第2章 香川の巻①



『恐るべきさぬきうどん』ツアーと銘打っておきながら、やっとココへ来て主役のさぬきうどんが登場する運びとなりました。いやぁ、良かった。

 しかし、松山。やっぱり『坊っちゃん電車』乗りたかったな。でもそんなコト言い出したら、「バイバイ、カンチ」のハンカチを梅津寺駅に結びに行きたかったし、久万中学校の柱(カンチとリカの相合傘の、ね)も見に行きたかった。そそ、ちなみにその柱、今は久万町の『ふるさと旅行村』にあるらしい。行ってみそ。
 全く関係ないけど、ついでにと言えばついでに。『白線流し』のあの高校、松商学園だそうな。いいな、松商の学生。さらに渉と園子が待ち合わせをした駅、信濃荒井駅。いいな、松本電鉄。いかん、またも電車ネタ。

 満足した所で(満足したんや)話を戻す。松山からアンパンマン号に乗って(ってやっぱ電車ネタやん)丸亀駅に向かうことに。車中、げんちゃんから借りた『恐るべきさぬきうどん 全店攻略本2』を読みながら予習・・・って酔ってしまいました。特急いしづち、ディーゼル車なのねん。久々に乗りました。そういえば私、乗り物酔いする人でした。
 これ以上酔ったらうどんが食えない・・・。気持悪いのを抑えながら何とか丸亀駅到着。あれ、げんちゃんは? しゃーないから丸亀駅探索。丸亀ボートの出走表発見。おぉ、中嶋誠一郎(長崎)来てるんや、こいつには大村ボートで散々泣かされたな・・・。と感慨にふけっている所にげんちゃん現る。時間は10:30.さ、行きますかぁー!

 まず最初に目指すのは『山下』(善通寺)。地図を見て、とりあえず善通寺駅に針路を取る。うどん目指して、げんちゃんバイクは走る走る・・・止まる。やっぱ、迷ったみたい? 
 「何か新しい道出来たみたいね」と言い訳しながら戻る戻る。で、善通寺駅発見。そこを左に曲がって走ること約10分。目印の十字路が目に入る。その右手に目指すべき『山下』発見! 「ここから我々の旅が始まるのか・・・。」と物思いにふけることもなく、そそくさと店内へ。
 『山下』はセルフでも製麺所でもなく、いわゆる一般店。よそ者でも臆することなく入れるお店。まだ、11:00前だったので店内もそれほど混んでない。しかし、日曜日とあって家族連れなみなさんがちらほら。みなさんの様子を見る。やはり釜揚げが人気なのか? しかし、人とあわせることが苦手な私は「ぶっかけ!」と注文。げんちゃんは少し迷って「釜揚げ」。
 待ってる最中、引き続き周りを観察。テーブルの上の大きな徳利が気になる・・・。お、隣の人が手にとった・・・。ダシだ! なるほど、と感心していると私のぶっかけの麺と薬味が乗ったお皿が登場。「お先に!」とその薬味を麺の上に載せて徳利を・・・「うぁっちぃー!」。思わず徳利を倒しそうになりました。
 気を取り直して、ダシをぶっかける。うぅーん、いい香り。ネギもいい感じで匂いを主張している。まずは、一口。「あっ!」って感じ。「なるほど。」と言う感じでもあった。「どんな?」って? いや、そんなん。麺はしっかりと腰があって太めなのかな? 私は太い麺が好きなので、ここを1件目に選べたのはホントに幸せですって感じ。そんな私の横をげんちゃんの釜揚げが通る。「あれ、釜揚げのセット、まだ来てない?」とお店の人。げんちゃんが「???」 私、「すいません、僕が使ってしまいました・・・。」 そうか、これって釜揚げの薬味だったのね。「いいよ、もう1個持ってくるから」とド素人の私達にもやさしいお店のお方。なんだかいい感じ。ほんとにホントにいい感じのさぬきうどん王国、香川。ぶっかけたダシも飲み干して「ごちそうさまでした!」

やっと、さぬきうどんを紹介できたのにたった1件で1,800字。ま、7編も書いてて1件も紹介できなかったことを思えば、上出来か? とりあえず、ほちぼちいこか。


『山下』(善通寺)@341358.0N1334901.5E
 ぶっかけ・釜揚げ・・・¥250

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★★★『恐るべきさぬきうどん』ツアー:第2章②【あの道はいつかきた道】(なかむら)★★★

 探していた『さぬきうどん全店制覇攻略本』がパワーアップして私の手元にやってきた。2002年度版で平成13年11月24日初版。ということはホントに出来たてなのだ。うれしい…と神に感謝の祈りを捧げながら気づく。「ちゅ~ことは、もう12月かぇ?」
 そう、全国的に今日から一斉に12月。ラマダン中だろうが雅子様がご入院(と、書いたら無事女の子ご出産、奉祝)されようが、世界中で太陽暦は12月。「おぉ~、修士論文…。」目の前の難関に直面したときにも、やはり神に祈る。「学校、火事でなくならんかなぁ…。」神様もさぞ、つらかろう…。

 で、さぬきうどん。『山下』から始まった今回のツアー、次に目指すは『なかむら』(飯山)。そう、『自分でねぎ切り&なかったら裏からねぎ引っこ抜いてこい』的伝説のお店。まさにセルフ、まさにうどん巡礼にふさわしいお店。さっそく『山下』からの経路を設定。
 『なかむら』経験済のげんちゃん、なんでも11号線からなら道順を覚えているらしい。「なら、そうしますか…。」といいながらもう一度『山下』と『なかむら』の位置を確認。「あれ、結構近いですよ?」なにせ、地図が2枚に分かれていたのでお互いの店の距離感がわからない。実は、『山下』の交差点を東に向かって「ダァー」っと行って、川を越えたところを「キュキュ」っと左に曲がって「タラタラ」っと行けばそこが『なかむら』。んー、我ながらアンニュイなナビ。とにかくそのルートで「let’s go」。
 まずは、「ダァー」と東に進路。まもなく川発見&橋発見。なんなく「キュキュ」。しばらく走って「タラタラ」と微速前進、もちろん前後左右の哨戒を怠らず…。おもむろに機関中立、エンジン停止…。「行き過ぎましたね。」と、げんちゃん。やっぱ逆からのアプローチは難しい。鮭が川を下るのと上るのと位の差がある…ってそんなにはない。
 しばし、戻ること数分。「あ、ここですよ。」とげんちゃん。「どこ?」っていう位の細い道をおもむろに右折したところに『なかむら』発見。確かにこれは見つけられないかも?

 すぐさまバイクを降りて、お店に突入…って思ったが「どこが入り口じゃ?」あっちこっちで人がうどん食ってるし。しかし、そこはさすがのげんちゃん(2回目)。スタスタとお店の中へ。私もあとからついていく。
 お店の中はほんとにセルフ、というか無駄なものが何もない。とにかく「小」をもらってうわさのねぎを探す。残念ながら(?)まな板と包丁の横にはすでに誰かが切ってくれたねぎがあったので、それをすくっていただいた。その横にうまそうな天ぷら達発見。「このあと、まだ回るからなぁ…。」そう思ってあきらめかけたその時、な、な、なんと、ちくわの天ぷらが私のうどんの上に既に乗っているではないか!(…って我慢できずにとってもぉただけやんか!)しかし、このちくわの天ぷらが、あとでとんでもない展開を引き起こす…? (いやぁ、まさかあんなことになるなんて、なぁんて。)

 ま、余計な脚色は良いとして、肝心のお店の感想。
まずは、おうどん。やや、細いくらいの太さに感じたが、のど越しはサイコー。「あっという間にたいらげた」って感じ。確かに何玉でもいけそう。と、思ったらげんちゃん、お代わりしてるー。前半から積極的に飛ばしている、調子が良いのか?
 しかし、なによりも私はちくわの天ぷら。むちゃくちゃおいしかった。あのサクサク感と衣にしみたダシ、いや、もう「レインボー!」です。ちくわ1本丸々なので、伝説のまな板と包丁で切っている人もいたけど、私は「イッポン!」丸ごと、サクサク&ガツガツいってやりました。私、かなり感激しました。いやぁ、うどん屋の天ぷら、積極的に手を出しとかないと後悔することになりそうです。

 そんな『なかむら』をあとに、次なるターゲットは『がもう』。そこにもさらなる伝説があった。それは次回の講釈で…。


『なかむら』(飯山)@341525.5N1335018.2E
 小 ¥100 大¥200
 天ぷら¥100


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★★★『恐るべきさぬきうどん』ツアー:第2章③【あの道を抜けるとそこは】(がもう)★★★

 久々に寝込んだ。いや、よく体は壊すのだが、寝込んだのは久しぶり。昨日の時点で、やばいなぁとは思っていたのだが、夜中から腹は痛いわ頭は痛いわ。朝から熱が下がらない。この年になって39度近くの熱が出ると体の節々が痛い・・・。今日からの4日間で修士論文書いてしまおうと思っていたのに、ヤバシ。資料は学校に置きっぱなしなので、家にいててもすることがない。だからパソコン、って早く寝なさいって気もするが。

 で、うどん。 『なかむら』のうどんとロケーションを堪能して、次に目指すは『がもう』。これまたロケーションが素晴らしいらしい(←げんちゃん談) とりあえず、坂出市を目指して国道11号線を「東に向かうぞニンニキニキニキニン!」(←ってかなり古い。しかも西だし。分からない人ごめんなさい)
 どれくらい走っただろう、近くまで来たみたいだが、肝心の最後の道がわからない。そう、あの細い道。バイクだからそう大変ではないが、見つけにくいことには変わりない。田んぼの中を走り、対向車に道を譲って・・・。
 「おぉ!」 いきなり開けたかと思いきや駐車場いっぱいの車が目に入る。それよりもうどん鉢持った、人ひとヒト。並んだ列が外まで溢れ、中から鉢を持った人が次々と出てくる。「雨降りには傘さしてうどんを食う」ってのはあながち嘘ではなさそうな感じ。いや、それ位景色に解け込んだ店構え。

 とりあえず、私たちも並ぶ。小を頼んで天ぷらとって、と。天ぷらの上からぶっかけ。これが大好き。テーブルに何か薬味があったが、人が多かったので外へ出てうどんを食す。いやぁ、いい感じ。以前食べた、沖縄すば屋にも似た雰囲気。やっぱ、外で食べるのは美味しい。ま、雨降り&雪降りな日にはつらかろうが。
 ここで周りを観察。明らかに我々のようにうどん巡礼中の輩もいれば、その辺のおっちゃんもありーのでなかなか楽しい。中には新聞もって立ってうどんを頬張っている人も居たが、こんな風景画見れるのはここ香川と京都競馬場のうどん売り場くらいだ。ちなみにゲソだと競輪場って感じがするが、全く関係のない話。
 今日3杯目のうどんだったが、「もうすこし欲しいな」と思わせるくらいの麺とダシ。『なかむら』よりは太い麺。もちろんコシもあるので噛み応えアリ。でもお腹にくることはない。ダシもいい感じ。麺をサラサラっと、天ぷらをサクサクっと平らげて、お箸をバケツに捨てる。鉢を返しにもう一度店の中に入る。さっきよりは空いてきたが、それでも人が多い。洗い場らしきところに行き、鉢を返す。何処の店でも思うがいくらセルフと言えど、1杯¥100で商売になるんだろうか。駐車場を作る金はうどん何杯分だったのだろうか、ねぎのほうが高かったりすることはないのだろうか・・・、とまたしても余計な詮索。

 げんちゃんより先に食べ終えた私は店の外をキョロキョロ。「こんなところに水道が。」「これは魚を飼ってるのか。」 てなことを思いながら駐車場へフラフラ戻って振り返る。やっぱり絵になる店構え。「カメラ持ってくればよかったなぁ。」とはげんちゃん。確かにそんな感じ。香川県はここを環境保全地域に指定すべきだな。ここに来た人ならそう思うでしょ?

そんな抜群のロケーションの『がもう』を後にして、一旦丸亀市に帰ることにする。時間も12時を回ったし、しばし休憩。やっぱり丸亀城には寄っておく。天守閣から見る景色はなかなかなもの。城内を歩き回って腹を減らす・・・。そう簡単にはいかない。しかし、『山下』『なかむら』『がもう』とうまい店を回っただけに口はうどんを欲している。しかし、我々の次なる目的はそうではなかった。げんちゃんも私も行きたいと思っていたラーメン屋。そう、『はまんど』が次なるターゲット。
 しかし、その店の位置が全くわからない。当然だが『さぬきうどん全店制覇攻略本』には載ってない。仕方なく、かたっぱしから本屋による。が、わからない。「疲れたから、コーヒーでも飲みましょう」と入ったダイエーに本屋発見。直ちに立ち読み開始。「あ、営業時間、やばいっすよ。」そう、(確か)4時までと書いてある。今は1時過ぎ。「コーヒーでも飲んで一息入れましょう。」とドムドム(懐かしい)へ。 ここから先は次回。

『がもう』@341806.6N1335503.6E
小 ¥100  大 ¥180
天ぷら ¥70


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★★★『恐るべきさぬきうどん』ツアー:第2章④【うどん風味の讃岐ラーメン?】(はまんど)★★★

 3回続けて不健康自慢も何だかなァ・・・とは思うが、今日も相変わらず胃が痛い。しかし、昨日よりは少しマシになったので、体に鞭打って、と言うか親に駅まで送らせて(全然鞭じゃないやんけ!)学校に行く。PCの入ったかばんが重い。それより歩くと胃が痛いのなんの。いつもの半分の速度でしか歩けない。
 「胃に穴空いてるんとちゃうやろか?」と思うくらいの痛さ。いや、過去に胃に穴を空けたことが無いから分からんが。しかし、肺になら穴空けたこと、あるもんねぇーって自慢してどうする? でも胃にも穴空けたら、ある意味『2冠達成』? ついでに、十二指腸にも穴空けて『内科の3冠王』目指すか?(目指さなくてよろしい・・・。)

 そんな、いつもの無駄話は置いといて、今日の話題は『はまんど』。 そう、讃岐ラーメン。 どぉ?讃岐ラーメン。
丸亀市から直線距離にして約7cm・・・ってことは約13kmくらいの所に三野町、そこに今回目指す『はまんど』がある。とりあえず、R11からJR三野駅のほうに向かって喫茶店の所をキュキュっと曲がったトコラ辺にあるらしいのだが、よく分からないので、得意の推測航法でR11を「西へ向かうぞ、ニンニキニキニキニン!」(←また出た!と思った人、いつも読んでくれてありがとおぅ・・・って反省なしかよ!)

 まず、R11を西に・・・で、三野駅へ向かう道を、っと・・・。
「この辺ですかね?」
「いや、高速をもう一回潜らないといけないんで・・・。」
「けど、いつもより余計に走ってるよぉ?」
「じゃ、ここいらで曲がりますか!」
 案の定、「ココは何処?」 大体、三野町にすら侵入していないのである。曲がるのが早すぎる。な、もんで、そそくさとR11へ Back On Corse。
 しばらく走ると、いぃ感じの道が出てきたので、すぐさま右旋回。そのまま真っ直ぐ,真っ直ぐ・・・。JR三野駅発見! 「って、行き過ぎましたね。」 んー、喫茶店なんかあったか? 分からなさすぎ・・・。
 結局、R11とJR三野駅の間の道という道をしらみつぶしに走る。名付けて『ローラー作戦』(←って、『狐目の男』発見出来なかった作戦やんか!)。が、この投げやりな作戦が功を奏し、『はまんど』発見。(ってもともとそんなに道もないしね。)急いで店に駆け寄るとやっぱり現在時刻は閉店時間1時間前。「いやぁ、間に合っただ。」と安堵する暇もなく、店内に信州、じゃなく侵入。

 店内は、そう・・・。どー言いましょ? 張り紙がしてあって一見『頑固親父の店』って感じ? 正直、そういう感じは私、好きではありません。「そんなもん、料理は美味しく喰うのが一番の作法」と信じて疑わない私(←元ホテルマン、helpだけどね)。もちろん、他人様に迷惑かけるのは、no good。そこいらは心得ておじゃる。
 と、思ったところに全く頑固そうでないおねぇさまが「ご注文は?」。すっかし安心しました。で、俺は何頼んだったっけか? 忘れた。 けど、とにかく喰った。 あぁ、かなり投げやりな報告だ。 ちゅうか、私は大抵、初めてのラーメン屋で塩ラーメンがあるとそれを注文する。塩味風でもいい。『げんこつラーメン』(新宿)でも塩味だし、札幌でも味噌ではなく塩味を頼んでしまう男。もちろん、サッポロ一番は『塩ラーメン』でしょー。

 で、そのお味は・・・「久々の、あっさり。うまいですよ。」的感想です。最近『一蘭』(福岡・キャナル他)や『一風堂』(福岡・大名他)、さらには『九州じゃんがららぁめん』(東京あちこち)や『天天有』(京都・一乗寺)とか有名どころというかカップラーメンになるようなところがみんな「濃い」味なのに対して『はまんど』は「海はいいねぇ~」って感じ。ん? 訳、分からん? 俺もわからん。だって、私は岸朝子じゃないもん。 でも、うどん風味、とでもいいましょうか、平戸のあごだしラーメンに似ているとでもいいましょうか(違うか?)、和風っぽいラーメン。
 実は、『はまんど』には、天ぷらも置いてあるのですが、時間が悪かったらしく、余り無かった。今度は是非「ちくわの天ぷらにラーメン」してみたいです。いや、結構ありやと思うよ、ここのラーメンなら。さすが讃岐ラーメンですたい。

 で、今回は(も?)さぬきうどんから少し離れて『はまんど』の紹介。うどん巡礼中の気分転換にでも寄って見ては如何でしょうか・・・って、そんな軽い食べ物ではない。けど、おいしいよ。


『はまんど』(三野:ラーメン)@341227.6N1334305.5E
 値段・・・いくらやったっけ???


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★★★『恐るべきさぬきうどん』ツアー:第2章⑤【開いてて良かった!】(五右衛門・鶴丸)★★★

 ダラダラと書かせて頂いているこの日記(?)、書き始めてからもう1ヶ月。しかし、たかが1ヶ月で、既に書き込み確は50%を切っている。
「ホンマ、ダラダラや・・・」と思いきや、HPのカウンターはもうすぐ400。半分は自分で見ているとして(そんなにみてるんか!)それでも、延べ200人位にはお越し頂いた(ホントにありがとうございます)訳で、それを思うと「ちゃんと書かなアカンなぁ・・・」と思いきや、いざ書こうとすると風邪引いたとか、仕事とか、修士論文だとかでなかなか書けず。
 「だったら、修士論文ぐらいは(←ぐらいぃ~!)ちゃんと書かなアカンなぁ・・・」と思いきや、書こうとするとTVだとか、おやつだとか、お昼ねだとかでなかなか書けず。(って言い切ってどうする!)
 そうは言っても(言ってはダメなのだが)修士論文を書かねば学校が修了しない。「頑張って書かねば。」と、朝(昼?)起きた時だけは、いつも硬く誓う私。とりあえず、修士論文の締め切りはあと40日もない。え? あと40日もあるんや。ラッキー!
 ということで、今日も『恐るべきさぬきうどん』ツアーの続きを書くことにする。いや、別にこれって自分に言い訳しているわけではない。そう、断じてないのだ。(ってどうでもいいやん・・・)

 夕方までにうどん3杯と天ぷら数個、さらにはラーメン1杯を食した我々一行(げんちゃんと私)はとりあえず、今夜の宿を取っている高松市内に戻る事に。道中、むちゃくちゃ寒くなったので(バイクで移動中)丸亀のユニクロでちょっとだけ高めの防寒具を購入。
 「夕方の高松市内ってやっぱ、混みますかねぇ。」
 「でも、バイクだし、ここ(丸亀)から2時間はかからんでしょー。」
 「けど、温泉行きたいっすねぇー。」
と、のん気&寒気を共にして出立。目指す本日のお宿は県庁の裏手(西側)。バイクもあってかそれほど込まず&迷わず到着。で、いきなり風呂。ホントに寒かった・・・。

 風呂からあがって、作戦会議for夜の部。げんちゃんがバイブル片手にやってきた。
「俺、ここいきたいんすよ『鶴丸』と『五右衛門』。カレーうどんがうまいらしいんすよ。」
「そうなん、さぬきカレーうどん?」
 実は、カレーうどんに関しては言いたいことが山ほどある私。でも、山ほど書いたら字数がなくなるのでちょっとだけ。「京都のカレーうどんもおいしいよ!」

 さっそく高松市内を徘徊ついでに『鶴丸』『五右衛門』へ。 先に『鶴丸』に行ったのだが、まだ準備中。「どーすっべか?」と思いながらとりあえず場所だけ確認しようと言うことで『五右衛門』へ。移転しているとのことだったので、適当に迷いながら散策。この間に紆余曲折(ゆーても、ゲーセンに行ったとか本屋で立ち読みした程度だが)があったのだが、『五右衛門』が空いているので「とりあえず、先にいっときますか!」で、店に侵入することに。
『五右衛門』では、げんちゃんお勧めのカレーうどんに挑戦。店内はきれいな作りで、今までのうどん屋のイメージとは全く違う。と、いうか他県ではフツーなのかも知れないが・・・。ってなことを思っているとカレーの良い香りがしてくる。 良い感じで腹が減ってきた所にカレーうどん登場。早速食す。「おぉー、シコシコ!」当然といえば当然なのかも知れないが、カレーうどんでこれだけコシがあったら幸せ至極。ただ、私的にはもう少し「ピリッ!」とした辛さがあったほうが好み。カレー南蛮的なルーなのかな、と感じた。
 で、カレーの後にはもちろんゲーセン。そんでもってしばらく客引きのおねぇちゃんの間を掻き分けながら高松散策。で、今一度『鶴丸』へ。

 『鶴丸』に入るとちょうどテーブル席が1席空いている。そそくさと座って注文は「ぶっかけ!」 そういえば私「ぶっかけ」ばっかり。しかし、うまいからしゃーない。店内は飲み屋街のうどん屋そのもの(←ってどんなんや?)。 それほど待たずにうどん登場。とりあえずいつものようにサラサラっと・・・って、コシがすごい! これはいい! こんなことならこっちを先に来ていれば、口の中のカレー風味が邪魔せず味わえたのに、と思いながら(当たり前)あっという間に完食。高松の夜のうどん巡礼、ここは外せないですよ。
 で、で、帰りに少しだけビールを引っ掛けて今日は終わり。明日はどんなうどんに巡り逢えるのだろうか・・・良い夢みろよ!(by 柳沢慎吾)







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