を放った。矢は白非珏の顔をかすめただけだったが、驚いて顔を背けた瞬間、岳凝の剣が白菲珏の首を捉え、始末することに成功する。一方、百草園へ戻った燕遅は茯苓(フーリン)から秦莞が仁心院へ行ったきり戻ってこないと聞いた。急いで仁心院に駆けつけてみると門には錠がかかっている。燕遅は錠を壊して黒甲衛と一緒に踏み込んだが、夫人が静養していた奥の間は石の扉で封鎖されていた。「少帥、扉は内側からしか開かない構造です」「人の力で動かぬ扉か、無風ゆえ恐らく水力で作動を…地下水だ、壊せっ!」燕遅は黒甲衛に地下水路を破壊するよう命じたが、その時、石の扉の向こうから誰かの足音が聞こえた。秦莞たちは地下水路から脱出、水車のような大きな仕掛けの横を通り抜けると、そこは夫人の寝所だった。すると孫皓月が夫人の手を愛おしそうに握りしめている。しかし大師兄の妻・白非煙(ハクヒエン)はすでに死んでいた。驚いた秦湘は思わず悲鳴を上げ、孫皓月に見つかってしまう。孫皓月は気血に満ちた少女の心臓さえあれば妻が生き返ると信じ、多くの無辜の民を犠牲にしていた。「私は心臓置換え術で多くの命を救って来た…なぜ最愛の人だけ救えないのか!」すると絶望した孫皓月は秦莞たちを妻に陪葬させると決め、足元にある仕掛けを踏んでしまう。その時、あの水車のような大きな歯車が逆回転になり、床が外れて夫婦は湧き上がって来た地下水に飲み込まれた。激しい風と共に凄まじい勢いで渦を巻く地下水。秦湘は耐えられなくなり落下したが、咄嗟に秦莞が秦湘の手をつかみ、秦莞の手を岳凝がつかんだ。「私はいいから秦湘を先に助けて!」そこで岳凝は咄嗟に帷(トバリ)を秦湘の体に巻きつけ、引っ張り上げた。一方、燕遅は岩の扉を必死に壊していた。すると突然、寝殿が大きく揺れて岩が崩れてくる。お陰で何とか扉に穴が開いたが、中の様子を確認した燕遅は秦湘の窮地を知って激しく動揺した。「秦莞!」秦湘はなんとか柱にしがみついていた。しかし秦莞はこのままでは岳凝まで道連れにしてしまうと気づき、自ら手を離してしまう。「小碗児!」岳凝はなす術なく絶叫、その時、ついに門を壊した燕遅が現れ、迷うことなく秦莞の後を追って飛び込んだ。(Ŏ艸Ŏ)<わんわーん!秦莞は水底へ沈みながら、不思議と心が穏やかだった。脳裏に浮かぶのは両親と暮らした幸せな日々。『莞児、おいで!』『そちらへ行くわ』秦莞は次第に気が遠くなり、静かに目を閉じてしまう。しかし必死に泳いできた燕遅が秦莞を捕まえ、口移しで空気を送り込んだ。岳凝たちは燕遅たちが戻るのをひたすら待った。茯苓は手をこまねく白楓たちに苛立ちを隠せなかったが、実は泳ぎが得意なのは燕遅だけ、干ばつ地帯の朔西(サクセイ)で育った白楓や黒甲衛は泳ぐことができないと知る。重苦しい空気が流れる中、岳凝は強運な七兄と秦莞なら必ず生還すると鼓舞した。一方、燕遅は溺れた秦莞を抱きかかえ、壊れた氷室の一室に避難していた。しかし秦莞の意識が戻らず、水を吐かせようとしても上手くいかない。「冷静になれ、俺…」その時、燕遅は秦莞が薬舗で溺れた子供を救ったことを思い出し、見よう見まねで秦莞の背中を叩いてみる。「目を覚ませ!頼む!」するとついに秦莞が水を吐き出し、呼吸を始めた。( ๑≧ꇴ≦)長いパス来たわ~@11話意識が戻った秦莞はそばにいるのが燕遅だと分かった。「あなたなのね…(はっ!」燕遅は秦莞の外衣を脱がせて自分の外套を着せ、後ろから抱きしめて温めていた。「殿下、背中の傷が濡れたのでは?手当てしましょう」「休んでいろ、私は平気だ、また無茶して万一があったら大変だろう?」「殿下、ご安心を、私に万一があっても徐河(ジョカ)が検視します」「そうじゃない、私の人生には君が必要だ」しかし秦莞は手当てを口実に話をそらし、燕遅から離れようとした。「はぐらかすな、私は口にした言葉を撤回せぬ」( ˶´꒳`˵ )ルイポンたら♡秦莞はひとまず燕遅の腕から離れ、向かい合って座った。燕遅の真心は嬉しかったが、身分を偽っている以上、受け入れることはできない。「殿下、私には人を愛する余裕はありません」「私も軍育ちで愛を知らぬ男だ、最初は君を評価し、信頼できると思った だがいつの間にか一緒にいると心が弾むようになった そばにいられるなら、それが検視の場でも構わなかった 君が悲しむと酷く胸が痛み、二度と悲しませたくないと思う 必ず守り通さねば、そればかり考えるようになった さっきは生気なく横たわる君を見て、初めて恐怖を感じた もし生還できたら君と添い遂げたいと思った」「でも、私は…殿下にふさわしくない」「沈莞(シンワン)、私は君が好きだ」燕遅はすでに秦莞の正体が沈毅(シンキ)の娘・沈莞だと気づいていた。沈莞の身元を探しても沈毅がすでに娘の痕跡を消し、薬王谷も閉鎖的だったため、確かに大した収穫はなかったという。しかし秦莞の持つ検視の術は病から得た経験ではなく、修行の成果だと分かった。「才能だけではここまで極められぬ、それに君は沈毅大人をとても敬っていた 私は裁きにおいて証拠だけに頼らぬ、これも十分な判断材料だ」「ならお気づきでしょう?私の入京目的が危険だと」「君は沈毅大人の名誉回復、私は晋(シン)王事件を覆す、目的は同じだ」「全てを知っていながら、それでも…」「この世に君は1人だけ、どんな身分であろうと関係ない、君を失えば一生、後悔する」燕遅はゆっくり秦莞に顔を近づけた。すると沈莞もそっと目を閉じる。その時、運悪く2人を探していた白楓が飛び込んで来た。ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ <主子!私は何も見ていません!@白楓秦莞と燕遅の無事を知り、岳凝たちは安堵した。すると燕遅は茯苓が持って来た薬湯を受け取り、皆を追い出してしまう。秦莞は秦琰(シンエン)が自分たちの関係を察してしまうと心配し、距離を取るべきだと提案した。しかし燕遅は婚約の時に驚かせるよりマシだと笑う。「気の早い…父親の汚名をそそぐまで無理です、人の妻となれば多くの規則に縛られる はっ!ごめんなさい、もし嫌なら、従来の関係に」「だめだ、もう戻れない、初めから君を元の身分のまま世子妃に迎えると決めていた でも…何かしら見返りが欲しいな」燕遅は荊(ケイ)州の岳清(ガクセイ) や薬王谷の師兄のように、都にも秦莞に近づく輩がいるかもしれないと警戒した。「面倒を避けるためにも、私が安心できる見返りを…」その見返りとは口づけだった。「くすっ、では約束して、側室を取らないこと、もし誰かに心移りしたら彼方へ去るから」「私は多情な男ではない、生死を共にする意味は戦場で学んだ 我らの道は険しい、私と肩を並べて進める者は君だけだ、君と一緒にいたい」秦莞は背伸びして燕遅の唇に優しく触れた。ようやく沈莞の真心を手に入れた燕遅、しかしまたしても白楓が現れる。「主子!ご報告が!って、ァァァァァァ~!突然、何も見えなくなりました!」↓短いけれど日本語字幕版(字数制限がないせいか、こちらの方がピンと来る)つづく( ๑≧ꇴ≦)サメが来たのかと思ったらルイポンだったw
2026.06.23
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第14話六妹・秦霜(シンソウ)から九妹・秦莞(シンワン)の功績を聞いた忠勇(チュウユウ)侯大公子・秦琰(シンエン)。しかも周(シュウ)家職の話では燕遅(エンチ-)が秦莞に睿(エイ)王府の令牌まで渡していたという。「秦莞を利用して燕遅と距離を縮められれば、我らに利するところが大きいな 都へ戻ったら父親と相談して決めよう」すると秦琰は周家職に3姉妹の印象を聞いた。周家職の見立てでは五娘子・秦湘(シンショウ)は軽薄だが予備の駒として十分使えるものの、六娘子は直情的で大事な役目は任せられないという。「そして九娘子ですが、その深謀遠慮は都に並ぶ者なしかと」「八妹と九妹ではどちらが優れている?」「八娘子は苦労知らずゆえ、思慮深さにかけては九娘子より劣っています ただ二房と忠勇侯府の関係を考えると、宮中における駒とはなり得ぬでしょう」確かに秦莞のような人材は両刃の剣、そこで秦琰は秦莞がくれぐれも忠勇侯府に離反しないよう抜かりなく事を進めることにした。燕遅は秦莞に下手人の標的は百草園の主である孫皓月(ソンコウゲツ)の可能性が高いと知らせた。そこで燕遅は麓にいる黒甲衛が到着するまで白楓(ハクフウ)と一緒に警戒を強めるという。実はまだ歩くのもやっとの燕遅と白楓。しかし秦莞と茯苓(フーリン)の前で無様な格好を見せるのが嫌で強がっていた。警戒中の園内で今度は使用人の大成(ダイセイ)が襲われた。燕遅たちが駆けつけ賊は逃亡、大生は負傷したものの命に別状はないと分かる。しかし追跡した白楓がすぐ戻って来た。「西房付近で賊を見失いました」実は西房は秦湘と秦霜の部屋だった。その頃、白非珏(ハクヒカク)からかんざしをもらった秦湘はすっかり有頂天になっていた。秦霜は呆れて部屋をあとにしたが、その時、背後の窓から賊が入ってくる。燕遅たちが西房へ駆けつけたが一足遅く、賊は秦湘を人質に取っていた。すでに秦琰が妹を解放するよう訴えていたが、賊は孫皓月を呼んで来いと興奮している。秦莞は女の方が警戒されないと考え、独りで交渉に行くと決めた。「みんなは離れていて」「これを貸してくれ、君を必ず守る」燕遅は秦莞が岳凝(ガクギョウ)からもらった暗器を腕から外した。鉈を首に突きつけられた秦湘は血を流していた。秦莞は何とか賊を秦湘から離そうと試みるが失敗、そこで神医を恨む理由を尋ねる。すると賊は孫皓月に大事な娘を殺されたと涙ながらに訴えた。「預けた時は元気だったのに、次に会った時はもう棺の中にいた! 妻は身を投げ、俺はもう一度、娘に会いたくて墓を掘ったんだ! そうしたら娘の胸には裂いて縫った痕があった!」そこへ孫皓月と董(トウ)家職が駆けつけた。賊は孫皓月の忠実な犬だった小松子(ショウショウシ)を殺したと認めた。すると秦湘を突き飛ばし、娘の敵である孫皓月に襲いかかる。董家職は咄嗟に主を引っ張って助け、物陰に隠れていた燕遅も暗器を構えながら秦莞を守った。その時、突然、賊の首に矢が貫通、絶命してしまう。賊を殺したのは後ろの窓から弩(イシユミ)で狙っていた白非珏だった。秦湘は危ないところを救ってくれた白公子に一層、夢中になった。しかし園内で2人も死者が出たにも関わらず、孫皓月はどこか他人事のように見える。すると秦琰は事件が落着したため、明日にも都へ出発すると決めた。秦莞は下手人の言葉が気になり、岳凝が見たという動物の死骸を探しに行った。岳凝の話では白公子が木の下に埋めたはずだという。その様子を上階から白非珏が見ていた。その夜、董家職が秦湘を訪ねて来た。「白公子が明日の朝、益(エキ)州に発たれるそうです、ご家族に大事な報告があるとか」すると董家職は白非珏から預かったという化粧箱を置いて出て行った。白非珏の贈り物は豪華な装飾品だった。驚いた秦霜は返すべきだと言ったが、秦湘は鴛鴦の飾りこそ求婚の証しだという。「縁談を進めるために急いで帰郷するんだわ、あなたは妬んでいるんでしょう?」怒った秦霜は侍女の部屋で寝ると言って出て行った。すると秦湘は箱の中から密書を見つける。…卯の刻に発つ、君と一緒にいたい、君も同じ気持ちだと願う…一方、動物の死骸を調べた秦莞は燕遅を訪ねた。「村の妖怪騒ぎをご存知で?仮説を立てましたが確証が得られず通報に至っていません あと数日、三哥を足止めしてもらえませんか?」白楓は秦琰の馬車の車輪を壊しておいた。翌朝、秦莞は念のため空の行李を並べて荷物をまとめたふりをしていたが、そこへ秦琰が駆けつける。「馬車に問題が起きて出発できなくなった、少し休んでいてくれ」そこへ秦霜が慌ててやって来た。実は秦湘が消えたという。「きっと白公子と駆け落ちしたのよ」秦莞たちは西房へ向かった。寝所では侍女の晩荷(バンカ)が居眠りしていたが、秦莞は湯呑みから眠り薬だと気づく。そこへちょうど董家職と林(リン)婶がやって来た。董家職は白公子なら辰の刻に発つと聞いたと教えたが、秦莞は雪に残った秦湘の足跡を見るに出発は卯の刻より前だという。秦莞は秦琰と岳凝と一緒に秦湘を探しに出かけることにした。そこで茯苓に燕遅たちの世話を頼み、駆け落ちの件は秘密にするよう頼む。すると林婶が差し入れようと思っていた茶酥を朝餉の代わりに持たせてくれた。こうして護衛3人を引き連れ、馬で百草園を飛び出した秦莞たち。秦莞はひとまず三元(サンゲン)村の長福(チョウフク)客桟に寄って下山した者がいないか確認しようと提案した。警戒心の強い秦莞は姉の件を伏せ、それとなく店主に探りを入れた。すると店主はこの雪で誰も来ないと嘆き、夜は猛犬が番をしているが、全く吠えなかったという。どうやら秦湘たちは下山していないらしい。その時、店主が岳凝がおかもちから出した茶酥を見て驚いた。「それは張家の茶酥では?張家の印が入っているから間違いない」確かに茶酥には茶葉の模様が入っている。この本物の茶葉そっくりに仕上げる技は唯一無二、張家の娘にだけ伝承されていた。張家とは三元村の東端で代々続いた茶農家で、娘が独りで住んでいたが、婿を取ろうとした矢先、妖怪の犠牲になり、もう誰も残っていないという。「はっ!三哥、役人を百草園へ、詳しい説明は後で!」「五妹はどうする?!」「三哥がここで見張りを!」事件の確証をつかんだ秦莞は岳凝と一緒に急ぎ百草園へ戻った。一方、孫慕卿(ソンボケイ)は治療のため燕遅の部屋にいた。燕遅が小師妹を参謀などと持ち上げ、検視をさせたことに憤る孫慕卿。「この上ない才能があったとて所詮は一介の女子、名声もなくどう身を立てろと? 一生、彼女を庇護できるのか?!」「九娘子なら私の庇護がなくとも、自らの働きにより尊ばれ、敬われるはずだ」孫慕卿は燕遅が小師妹を任せるに値する男だと分かった。「その言葉が現実になる日まで師妹をよろしく頼む」すると白楓と茯苓がやって来た。白楓は斥候から秦莞たちが長福客桟に到着したと報告が来たという。仕方なく茯苓は五娘子が白公子と駆け落ちし、捜索中だと明かした。「黒甲衛に探させよう」実はすでに黒甲衛からの報告で、燕遅は誰も下山していないと知っていた。百草園に秦莞と岳凝が戻って来た。出迎えた茯苓は燕遅たちが付近の捜索に出かけたと教える。「殿下に私は仁心院にいると伝えて、百草園から誰も出さないで」秦莞と岳凝が回廊を歩いていると、あの施錠された門の隙間から男が顔を出した。驚いた岳凝は咄嗟に秦莞をかばったが、秦莞は男が自分に何か伝えたいのだと気づく。「話があるの?あなたは誰?」男は声を失っていたが、床に炭を使って名前を書いた。…白 非 珏…ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ <あなたが?!男は身振り手振りで今の白非珏が偽物だと訴え、心臓の辺りを示した。「はっ!彼は林婶みたいに心臓を治療された患者なのね?!」(゚ェ゚(。_。(゚ェ゚(。_。*)コクコク!「後で必ず助けるから!…秦湘が危ない」秦莞は仁心院に入る前、岳凝と一緒に毒消し薬と解迷丹を飲んだ。「中に入ったら何かに触ったり口にしないで」「分かった」仁心院には秦湘の駆け落ちを知って相談に来ていた孫慕卿がいた。秦莞は座ったまま動かない師兄を心配して声をかけたが、意識がない。その時、岳凝が立ちくらみを起こして意識を失った。秦莞は香が原因だと気づいたが、体がしびれて香炉を倒すことができない。「これは…麻薬ね?」「さすが師匠から金針(キンシ)術を授けられた唯一の弟子だけある 外傷患者のために調合した雲夢香(ウンムコウ)だ 吸い込んだ香気が脳に作用し、麻沸散(マフツサン)より早く効く」孫皓月は秦莞さえ動物の死骸に執着しなければ、同門3人で切磋琢磨し医術を高められたと残念がった。その時、董家職がやって来る。つづく( ๑≧ꇴ≦)動物の死骸は雑w
2026.06.22
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第13話孫慕卿(ソンボンケイ)と共に薬王谷の大師兄・孫皓月(ソンコウゲツ)の妻を見舞った秦莞(シンワン)。孫皓月から夫人は難病で冬は眠り続けていると聞いたが、秦莞は神医の大師兄なら必ず救えると励ました。仁心院からの帰り道、秦莞と孫慕卿は偶然、薬園から助けを求める声を聞いて駆けつけた。すると使用人・小松子(ショウショウシ)が盗人を目撃したという。見たところ薬草を盗んだ形跡がなく、賊の目的は分からなかったが、秦莞は董(トウ)家職に頼んで巡回を増やしてもらうことにした。秦莞が部屋に戻ると永寧(エイネイ)郡主・岳凝(ガクギョウ)が秦霜(シンソウ)と一緒に待っていた。実は秦莞を探して梅園を散策中、動物の死骸を見つけ、秦湘(シンショウ)を驚かせてしまったという。そこに偶然、孫皓月の義弟・白非珏(ハクヒカク)が現れた。秦湘は眉目秀麗な白公子に一目惚れ、岳凝から白家が益(エキ)州の名門だと聞いてすっかり舞い上がっているという。すると秦莞は腹を刀で切り裂かれていたという動物の死骸が気になり、見たいと言い出した。しかし白公子がすでに埋めてしまったという。林(リン)氏が手作りの菓子を差し入れに来た。秦霜は五姐がいる部屋に戻りたくないと訴え、一緒に食べさせてもらうことにする。実は大師兄の本来の使用人は董家職と林氏だけで、他の使用人は治療後に望んで残った患者だった。「林婶の茶酥作りの腕前は地元民に勝るわ」「以前は苦手でしたが、主に心臓の病を治してもらうと突然、得意になったのです 心臓にできた壊疽を削除してくれたんです」翌朝、小松子の惨殺死体が発見された。孫慕卿はすぐさま秦莞に知らせて現場へ向かうことにしたが、道すがら、騒ぎを知った三兄・秦琰(シンエン)に止められてしまう。「検視の件が噂になれば三姉妹の名声は守れぬ」しかし岳凝は自分が妹を守ると言って連れて行ってしまう。そこに遅れて秦霜がやって来た。秦霜は心配せずとも九妹の実力は燕遅(エンチー)や霍(カク)知府のお墨付きだという。「本当か?…ゆっくり話を聞かせてくれ」秦莞は董家職に通報を頼んだ。しかし県衙までは遠く、官吏の到着には時間がかかるという。そこで秦莞は孫慕卿に協力を頼んで初期の証拠を押さえておくことにした。第1発見者は使用人の大成(ダイセイ)だった。大成は回復後に下山する予定で、神医へのせめてもの恩返しに早起きして雪かきするつもりだったという。「その時、猫を見かけて追いかけたら…小松子が…」実は主から令嬢たちを驚かせないよう猫を捕まえろと命じられていたという。小松子は壁に押し付けられ、手足を切られていた。下手人は切り落とそうとしたが刃が鈍って未遂に終わり、致命傷は胸の刺し傷だと判明する。傷口の様子から凶器は造りの荒い鉈(ナタ)のようなものだと分かった。林氏は小松子の死を嘆き悲しんだ。心臓病を患っていた小松子は両親を亡くして親戚をたらい回しにされ、帰る家もないことから治療後も百草縁に残ったという。「私は小松子を養子に迎え、支え合って生きていくつもりでしたが…まさか…」秦莞は小松子が昨日、目撃した賊の痕跡を探したが見つからなかった。すると董家職から物置の鉈が1本、紛失したと聞く。秦莞は下手人が再び凶行に及ぶ可能性があると警戒、燕遅(エンチ)を見習って使用人たちの聞き取りを行うことにした。使用人の証言に矛盾点はなく、捜査は行き詰まった。共に難事件を解決してきた燕遅がいない寂しさを改めて実感する秦莞。するとその夜、夜回りしていた董家職と大成が激しく門を叩く音に気づき、恐る恐る閂を外した。ぞの時、竿立ちになった馬が突然、門を開け、驚いた2人は尻餅をついてしまう。孫慕卿は慌てて秦莞を迎えに行った。馬が知らせてくれたお陰で外で倒れていた燕遅と白楓(ハクフウ)を発見。幸い2人とも凍傷は軽傷だったが、薬湯に入れてもまだ目を覚まさないという。秦莞の脈診で燕遅は過労で眠り続けているだけだと分かった。移動で飲食が不規則になり、寒さで気が滞ったのだろう。秦莞は孫慕卿に白楓の手当てを頼んで燕遅に薬を塗ることにしたが、孫慕卿が驚いて反対した。「駄目だ!裸だぞ?!襲われるかもしれん!」「以前も服を脱がせて治療したことがあるの、今さら襲わないわ(クスッ」その頃、秦湘はこっそり部屋を抜け出し、白公子と密会していた。翌朝、燕遅が目を覚ますと枕元で眠っている秦莞の顔があった。愛しい秦莞の顔に手を伸ばす燕遅、その時、ふと秦莞が目を覚ます。「殿下、お目覚めになりましたか?」無様な姿を晒してしまったと気づいた燕遅は動揺し、白楓の様子を見に行くと言った。しかし思いがけず衣を履いていないと知って慌てて布団で隠す。(^ꇴ^)<白楓なら大事ないので殿下はご静養ください∑(⊙∀⊙)ヒャーーー!<九娘子、私の衣は?!(^ꇴ^)<ここには…凍えていたので薬湯へ入れたのですヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ <誰が脱衣させたのだ?!(^ꇴ^)<師兄です、薬は私がΣ(꒪꒫꒪ )クスリハワタシガ…パワーワード(^ꇴ^)<横になってください、薬を塗りますヾ( ≧ꇴ≦ )/<いいやっ!もう治った!そこへ慌てて白楓が駆けつけた。「九娘子、少帥はあなたに追いつくため温かい食事も取りませんでした 百草園にいると聞いて急行し到着するも、少し横になったら私が眠ってしまい… 少帥を危険に晒してしまいました!主子、どうか処罰を!」秦莞は自分が原因で燕遅が倒れたと知るや、居たたまれなくなって出て行ってしまう。その話を回廊で孫慕卿と岳凝、茯苓(フーリン)が聞いていた。( ๑≧ꇴ≦)wwwまさかのパンツ一丁事件w茯苓は秦莞を追いかけた。「娘子、殿下はあなたのために命懸けで駆けつけて…」「どんな立場でこの好意を受け取ればいいの?!他人を装ったままで?」秦莞は燕遅とどう向き合えば良いのか分からず、珍しく動揺していた。「もう何も言わないで」すると秦莞を探していた大成がやって来た。ようやく官吏が到着し、遺体を見に行ったという。董家職は官吏たちを現場に案内した。回廊では秦家の家職・周(シュウ)氏が見守っていたが、そこへ秦莞たちがやってくる。すると秦莞はずさんな検視で結論を出した官吏に憤り、宋(ソウ)捕頭の職務怠慢を非難した。激怒した捕頭は手を上げようとしたが、そこへ周家職が駆けつけ、秦莞が忠勇(チュウヨウ)侯府の九娘子だと教える。捕頭は態度を軟化させたが、九娘子のような深窓の令嬢に法の知識などないと見下した。「秦九娘子が法に疎いなら、他の誰が精通していよう」その声は燕遅だった。燕遅は秦莞になぜ令牌を使わないのか聞いた。そこで秦莞が睿(エイ)王府の令牌を示すと、捕頭たちは驚いて一斉に拝跪する。白楓は燕遅こそ睿王世子だと知らしめ、官吏たちを震え上がらせた。すると燕遅は秦莞が自分の参謀だと明かし、教えを賜る機会に恵まれたことを光栄に思えという。「これからは九先生と呼ぶように」「はい!九先生っ!」秦莞の検診が始まった。一方、燕遅は秦莞の心配をよそに現場検証を始める。やがて捕頭たちが秦莞の検視結果を持って駆けつけた。「″靴底は乾いている″?雪夜に殺されたのに?つまり歩いたのは回廊だけか」燕遅たちは小松子の足取りを辿るように回廊に沿って進み始めた。小松子は深夜に目を覚まし、厠へ向かったのだろう。しかし途中で下手人を見かけて追跡したのだ。下手人は尾行に気づいて小松子を人目のない場所へと誘導、犯行に及ぶ。すると推察通り燕遅たちは小松子が襲われた現場に到着した。その先には物置があり、下手人は鉈を手に取って待ち構えていたに違いない。残忍な殺し方を見る限り犯行動機は恨み。燕遅は本来の標的が小松子ではなく主の可能性が高いと推察し、捕頭に仁心院の守備を命じた。つづく( ๑≧ꇴ≦)先生っ!
2026.06.20
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第20話ホテルのガーデンバーで巴来金(バラキン)夫妻と親交を深める許妍(シューイエン)と沈皓明(シェンハオミン)。計画は順調だったが、その様子を思拓(スートゥオ)建築のスティーブが恨めしそうに見ていた。「老板、沈皓明も夫人を同伴して雁柏(イエンボー)ホテルに来ています、巴来金と一緒です」📱<奴らが巴来金夫妻に気に入られないよう阻止しろ客室に戻った許妍と沈皓明。許妍はベランダにいる沈皓明の背中がどこか寂しそうに見えて思わず声をかけた。「なぜ金達(ジンダー)を通じて巴来金と接触せず、面倒な手を使うの?」「僕はパパに信用されていない、役員たちにも…」許妍は沈皓明が未だ取締役ではないと知り驚いた。実は沈皓明は沈皓辰(シェンハオチェン)の誕生をきっかけに父の信頼を失い、深い溝ができたという。「ハオチェンのママのこと聞かせて?…嫌なら別にいいの」沈皓明は黙っていたが、やがて静かに当時を振り返った。「あれは彼女と別れて2ヶ月後のことだった」ある激しい雨の日、突然、方妤(ファンユー)が訪ねてきた『妊娠した、あなたの子よ、堕ろせばもう妊娠できないって言われて…』『別れてからしばらく経ってる、おかしいだろう?』『あなたとしか寝ていないの!…ハオミン、心配しなくていいわ 子供ができたことを伝えたかっただけ、責任は求めないし、自分で育てる 話は終わりよ、安心して、ちゃんと考えてある もう寮には住めないし、パパにも隠さないと…だからマンチェスターの友達の家に行く その先は産んでから考える、じゃあね』「子供が産まれるまで彼女に付き添ったよ」しかし方妤は産後間もなくダイビング中に海流に巻き込まれ亡くなったという。沈皓明は妹の方蕾(ファンレイ)からDNA鑑定書を渡され、確かに自分の子だと知った。「ハオチェンを連れて帰国した、パパは世間体を案じて僕の弟弟だと公表したんだ」「その件があったからパパはあなたが心配なのね でもパパを愛しているなら信じて、あなたを思ってのことよ 心配はしても信用していないわけじゃない」許妍は沈金松(シェンジンソン)が厳しいのは世間から息子を守るためだと慰めた。(  ̄꒳ ̄)ハオミン、若気の至りだねえwスティーブは沈皓明夫婦が冷却期で離婚間近との情報を手に入れた。仲睦まじい様子は演技に違いない。スティーブは証拠をつかむため翌朝、庭の木に登って夫婦の客室を盗撮した。しかし業者が庭に薬剤を散布する日だと知らず、うっかり吸い込んで落下してしまう。足を負傷したスティーブ。今度は掃除の時間を狙って夫妻の部屋に潜入することにした。そこでスタッフが部屋を出た一瞬の隙を狙って車椅子で猛ダッシュ!しかしあと少しというところでドアが閉まって激突し、頭まで負傷してしまう。そんなこととはつゆ知らず、許妍と沈皓明は巴来金夫妻と一緒に″民族祭り″に出かけていた。妻を演じる許妍に胸をときめかせてしまう沈皓明。一方、許妍は巴来金夫人と交流を深めながら、しっかり自分の務めを果たしていた。「イェンイェン、あなたは色々と詳しいのね、お仕事は?」「以前はキャスターを、今は姐姐や朋友と民族衣装のアパレルを起業しました この服もそうなんです」許妍は妍衣坊(イエンイーファン)のチャンネルで試作品を紹介し、1着プレゼントしたいと申し出た。「あなたって美人な上に優しいのね、ご主人は果報者だわ、彼はどんな仕事を?」「不動産会社の副総裁です」「あら偶然ね、夫も不動産会社なの」許妍は夫と休暇中に仕事の話はしない約束だと釘を刺すことも忘れなかった。その頃、松葉杖を用意したスティーブは再度、夫婦の部屋へ侵入を試みた。スタッフがタオルを回収して部屋を出たところで咄嗟に松葉杖をドアに挟み込むことに成功、ついに潜入を果たす。しかし証拠をつかんで寝室を出ようとした時、夫婦が戻って来てしまう。許妍と沈皓明は巴来金夫人に贈る洋服を取りに一旦、部屋に戻った。「今頃、夫人が先生にあなたのことを話しているはずよ? 周到に準備したんだからタイミングを見極めてね、仕事の話は慎重に」「分かった、ありがとう」その時、寝室から物音がした。沈皓明は許妍に合図し、夫婦らしい会話をしながら寝室のクローゼットを開ける。「少し寒いから毛布を出しておこう」クローゼットに隠れていたスティーブは沈皓明にばれなかったことに安堵し、夫婦が部屋を出ると慌てて逃げ出した。沈皓明は道すがら許妍に侵入したのは恐らくライバル会社のスパイだと話した。「誰かは分からないが怪我をしていた」しかしせっかく計画が上手くいっているため、捕まえずに泳がせることにしたという。許妍と沈皓明は巴来金夫妻と合流、海辺の個室で午後のお茶を楽しんだ。すると突然、松葉杖をつきながら頭にガーゼを被ったスティーブがやって来る。許妍と沈皓明は一目見て自分たちの客室に潜入したのがスティーブだと分かった。スティーブは巴来金に沈皓明と一度だけ会ったことがあると話し、そもそも沈皓明は金達グループの御曹司で有名人だと教えた。巴来金も妻からちょうど同業者だと聞いたばかりだという。「でもご夫妻でお会いできるとは驚きました、確か離婚されるとか?」許妍は噂を信じないよう苦言を呈したが、スティーブは証拠を持っていた。スティーブは巴来金に2人の客室の画像を見せた。確かにリビングのソファーに布団と枕があり、洗面台や洋服も夫婦別々に分けてある。すると沈皓明は昨夜の以心伝心ゲームで息が合わなかったせいで喧嘩になったと言い訳した。「火のないところに煙は立ちません、だったら部屋を見せてください」しかし沈皓明はすでに手を打っていた。夫妻の部屋は新婚カップル仕様に変更されていた。焦ったスティーブは隠し撮りした夫婦喧嘩の映像を見せたが、細かい表情までは確認できない。すると許妍は朝のヨガ中のポーズだと訴え、沈皓明も部下への電話で叱っていただけだと嘘をついた。盗撮は犯罪だと追い詰められるスティーブ。咄嗟に鳥を撮っていたら偶然、撮れてしまったと言い訳し、お詫びに2組の夫婦を夕食に招待すると言った。スティーブは許妍が個室を出て化粧室に向かった機会を狙い接触を図った。「資金集めに奔走していると聞きました、お金のために円満な夫婦を演じているのでは? 元夫は最も憎らしい存在のはず、金が目的なら我が社が投資します ただしお願いが…嘘を暴露してください、なぜ憎い相手に協力するんです? 断っても結構、私の手で暴きますから、でもそうなれば沈皓明からも私からもお金が入らない あなたは何も得られませんよ?」個室に戻った許妍は沈皓明にそれとなく指輪をしていないことをアピールした。スティーブはそれが自分への合図だと思い、すかさず許妍が結婚指輪をしていないと指摘する。「大切な愛の証しを外していたら離婚を噂されるのも当然です」巴来金夫妻もさすがにおかしいと気づいた。すると沈皓明が実は今回の休暇は自分の償いの旅だと明かす。「夫婦仲に問題が生じました、僕が未熟なせいです、妍妍を悲しませてしまった 関係にヒビが入り、今の僕たちは冷戦状態にあります 僕はこの期間中に過去を思い出しました 僕が仕事で困った時は一緒に戦ってくれたね? 僕が襲われた時は何のためらいもなく身を挺し、代わりに怪我を… 仕事が多忙で全く暇がない時、両親や弟を献身的に世話してくれたね? 今になって気づいたんだ、僕がどれほど君を持っているかを… そして実感した、君がどれほど大切かを」すると沈皓明はひざまずいて結婚指輪を差し出した。「旅の間、この指輪をずっと持っていた、許してほしい、チャンスをくれないか?」スティーブは許妍がいよいよ真実を暴く時が来たと期待した。しかし許妍は左手を差し出し、指輪をはめてもらう。「次はないわ」巴来金は自分たちも喧嘩することがあると笑い、2人の関係の修復を願うと言った。諦めきれないスティーブは仲直りの印にキスを強要したが、許妍と沈皓明は臆することなく熱い抱擁を交わす。スティーブはもはや何も言えなくなった。するとお開きになったところで許妍と沈皓明につかまり、泥酔させられた挙句、ホテルから追い出されてしまう。( ๑≧ꇴ≦)やり過ぎって肩を叩くルースーw翌朝、許妍と沈皓明はロシアへ帰国する巴来金夫妻を見送った。巴来金は沈皓明の人柄を気に入り、金達を提携候補に考えると約束してくれる。こうして許妍の任務は終わった。沈皓明はまだ夫婦気分が抜けずに許妍の手を握ったが、許妍に注意されてしまう。「すまない、つい習慣で」「なら改めないとね」「送るよ」つづく( ๑≧ꇴ≦)Steveが面白過ぎw
2026.06.19
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第12話燕遅(エンチー)が秦莞(シンワン)の師兄のことなどすっかり忘れた頃、白楓(ハクフウ)が慌てて戻ってきた。「孫慕卿(ソンボケイ)が小医仙を捜していたのは本当でした! でも2時ではこの程度の情報しか得られなくて…もう少しお待ちを」「分かった、この件はもういい」( ゚Д゚)ハア?「それより忠勇(チュウユウ)侯府が来たぞ?」「もう来たんですか?!」白楓はまだ届いたばかりの文の情報を報告した。実は忠勇侯の娘が皇太子妃に内定し、世子に従妹3人を迎えに行かせたという。忠勇侯が三夫人と秦隸(シンレイ)を荊(ケイ)州に留め置いたまま娘だけを呼び寄せたのは縁談に利用するためだろう。その時、荊州知府・霍懐信(カクカイシン)が急ぎ報告にやって来た。燕遅は慶源典当行(ケイゲンテントウコウ)の番頭を釈放して泳がせていた。おかげで霍知府は番頭の隠し帳簿を発見、さらに2軒の店を見つけて1人残らず捕まえたという。秦莞と一緒に都へ行きたい燕遅は手続きを急がせ、その代わり霍知府の手柄にすると約束した。従姉たちと一緒に上京することになった秦莞は別れの挨拶のため安陽(アンヨウ)侯府を訪ねた。大長公主も忠勇侯の思惑に気づいて憤慨、縁談を強要されたら逆らえと助言する。その時、秦莞に淡い恋心を抱いていた岳清(ガクセイ)が急に声を上げた。「祖母、父親、母親、お話が…」しかし縁談を申し込むつもりだと気づいた燕遅が話を遮り、岳家にとって秦莞が家族同然なら養女に迎えてはどうかと進言する。「そうすれば勝手に縁談を決められなくなります」安陽侯・岳瓊(ガクケイ)はすでに燕遅から頼まれていたと明かし快諾、岳夫人も恩人を喜んで受け入れた。( ๑≧ꇴ≦)報われない次男坊よw大長公主は取り急ぎ霍知府を証人として秦莞を養女に迎える旨を身内だけに知らせた。秦琰(シンエン)は寝耳に水だったが、大長公主に逆らえるはずもない。そして翌日、秦莞は娘として義祖母と義父母に茶を献上し、安陽侯府という後ろ盾を得た。すると岳凝(ガクギョウ)が秦莞と一緒に入京したいと訴え、駄目なら嫁がないと言い出す。宮中の恐ろしさを知る岳夫人は反対したが、大長公主は確かに嫁いでしまえば自由が利かなくなると認めてやった。その夜、秦莞は大長公主がくれた土地権利書を大事そうにしまった。…秦家の者には絶対に漏らしてはだめよ?…すると突然、燕遅が窓から忍び込んできた。秦莞は燕遅の顔を見て顔がほころんだが、すでに寝支度をしていたので気まずくなってしまう。しかし燕遅が咄嗟に衣桁に掛けてあった外套を取って着せてくれた。( ̄▽ ̄;)いやダメだろーw実は荊州軍の副指揮使が慶源と通じていたことが判明。すでに白楓が追跡中だが、燕遅も駐屯地へ捕獲に行くことになったという。「すぐには都へ発てなくなった、君も私と一緒にあとから上京しては?」「秦家の娘として秦琰に同行します、噂になれば忠勇侯に迷惑がかかりますから」そこで燕遅は万が一のために睿(エイ)王府の令牌を渡した。「賊なら護衛でいいが、奸吏には令牌の方が効く 北は流民が多く、悪の片棒を担ぐ奴もいる、いざと言うときのお守りだ 裏切り者を捕まえたら君を追いかけるよ」「それならすぐ会えますね(テレ」「我(ウォ)…寝台を借りるぞ、夜が明けるまで少し眠らせてくれ」秦莞と離れがたい燕遅は半ば強引に寝台に横になって目を閉じてしまう。秦莞はどうしたら良いのか分からなかったが、手持ち無沙汰で薬材の調合を始めた。都へ出発の朝。秦隸は秦莞を呼び止め、なけなしの蓄えを差し出した。「君だけが孤立無縁だ、いざと言うときのために取っておけ」すると秦莞は兄の顔を立てるため、小さな銀子をひとつだけ受け取ることにする。「診察代としてこれだけ頂きます これからは二哥が秦三公よ、嫡子であろうとなかろうと二哥は私の兄だわ」「九妹…自慢の兄になるよ」岳凝も合流し、都へ向かった秦琰一行。しかしあと数日もすれば運河が凍って船が進めなくなるため、途中で水路をあきらめ陸路に変更した。秦琰は茶屋の店主から泊まれる場所を教えてもらったが、実はその村には妖怪が出るという噂があるという。一行は雪山を進み、三元(サンゲン)村にある長福(チョウフク)客桟に到着した。店主の話では半年前、裏山の茶園で立て続けに死人が出たという。若者が突然、行方不明になったかと思えば、五臓を全部、抜き取られていたとか。山に獣はおらず、官府が調べても何一つ手がかりがなかったことから、妖怪の仕業だと噂になっていた。しかしその時、外から孫の死を嘆き悲しむ声が聞こえてくる。「翠翠(スイスイ)!」秦莞たちが外へ様子を見に行くと、老婆が搬送される孫の遺体にしがみついて泣いていた。村人たちは再び死者が出たことに衝撃を受け、これもよそ者が来たせいだと秦琰一行に噛みついた。秦琰の護衛と一触即発になる村人たち。そこへ薬草取りから戻る途中だった神医が現れ、騒ぎを収めてくれた。秦莞は神医が村人たちに敬われていると分かったが、その時、神医と一緒にいるのが荊州で別れた師兄・孫慕卿(ソンボケイ)だと気づく。「師兄(シション)!」「小師妹(シャオシメイ)!」孫慕卿は神医が薬王谷の大師兄・孫皓月(ソンコウゲツ)だと紹介した。すると事情を聞いた孫皓月は秦琰一行を百草園に泊めてくれるという。百草園では董(トウ)家職が対応してくれた。実は孫皓月は妻が重病で自ら看病しているため、客人の相手ができないという。「広い屋敷ですので気兼ねなくお過ごしください」すると孫慕卿が沈莞を呼び止め、燕遅は一緒じゃないのかとからかった。「師兄!…で、いつからここに?」「実は荊州を離れたあと、雲霧山に神医がいると耳にした 訪ねてみるとなんと我が師兄だったとは!何年ぶりかの再会だった」その夜、秦莞は翠翠の遺体の腕が確かに妖怪に血を吸い取られたように白く痩せ細っていたことを思い出した。…人の仕業とすれば一体、どうやったのかしら?殿下は今、どこにいるの?殿下がいれば妖怪の正体を暴けるのに…その頃、燕遅と白楓は昼夜を分かたず馬を駆けていた。( ̄▽ ̄;)恋慕かと思いきや検視したいのかいw翌朝、秦莞は園内を独りで散策していた。すると回廊を歩いていた時、錠がかかった門の隙間から急に手が飛び出して来る。秦莞は恐る恐る部屋の中をのぞこうとしたが、その時、董家職が現れ、門を閉めた。実は主の患者で、発作が起こると暴れるため監禁されているという。「ここには立ち入りませんように」秦莞は孫慕卿と一緒に孫皓月の妻を見舞うことにした。大師兄はちょうど義弟・白非珏(ハクヒカク)と香を調合していたが、手を止めて寝所に案内してくれる。しかし寝所はどこか異様な雰囲気だった。室内は薄暗く、大師兄が調合した雲夢香(ウンムコウ)の香が充満し、確かに兄嫁は寝台で横になっていたが近寄ることは許されず、帷越しのため表情まではよく見えなかった。(  ̄꒳ ̄)大師兄が怪し過ぎるwつづく都コネェェェェェェェェ! ⊂⌒~⊃。Д。)⊃
2026.06.18
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第11話愛する采荷(サイカ)をかばい、ついに秦莞(シンワン)にまで手をかけた秦琛(シンシン)。しかし疾風の如く何者かが駆けつけ、秦琛を蹴り飛ばしてあっという間に拘束した。( ゚д゚)<晩杏(バンキョウ)?>Σ(°∀°ノ)ノ@視聴者九死に一生を得た秦莞は恩人の正体を知って目を丸くした。「私は少帥の暗衛・影七(エイシチ)です、遅れました」その時、家廟の火事を知らせる叫び声が聞こえた。秦琛は祖母と采荷が心配で激しく取り乱し、仕方なく秦莞は晩杏に秦琛を解放するよう指示する。すると秦琛は一目散に駆けて行った。家廟の前ではすでに役人たちも加わって消火活動が始まっていた。しかし激しい火の勢いを前に誰も助けに向かうことができない。その時、燃え盛る殿内から秦家を糾弾する采荷の声が聞こえてきた。「私、楊采荷は入府して5年、この復讐の日を待ちわびてきた 秦安(シンアン)に秦家の末路を見せてやる!三房は根絶やしよ!」家廟の中には道連れになった秦老夫人と産気づいた姚心蘭(ヨウシンラン)がいた。秦琛は矢も盾もたまらず、濡れた布切れをまとって家廟に飛び込んだ。そこへ衙門から燕遅(エンチー)が駆けつけ、秦莞の無事を確認して安堵する。すると騒ぎを聞いた永寧(エイネイ)郡主・岳凝(ガクギョウ)も秦莞を心配して駆けつけた。秦琛は柱に縛り付けられている祖母と妻を解放した。しかし采荷は呆然と立ちすくんだまま、秦琛と目を合わせようともしない。秦琛はひとまず身重の妻を抱き上げて外へ出たが、すでに回廊にも火が回っていた。そこで燕遅が軽功で火を飛び越えて助けに向かう。すると秦琛は姚心蘭を燕遅に託し、祖母を救うため燃え盛る家廟に戻った。祖母はすでに息絶えていた。秦琛は愛する采荷の裏切りに呆然、しかし采荷は初めから自分にとって秦琛は仇敵の息子でしかなかったという。「腐り果ててゆく父親を看取ったら私と一緒に地獄へ落ちて!」「私を愛していると言っただろ?君は私を愛してる…そう言ってくれ!」激情に駆られた秦琛は采荷の首をつかんで指に力を込めた。しかし采荷は抵抗せず、静かに目を閉じる。その時、頭上にあった大きな扁額が落下した。秦琛は身を挺して采荷をかばい、全身を強打して倒れてしまう。「…逃げろ、早く逃げるんだ」秦琛は最期まで采荷を気遣いながら絶命した。すると采荷も秦琛の隣に横たわり、そのまま静かに目を閉じる。3人も手にかけながら、最後は妻子を救った秦琛。被害者だったはずの采荷は残酷な復讐の鬼と化したが、愛憎を抱えたまま秦琛と共に火の海へと沈んだ。…私のために嘆かないで、思い出はまるであなたに捧げた歌のようあなたを愛したから私は報われた…( ߹꒳ ߹ )意外にも素敵な歌で涙w翌朝、姚心蘭は無事に出産した。門の前で孫の誕生を心待ちにしていた林(リン)夫人だったが、女児だと聞くや孫の顔も見ずに帰ってしまう。姚心蘭は秦家の仕打ちに憤り、離縁して子供と一緒に実家へ帰ると決めた。「こんな汚れた家とは縁を切るわ」秦府の一連の事件は主犯と協力者が共に死亡して決着した。燕遅は改めて都で刑部に入ったら力を貸して欲しいと頼み、秦莞は快諾する。しかし茯苓(フーリン)は嫁入り前の娘があっさり入京を承諾しては睿(エイ)王世子に怪しまれやしないか心配した。沈莞(シンワン)は燕遅が何かと父の典籍を引用することを訝しみ、確かに気づかれたかもしれないという。「殿下の背中の大きな刀傷は朔西(サクセイ)を離れてからできた傷よ 大周でも殿下の命を狙う者は多いはず 少帥の地位を捨ててまで刑部入りを選び、私にも好意を示す、何か企みがあるのね 構わないわ、私に得があるなら利用されていい 証拠を突きつけられぬ以上、隠し通すわ」秦家は没落、使用人たちが我れ先に逃げ出そうとする中、役人たちが秦家の家財の没収にやって来た。林夫人は嫁ぎ先も決まっていない秦湘(シンショウ)と秦霜(シンソウ)を抱え、途方に暮れる。頼みの綱は秦莞だけだったが、秦莞が燕遅に頼んだのは三房への情けではなく、産後で体が弱っている兄嫁への配慮だけだった。秦莞は岳凝と一緒に姚心蘭を送り出し、これでひと段落した。「祖母が恋しがってるの、安陽(アンヨウ)侯府へ引っ越さない?」「私は三房を頼った身、自分だけ移れば恩知らずになるわ 安心して、事が落着したら必ず訪ねる」その頃、安陽侯府では睿王からの知らせで燕遅が刺客に狙われている事実が安陽侯・岳瓊(ガクケイ)の知るところとなった。「なぜ黙っていた?!」「我ら父子に関われば巻き込んでしまいます 表叔と父王は命を託し合う仲、小物を恐れないと知っていますが、姑祖母は? 私が入京して決着をつける時、助けが必要なら頼ります」実は数ヶ月前、都に潜入して晋王事件を調査した帰途、燕遅は荊(ケイ)州で朔西の睿王と同時に襲われていた。恐らく黒幕は宮中の者で晋王事件と関わりがあるという。「だが刑獄に疎いお前が警部に入って何が出来る?」「兵法いわく″敵を知らず己を知れば1勝1敗″、今は助っ人を得て勝算は5割です」その時、任務を終えて戻った暗衛・影七の笛が聞こえた。(ˇ⊖ˇ)<ホッホ~燕遅は秦莞を訪ねた。実は晩杏は情報収集と護衛専門の鳩組の暗衛だという。「君の護衛を任せただけで監視の目的はなかった」「分かっています、晩杏は常に私の指示に従っていました、殿下が命じたからですね」すると燕遅が急に父の話題に触れ、沈莞は追及を恐れて警戒した。しかし思いがけず燕遅は自分の計画を明かして協力を求める。「晋王は陛下の長子、心清らかな方で生母の位が低くても陛下に愛された 噂によると晋王は宮宴で酒に酔って後宮に乱入 陛下の寵愛する瑾(キン)妃を襲い、口封じに殺した 沈毅(シンキ)大人が無実を訴えたが共犯とみなされ、厳罰に処されたのだ その後、晋王は天牢で自害を…」沈莞は父が巻き込まれた事件の詳細を知って驚いた。…まさか父親は晋王事件の結末を察して私を逃したの?…燕遅は清官な沈毅が何の理由もなく晋王をかばうはずないと断言した。堅実な晋王が乱暴を働くことも、罰を恐れて自害することもあり得ないという。「私は晋王を兄と慕い、九娘子は沈毅大人を敬っている 入京後、力を貸して欲しい、晋王の汚名をすすぎ、沈毅大人の名誉回復を… 我らが力を合わせれば、どんな困難も乗り越えられる」「はお!」燕遅は薬材が足りないという秦莞のため宝芝薬舗に案内した。しかし秦家の名を出せば拒まれると案じ、白楓(ハクフウ)に薬材を届けさせることにする。その時、溺れた子供を抱えた父親が助けを求めて薬舗に駆け込んだ。子供を診た大夫は手遅れだと宣告した。しかし秦莞は胸がまだ温かいことから、一か八か水を吐かせてみることにする。長椅子に子供を乗せて揺らしながら背中を叩き続ける秦莞。すると子供が水を吐き出し、意識が回復した。秦莞の医術を感心しながら見ていた遊歴中の大夫がいた。「まさに奇才だ、そなた名前は…て、小師妹?!」「師兄!」しかし師兄がうっかり″沈″と呼んでしまい、秦莞は慌てて師兄を横道へ引っ張り込んでしまう。燕遅は突然のことに戸惑い、茯苓に一体、誰なのか聞いた。「娘子の師兄です」「師兄?」燕遅は秦莞と師兄がやけに親密そうなことに嫉妬、白楓にすぐ素性を調べるよう命じた。( ๑≧ꇴ≦)るいぽん!孫慕卿(ソンボケイ)は沈莞が秦莞として検視人になった事情を聞いた。すると燕遅がやって来る。「そなたが小師妹を検視人に?」孫慕卿はまるで燕遅を品定めするように見回し、顔立ちも表情も悪くないので手助けしてもいいという。「ところで荊州で有名な小医仙を知っているか?」実は秦莞こそ、その有名な小医仙だった。孫慕卿は失笑し、再び名医を訪ねる旅に戻ってしまう。「嬉しそうだな?…好きなのか?」「もちろん!」「ならなぜ引き止めない?」「引き止める?なぜです?…はっ!慕情ではありません! 薬王谷では師兄だけが女子の私を受け入れ、素質を認めてくれた 大切な友なのに…あなたって人は…」秦莞は憤慨したが、誤解だと知った燕遅は喜んだ。「自然体で付き合える関係がうらやましかったんだ、いつか私にもそうなって欲しい」燕遅は秦莞を屋敷まで送ることにした。しかし屋敷の前に忠勇(チュウユウ)侯府の馬車が止まっていたため、秦莞に断って手前で引き上げて行く。実は忠勇侯大公子・秦琰(シンエン)は援助を届けがてら妹を迎えに来ていた。( ̄▽ ̄;)善人には見えないw林夫人は秦琰が嫡子の秦湘だけでなく庶子の秦霜まで都へ連れて行くと知り、いささか困惑した。そこへ秦莞が帰って来る。沈莞は秦琰が誰か分からなかったが、秦湘が三兄に挨拶しろと急かしてくれたおかげで助かった。「ご挨拶を、三哥」すると秦琰は秦莞にだけ玉牌を贈り、従妹たちを都へ連れて行くと言った。つづく(੭*ˊ꒳ˋ)੭<都クルゥゥゥゥゥゥゥ〜?
2026.06.17
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第10話燕遅(エンチー)は秦安(シンアン)を捕えるよう命じたが、すでに秦安は意識がなく重篤だった。しかし梅毒による症状ではなく、紫に変色した爪や頭髪の脱落から秦莞(シンワン)は中毒症状と診断する。燕遅は口封じだと気づき、秦安を世話していた従者と銭(セン)府医を尋問することにした。従者は銭府医から届いた薬材を煎じているだけだと訴えた。銭府医も薬材は届ける前に秦老夫人が確認しているため、毒を仕込むことなどできないという。燕遅はひとまず2人を投獄、秦安に法の裁きを受けさせるため、秦莞に解毒して欲しいと頼んだ。三房を出た秦莞と燕遅。燕遅は老夫人が三房を守るために秦安を切り捨てるつもりだと考えた。しかし秦莞はなぜ毒を与えて生き地獄を味わせる必要があるのか分からないという。その時、燕遅は秦安に苦しみを与えるのが目的なら、復讐だと気づいた。秦莞は当初、蓮葉(レンヨウ)の死が始まりだと考えたが、確かに一連の事件の因果を逆に考えると少女事件が全ての始まりだと分かる。「被害者の遺族の捜そう、秦府の事件は遺族による復讐やも」井戸から掘り出された遺骸の復元が終り、犠牲となった少女は13人に及んだ。燕遅と荊(ケイ)州知府・霍懐信(カクカイシン)の立ち合いのもと、多指の痕跡がある手骨を探す秦莞と徐河(ジョカ)。すると秦莞がついに楊(ヨウ)氏の娘の遺骨を見つけた。「これで楊姨娘のもとに娘を帰してあげられる」楊氏の身元を捜査した結果、楊氏の失踪後に屋敷は火事になり、夫は焼死していた。実は楊氏には娘が2人、6本指の娘は妹だと分かる。姉は母親似で美しく働き者で、火事の時には留守で命拾いしていた。焼け跡で悲しむ娘の姿を見た者がいたが、今は行方知れずだという。秦府で殺されたのが楊氏を虐げた者たちだったことを思えば、長女による復讐の可能性は高い。10年も探し続けた母と妹が死んだと知り、秦府に潜入して復讐の機会をうかがっていたのだ。ただし非力な女子1人で大柄な劉春を殺せるはずがなく、秦府に協力者がいるのだろう。秦莞は秦隸(シンレイ)から秦安がよく楊氏の姿絵を描いていたと聞いたことを思い出した。「姿絵があれば楊姨娘に似た娘を探すのに役立つわ」燕遅は霍知府に秦安の書斎で姿絵を探すよう命じ、秦安を尋問することにした。秦莞の鍼でようやく目を覚ました秦安、実は毒を盛られていたと知って取り乱してしまう。すると秦莞は秦安の指先に鍼を突き刺して激痛を与えた。「あなたが少女たちを殺したの?」「ギャアァァァァ!違う!動けなくなった者を処分させただけだ! はっ!劉春だ!劉春が眠り薬を飲ませて井戸に放り込んだ!」秦安が少女を買ったのは大周中に店を構えるあの慶源典当行(ケイゲンテントウコウ)だった。実は秦安が欲しかったのは楊氏ではなく娘だったという。しかし娘を捜して楊氏が秦府まで押しかけてきた。店側は口封じに楊氏を殺そうとしたが、楊氏は娘と一緒にいたいと秦安に泣きついたという。楊氏が美しいこともあり、秦安は結局、母娘を買い取ることにした。「バカな女だった!娘を使って脅しさえすれば何でもいうことを聞いたよ!」秦安の暴言を聞いた秦莞は激怒、その時、なだめようとした燕遅の腕に過って鍼が刺さってしまう。秦莞が秦安の爪に刺した鍼が燕遅の腕に刺さった。梅毒の感染を恐れた秦莞は慌てて燕遅を中庭へ連れ出し、応急処置をする。「…とんだ失態を」「君も人間だ、自分を追い込むな」その時、采荷(サイカ)がやって来た。秦莞の傘に穴があいていたため、新しい傘を届けにきたという。采荷は傘を渡してすぐ帰ったが、秦莞は困惑した。「気に入らないのか?」「いえ、ただ喪明けの身には少し派手すぎるかと」秦莞は何事にも周到な采荷がうっかりするとは思えず、秦家への自分の所業に怒っているのだと勘繰った。しかし采荷のおかげで井戸が再び封じられたと早めに知ることができたという。「井戸を封じた?…そうか!」燕遅は下手人が鎮妖(チンヨウ)石を移動させたことが復讐の始まりだったと気づいた。下手人は長い時間をかけて準備し、辛抱強く復讐の機会を待っていたのだろう。そして復讐計画を進めるためには秦莞と燕遅が不可欠だったのだ。「確かに蓮葉は楊氏と何も関係ない、殺害は計画外だったのね 蓮葉が殺された夜、劉春は死体を見て意外そうだった、死者を知らなかったのよ」すると霍知府がやって来た。秦安の書斎には楊氏の絵姿はおろか女子の絵すらないという。燕遅は書斎にからくりがあると踏んで調べさせた。案の定、置物の仕掛けを動かすと棚が開いて密室へ続く道が現れる。結局、密室にも楊氏の絵姿はなかったが、棚から1幅の絵が見つかった。しかし赤い衣をまとった女子は後ろ姿のため誰なのか分からない。「落款がある…瑜珉(ユミン)?」「″真贋定め難き美玉″(瑜は美玉、珉は玉に似た石、真偽や優劣を比喩として表す)」「三房で″玉″にちなむ名を持つのは秦琛(シンシン)だけだ」※琛=美しい玉秦莞は呆然となった。「嫂嫂の話は本当だったのね、大哥には他に想い人がいると言っていた」ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ燕遅と秦莞は下手人がどうやって鎮妖石を動かしたのか調べることにした。石を調べた秦莞は溝にたまった縄の繊維を発見、竹のしなりを利用して鎮妖石を移動させたと気づく。そこで実際に鎮妖石に縄を何重にも巻きつけ、その両端を竹の枝に結んだ。「殿下、3つ数えたら一緒に押してください…いーあーさん!」すると竹の強い反動力を利用し、2人でも石を動かすことに成功した。燕遅は霍知府に20代半ばで親族との往来のない侍女の取り調べを任せた。連行される侍女を眺めながら、密かに涙を流す采荷。さらに燕遅は黒甲衛を慶源に向かわせ、全員連行して投獄してしまう。その夜、秦莞は密かに秦隸を呼び出した。秦隸は病を治してくれた九妹のためなら喜んで協力すると言ったが、黒竹林の話だと知るや途端に押し黙ってしまう。「二哥、蓮葉は黒竹林で殺されたの…今、止めなければ更に死人が出る」すると秦隸が重い口を開いた。実はあの夜、黒竹林から出てくる秦琛を見たという。しかし見かけただけで下手人とは限らない。そこで秦莞は秦隸にあの姿絵を見せた。「母屋の侍女たちが証言した 蓮葉は後から入った采荷の登用を不満に思い、彼女の弱みを探していたと あの夜、蓮葉は采荷が裁縫房へ行くと行って後をついていった でも裁縫房は2人とも来なかったと言ったわ、二哥、この女子は誰?!」「…采荷だ」楊氏の姿絵を持っていたのは采荷だった。采荷は黒竹林で秦琛と密会する時、必ず亡き母と同じ赤い衣装をまとっている。あの夜、采荷をつけた蓮葉は運悪く2人の密会を目撃、秦琛に殺されていた。その頃、慶源典当行を連行した燕遅はちょうど供述書を取り終えたところだった。すると白楓が駆けつけ、届いたばかりの楊氏の家譜を届ける。早速、確認した燕遅は驚いた。楊氏の夫には色覚異常があり、この目の病は子に遺伝する。「はっ!采荷か」燕遅は秦莞の傘の話を思い出し、慌てて席を立った。その夜、秦莞は回廊で聞き耳を立てる人影に気づいた。「晩杏(バンキョウ)、殿下に采荷の名を伝えてきて それから私が霍知府を呼びに行ったとも…」するとすぐに出かけた晩杏は物陰に隠れ、照明弾をあげた。秦莞が門へ向かっているとやはり秦琛が現れた。晩棠(バントウ)から霍知府を呼びに行くと聞いたのだろう。秦琛はすでに秦莞が真相を突き止めたと気づいていた。「今夜、采荷と逃げる、1日だけ猶予が欲しい」「嫂嫂とお腹の子はどうするの? まさか采荷のためなら妻と母を捨て、父親殺しも厭わないと?!」「秦安の正体を知り、殺してやりたいと思った、父親どころか人間失格だ!」一方、采荷は姚心蘭を母屋へ案内していた。しかし途中で姚心蘭が腹痛を覚え、墨書(ボクショ)は采荷に主を頼んで薬を取りに戻ってしまう。秦莞は情愛に溺れて冷静さを失った秦琛を説得した。「逃げる算段をしているのは大哥だけよ?采荷は違う、彼女が復讐をあきらめると?」「復讐しているのは私だ!」采荷に籠絡された秦琛は聞く耳をもたなかった。「采荷は私のために復讐をやめた 心蘭を娶るよう勧め、私の外聞を考えて側室になることさえ諦めたんだ 心から尽くしてくれた采荷に報いねばならぬ!」「ならなぜ秦安の罪が明らかになった後も毒を仕込んだの? その上、嫂嫂の薬に麝香を混ぜたわ! 采荷の望みは楊氏の敵討ちと三房を根絶やしにすること!」「黙れ!采荷を悪く言う者は許さん!」その時、秦琛が隠し持っていた縄を取り出し、秦莞の首を絞めた。つづく(  ̄꒳ ̄)何だかとりとめのない会話が続く…そしてまだ解決しないとか…
2026.06.16
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第9話秦莞(シンワン)の検視の結果、楊(ヨウ)氏に出産経験があることが判明。早速、燕遅(エンチー)は三夫人林(リン)氏を追求したが、楊氏は夫が準備した離れに住んで正妻への挨拶もなく、林氏は美人という噂以外、何も知らないという。「ならば秦三公本人に聞くしかないな」一方、義荘で骨を復元していた秦莞(シンワン)は、楊氏の骨ではない小さな掌骨を見つけた。そこで急いで秦府に戻ったが、ちょうど衙門へ出かけた燕遅とすれ違いになってしまう。「まずいわ、晩杏(バンキョウ)、殿下に黒竹林へ来て欲しいと伝えて」秦莞は黒竹林へ急いだが一足遅かった。花棚の前で采荷(サイカ)たちと出くわし、捜査が終わったと知った老夫人から命じられ、井戸を封じたところだという。秦莞は井戸の前で呆然、すると晩杏が燕遅を連れて来た。「祖母が井戸を封じたわ」「実は秦安が自供した」秦安は人妻で子もいた楊氏をさらって離れに監禁していた。燕遅たちは行方不明者の名簿から楊氏の身元を特定しようと衙門へ出かけていたという。秦莞は嫌な予感がして燕遅に例の掌骨を見せた。「骨格から見て10代前半の女子かと…」秦老夫人は上手く事件を処理したと思っていたが、林氏と秦琛(シンシン)が慌ててやって来た。燕遅が井戸を掘り返し、秦家は外出禁止になったという。老夫人は卒倒しそうになったが、三房を守るため秦安を逃そうと考えた。「当時、息子はなぜあんなことを…」井戸から次々と小さな遺骸が見つかった。凄惨な現場の中、取り憑かれたように黙々と骨の泥を洗い流す秦莞。燕遅は秦莞の手から血が流れていることに気づき、腕をつかんで止めた。「休憩しろ、私が代わる…自分を追い込むな!」すると秦莞はこらえ切れなくなり、感情を爆発させてしまう。「なぜなの?!どうして人はここまで残酷になれるの?!どうして!」その場にいた誰もが秦莞の悲痛な叫びに涙した。燕遅は思わず秦莞を強く抱きしめ、下手人を必ず捕まえると約束する。一方、秦安は老夫人の手筈で裏門から逃げ出そうとしていた。老夫人は時間稼ぎのため自害すると大騒ぎした。その隙に秦琛が門番にこっそり金をつかませ、父の輿を見逃してもらう。しかしそんな老婦人の浅知恵など燕遅はお見通しだった。門衛が門を開けると、待ち構えていた斉(サイ)捕吏が現れる。輿から落下した秦三公は必死に息子に助けを求めたが、秦琛は思わず後退りした。秦莞の初検で遺骸はどれも12~16歳の少女だと分かった。亡くなったのは7年前以上、致命的な外傷はなく骨も健康だが、四肢・肋骨・指の骨に骨折の治癒痕があるという。すると燕遅が戦では捕虜に拷問を科すことがあるが、中にはそれを楽しむ者がいると教えた。拷問を終えたら薬で治療し、また痛めつけるという。「少女たちは繰り返し虐待されていたと?」秦莞は世の悪を見尽くしたつもりでいたが、人の悪意に際限がないことを知り愕然となった。しかし燕遅は人には善意もあると訴え、悪を裁くために検視の道を選んだことを秦莞に思い出せる。「世を乱す悪党どもはこの私が許さない」燕遅は世も更けたことから秦莞を休ませることにした。しかし徐河(ジョカ)が駆けつけ、骨格図の骨の形と異なる小骨を持って来る。指の骨なのは確かだが、どの遺骸とも一致しなかった。「骨片が全て揃ったら照合しましょう、明日は死因を特定するから早く休んで」翌朝、秦莞が小骨と手の骨格図を見比べていると、秦三公庶子・秦隷(シンレイ)が訪ねてきた。秦莞の薬のおかげで病が快方に向かっている秦隸。実は三房存続の危機を知り、告発を条件に三房に活路を残して欲しいと頼んだ。「冷遇されたのに恨みはないの?」「自由に育っただけ他の庶子より幸運だ、それに大哥は優しくしてくれた」秦老夫人は忠勇侯が助けてくれると期待していたが、秦隸は本当に親しければとうに助けているはずだと諦めた。秦安はかつて所有していた別院に買ってきた少女を住まわせ、芸を仕込んでいた。しかしある日、老婦人が突如、別院を封じ、少女たちも行方知れずになったという。「ある夜、食べ物を盗みに黒竹林を通った時、見てしまったんだ」その時、劉春が死体を包んだ骸を井戸に投げ込んでいた。別院の封鎖後、秦安があまり帰宅しなくなり、老夫人がやむなく側室を認めた。秦安は美しい楊氏を厚遇したが、楊氏はいつも憂鬱そうで全く媚びる様子がなかったという。思い通りにならない秦安は激怒して楊氏を監禁、暴力で支配していた。しかし柳氏が側室に迎えられると、楊氏は冷遇されるも自由を得たという。楊氏はなぜか別院の前で長いこと立っていることがあった。しかし封鎖された別院に出入りできたのは劉春だけだったという。「私も別院を探ってみたが何も分からなかった」そんなある日、楊氏がこっそり別院の中をのぞいていると、中から劉春と柳氏が出てきた。楊氏は劉春にすがって何か訴えていたが、柳氏が楊氏の耳元で何か囁くと、楊氏はあきらめたようにしゃがみ込んでしまったという。「私は楊姨娘を尾行した、でも黒竹林に入ったきり戻らなかったよ 楊姨娘の死が府中に知れ渡ると老夫人は鎮妖石で井戸を封じ、別院も解体した」「二哥は楊姨娘を止めなかったの?」「あのむしろを思い出すと体が震えて…中まで追えなかったんだ」秦隸は知っていることを全て話し終え、帰ることにした。「二哥?なぜ楊姨娘をそんなに気にかけていたの?」「笑顔が素敵だったからかな? もし生きていたら母親もあんな風に笑うんだろうなって…」「そうなのね、ありがとう」秦安は病が悪化、倒れた。死地に陥った老夫人は何としてでも秦琛を助けなければならないと泣き崩れる。一方、白楓は沈毅(シンキ)の続報を報告した。沈毅夫妻が襲われた夜に運河下流で船の事故があり、翌日にある女子が父が溺死したと訴え、近所の助けで後事を済ませて遺骨を持って消えたという。「やはりそうか(ボソッ」「もし現場が薬王谷から近ければ九娘子を疑いました、捜索を続けますか?」「必要ない、今は父王の巡回経路を漏らした奴を追え、全ては入京後だ」捜索の結果、楊県の記録と隣人の証言から楊氏は10年前に失踪した楊家の主母と判明した。燕遅の話では楊氏の娘は当時12歳で6本指だったという。「でも遺骸の中に多指の痕跡はないわ」その時、秦莞は六姉が井戸に落ちた時の騒ぎを思い出した。「花棚の井戸と黒竹林の井戸は水路で通じている…掘り起こさなくては!」すると掻き出した泥の中から頭蓋骨が見つかった。「白楓、秦安を捕えろ!」つづく( ̄▽ ̄;)オイオイオイオイオイオイオイオイ…まだ終わらない、しかも胸糞展開
2026.06.15
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第8話茯苓(フーリン)は秦琛(シンシン)の侍女が薬房で麝香を処方してもらったことを突き止めた。主がよく昏倒するため気つけ薬が必要だと説明していたという。「昏倒?大哥は健康よ?病でないことくらい銭(セン)府医も分かるだろうに…」秦莞(シンワン)は侍女の目的が分からなかったが、茯苓は済んだ話だと言った。夜通し劉春(リュウシュン)を捜索していた燕遅(エンチー)は中庭に秦莞を呼んだ。劉春はまだ見つからなかったが、秦三公・秦安(シンアン)も梅毒だと分かったという。恐らく柳氏が移したのだろう。「あともう1人」「秦隸(シンレイ)ね、でも彼は無関係よ、私の患者なの」柳氏の情人は劉春の可能性が高くなった。しかし私通の発覚を恐れて柳氏を殺害したのなら遺体を放置して、証拠となる手巾まで残すはずがない。その時、秦莞と燕遅は誰かが劉春に濡れ衣を着せて殺すつもりではないかと気づいた。燕遅は城内の捜索を命じ、衙門で報告を待った。荊(ケイ)州知府・霍懐信(カクカイシン)は城外まで手を伸ばしたが、夜になっても劉春は見つからない。その時、白楓(ハクフウ)が駆けつけた。「秦府で幽霊が出ました!」夜警が黒竹林の近くで鬼火を目撃、秦府は騒ぎになっていた。燕遅たちは秦府へ戻り、秦莞と合流した。鬼火の捜索を口実に黒竹林へ入った秦莞は林の奥にある井戸を発見、しかしなぜか蓋が外れている。秦琛の話では幼い頃に弟と一緒に井戸へ落ちたことがあり、事故を恐れた祖母が鎮妖(チンヨウ)石で蓋をしていた。井戸の近くに落ちていたのは食べかけの焼餅(シャオビン)、地面には争った形跡がある。燕遅は念のため白楓に井戸へ降りるよう指示した。すると白楓が死人がいると報告する。霍知府は徐河(ジョカ)が間に合わないため秦莞に初検を頼めるか確認したが、燕遅が警告した。「よく考えろ、秦家に検視の件を隠せなくなる」「私の力を示す時かと、黒竹林の封鎖をお願いします」その時、遺体が引き上げられた。( ゚Д゚)゚Д゚)<劉春!>Σ(°∀° ノ)ノ@視聴者黒竹林で秦莞の検視が始まり、燕遅が記録係を引き受けた。劉春も柳氏同様、背後から首を絞められたことによる窒息死、袖口から柳氏の手巾が出てくる。頸部と唇部に食べかす、絞殺時に焼餅を食べていたことが分かった。全身には梅毒の腫瘤が広がっており、病がかなり進行していたとみえる。「既知の患者の中で最も症状が重いわ…すでに全身は硬直、死亡から少なくとも7時経過」これで柳氏の情人は劉春だと断定、2人の下手人も同一人物と推定された。秦莞は初検で死因が確定したため、解剖は行わないと告げた。下手人は手巾を入手できるほど近い人物で、恐らく劉春にここで身を隠させ、食糧を届けるふりをして背後から絞め殺したと考えられる。気になるのは下手人が明らかに意図的に痕跡を残していることだった。「劉春はまるで我々をここへ誘い込む餌のようだ…この井戸に何か秘密が?」そこで燕遅は白楓に井戸を掘るよう命じた。すると白楓は3尺ほど掘ったところで頭蓋骨を発見し戻ってくる。秦莞が遺骸を調べている間、こっそり白楓へ手巾を差し出す茯苓。しかし白楓は手巾で顔を拭かず、嬉しそうに懐にしまった。秦老夫人は燕遅たちが禁地へ入ったと知り慌てて駆けつけた。しかし一足遅く、井戸から頭蓋骨が見つかったと知る。「こうなった以上、隠し立ては致しません」実は8年前、秦三公が新たに柳氏を側室に迎えた時、ちょうど二姨娘楊(ヨウ)氏が流産を苦にして井戸へ身投げしていた。法師に相談したところ、秦府の安寧を保つため鎮妖石で井戸の凶魄を抑えるよう助言され、それ以来、黒竹林を禁地にしたという。「忠勇(チュウユウ)侯に類が及ぶことを恐れ、秦府だけの秘密にしていました」燕遅は秦府で事件が続くことを訝しみ、楊氏の件も一緒に捜査すると決めた。そこで秦莞は蓮葉(レンヨウ)の死も通報してはどうかと勧める。しかし老夫人は蓮葉の両親が死んでもなお辱められるのを望まず、通報せずに埋葬してしまったと説明した。斉(サイ)捕頭が黒竹林で用途不明の縄を見つけた。現場へ向かった秦莞は縄からぶら下がっている竹の枝を確認、鬼火の正体に気づく。竹の枝には白燐を塗った紐が巻き付けられていた。鬼火とは朽ちゆく死体から発生した燐が宙を漂い、自然発火した緑色の光のことだ。誰かが薬舗で燐を買って燃やして鬼火に見立て、縄を引っ張って枝をゆすったのだろう。すすり泣く女子の声を加えれば幽霊そのものだ。思えば幽霊騒ぎから黒竹林の捜索が始まり劉春の遺体を発見、そこから楊氏の骨が見つかった。燕遅はやはり偶然ではなく必然だと確信する。すると秦莞はそもそもの始まりが蓮葉の死だと気づいた。三夫人林(リン)氏は帰ってきた秦老夫人から燕遅が井戸を掘らせると聞いて動揺した。しかし老夫人は楊氏の遺骸を全て掘り出せば、その下を掘ることはないという。林氏は老夫人の不用意な発言に取り乱し、思わず声を荒らげた。「母親っ!」「何よ?大声を出して、主母のくせに落ち着きがないわね」秦琛はなぜ母が慌てたのか分からなかったが、祖母はすでに都の忠勇侯に知らせを送ったと安心させた。燕遅が一連の事件を結びつけたのには理由があった。まだ18歳だった頃、西戎(セイジュウ)が民を殺してわざと痕跡を残したことがあったという。追跡隊長だった燕遅は惨殺された民を見て逆上、罠と気づかず後追いした結果、逃げ場のない谷に追い込まれ、襲撃されてしまう。部下たちは隊長を逃すため犠牲となり、結局、助かったのは燕遅と白楓だけだった。「私は愚かだった…」「若き英雄が一時の勝敗で自分を責めないで」秦莞の言葉は燕遅の慰めとなった。「君はこの事件に関わらない方がいい、君を巻き込みたくない」燕遅は秦府の醜聞が暴かれ、秦莞が当時の自分が父に責められたように家族に責められることを恐れた。しかし秦莞は笑顔を見せた。「もし窮地に陥ったら助けを求めます、あなたが私を救ってください」すると燕遅は思わず秦莞の手を握った。「いいとも」「必ずですよ?」寝所に引きこもっていた秦安は秦琛から楊氏の件が知られたと聞いて動揺した。秦琛は祖母が手を打ったと安心させたが、その哀れな姿を見て父親ながら白い目で見てしまう。一方、秦莞は遺骨の検視のため骨格図を書いていた。翌日の検視。秦莞は骨格図を掲げ、井戸から見つかった遺骨の骨格を正確に復元するため、図のように並べると説明した。早速、徐河と一緒に骨を並べ始めた秦莞、一方、燕遅も検視記録に図を書き留めておく。すると秦莞は楊氏が流産ではなく出産経験があると気づいた。秦府には当時の楊氏を知る使用人が残っていなかった。誰に尋問しても老夫人の説明と似たり寄ったりだったという。燕遅は秦莞の助言に従い、御し難い老夫人ではなく三夫人から話を聞くことにした。一方、検視を続けていた秦莞は余分な骨があることに気づき、困惑していた。つづく( ๑≧ꇴ≦)なんだかキュンとしないw
2026.06.15
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第7話秦莞(シンワン)という有能な助っ人を得て、刑部へ入ると決めた燕遅(エンチ)。すると安陽(アンヨウ)侯府に皇帝の聖旨が届いた。安陽侯・岳瓊(ガクケイ)は七郎が晋(シン)王事件を調べるため異動したと気づき、いずれ皇帝の逆鱗に触れるのではないかと心配する。しかし燕遅の決意は固かった。「表叔、私は皇祖母に育てられ晋王は兄も同然、晋王の敵を討ち、汚名をすすぎます それでお願いがあります」燕遅は一緒に入京する秦莞が忠勇(チュウユウ)侯府に縛られないよう、身分を与えて後ろ盾になって欲しいと頼んだ。燕遅が秦莞に朗報を届けた。「私は刑部提刑按察使(テイケイアンサツシ)に任命された、正式に君に捜査協力を依頼したい 私がいればどこであろうと検視できる」ついに検視人として都へ行ける道が開けた沈莞(シンワン)。すると燕遅は最初の任務が秦府での殺しだと言った。「侍女の蓮葉(レンヨウ)ですね?」「違う、八姨娘柳(リュウ)氏だ、案内してくれ」「…謝謝你」燕遅は秦莞が初めて″殿下″と言わなかったことに気づき、ようやく信頼を得たと喜んだ。(  ̄꒳ ̄)ハイハイ、おめでとうございます@白楓w荊(ケイ)州知府・霍懐信(カクカイシン)は通報を受けてすでに柳氏の離れを封鎖していた。三夫人林(リン)氏と秦三公嫡子・秦琛(シンシン)は中庭で不安そうに様子をうかがっていたが、そこへ燕遅たちがやって来る。秦琛は病床の父・秦安(シンアン)に代わり屋敷は老夫人が管理していると挨拶、捜査に協力すると申し出た。しかし燕遅は三房の者を関係者として全て排除してしまう。林氏はなぜ九娘子が捜査に加わるのか分からなかったが、取り急ぎ老夫人を呼びに行くことにした。柳氏の寝所には争った形跡がなく、湯呑みから毒も発見されなかった。遺体を調べた秦莞は柳氏が別の場所で殺されたと断定、下手人は府内の者だという。死亡時刻は寅の正刻から卯の初刻の間、ちょうど夜回り終了から点呼までの短い時間に襲われたことになる。府中の規則に詳しく、誰にも気づかれずに殺して逃げおおせたとなれば、外部の者では不可能だろう。ただし下手人と遺体を運び入れた者は別人だと指摘した。秦老夫人は中庭で捜査が終わるのを待っていた。それにしても誰も通報していないにも関わらず、なぜ役人たちが駆けつけたのか。するとようやく燕遅たちが外へ出て来た。しかし燕遅は取り付く島もなく、第一発見者の侍女から話を聞くと言って行ってしまう。正殿に柳氏の侍女・秀琴(シュウキン)と秀書(シュウショ)が引っ立てられた。2人は柳氏が寝台で死んでいたと証言したが、秦莞の初検を聞いた按察使を騙せるはずもない。秦琛は追い詰められた祖母を助けるため、実は柳氏が密会に出かけて殺され、名声を守るべく下策に出たと謝罪した。侍女たちは黒竹林の手前にある花棚で倒れている柳氏を発見した。その後、柳氏を居所へ運んでから着替えさせ、衣類を後院に埋めたという。秦莞と燕遅たちは現場へ急いだ。六娘子が落下した井戸はすでに老夫人の指示で埋められている。すると秦莞がふいにしゃがみ込んで井戸に手を伸ばした。驚いた燕遅は咄嗟に秦莞の腕をつかんで制止する。「神医の手が汚れる、″真相究明は起死回生に等しい功用なり″だろう? 刑部の典籍を読んで己の見識の狭さを知り、大きな学びとなった」沈莞は燕遅が父の典籍を読破したと聞き、深い感銘を覚えた。侍女は柳氏が倒れていた状況を説明した。遺体を運び終わってから現場を掃除したが、地面に引きずった跡があったという。「あそこからです」掘り起こした柳氏の衣類の中には白い手巾があった。侍女の話では確かに柳氏の刺繍だが、白は不吉だと嫌って柳氏は身に付けなかったという。「着替えさせた時、懐に入っていたので慌てて一緒に埋めてしまったのです」すると燕遅が手巾の匂いは男の体臭だと指摘した。恐らく白い手巾は密会の印だろう。その時、秦莞は黒竹林に柳氏と劉春(リュウシュン)いたことを思い出した。燕遅は劉春の尋問を指示、霍知府たちは侍女たちを連れて衙門へ戻った。秦莞たちはそのまま現場に残り、痕跡から当時の様子を再現する。恐らく柳氏は花棚の奥の亭で誰かを待っていたのだろう。秦莞は下手人のごとく、ゆっくり燕遅の背後に回ってふいに肩に手をかけた。すると武人の燕遅は反射的に振り返り、秦莞をうっかり突き飛ばしてしまう。燕遅は慌てて秦莞の腕をつかんで助けた。しかし強く引っ張ったせいで2人は思いがけず接近してしまう。「はっ!…殿下、とんだご無礼を」「もう殿下と呼ぶな」「それは…」その時、検視を任された徐河(ジョカ)が駆けつけた。「死者は梅毒に感染していたようです」身重の姚心蘭(ヨウシンラン)が秦琛と口論になり、再び腹痛に襲われた。しかし秦琛は妻を侍女・墨書(ボクショ)に任せて祖母たちと出て行ってしまう。実は燕遅が柳氏の情人を探すため、梅毒に感染している者がいないか秦府の男を全て検査するという。老夫人は忠勇侯府を辱めるつもりかと激怒、家廟で先祖に泣きついて大騒ぎしていた。秦莞は急ぎ兄嫁の診察へ向かった。すると姚心蘭が薬を飲んでいないと気づく。侍女は薬湯に流産を誘発する麝香が混ざっていたと訴え、その証拠に出がらしを見せた。姚心蘭は秦琛に事情を訴えたが被害妄想だと一蹴され、喧嘩になってしまったという。実は姚心蘭は夫の心に他の女子がいると確信していた。しかし秦莞は自分に心までは直せないと諫言する。「夫の心を子供の命より優先するというなら何も言いません ご自分でよくお考えを、今後は丸薬にして届けましょう、どうかご自分を大切に」秦莞が三房を引き上げると、今度は老夫人が倒れたと知らせが来た。老夫人は大事なかったが、その帰り道、お供してくれた老夫人の侍女・采荷(サイカ)から井戸の話を聞く。「老夫人は井戸の事故を最も恐れているようです」「なぜ恐れるの?」「理由は分かりませんが、井戸と聞くだけで動揺されるのです」秦莞の予想通り、箱に入れていた黒竹の切れ端が盗まれた。茯苓(フーリン)の報告によれば掃除中、鏡に映る晩棠(バントウ)がこっそり黒竹を盗む様子を見たという。「晩棠が黒竹をある下女に渡しました、下女を調べますか?」「それは後回しでいい、晩棠を警戒してね」秦莞は蓮葉の死と柳氏の死に何か関係があると踏んでいた。2人とも絞殺による窒息死、共に黒竹林に入っている。しかし蓮葉には抵抗した痕跡があり、下手人の稚拙な犯行と思われた。片や柳氏は一度で仕留められていることから、下手人は初犯とは思えない。「柳氏を殺した下手人を見つければ蓮葉の死も明らかになるかも」その時、窓から秦隸(シンレイ)が入って来た。「九妹!助けてくれ!」秦隸は睿王世子が屋敷を調べに来たと泣きついた。「病気が皆にバレてしまう!情人だと誤解されて捕まるのか?!」実は劉春が姿を消したことが分かり、再び府内で捜索が始まっていた。秦莞は自分が説明すると安心させたが、秦隸はくれぐれも黒竹林に近づくなと釘を刺す。「二哥、もしや黒竹林にも井戸がある?」「なぜそれを?」秦莞は采荷から聞いた話を思い出していた。「祖母が禁地にしたのは井戸のせい?」「そうだ」しかし秦隸はどうしても理由を明かせなかった。つづく( ๑≧ꇴ≦)なんだなんだ?采荷と秦琛?何だか怪しい…
2026.06.15
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第6話墓参りを済ませた秦莞(シンワン)は大長公主の診察のため、そのまま燕遅(エンチー)たちと安陽(アンヨウ)侯府へ向かうことにした。しかし秦(シン)府の前を通りかかった際、秦三公嫡子・秦琛(シンシン)が慌てて屋敷から飛び出して来る。聞けば里帰りから戻った身重の妻・姚心蘭(ヨウシンラン)が出血し、ちょうど秦莞を迎えに行くところだった。秦莞の鍼治療で姚心蘭は大事に至らなかった。しかし秦莞は不安そうな兄嫁が気になり、秦琛にそばで付き添うよう助言して三房を出る。すると燕遅が秦老夫人への挨拶を口実に奥の離れまで入り込んでいた。秦琛は秦莞が睿(エイ)王世子と一緒にいる頃を見計らい、妻を助けてくれたお礼だと言って豪華な宝飾品を渡して戻って行った。「秦少夫人は建(ケン)州知府の次女、嫁いですぐに身ごもり、秦大公子も満足だろうな」「世子殿下、秦府の内情にやけにお詳しいですね」「君がいるからだ、安陽侯府に関わる以上、調べさせてもらった、悪く思うな」燕遅は手の内を明かしたが、やはり秦莞の機嫌を損ねてしまう。そこで朗報を伝えた。「私に見せつけるように贈り物を届けに来るとは評判が大事なのだな 妻子より己の前途を優先か、秦府は君にふさわしくない 九娘子が都へ戻りたいのなら手配しよう」「👀✨キラン!亡き父が残した屋敷が都にあり、いずれは戻ろうと思っていました」「決まりだな、これからも九娘子には私の助っ人を頼みたい」燕遅の申し出は沈莞にとって願ってもない機会だった。日が暮れる頃には雨になった。秦三公庶子・秦隷(シンレイ)は薬房から戻る秦莞の後をつけていたが、池のそばで死体を発見、思わず悲鳴を上げてしまう。驚いた秦莞と茯苓(フーリン)は何事かと駆けつけた。「茯苓、助けを呼んで」すると秦隷は死体が祖母の侍女・蓮葉(レンヨウ)だと気づいた。騒ぎを聞いた秦三房家職・劉春(リュウシュン)がやって来た。しかし劉春は役所へ届けず、ひとまず老夫人の意向を聞くという。秦莞は言い返そうとしたが、茯苓と秦隷に促されて引き下がった。秦隷は秦莞に声をかける機会をずっとうかがっていた。庶子という身分から遠慮して診察を頼めずにいたが、今夜は思いがけず秦莞と出くわし、やっと汀蘭(テイラン)苑に入ることが叶う。秦隷は妓楼の遊女から梅毒を移され発症、秦莞に助けて欲しいと泣きついた。「二哥、今は薬材がないから明日の夜、同じ時間に取りに来て」「感謝するよ、九妹」そこで秦莞は黒竹が生えているのはどこか尋ねた。確かに池の裏手が黒竹林だったが、秦隷は禁地のため近づかないよう警告する。実は秦莞は家職が到着する前、遺体の懐から黒竹の切れ端を発見し、密かに持ち帰っていた。秦莞はこのまま見過ごすことができず、翌朝、独りで黒竹林に侵入した。柵で囲まれた黒竹林はすっかり荒れ果てていたが、やがて血痕を発見する。「…そういうことね」秦莞は現場の痕跡から蓮葉が殺された状況を推察したが、その時、突然、劉春が現れた。「九娘子?ここで何を?」「散歩していたら迷い込んでしまって…汀蘭苑へ戻る道は?」一方、安陽侯府では燕遅が朝稽古で汗を流していた。すると白楓(ハクフウ)が現れ、秦府の様子を報告する。「亥の下刻に二公子が汀蘭苑を訪れましたが、すぐ帰ったので診察でしょう」「診察?…影七(エイシチ)をつけよ」「主子、この件は私に任せてください」燕遅は白楓の目当てが茯苓だと気づいたが、白楓から主の真似をして一挙両得だと突っ込まれてしまう。秦莞は秦隸の薬を準備するため薬房を訪ねた。そこで偶然、三房側室・柳(リュウ)氏と出くわす。「九娘子の患者は貴人ばかりだから問診代もお高いのでしょう?」柳氏の首に発疹があることに気づいた秦莞はすかさず言い返した。「問診をお望みですか?」すると焦った柳氏は側室には銭(セン)府医の薬で十分だと言って逃げてしまう。秦莞は念のため燕遅の傷薬に秦隸の薬材を混ぜて病が特定できないよう取り計らった。柳氏は先に薬房を出て行ったが、秦莞は机にあった柳氏の処方を見てあることに気づく。「夫人病の処方だけれど、実は梅毒にも効くわ」秦莞が汀蘭苑に戻ると秦老夫人の侍女・采荷(サイカ)が待っていた。老夫人が茯苓だけでは手が足りないだろうと心配し、2人の侍女・晩棠(バントウ)と晩杏(バンキョウ)を手配したという。秦莞はありがたく2人を迎え入れたが、祖母の間者なのは明らかだった。秦莞は誰かが部屋を物色したかどうか調べた。案の定、薬箱を開けた形跡があったが、自分の素性を探ったのではなく、劉春の事件に関係していると気づく。「茯苓、侍女の動向に注意して」その頃、安陽侯府では燕遅が宋気の持参金と付き添い人を追い返していた。「宋侯に伝えよ!陛下の温情で侯爵への降格だけで済んだ だが再び煩わせれば私の一言でさらなる降格もあり得るとな!」安陽侯・岳瓊(ガクケイ)は七郎の軽率な発言に驚いた。しかし燕遅があえて失言することで評判を下げたと知る。実は燕遅は皇帝が父に朔西軍を任せたのは父を危うい立場へ追い込むためだと警戒していた。少帥である自分まで人心を得れば父子で排除されてしまうという。忠義一徹の父王は燕遅の諫言を聞こうとしなかったが、安陽侯は理解を示した。「睿王もいつかお前の苦労が分かる日が来る」その夜、秦隸が汀蘭苑に薬を取りに来た。秦莞は改めて秦府の人間が相手ではないのか確認したが、秦隸は妻が側室に反対し、侍女さえいないという。「信じてくれ、屋敷の者には手を出していない!」「分かったわ…あ、二哥、黒竹林はどうして禁地になったの?」「それは…庶子には言えないことがある、聞かないでくれ」秦莞はやはり黒竹林が怪しいと確信、翌朝、再び調べることにした。その時、人影に気づいて慌てて物陰に隠れると、柳氏が現れる。…八姨娘?もしや蓮葉は八姨娘の私通を目撃して口封じされたの?…柳氏が通り過ぎるのを待って歩道に戻ろうとした秦莞。すると突然、目の前に劉春が現れ、驚いて転んでしまう。「九娘子、お忘れですか?ここは禁地、勝手に入る者には罰を与えねば」秦莞は劉春の手に鎌があることに気づき、そっと護身用の匕首に手をかけた。しかしふいに晩杏が現れ、事態は沈静化する。すると劉春は雨続きで危険なため、竹林に近づかないよう釘を刺して引き返した。晩杏は茯苓に頼まれて秦莞の後をつけていた。秦莞はつけられていたことに気づかなかったことを訝しんだが、ともかく今後は黙って後をつけないよう命じる。その時、六娘子の怒号が聞こえてきた。「来ないで!」大長公主への不敬により罰を受け、禁足を命じられた秦三公庶子・秦霜(シンソウ)。嫡女の五娘子・秦湘(シンショウ)に裏切られ、誰も面会に来ないと絶望し、鋏を首に突きつけ自害をほのめかしていた。三夫人の林(リン)氏と秦湘が六娘子を説得しながら池の裏まで追い詰めたが、その時、じりじりと後退していた秦霜がうっかり工事中の井戸へ落ちてしまう。井戸の水は運良く抜いてあった。慌てて井戸へ駆けつけ、桶の縄を解いて投げ込んだ秦莞。「六姐姐!縄を体に巻きつけて!」すると騒ぎに気づいた劉春が現れ、使用人たちと一緒に六娘子を引き上げてくれる。その時、秦霜は裾が何かに引っかかり、急いで外した。てっきり木の枝だと思ったが、白いことに気づいて驚愕する。「ギャアァァァァァァァァァァ!早く上げて!人の骨よ!」林氏は井戸の中に人骨があるはずないと信じなかった。すると物陰からこちらの様子をうかがっている柳氏に気づく。「三婶、誰かを下に行かせては?このままでは噂が広まってしまいます」秦莞の助言を聞いた林氏は劉春に井戸を調べるよう頼んだ。劉春は自ら井戸に降りると、枝を放り投げて骨などなかったと証言する。呆れた林氏たちは騒ぎを起こした秦霜を置いてさっさと引き上げた。秦霜は意気消沈したが、秦莞が助けてくれたことが意外だった。「この前、あなたに意地悪したのに…」「姉妹でしょう?気にしていないわ、それより早く休んで」秦莞は秦霜がいくら動揺していたとは言え、枯れ枝と人骨を間違えるとは思えなかった。その夜、柳氏は誰かと待ち合わせしていた。しかし別の人物が現れ、殺されてしまう。つづく( ̄▽ ̄;)遠のく都行きw
2026.06.13
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第19話″妍衣坊(イエンイーファン)″を立ち上げたものの、なかなか軌道に乗せることができない許妍(シューイェン)。そんなある日、許妍は偶然、デザイナーの瑶瑶(ヤオヤオ)が姉の喬琳(チァオリン)に弱音を吐いているのを聞いてしまう。「もうすぐ起業資金が底を突きそう、みんなが信頼してくれたのに申し訳なくて」しかし喬琳は瑶瑶に服作りに専念し、他の問題は自分たちに任せればいいと励ました。許妍は皆が安心して仕事に打ち込めるよう、資金集めに奔走した。時には慣れない宴席に顔を出し、挨拶がわりに投資家へ酒を注いで回る。そんな許妍の苦境を密かに沈皓明(シェンハオミン)が案じていた。許妍の様子が気になり、その夜、マンションの近くへ駆けつけた沈皓明。するとちょうど許妍が千鳥足で帰って来た。沈皓明は思わず車を降りて手を貸そうとしたが、野外配信の日に突き放されたことを思い出して声をかける勇気がない。その時、運悪く許妍のマンションに来た喬琳に見つかった。「沈皓明!…妹の過ちは認めるけど、あなたにも非はある、今さら好い人ぶらないで」「彼女に支援を断られた、君からも言ってくれないか?」「あの子は聞かないわ、あなたのお金は受け取らない、もう帰って、二度と来ないで」ベンチャー投資の会合でホテルに来ていた遠航(ユエンハン)ファンドの蒋亮(ジアンリアン)はラウンジにいる許妍に気づいた。パーティーで姉を懐柔した許妍に兼ねてから興味があった蒋亮。許妍も投資先を探していると勘違いして声をかけたが、実は許妍が資金集めに来たと知った。「どうやら破局したという噂は本当なんだ」許妍はあえて何も答えず帰ることにしたが、蒋亮は許妍の手から半ば強引に資料を取り上げた。数字に強い蒋亮はデータを示し、このままでは無数の配信の中に埋もれてしまうと指摘した。「製品はとても良いと思うよ、民族風と前衛デザインの融合…ただし特色にかける 俺なら退屈に陥るよりリスクを犯すね」「核心を突かれたわ、私も同感よ」「出資を得たいならポイントは3つ、徹底リサーチ、強みの洗い出し、断固実行 ただし感情を持ち込まないことが重要だ」蒋亮のアドバイスを聞いた許妍は目から鱗だった。「投資家の目から見て、あなただったらこれに投資する?」「今の状態ならしない、だが優秀なカメラマンを紹介することはできるよ?無料だ」蒋亮はビジネスの話で許妍に近づき、手始めに連絡先を手に入れた。一方、沈皓明は本社へ戻れたものの、相変わらず冷や飯を食わされていた。そこで次の一手として中国で休暇を過ごすことになった巴来金(バラキン)社長に接触しようと企む。実は金達(ジンダー)は海外進出の足がかりとして長年、ロシアの不動産会社との提携を狙っていた。しかし秘書の陳霖(チェンリン)の報告ではすでに思拓(スートゥオ)建築のスティーブという男が接近しているという。「先を越されても構わないさ」その夜、自宅に戻った沈皓明は窓から夜景を眺めながらスマホを握りしめていた。巴来金社長の歓心を買うためには許妍の協力が不可欠、しかし連絡する勇気がない。実は巴来金社長は愛妻家で、暖かい家庭を築き、妻を大切にできる男こそ信頼できるパートナーだと考えていた。妍衣坊は蒋亮のおかげでプロのカメラマンの撮影が実現した。現場に駆けつけた蒋亮はこの機に許妍に近づきたいが、許妍は仕事以外のことに全く興味がない。プレーボーイも形無し、しかしそんな許妍のそっけない態度はむしろ新鮮だった。「芯がある、気に入ったぞ」すると許妍は突然、沈皓明に呼び出されて出かけてしまう。沈皓明に会うためマンションを訪ねた許妍、最近まで住んでいた家でありながらどこか居心地が悪かった。「取り引きがある、資金が足りないのだろう?資金繰りのチャンスだ」「上から目線で話すのはやめて、商談には誠意が必要よ?」すると沈皓明は姿勢を正し、巴来金と彼の中国人の妻の資料を渡して事情を説明した。夫婦を装うと知った許妍は困惑したものの、確かに背に腹はかえられない。「成功した場合、あなたの利益は?」「10億元」沈皓明は許妍がどれほど吹っかけてくるか分からなかったが、意外にも許妍は100万元しか請求しなかった。巴来金夫妻は雁柏(イエンボー)ホテルに到着、受付にいた。そこへ人形のような可愛い夫婦が現れる。「ラブラブカップルだな」「バービーみたい、でも私が好きなのはトワイライトよ」プランA@バービー巴来金夫妻の好みを知った沈皓明と許妍はただちに路線を変更、新たな衣装に着替えて同じエレベーターに乗り込み、2人の部屋が2132号だと確認した。プランB@トワイライト沈皓明と許妍は巴来金夫妻の隣の部屋2130号を確保、早速、2132号にカップル用のスイーツセットを頼んだ。巴来金は頼んでもいないルームサービスに困惑したが、妻はサプライズだと誤解して大喜び、結局、そのまま受け取ってしまう。沈皓明と許妍は夫人がケーキに手をつけた頃を見計らってドアを叩いた。「僕が頼んだスイーツセットがこちらに届いたのを見たんです」「君たちのだったのか…済まない、妻がもう食べてしまった」しかし許妍は仲睦まじい夫婦にケーキを譲った。沈皓明は埋め合わせに今夜のガーデンバーへ行こうと妻をなだめると、巴来金は一緒に飲まないかと誘う。「では今夜~♪」こうして沈皓明と許妍は巴来金夫妻と顔見知りになった。今夜のガーデンバーはキャンプイベントだった。沈皓明と許妍は巴来金夫妻と同じテントで楽しく過ごしていたが、その様子を見たライバル会社のスティーブは面白くない。するとイベントが始まり、カップルで″以心伝心ゲーム″に挑戦し、心が通じ合っているかどうかテストすることになった。「素敵なプレゼントもありますよ!どなたかチャレンジしませんか?」その時、巴来金夫妻が手を挙げた。巴来金夫妻の以心伝心ゲームが始まった。2人きりになると急にとげとげしくなり、口喧嘩になってしまう許妍と沈皓明。しかし巴来金夫妻に悟られないよう笑顔で肩を寄せ合うことも忘れなかった。「どうして離婚したいんだ?」「あなたに利用されたから」「自分は?」「私には愛があった…過去形だけど」「君を助けただろう?」「つまり私たちの関係は最初から取り引きだった?」「そこまで言わなくても…」「じゃあどういう意味?まさか挽回したいと?私は試みたけど無駄だった、もう遅いわ」「僕と一緒にいたほうが絶対にいい、起業を支援できるのも僕だけだ」「自信家なのね、私を過小評価しないで、誰も投資しないって? 私に投資したい人はいる、したいなら順番待ちよ」許妍は怒って席を立った。「誰が投資した?!…誰だ?!」その時、ちょうどゲームを終えた巴来金夫妻が戻って来てしまう。「イェンイェン?あなたたちもやったら?楽しいわよ?」思いがけず″以心伝心ゲーム″に参加することになった許妍と沈皓明。2人は笑顔で仲睦まじい夫婦を装うも、ゲームはなかなか上手くいかなかった。ジェスチャーゲームでも苦戦を強いられたが、制限時間残り1分の時、許妍に″絆創膏″という問題が出る。許妍はふと沈皓明が倒れた自分を病院に運んでくれた時のことを思い出した。そこで手首を示し、指でなぞってみせる。まさか沈皓明が覚えているとは思わなかったが、沈皓明は迷わず叫んだ。「絆創膏!」つづく( ๑≧ꇴ≦)いやこんな夫婦いないだろうwww
2026.06.12
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第18話大好評で終わった許妍(シューイエン)の野外配信。裘(チウ)社長は大口の顧客の素性で許妍の婚家が金達(ジンダー)だと知り、欲が出た。そこでセレブのリアリティ番組を配信しようと持ちかけたが、あっさり断られてしまう。すると不満を募らせた社長は許妍の配信料2万元から諸経費を引き、今月の手取りは1400元だと言い放った。「稼ぎたいなら従うんだ」「…給与明細をメールで送ってください、辞めます」許妍は差し入れを届けに喬琳(チァオリン)のマンションを訪ねた。その時、ちょうど喬琳に元ルームメイト・罐罐(グァングァン)から連絡があり、会いに行くことにする。「そうだ、一緒に行こう、紹介するわ」もう1人の元ルームメイト・瑶瑶(ヤオヤオ)はデザイナー志望だった。故郷の民族衣装を広めるためコンテストに応募し、全国大会へ進んだものの、2回戦で敗退になったという。デザイン画を見た許妍は瑶瑶の才能を認め、またチャレンジすればいいと励ました。しかし肝心の資金がないという。するとシビアな罐罐は庶民が夢を語っても無駄、小銭を稼いで暮らしていけるだけで十分だと言った。許妍は瑶瑶にかつての自分の姿が重なった。帰りの道すがら、許妍は喬琳に自分も上京した頃、生活のため奔走したと明かす。「行き場を失うことが怖くて自分の居場所を探し、安心感を求めたの やり方を間違えたけれど、目的は間違っていない 質の高い生活を求め、家族にもっと楽をさせて自らの人生も変える、虚栄心じゃない」「分かってる、だから頑張って稼いで懸命に生きなくちゃ」一方、鴻運(ホンユン)では張(ジャン)経理(マネージャー)が期限通り報告書を提出していた。しかし沈皓明(シェンハオミン)が資料だけで何か見抜けるとも思えず、李(リ)棟梁に王德福(ワンドーフー)が戻り次第、本社の幹部が来たと伝えるよう頼む。「奴を追い出すには好都合だ」工事現場に王德福と一味が現れた。金達の滞納金600万元の回収に来たという。しかし金達の名義で勝手に金を借りて持ち逃げしたのは下請け会社・安強(アンチアン)建築の呉(ウー)社長。沈皓明は法的に金達にはいかなる連帯責任も返済義務もないと突っぱねた。すると王德福はこれから毎日、嫌がらせに来ると匂わせ、今日のところは穏やかに帰って行く。その様子を物陰から張経理と李棟梁が見ていた。その頃、許妍はマンションに姉とルームメイトたちを招き、3人と一緒に起業したいと持ちかけた。瑶瑶は洋服のデザイン、罐罐はモデル、喬琳はブランドのスタイリング。初めはショート動画を多用してブランドの認知度を広め、それから実店舗を展開して製造と販売を行いたいという。すると許妍は自分のキャッシュカードを出した。「私の貯金よ、全部で15万元ある、これを資本金にする 軌道に乗ったら出資者を募り、資金も増やすわ」瑶瑶は失敗すれば許妍の貯金が底をつくと心配したが、許妍は考えた末の決断だと言った。「みんなは自分の専門に自信がある?」「もちろんよ!」許妍たちのアカウント″妍衣坊(イエンイーファン)″が動き出した。そんなある日、喬琳の前に再び林涛(リンタオ)が現れる。林涛は未だ喬琳を諦めきれず、故郷で喬琳の働き口まで見つけてきたと言った。(๑•̀ㅂ•́)و✧<一緒に帰ろう、もう2度と喧嘩はしないと約束する!ヒイィィィ!!(゚ロ゚ノ)ノ<何その怪談?!喬琳は断固拒否したが、林涛はならば仕事を辞めて自分が上京すると言い出した。その時、于一鳴(ユーイーミン)が通りかかり、喬琳を林涛から引き離す。林涛は喬琳を好きでもないのに割り込むなと呆れたが、驚いたことに于一鳴は喬琳が好きだと告白した。「聞こえただろう?」すると于一鳴は喬琳の手をつかんでマンションに入ってしまう。于一鳴は慌てて喬琳の手を離した。「久しぶりだね」「最近、妹の家で打ち合わせしているから…でも楽しい」フォロワーが増えず、許妍たちは早速、行き詰まった。確かに″妍衣坊″のコンセプトは″伝承と発展″だが、許妍は今のPVで民族風を強調し過ぎたと指摘する。瑶瑶はならば次のPVで設定を日常生活に変ようと提案し、4人はそれぞれプラン変更に取り掛かった。一方、沈皓明は仕事の合間に許妍のライブ配信をチェックする習慣になっていた。しかし今日も許妍の配信が見つからない。そんなある日、陳霖(チェンリン)から許妍がライバーを辞めて姉たちと起業し、忙しくしていると聞いた。📱<それより王德福の資料をメールしました数日ほど姿が見えなかった沈皓明がその夜、何の前触れもなく王德福の拠点に現れた。沈皓明は王德福を連れてある家に向かったが、王德福は自分の実家の近くだと気づいて動揺する。その時、沈皓明が植木の水やりに出て来た老太太に声をかけた。「王阿姨(ワンアーイー)!」「小沈(シャオシェン)?!」王德福は自分の母親と親しげに挨拶する沈皓明に驚いた。すると沈皓明は王德福が金達に協力してくれることになったと説明して母親を安心させる。「なら良かった!中に入って話して」↓( ̄▽ ̄;)え何で?@王沈皓明は悪名高き王德福でも親孝行だと知り、数日前に高齢者の支援活動で母親と懇意になっていた。そこで不良債権の回収から手を引くよう説得、道路整備に使うなら再投資するという。本社が再評価して予算がつけば、踏み倒された金も投資資金とみなされ、王德福の金も無駄にはならない。心配なら保証契約を結び、マンションが完成したら優先購入も可能だという。何なら王德福の造園会社に敷地の緑化工事も全て任せると言った。「約束は必ず守る、近隣を助ければ地元の名士になれるぞ?母親も息子を誇りに思うだろう」その一言で王德福の覚悟は決まった。沈皓明は工期遅延問題を解決し、無事に本社から予算を認められた。そこで事務所に豪華な料理を取り寄せ、張経理を招く。しかし張経理はこれが最後の晩餐だと知って驚愕した。「明日、新しい経理が来る、だがまだ君は辞められない、巨額損失の調査が終わるまでは… 君の義兄が県内で骨董専門の玉器店をやっいるだろう?賭石(トセキ)もやってるな」すると沈皓明は証拠の写真を示した。写真には金を持ち逃げした安強建築の呉社長が玉器店で翡翠の原石を値踏みしている姿が写っている。張経理は問題だらけの安強と独占契約を結び、呉社長が原石の売買を通じて巨額のマージンを還流していた。「あんたは汚職だ、立場を悪用し、会社の資産を私物化した 最後のチャンスをやろう、黒幕は誰だ?」沈皓明は本社へ復帰、張経理とつながりがある社員の名簿を父に提出した。鴻運の社内責任者は瞿明誠(チューミンチョン)。その頃、瞿明誠もすでに鴻運の件が露見したと知っていた。「会長に警戒されるだろう、息子の婚姻が致命傷になり得る…離婚の証拠を手に入れろ」つづく(@_@)林涛…ホラー
2026.06.11
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许我耀眼 Love's Ambition 全32話第17話離婚問題で父の怒りを買い、子会社の鴻運(ホンユン)へ飛ばされた沈皓明(シェンハオミン)。張(ジャン)経理(マネージャー)は御曹司がすぐ尻尾を巻いて帰ると踏んでいたが、沈皓明は自ら現場に出て汗を流しながら作業員たちと交流を深め、工期遅延の原因を探った。施工の問題に気づいた沈皓明は作業員を集め、工事をやり直すと伝えた。張経理の目配せに気づいた李(リー)棟梁は会社の言う通りに工事したと憤慨、そもそも金をもらえなければ何も出来ないと作業員を煽る。「君たちの契約はどうなっている?」「下請けだから個人契約はない」そこで沈皓明はすでに準備していた新しい契約書と現金を見せた。「今日から個人契約を結ぶ、基準を満たせば工数に応じて直接、報酬を払う、日払いだ 同意するなら契約を」作業員たちは喜んで新しい契約を結ぶべく一斉に並んだ。焦った李棟梁は自分が連れてきた主力の作業員たちと引き上げると言い出し、張経理がわざとらしく引き留なる。すると沈皓明がスマホでどこかへ連絡しながらやって来た。「もしもし、張棟梁か?約束通り11時に来てくれ」📱<はい、作業員を連れて行きます沈皓明は事務所に張経理を呼んだ。工事延期の原因は下請け会社が材料費や人件費の高騰を理由に勝手に外部から資金を借り入れ、それを持ち逃げしたからだと聞いている。しかし調べてみると人件費が高騰する前から工事をやり直しては人件費や材料費を無駄にしていた。「工事をやり直すたび改めて原材料を仕入れ、人件費を請求している 何か怪しくないか?甘い汁を吸ったやつがいる」「はっ!李包工がわざとやり直していたのか!」張経理は業務が山積みで気づかなかったとごまかしたが、沈皓明から3日間で工事開始時からの仕入れの見積もりと実際の支出、作業員の報酬を報告するよう命じられてしまう。「そんな無茶な~1週間でも足りません!」「やれ」一方、通販のライバーとして歩み出した許妍(シューイエン)はアシスタントとして経験を積んでいた。やがて自信をつけた許妍は裘(チウ)社長に一人で配信したいと直談判、ついに独り立ちが認められる。最初に紹介したのは人気商品の骨なしチキンだった。しかし偶然、本社にいる陳霖(チェンリン)が配信を見かけ、驚いて沈皓明に連絡してしまう。「見ていただきたいものが…リンクを貼っておきます」沈皓明は陳秘書から聞いた配信で初めて許妍がライバーに転職したと知った。その時、許妍をコメントで絶賛し、商品をまとめ買いする″温暖的港湾″という男が現れる。嫉妬心をかき立てられた沈皓明は″一諾千金″と名乗って50瓶も注文したが、即座に″温暖的港湾″が80瓶を追加した。気がつけば″温暖的港湾″と″一諾千金″が争って注文数を増やし、社長は許妍にも特定のファンがついたと期待する。そこで許妍にライバーはアイドルも同然、大口の客には直接、会ってお礼くらい言うべきだと助言した。許妍は大量にチキンを買ってくれた″温暖的港湾″に会うことにした。すると″温暖的港湾″の正体が沈皓辰(シェンハオチェン)だと知る。沈皓辰は家政婦の小慧(シャオフイ)に事情を話し、こっそりお金を借りてチキンを購入していた。ただチキンは沈皓明が援助している福祉施設に送ったという。許妍はその場で小慧のスマホに返金し、沈皓辰に2度とライブ配信で買い物しないよう約束させた。「嫂子に会えなくて寂しかった、ママもだ、嫂子の料理が恋しくて痩せちゃった 哥は不機嫌でぼーっとしている、哥がいじめたんだろう?ママに叱ってもらう!」「違うわ、仕事が忙しいの、そっとしてあげて」「違うよ!嫂子を恋しがってる、ねえ、一緒に家に帰ろうよ、お願いだから」しかし許妍は何も言えなかった。「…帰って来ないんだね」沈皓辰は2人が来なくなって家が静かだと嘆いた。実は沈皓明も子会社に出向し、しばらくは帰って来ないという。「ハオチェン、私の番号、知ってるわね?寂しい時は電話して 電話をくれれば迎えに行くわ、どこへでも連れて行ってあげる」「約束だよ!」( ߹꒳ ߹ )ハオチェンやがて許妍の配信は方蕾(ファンレイ)の目に止まることとなった。落ちぶれた許妍を見た方蕾は追い討ちをかけるべく、″布拉蕾″という名前で悪質なコメントを流す。…お金目当てで富豪に嫁いだ女よ…すると視聴者が面白がって次々と誹謗中傷を書き込んだ。許妍は呆然、生配信だというのに黙り込んでしまう。何とか我を取り戻し番組は終了。しかし許妍は損失を出した罰として社長から野外配信を命じられてしまう。沈家の中庭には今日も于嵐(ユーラン)のセレブ仲間が集まった。友人たちはキャスターを辞めた許妍を心配したが、于嵐は起業のための準備だと取り繕う。「なかなか会えなくなるわね~」「寂しくなるわ」沈家だけでなく、于嵐の友だちにとってもかけがえのない存在になっていた許妍。その時、ふいに方蕾が訪ねて来た。「面白いイベントがあるので行ってみませんか?」古城で開かれた野外のライバーフェスに似つかわしくない高級車が続々と入ってきた。方蕾の案内で訳も分からず車から降りた于嵐たち。すると強い日差しの中、汗だくで商品を紹介している許妍の姿を見つける。于嵐は方蕾が許妍の今の姿を自分たちにさらすために連れてきたと気づき、不機嫌になった。その時、許妍も于嵐たちの姿を確認、気まずいながらも口は止められない。驚いた孫美玲(スンメイリン)は起業するにしても下積みから始める必要があるかと困惑した。馬(マー)総も孟(モン)総も眉をひそめ、沈家の嫁として止めた方がいいと助言する。しかし于嵐は自分たちも同じように下積みから苦労して今の生活を手に入れたはずだと訴えた。「20年前、私たちはただの庶民だった、3代さかのぼれば農民よ? 私も棟梁の妻に過ぎない、時には作業員と皆で同じご飯を食べた、それが恥だとでも? 何よ、金持ちになって昔を忘れた?…今日はこれでお開きよ」許妍は于嵐たちが車へ引き返す様子を横目で見ながら胸が痛んだ。恐らく于嵐は自分に失望し、怒って帰ったのだろう。しかし于嵐の運転手・小劉(シャオリュウ)が現れ、従業員に配ると言って大量に商品を買ってくれた。さらに孫美玲も駆けつけ、全ての商品を100個ずつ買うという。「小許、頑張って、応援してる」おかげで次第に客が集まり、許妍のブースは大盛況。その時、于嵐は車の窓を開け、許妍の姿を見つめていた。( ߹꒳ ߹ )ママンその夜、配信を終えた許妍は仲間たちとトラックに荷物を積み終え、へとへとになって帰ろうとしていた。すると驚いたことに沈皓明の姿を見つける。「遠方に出向したんじゃないの?」「報告に戻ったんだ、君はキャスターを辞める必要はなかった、もし続けたいなら僕が…」「必要ない、今の仕事で満足よ」沈皓明はすかさずキャッシュカードを差し出し、毎月このカードに入金しておくと言った。しかし許妍はいらないという。「夫婦になった仲だろう?最低限の補償だ」「あなたが小さい頃から学んできたのは人とリソースの使い方、関係の維持方法 私が大人になるまでに学んだのはチャンスを逃さず、成り上がること 自分の力量は分かってる、策略を巡らしても失敗する 私が先に嘘をついた、だからどんな目に遭っても自業自得よ、責任を感じないで 過去の過ちを精算して新しい生活を始めたいだけなの 離婚すると決めた、なら私たちは赤の他人よ…行くわね」呆然と立ちすくむ沈皓明、その前を許妍が乗ったマイクロバスが通り過ぎていった。( -᷅_-᷄ )ハオミンつづく( ๑≧ꇴ≦)結局、金持ち強ぇぇぇぇw
2026.06.10
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第5話宋柔(ソウジュウ)の検視を終え、燕遅(エンチー)と義荘を後にした秦莞(シンワン)。その時、ようやく徐河(ジョカ)がやって来た。聞けば検視道具をひったくられ、後を追ったが見失い、仕方なく衙門へ通報することにしたが、驚いたことに入り口に道具箱が置かれていたという。検視道具は何ひとつ欠けずに戻ってきた。しかし検視記録を改めた秦莞は紙についた骨折に効く膏薬の匂いに気づく。「これは都で買える希少薬です」検視道具を盗んだのは骨折を負った身分の高い者だと分かった。恐らくじっくりと読んでいるうち紙に匂いがついたのだろう。すると魏家嫡子・魏綦之(ギキシ)を調べていた白楓(ハクフウ)が戻ってきた。「あ!何も見ていませんよ!」その時、ちょうど燕遅は証拠品に触れないよう秦莞の腕をつかんで引き寄せ、報告書の匂いを確認していた。魏言之(ギゲンシ)が花嫁の護送の代役になったのは魏綦之が宋国公に右足を折られて軟禁されたせいだった。しかし魏綦之は花嫁の出発翌日に逃げたという。秦莞は灯会で魏言之を装い、自分を矢倉へ誘き出した男が片足を引きずっていたことを思い出した。ともかく魏綦之を探し出すしかない。そこで燕遅は秦莞に検視の続きを任せ、魏言之を問いただすことにした。燕遅は荊(ケイ)州知府・霍懐信(カクカイシン)を伴い、安陽(アンヨウ)侯・岳瓊(ガクケイ)に検視結果を報告した。思わぬ事態に岳稼は憤怒、魏言之と魏誠(ギセイ)を呼びつけ追求する。魏言之は罪を認めて謝罪、宋柔の汚名を残さぬよう魏誠に放火を命じたと言った。しかし魏誠が自分の独断だったと罪を被り、宋柔と私通していたのは大公子・魏綦之だと証言する。「懐妊が露見した宋娘子は大公子との関係を告白しました 大公子も関係を認めたため、憤った宋国公が大公子の足を叩き折ったのです!」そこで燕遅は霍知府に合図を送り、魏誠を投獄させて魏言之から引き離した。魏言之は同じ屋根の下で暮らしながら、兄と宋柔が深い仲になっていることに気づかなかったと釈明した。2人が過ちを犯したと知ったのは護送の代わりを命じられた時だったという。魏言之は2年前に宋国公の恩恵で巡防営に入ったが、それが原因で兄と大喧嘩になり不仲になっていた。実は嫡母が兄と宋柔の婚姻を望んだが魏家を見下す宋国公に却下され、それ以来、兄と宋国公が疎遠になり、弟が恩恵を受けるのも嫌がったという。「それで魏綦之は左利きか?」「そうです、嫡母は左利きが不吉だと言って幼少から右手を使うよう矯正しました 内輪の話です」岳瓊は魏言之に東苑での謹慎を命じた。燕遅は裏を取るため早急に宋柔の頭部と凶器を見つけるよう指示、義荘へ戻る。その時、秦莞はちょうど胃の内容物から紙片を発見していた。字は胃液で消えていたが、恐らく情人の痕跡を隠すため飲み込んだのだろう。すると燕遅が紙片に混ざっている金の粉が石黄(セキオウ)だと気づいた。″曳金箋(エイキンセン)″は石黄で作った金漆(キンシツ)を混ぜて作る紙、ほのかに漆の香りがあり、高級紙より安価なため、一般の貴族は文や書道に用いる。確かに魏綦之はこだわりが強く、白楓の調べでも白磁を好んで買い揃える程だと聞いていた。徐河が露店で食事をしていると案の定、再び何者かが検視道具をひったくった。しかし今回は罠、すでに物陰に潜んでいた白楓たちが盗人を追跡し、隠れ家を見つける。検視道具を盗んだのはやはり魏綦之の従者だった。道具箱を受け取った魏綦之は早速、ふたを開けたが報告書が入っていない。その時、捕吏が踏み込んだ。秦莞は魏言之に確認したいことがあった。魏言之は風邪を引いて熱を出していたが、燕遅は診察を口実に秦莞を東苑へ案内する。燕遅は秦莞が脈診している間に部屋を観察しながら、掛け台にある宝剣・承影剣(ショウエイケン)に目を留めた。「拝見しても?」「お待ちください!」魏言之は慌てて席を立ち、燕遅のもとへ急いだ。「承影剣は宋国公からの贈り物、私にとっては命も同然なんです、どうかお許しを」すると燕遅が魏言之を引きつけてる間に秦莞は火鉢を調べた。「魏副尉、室内で大量に炭を燃やすとかえって乾燥しすぎて回復を妨げます」「夜になると悪寒がひどくて…昼は炭を減らすことにします」秦莞は魏言之が窓を開けて炭を燃やし、香まで焚いているのことを訝しんだ。燕遅も宋国公が外甥(ガイセイ)の庶子にあの名剣を贈るとは到底、思えないという。そこで府中の残灰(ザンカイ)を全て集め、2人で調べることにした。残灰のほとんどは魏言之の部屋から出たものだったが、その時、白楓が駆けつける。「魏綦之が投獄されました、それが霍知府が拷問にかけて…」魏綦之は地下牢ではりつけにされ、折られた足から血を流して意識を失っていた。自白を強要した霍知府に怒り心頭の秦莞と燕遅、そこへ魏綦之の従者が連行されて来る。哀れな主の姿を目の当たりにした従者は呆然、世子に誤解だと訴えた。魏綦之は宋柔の秘密がばれるのを恐れて追いかけてきたが、荊州で花嫁の訃報を聞いて検視記録で事情を知りたかっただけだという。「大公子は左手で書けるか?」「二公子だって左手で書けます!」従者の話によれば、夫人がまだ幼い大公子に右手書きを強要したが拒まれ、大公子が冷遇されるのを恐れて右利きの二公子に左手書きを強いたという。しかし大公子が二公子のため右手に改め、結果的に二公子は左手書きが上達していた。「では大公子が白磁のみ愛用しているのは本当なの?」「確かに大公子は昔から漆の匂いが苦手で漆器ではなく白磁を使っています」屋敷へ戻った秦莞は相変わらず残灰から証拠を集めていた。すると燕遅が現れ、魏言之を拘束して尋問するため、探す必要はなくなったという。秦莞は断罪するには多くの実証が必要だと訴え、自白だけでは不十分だと諌めた。「断罪は容易ですが誤審なら人の一生を壊します、一時の焦りで法を軽んじぬよう」「それも沈毅(シンキ)大人の言葉か?」「そうです」「胸に刻んでおく」秦莞は魏綦之の無実を立証するため審問を頼んだ。そこで足を負傷している魏綦之にわざと漆塗りの椅子を用意する。霍知府は特別に座ることを許可したが、魏綦之は断って椅子の背を支えにして立った。すると魏綦之は確かに2ヶ月前、宋柔との私通を認めて宋国公に足を叩き折られたと認める。「宋柔の名声を守るためなら私は何だってする」…宋柔はある男との私通を宋国公に知られ、咄嗟に魏綦之の名を出した事情を知った魏綦之は問い詰めたが、宋柔は相手の名前を明かそうとしない『もし言ったらあの人の将来が台無しよ、心から彼を愛している』魏綦之は宋柔のため約束を守り私通を認め、宋国公から厳罰を受けてしまう宋柔が罰せられていないと知って安心し、療養していた魏綦之しかし宋柔が嫁いでもなお相手の男は鳴りを潜めていた憤った魏綦之は宋柔が心配になって後を追いかけたが、荊州で訃報に接し愕然となる…するとそこまで話したところで魏綦之が体を掻きむしりながら苦しみ始めた。魏綦之は漆の椅子にふれたせいで発作を起こした。秦莞の手当てで無事だったが、これで確かに魏綦之が漆に触れることができないと証明される。金漆を含む曳金箋が使えなければ宋柔の情人ではない。実は秦莞も燕遅もすでに真犯人に気づいていた。燕遅たちは逃げようとしていた魏言之を捕え、部屋へ連れ戻した。そこで燕遅はわざと承影剣に手を伸ばし、魏言之の自白を引き出す。「辱めは受けぬ、この剣は誰にも触れさせたことはない」「霍知府、聞いたか?魏副尉は認めた」「はい!しかと聞き届けました!」秦莞が箱を持って入ってきた。すると魏言之が使っていた火鉢の鉄鉗(カナハシ)を示し、焦げた油脂の汚れがついていると指摘する。本来、炭を挟むだけならこんな汚れがつくはずもなく、秦莞は魏言之が頭蓋骨を砕いて火鉢で焼いていたと推察、残灰を全て調べていた。その時、衛兵がやって来る。「少帥、見つかりました」残灰を手分けして探していた衛兵が2つの破片を届けた。秦莞は箱から修復した頭蓋骨を取り出し、最後の2つをはめ込む。すると燕遅は魏言之が唖然としている隙に承影剣を抜き取り、頭蓋骨の穴に差し込んだ。頭蓋骨に出来た穴に承影剣がぴたりと合致、これが決め手となる。「下手人は背後から死者の後頭部に剣を差し、その痕を隠すため斬首した」魏言之は死者の血を喜轎(キキョウ)につけ殺害現場を偽装、遺体に新しい衣装を着せて中に置いた。秦莞の検視を阻むため幽霊を装って脅かし、魏綦之に罪を着せるためわざと衣装に墨をつけておく。検視で真相が暴かれないよう魏誠に魏綦之を装わせ秦莞の命を狙うも失敗。解剖が避けられぬと悟るや義荘に放火して証拠隠滅を図った。魏言之は自ら承影剣に誰も触れたことはないと断言、最後は自分で自分の首を絞めることになった…あの夜、魏言之は林の中に宋柔を呼び出した『着替えずに来たのか?』『早く会いたくて…嬷嬷を追い払ったから大丈夫、ばれないように文も飲み込んだわ 私を連れて逃げて、私は死んでも他の男に触れられたくない、永遠一緒にいたい』2人はそのまま肌を重ね、魏言之は宋柔の肩を噛んだ『私はもう宋国公の娘でも安陽侯府の花嫁でもない 質素な身なりの魏夫人よ、あなたと共に放浪し、一生添い遂げるの』その時、魏言之は背後からいきなり宋柔の後頭部に剣を突き刺した『残念だ私は望まない』…宋柔は愛する人のために栄華を捨てたが、魏言之は女のために前途をあきらめられなかった。「あの愚かな女は愛で私の一生を滅ぼそうとした!死んで当然だ! 私に愛はなかった、だから私に殺されるなど馬鹿げている、全て間違いなんだ!」何とも後味の悪い結末だった。秦莞はやるせない思いのまま義荘へ戻ったが、宋柔を気にかけてくれる魏綦之の存在がせめてもの救いとなる。「遺体を修復するわ」燕遅や魏綦之が見守る中、秦莞は宋柔に花嫁衣装を着せた。そして最後に復元した頭部を乗せて紅を塗り、首の切断部を覆うように赤い布を置く。魏綦之は悲しみの中、手を尽くしてくれた秦莞に頭を下げた。その時、秦莞は魏綦之の隣で一緒に頭をさげる宋柔の幻を見る。…ありがとう…その夜、魏綦之は弟と面会した。しかし魏言之は反省するどころか、庶子として虐げられてきた恨みつらみをぶちまける。実は魏言之の生母は嫡母に殺され、死に目にも会えなかった。「あんたが嫡母に躾けられている時、私は倍の罰を受けた あんたが国公を嫌えば巻き添えになった 私が好きだった琴だって学んだのはあんただけ! 私は小柔に教わるはめになり、こんな事態に陥った!」「そんなに私を恨んでいたのか…すまなかった」「悲しそうなふりをするな、仲良し兄弟を演じてきたが、もう限界だ」「…お別れだ、来世では悔いなく生きろ」魏綦之は荊州に宋柔を埋葬した。秦莞と一緒に墓参りに来た岳凝(ガクギョウ)は無惨にも殺された宋柔を思うと哀れで仕方がない。「女は男を深く愛したために殺され、父親は家の名誉のために後事も行わない 男って酷い生き物ね!」「男も女も関係ない、ただ宋国公と魏言之が身勝手過ぎただけよ」「女は一生、情など持たず、身を守るべきだわ!」その様子を遠目から燕遅と白楓が見ていた。「花嫁事件は解決です、そろそろ帰京しますか?」「白楓、晋(シン)王事件は進展しそうだ、有能な助っ人を得たからな」すると燕遅は兵部入りを保留し、刑部に入ると決めた。つづく( ๑≧ꇴ≦)終わった~!掴みは良かったのに長いわwでも最後はちょっとホロリとなった
2026.06.09
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第4話秦莞(シンワン)は遺体の肩に歯形を発見、顎の大きさからして男だと分かった。また死体の陰部に白蟻がいたことから、裸で榕樹(ヨウジュ)林の蟻の巣のそばに横たわった可能性が高い。検視の結果、秦莞は宋柔(ソウジュウ)の私通を確信した。「花嫁は成婚の日に死体で荊(ケイ)州へ運ばれた、凶行は前日の夜よ 下手人は付き添い人の中にいるはず、遺体を解剖すればはっきりします」荊州知府・霍懐信(カクカイシン)は宋国公が許可しないと慌てたが、燕遅(エンチー)は激高した。宋柔が婚前に貞操を失っていたと知りながら嫁がせたのなら、宋国公は安陽(アンヨウ)侯府の体面を汚し、聖旨を蔑ろにしたことになるという。↓主の仕事が終わるのを外で仲良く待っている茯苓(フーリン)と白楓(ハクフウ)役所に呼ばれた魏言之(ギゲンシ)は宋柔の解剖について難色を示していた。そこへちょうど斉(サイ)捕頭と一緒に榕樹林の捜査に出かけていた霍甯(カクネイ)が戻ってくる。「発見しました!やはり十里廟です、駅站の近くに榕樹林があり、枯れ枝に血痕が」しかし現場は特定できたものの、頭部は見つからなかった。秦莞は下手人が証拠を隠すため持ち去ったのだと意見し、それとなく魏言之の表情を観察する。すると燕遅は解剖に同意しようとしまいと皇帝に奏上すると訴え、魏言之は苦渋の決断を迫られた。安陽侯府へ戻った秦莞は燕遅に魏言之が疑わしいと明かした。「先ほど私の目をまっすぐ見ていませんでした」そこで数日後に検視を行うと情報を流し、魏言之が自分の命を狙うか見極めたいという。燕遅は危険だと反対したが、秦莞は譲らず、護衛の手配を頼んだ。その夜、魏誠(ギセイ)が慌てて魏言之に密報を届けた。魏言之たちが出発して2日目に大公子が消えたという。都中を探したが見つからず、今になって知らせを送ってきたのだ。「また検視を行うそうです、秘密を知られたら国公が窮地に…」「検視する者が消えれば国公も枕を高くして眠れるだろう」秦莞は大長公主が寛解したのを機に秦家へ戻ることにした。秦莞との別れを惜しむ岳家、中でも美しく才能あふれた秦莞にすっかり魅了された安陽侯次子・岳清(ガクセイ)の落胆は大きい。すると燕遅が九娘子のおかげで凶行現場が荊州城外だったことが分かり、岳稼(ガクカ)の嫌疑が晴れたと報告した。朗報を聞いて大長公主は喜び、秦莞こそ安陽侯府の守り神だと絶賛する。「どうお礼をすればいいのかしら?」「実は街へ出かけたことがなく、今夜の灯会に行ってみたいのです 祖母に頼んでいただけませんか?落ち込んでいる魏副尉を誘っても?」「確かに魏家の庶子も気の毒ね、いいわ」大長公主は快諾、どうせなら皆で楽しんで来いと送り出した。灯会の夜。燕遅は岳清を連れて密かに秦莞たちから離れた。一方、秦莞たちは楽しそうに夜店を回っていたが、魏言之は相変わらず沈んでいる。その時、どこからともなく琴の音が聞こえて来た。「鷗鷺忘機(オウロボウキ)か…琴の名曲です」「魏副尉は耳がいいのね」秦莞は宋柔が琴の名手だったことを思い出し、魏言之も琴を弾くのか聞いた。しかし宋国公が琴を学ばせたのは嫡子の兄と宋柔だけ、魏言之は兄の好きな曲を聞いていただけだという。「長兄が出発前に足を折らなければ、護送は長兄が担当するはずでした」秦莞はそろそろ行動を起こそうと決めた。そこで手分けしてはぐれた燕遅たちを探そうと提案する。しかし魏言之は令嬢たちに手間をかけるわけにいかないと、自分が探しに行くと言った。「その前に琴師に挨拶を…少しお待たせします」秦莞は茯苓に頼んで永寧(エイネイ)郡主・岳凝を引き離し、魏言之を追った。すると矢倉から秦莞を見守っている燕遅たちの姿が見える。「なんて綺麗なんだ」灯火に照らされた秦莞を見つめる岳清、しかし軍営育ちの燕遅は辛辣だった。「その美しさを享受できるのは朔西(サクセイ)軍が辺境を守っているからだ」「私は志が低いから、好きな人が安寧ならそれでいい」その時、秦莞はちょうど矢倉の下へ入ったが、そこで姿が見えなくなってしまう。↓( ̄▽ ̄;)燕遅、一本取られましたなw秦莞を見失った燕遅は白楓と一緒に矢倉から飛び降り、二手に分かれて捜索を始めた。しかし秦莞の姿はなく、燕遅は人混みを避けて屋根に飛び上がる。一方、白楓は魏言之の姿を発見、追跡した。すると魏言之は天音楼(テンオンロウ)で琴師に声をかけ、人違いだと分かって謝罪している。「一体、誰を探しているんだ?」その頃、魏言之にまかれたとも知らず、秦莞は別人を追っていた。人混みに逆らうように歩く秦莞、その時、人波が途切れたかと思うと大きな矢倉が倒れてくる。しかし危機一髪のところで燕遅が駆けつけ秦莞を助けた。すると秦莞を庇って背中を打った燕遅は血が流れ出してしまう。秦莞は急ぎ燕遅を侯府へ連れ帰った。燕遅の背中には大きな刀傷があり、かなり深く、化膿している。燕遅は戦場で負ったとごまかしたが、秦莞はひと目で真新しい刀傷だと見抜いた。「知りすぎれば害となる、君が知りたいなら話してもいい 実は都で起きた冤罪事件と関係がある」燕遅はわざと晋(シン)王の事件だとほのめかし、秦莞の薬湯を持つ手が一瞬、止まったことを見逃さなかった。「話さなくて結構です…これをどうぞ、縫合中に少しでも動けば筋を傷つけます」「麻酔なら不要だ、10歳で入軍した、痛みには慣れている、麻酔を使うほど軟弱ではない」( ๑≧ꇴ≦)イタタタタタタタタタ〜秦莞が傷の縫合を終えた頃、ちょうど白楓が戻ってきた。「やはり矢倉の張りに細工がありました 魏言之は天音楼にいたので、細工したのは他の誰かでしょう」やはり解剖を妨害するため秦莞が狙われた。白楓は魏言之の配下を調べようとしたが、燕遅が止める。「白楓、魏家と揉め事を起こして霍知府を引っ張り出せ」翌日、白楓たちと魏誠たちが小競り合いになり、霍知府が役所で裁定することになった。白楓は宋府の兵が花嫁を襲って殺めたのは少帥だと貶めたと訴え、喧嘩になったという。驚いた魏言之は謝罪したが、燕遅は根も葉もない噂で名声が傷ついたと嘆いた。「私は陰で奸計を巡らす者に容赦はしない、解剖を行い下手人を挙げよ! それができぬなら朔西に来てもらう!」すると霍知府は解剖を許可した。燕遅の策のお陰で解剖が認められた。しかし秦莞は燕遅がもはや安陽侯府と無関係になった事件のためになぜ協力してくれたのか分からない。茯苓は世子の秦莞への態度を見れば分かると笑ったが、秦莞は相変わらず情愛には無頓着だった。「私を検視人として起用したいのかしら? 殿下の力を借りて秦家を出たい、細心の注意を払わなくては…」≡≡≡ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ズコー!ようやく解剖が認められた矢先、義荘が火事になった。翌朝、白楓は秦府まで迎えに行ったものの、事情を話して検視はできないと知らせる。しかし秦莞は自分の目で確かめるべく義荘へ向かった。その頃、露店で食事していた徐河(ジョカ)が検視道具一式を盗まれてしまう。実は道具を盗んだのは魏家嫡子・魏綦之(ギキシ)の従者だった。宋柔の遺体は黒焦げになっていた。焼けた机から桐油(トウユ)の臭いがすることから、付け火だという。燕遅はすでに桐油を買った人物を探させていた。遺体の表面は炭のようになっていた。しかし秦莞は解剖では体の内部を調べるため影響はないという。「でも道具箱がないわ」すると燕遅の合図で白楓が新しい解剖道具を運び込んだ。「女子に贈るにはいささか不穏ゆえ、ここに置いておいたのだ」燕遅の後押しの元、秦莞は遺体の解剖を始めた。今回も燕遅は自ら記録をつけることにしたが、思わぬ事実が判明する。内臓を調べていた秦莞は骨盤が開いて後方に傾斜していることに気づき、恥骨の緩みと子宮下垂を確認した。「彼女は妊娠していた」その時、霍知府と斉捕頭が駆けつけた。秦莞は宋柔が6ヶ月ほど腹に子を宿し、恐らく2ヶ月前に流産したと推定した。都を出る頃には元の体に戻っていたのだろう。霍知府は驚きを隠せなかったが、急ぎ店主の証言を基に描かせた桐油を買った男の似顔絵を見せた。「魏誠だわ」燕遅は魏誠が独断で動くとは思えず、宋国公の意を汲んだ魏言之の指示だと疑った。すると秦莞は魏言之から本来は宋柔の幼馴染の大公子が護送するはずだったと聞いたという。霍知府はもしやその大公子が腹の子の父親ではないかと怪しんだ。「うまく初夜をやり過ごすよう誰かが宋柔を得心させたはずだ」「恐らく衣装係の嬷嬷だわ」つづく(´-ω-`)まどろこしい~まだ解決しないのか、ちょっと飽きてきたw
2026.06.08
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第3話大長公主は風邪(フウジャ)が肝に入り炎症を起こした。駆けつけた沈莞(シンワン)は腹に穴を開けて直接、詰まった胆汁を排出、再び大長公主を救う。安堵した岳(ガク)家は秦莞に深く感謝し、念のため数日ほど安陽(アンヨウ)侯府に留まって欲しいと頼んだ。家族が老夫人に付き添っている間、秦莞は手術のため燕遅(エンチー)から借りた匕首を返すことにした。燕遅は″寒月″で人を救えるならと秦莞に譲り、それより沈毅(シンキ)の著書を読んだと切り出したが、秦莞は話をそらして席を立ってしまう。しかし″沈毅″と聞いた侍女・茯苓(フーリン)の顔色が変わったことを白楓(ハクフウ)さえ見逃さなかった。翌朝、秦莞と永寧(エイネイ)郡主・岳凝(ガクギョウ)は偶然、朝稽古に励む魏言之(ギゲンシ)を見かけた。武術に目がない岳凝は手合わせに興じたが、手加減されて腹を立ててしまう。すると魏言之は心が乱れているせいだと謝罪した。「埋葬もできず、宋柔(ソウジュウ)のそばにいる以外、何もしてやれぬ」「皆、同じ思いよ、でもきっと小碗児が助けてくれる(おっと)」花嫁の検視を明日に控えた夜、荊(ケイ)州知府・霍懐信(カクカイシン)は息子と秦莞の縁談を再びまとめることにした。霍夫人は疫病神を娶るのかと反対したが、夫から九娘子こそ霍家の栄華を極める存在だと力説されてしまう。一方、梅園では思わぬ騒ぎが起こっていた。秦莞と茯苓は部屋の窓から宙に浮いた首のない花嫁を目撃する。茯苓は幽霊だと腰を抜かしたが、秦莞は否定した。「あれは幽霊じゃない、悪意のある人間よ」梅園に怪しい人間は見つからず、回廊の欄干に花嫁衣装だけが残されていた。すると庭園を慎重に調べていた秦莞が賊の痕跡を見つける。賊は塀から侵入、軽功で花壇を走り抜け庭石へ飛び移り、足を裾で隠して浮いているように見せたのだろう。燕遅は恐らく明日の検視を邪魔したい誰かの仕業だと気づいた。検視の件は家族しか知らないはずだったが、岳凝は自分が漏らしてしまったと正直に告白する。「検視のことは言ってない、でも魏言之に小莞が手伝っているって話したの そばに魏誠(ギセイ)もいたわ」秦莞は花嫁衣装の出どころを調べれば賊の正体が分かると考えた。 花嫁衣装は死体の衣装と全く同じに見えたが、折り目が新しいところを見ると箱から出したばかりだろう。しかし右の袖に黒い滲みがついていた。すると茯苓が松煙墨(ショウエンボク)だと気づく。「裁縫で習ったのですが、その生地は綃紅紗(ショウコウシャ)かと… 汚れに強く、他の墨では染まりません」秦莞は賊の特徴をつかんだ。賊が庭石の上に立って衣装を掲げていたなら背丈は5尺7寸以上、ただし6尺以上なら印象に残るはずだ。よって賊の背丈は5尺7寸から6尺弱と推定。また秦莞は茯苓のおかげで賊が左利きだと分かった。右利きなら筆を走らせる際、左手で袂を押さえながら左に移動するため汚れない。しかし左利きは袂を右側に引いて左に筆を動かすため、袖を汚してしまったのだろう。「あの衣装は簡単に買える品ではありません、宋国公府の予備でしょう」やはり賊は花嫁の付き添い人の中にいるようだ。安陽侯・岳瓊(ガクケイ)は霍知府を呼び、南院に留めている付き添い人たちの取り調べを任せた。そこで霍懐信は息子・霍甯(カクネイ)たちに付き添い人の尋問を命じ、魏言之には花嫁衣装を確認してもらう。すると魏言之はひと目で宋柔の花嫁衣装だと分かった。柘榴の柄は国公夫人が自ら選び、都の工房に作らせたもの、2着限りの特別な衣装だという。予備の婚礼衣装は蔵に保管されていた。しかし管理を任されていた嬷嬷(モーモー)が鍵を開けてみると花嫁衣装が消えている。蔵に入れるのは嬷嬷と魏言之だけだったが、魏言之は事件以来、蔵には入っていないと証言した。燕遅はひとまず嬷嬷を投獄し、魏言之が初七日も過ぎていないうちになぜ霊前を離れたのか尋ねる。すると魏言之は連日の疲れからか稽古後に体調を崩し、部屋にこもって書写をしていたと説明した。燕遅は魏言之と護衛長・魏誠に両手を見せて欲しいと頼んだ。魏誠の左手にタコがあったことから燕遅は不意をついて攻撃を仕掛けてみたが、咄嗟に反応した魏誠が右利きだと分かる。そこで秦莞は魏言之に書が好きか尋ねた。魏言之は幼い頃から兄が罰を受けた時、自分が代筆していたという。蔵から戻る道すがら、燕遅は魏誠が疑わしいが、魏言之にも気になる点があると言った。秦莞も確かに2人とも賊の特徴に当てはまり、時間的にも可能だと同意する。「武人が戦うときに使うのは利き手だけでしょうか?」「普通は利き手を使うだろうが、賊も私同様、両手利きやもしれん」「では世子殿下も疑わしいですね?」秦莞は珍しく戯言を言った。「私は6尺以上ある」すると燕遅は軽功で屋根に飛び上がり、降りてみせた。「私なら痕跡など残さぬ」自然と惹かれ合い、しばし見つめ合う秦莞と燕遅。…なぜそんな目で見る?……何か失言したかしら?…2人が互いに相手の心情を探っていると、ちょうど岳凝がやって来た。燕遅は気恥ずかしくなって早々に引き上げたが、岳凝は困惑する。「そっけない七哥が女子を送り届けるなんて、天地がひっくり返りそう」「世子殿下は一見、冷たく見えるけれど、本当は思慮深くて優しい方だわ」「思慮深くて優しい?そんな人だったかしら?」沈毅(シンキ)一家を調査していた白楓は鷹組が川で石を背負った遺体を発見したと報告した。着衣から沈毅夫妻だと思われるが、白骨化しているため特定は難しいという。しかし娘の沈莞は依然、行方不明だった。燕遅は刺客が娘だけ見逃すとは思えず、夫妻を丁重に埋葬して沈莞の似顔絵を送らせるよう命じる。すると白楓が言いにくそうに余談を伝えた。「実は霍家が再度、九娘子に縁談を申し入れたそうです」「ふっ、だが霍甯では釣り合わぬ」結局、賊が見つけられないまま朝になった。すると屋敷内で″秦府の疫病神が侯府を呪っている″という噂が広まっている。燕遅は大長公主の恩人へ暴言を吐いた侍女たちの処罰を岳夫人に任せたが、秦莞はこれで下手人が宋国公府の者だと分かった。「梅園での幽霊騒ぎは私への脅し、流言も私への信頼を損なわせるためです きっと遺体に何か秘密があるのね」「検視は危険なのでは?」「真相を究明することが私の務めですから」思わず秦莞に見惚れてしまう燕遅、すると秦莞は具合が悪いのかと心配して脈診しようとした。驚いた燕遅は腕を振り払い、秦莞は出過ぎた真似をしたと謝罪して先に行ってしまう。燕遅は役所へ出かける折、秦莞に贈り物を渡した。馬車に乗ってから箱を開けた秦莞、すると水を通さない鹿の皮でできた手袋が入っている。実は第2話の検視の際、秦莞は役所にある防水性のない布製の手袋をはめながら、これでは遺体の体液で手を痛めてしまうとぼやいていた。さらに手袋の下にある入れ物には素問(ソモン)の九鍼が入っている。「薬王派は七鍼しかないのよ?!」「世子殿下は贈り物まで用意周到ですね」茯苓は意味ありげに笑ったが、秦莞には伝わらない。「はっ!殿下は何か企んでいる?私を朔西軍の医者にするんじゃ?!都へ行けなくなる!」しかし茯苓は的外れな秦莞に苦笑いするしかなかった。役所では霍懐信たちが燕遅たちを出迎えた。すると霍甯は検視人が九娘子だと知って驚愕、父が絶賛していた達人が秦莞だと知る。「あんな女を娶るのはごめんです!」「もし九娘子が花嫁事件を解決してみろ?もうお前には手が届かぬぞ?」霍甯は九娘子の腕前が気になって検視に立ち会うことにしたが、早々に気分が悪くなって出ていってしまう。秦莞の検視で花嫁は生きたまま頭部を切断され、即死だと分かった。襟元の血痕が少ないことから死後に花嫁衣装を着せられ、誰かが喜轎に座らせたのだろう。すると秦莞は遺体の足を這っている白蟻を見つけた。白蟻は腐った木を好み、榕樹(ヨウジュ)林に棲みつく。恐らく殺害場所は榕樹林だ。燕遅の話では確かに荊州への道中、十里廟の近くに榕樹林があるという。確か予備の花嫁衣装も十里廟で確認した時にはあったと嬷嬷が証言していた。霍甯は検視に耐えられず、斉(サイ)捕頭と一緒に榕樹林の捜査に向かった。一方、秦莞は徐河(ジョカ)に遺体の洗浄を頼む。宋国公から解剖の許可がおりていないため、あとは隠れた傷を調べることしかできなかった。秦莞は遺体の手の平にあるタコを見て琴の名手だと分かった。燕遅の調べでも確かに宋柔は相当な腕前で、嫁入り道具に琴の名器があったという。「遺体は宋柔である可能性が高いわ」さらに秦莞は遺体の肩に歯形のあとを見つけた。「宋娘子は婚前に誰かと私通していたようね」つづく※素問:中国最古の医書、霊枢より成立は古いとされ自然哲学的な医学論が中心
2026.06.07
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※ATTENTION:ドラマにはグロテスクな内容が含まれています朝雪录 Coroner‘s Diary第2話「新婦が斬首されている!」喜轎(キキョウ)の帷を開けた安陽(アンヨウ)侯世子・岳稼(ガクカ)の叫び声が響き渡った。その場は逃げ惑う人たちで騒然となり、孫の婚礼を楽しみにしていた大長公主は激しい衝撃から倒れてしまう。花嫁一行を護送してきた魏言之(ギゲンシ)は幼なじみの無惨な死に様に驚愕、殺せるのは岳稼しかいないと逆上した。しかし燕遅(エンチー)が間に入り、ひとまず黒甲衛と安陽侯の護衛に現場を見張るよう命じる。魏言之はまだ嫁いでいない宋柔(ソウジュウ)を連れて帰ると反発したが、睿(エイ)王世子で朔西(サクセイ)軍少帥に抵抗できるはずもない。その様子を混乱に乗じて物陰に隠れていた秦莞(シンワン)が見ていた。安陽侯・岳瓊(ガクケイ)は岳稼の疑いが晴れるまで禁足を命じ、後始末に追われた。捜査は荊(ケイ)州知府・霍懐信(カクカイシン)に託されたが、霍知府は花嫁一行の尋問が最優先だとして現場を離れてしまう。秦莞は知府のずさんな捜査に呆れ、自ら喜轎を調べることにした。すると秦莞の存在に気づいた燕遅はわざと隙を作って秦莞を泳がせる。秦莞は燕遅から探られているとも知らず、黒甲衛が背を向けている間にこっそり喜轎をのぞいた。秦莞は飛び散った血や花嫁衣装に付着した血痕から、殺されたのが別の場所だと分った。…誰かが偽装したのね…その時、父から遺体と喜轎の移動を命じられた秦莞の元婚約者・霍甯(カクネイ)がやって来る。秦莞は思わず飛び出し、調査の前に動かして証拠を壊しでもすれば責任問題だと迫った。すると霍甯は九娘子が破談になった腹いせに絡んで来たと誤解し、自分の気を引いても無駄だという。「縁談は諦めるんだな」「ふっ、安心しました…おかげで我が先祖に顔向けができます」燕遅はあっさり引いた秦莞を見て驚いた。…もう帰ったか?何か見つけたのか?…秦府に戻った秦莞。侍女・茯苓(フーリン)は沈莞(シンワン)の正体が暴かれることを恐れ、事件に関わらないよう止めた。しかし秦莞は検視の腕を認めてもらえば法の役人として都へ行ける道が開けると期待する。「父から教わった検視の技術を生かし、両親の汚名をそそぐわ」実は燕遅も密かに晋(シン)王の瑾(キン)妃殺害事件を追っていた。白楓(ハクフウ)の報告では秦家二房の子は秦莞だけ、生まれつき体が弱く病気がちで、6歳で母を亡くし、治療のため薬王谷(ヤクオウコク)へ送られたという。秦良(シンリョウ)は出世に無関心で医術に没頭、薬王谷は閉鎖的で燕遅でさえ簡単に入れない場所だったが、薬王・孫曦(ソンギ)と友人のため娘が長居できたのだろう。兄弟とも付き合いはなく、野心家の兄・忠勇(チュウユウ)侯はむしろ腹違いの秦三公と懇意にしていた。しかし沈毅(シンキ)夫妻の行方は依然、不明だという。「晋王の潔白を証明できるのは沈毅だけだ、必ず見つけ出せ」燕遅は秦莞については自ら調べることにした。彼女が晋王事件の調査に役立つと踏んで身元が確かなら起用したいところ、だがどこか怪しい。「長く幽谷にいた娘が突如、遺骨を抱えて帰郷し、秦家で動じる様子がない 花嫁の遺体を観察していたのも妙だ」「起用しながら警戒するのですか?」翌朝、秦莞が正殿で待っていると三房の五娘子・秦湘(シンショウ)が庶子の六娘子・秦霜(シンソウ)と一緒にやって来た。すると秦湘が六娘子を煽って秦莞に難癖をつけさせる。「大長公主が味方だからって威張らないで、重病人の支えなど長くない 大長公主が死んだら…」「無礼者!」その時、永寧(エイネイ)郡主・岳凝(ガクギョウ)が秦老夫人たちと一緒にやって来た。岳凝は祖母を呪った六娘子に激怒、舌を切れと命じて脅す。驚いた秦家は一斉にひざまずいて許しを請い、結局、老夫人が棒打ち20回の罰で手を打った。秦莞の治療で持病が落ち着いていた大長公主だったが、今回の事件がきっかけで悪化していた。そこで秦莞は1日も早く事件を解決して大長公主の憂いを解くべきだと進言する。「郡主、実は秦莞、医術以外に検視にも精通しています、私に手伝わせて頂けませんか? もしや検視を不吉だと?」「まさか!凄いわ!」「私にとって医術も検視も人を救うもの、医術は体を治し、検視は心の病を救うのです」「うーん…何だかよく分からないけれど感銘を受けたわ、どんな危険な場所へも同行する! 莞(ワン)…いや、小碗(ワン)児!」「小碗(ワン)児?…気に入りました、ふふ」岳凝は秦莞を役所に案内、燕遅と合流した。燕遅の姿を見て緊張する茯苓、秦莞はそんな茯苓を安心させ、燕遅に検視人になりたいと伝える。「つまり体より心の病を治したいと?」秦莞が目を丸くしていると、岳凝が七哥に秦莞の言葉を教えたと明かした。「君を信じよう、だが私に恥をかかせないでくれ」睿王世子のおかげで秦莞は霍知府から検視記録を見せてもらうことができた。しかし検視の内容が記載されておらず、頭部もまだ見つかっていないというのに死者が宋柔だと断定されている。霍知府は護送した魏副尉に確認したと言ったが、秦莞は関係者全てに嫌疑があり、供述だけでは信用できないと訴えた。「死人は貴人だ、検視人ごとき下役が軽率に扱えん!」「検視は人の命運を分け、裁きを左右する大切な仕事です 知府が安易に裁定すれば冤罪を生みます!」「九娘子!分をわきまえよ!」「法の先賢いわく″冤罪は初検の誤りから生じる″と… 沈毅大人(ダーレン)は″大理寺校正洗冤録(センエンロク)″で検視の重要性を証明した 今、死者を断定するのは軽率です!」秦莞に諌められた霍知府は憤慨、重罪で一族皆殺しに処された不義の輩を手本にするなど愚かだと言い放った。父を罵られた秦莞は怒り心頭に発するも、かろうじて胸の中に収める。「確かに私は世事に疎い女子ですが、″大理寺校正洗冤録″は沈毅大人の力作 刑部の典籍として各地の役人に広められた… 許可を頂けるなら私が死因を究明し、民を安んじます」燕遅は秦莞の腕なら死因究明は難しくないと太鼓判を押した。そこで霍知府は他の殺人事件を解明できたら花嫁事件を任せてもいいという。実は役所の検視係・徐河(ジョカ)は検視の経験が浅く、解剖も未経験だった。秦莞は手慣れた様子で検視の準備を始めた。男の遺体を見た岳凝と茯苓は悲鳴を上げ、部屋から出されてしまう。すると秦莞は徐河に記録を頼み、淡々と、しかし的確に遺体の状況を伝え始めた。やがて霍知府は気分が悪くなり脱落、解剖が始まるとついに徐河まで飛び出してしまう。秦莞は遺体の心臓を取り出し、死因が心臓破裂だと突き止めた。その時、やっと緊張が解けた秦莞は部屋に残っているのが燕遅だけだと気づく。実は記録も付き添いも全て燕遅が行っていた。…マズい、私を疑い、探っていたのかしら?……九娘子の汗まで拭いてしまった、誤解されたやも…「世子殿下、私が検視に長けていることは内密に」「はお」燕遅は念のため霍知府たちにも今日の検視の件を内密にするよう頼んだ。九娘子のおかげで事件が解決に向かい霍知府の態度は一変、秦莞の手腕を絶賛して花嫁事件を任せることに同意する。しかし屋敷に戻った茯苓は沈莞が燕遅を信じすぎていると心配した。「世子殿下は今生陛下の甥ですよ?」「でも彼の助けが必要なの、用心するわ、今の私たちには強力な後ろ盾は多いほどいい」一方、屋敷に戻った燕遅は白楓に沈毅の著書を買い集めるよう命じた。「あの娘が沈毅を敬い、刑獄に熱中する理由を探る」大長公主が目を覚ました。しかし未だ花嫁事件の手がかりすらないと知って激高する。「今回の事件は岳氏の跡継ぎや一族に影響を及ぼす… もし陛下からお咎めが下れば、その罪を背負えると?!背負えないわ!」すると大長公主は卒倒した。つづく(  ̄꒳ ̄)毎度のことですが、名前が可愛くないと視聴意欲が落ちるので勝手に変えました~ごめんw
2026.06.07
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