アスペルラ・オリエンタリス 0
夏咲きフクジュソウ 0
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早い時期に葉を落とし、季節外れの花を咲かせていた山桜に新葉が展開していて驚く。 瑞々しい黄緑色の葉が、下草のセイタカアワダチソウの黄や他の枯れ色の景色と相まってちぐはぐな印象をもたらす。 複雑に色が絡み合う桜の紅葉が好きなのだけど、今年は早くに散ってしまい残念に思っていた。 これからまた寒くなったら、あの山桜はどうするのだろう。 花、新葉と結構なエネルギーを消耗したに違いない。 直に本当の冬がやってくる。 たっぷり休眠して春にはまたきれいな花を咲かせられるように力を蓄えてほしい。 道路側花壇のフジバカマが花盛り。 アサギマダラが来てはいないかなと辺りを見回してみるも姿は見えない。 そんなに都合よく飛んでくることはないのは分かっているが、日がな一日フジバカマの側で蝶を待つ訳にもいかず、未だに出会えずにいる。 長い道のりを飛び続ける力はあの小さな体のどこにあるのだろう。 厳しい冬を温かいところで過ごすために命がけで飛行を続けるのはすごいことだ。 そこまでする熱意は自分にはない。 旅をする余裕もお金もない。 何か学べることがあるかもと思いつつ、あっても真似できそうにないと諦めている気もする。 乱舞しているところを一度でいいから見てみたいなぁ。
2021.10.27
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モズが鳴いている。 そういえば、モズの早贄をまだ一度も見たことがないなぁとぼんやりと思いつつ、頭の他の領域では全く別の邪念に追いかけられている。 嵐のような時間が過ぎ去り、目の前には皿や器が山のように積まれている。 予報通り寒い一日だった。 今季一番の寒気だと聞いて心して起きたのに、布団から出た瞬間から寒さに震えた。 当たり前だ。半袖に短パンのパジャマ。 慌てて羽織るものを引っ張り出して着た。 外は強く風が吹いていて、体感温度が一気に下がる。 朝方は小雨が降っていたが、干すときには止んでいた。 空を睨み、部屋干しかそれとも外かと一瞬悩んだが、日差しはなくとも風に晒されていたら乾くだろうと軒下に干す。 ついでに育苗箱を覗いてみる。 種を蒔いたのはいつだったか。 そろそろ発芽してもよさそうなものだけれど、一向に芽が出る気配がない。 途端に不安感に襲われる。 このまま一つも芽が出なかったらどうしよう。 何がだめだったのか振り返ってみても、全てが間違っていたようにも、そうでないようにも思えて、よく分からなくなる。 失敗という言葉が頭をよぎった。 いや、一先ず忘れよう。 落ち着け。 まだまだ他の種蒔きも終わっていない。 気温がどんどん低くなって、よもすれば発芽適温を逃してしまいそうだ。 今週中に何としてでも時間を作って種を蒔かなければ。 曇りの日には蕾を閉じるリンドウ。 機微に聡い花。 明日は晴れるかな。
2021.10.17
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ぐっと秋らしくなって家の中でも靴下を履くようになったというのに、未だに氷ばかり食べている。 貧血が進んでいるのかもしれない。 血液検査をすれば大体いつも貧血気味ですと言われてしまう。 意識して鉄分の多い食材を摂るようにしていても、なかなかうまい具合に改善してはくれないらしい。 鉄剤を処方されたこともあるのだけれど、錠剤とはいえかなり飲みにくいので少し苦手だ。 NHKの、三日間に渡ってとある場所で密着取材を敢行するドキュメンタリー番組を毎週楽しみにしている。 焼き芋屋さんや、宝くじ売り場、釣り堀や老人ホーム等々、実にいろいろな場所で撮影が行われていて、毎回とても興味深い内容になっている。 いつぞやの放送では、献血ルームに密着していた。 恥ずかしながら今まで献血をしたことがなく、そこには自分の知らない世界が広がっていた。 空き時間や時間潰しに利用している人がいて、なるほどなと思った。 無料で飲み物が貰えることがあったり、エアコンの効いた部屋で過ごせるのは良い。 身近にできる社会貢献。 定期的に通っているという人もいてすごいなと思った。 残念ながら、自分はこの先も献血できそうにない。 できないばかりか、今後何らかの形で輸血が必要になることもあるかもしれない。 こういった人たちの善意で助かる命がたくさんあるのだと勉強になった。 なるべく必要になることがないように、日頃からちゃんと摂生しようと思う。 季節外れの暖かさが続いたせいか、ウツギが咲いていた。 次に花を活ける時に使ってみようかな。
2021.10.16
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最近太ったのではないかと父が言う。 夕食時の白米の盛りを見て言ったのだとは思うが、デリカシーの欠片もなく、ただただ腹立たしい。 自分でも自覚している。 店に立つときに履いているズボンやデニムがきつく感じるので、体重が増えたのは確かだ。 母に言われるならまだしも、父に指摘されるのは胸くそ悪い。 母の死後、食事が喉を通らなくてガリガリに痩せたことを認識すらしていことは言動からみて明らかだ。 それ以降も不安感が強くなる度に食べられなくなり、痩せては戻るを繰り返していることも全く理解していない。 娘に関心がないので、何度説明しても忘れる。 食欲があることは自分にとってはとても大事なことなのに、それすら否定された気分だ。 風呂に入るために服を脱ぎ、出た腹を撫でてみる。 妊娠したら、こんな感じなのかな。 見た目は似ていても、中身は天と地ほど違う。 現実はただの脂肪の塊。 愛おしいという感情はなく、憎いばかり。 叶うことがないことを思い、また絶望感に苛まされる。 これが自分の運命なのだろうか。 御免被りたい気持ちでいっぱいだ。 秋になり、美しい実をつけたムラサキシキブ。 ウメモドキ・大納言も、数は少ないが赤い大きな実をつけた。
2021.10.11
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今日も暑かった。 本当に今は十月なのだろうか。 もしかしたら九月の間違いではないのかと言いたくなるような一日だった。 最後に客間のエアコンを使ったのはいつだったか。 久しぶりに客間のエアコンを稼働させた。 暑いのは自分たちだけで、お客さん自身はそうでもないかも?と思わなくもなかったけれど、注文の内容を見る限りそんな心配は無用だった。 店を閉めたあとはゆっくり息をつく暇もなく片付けと仕込みに追われる。 明日も忙しくなりそう。 なるといいな。 鉢植えにしたリンドウが咲いた。 夏。 ひと月に一回行くか行かないかのホームセンターに行った。 初めは何の植物か全く分からなかった。 見切り品としてぽつん置かれていたポット苗を手に取り、ラベルを見て驚いた。 リンドウと書いてあった。 秋に開花株が売られているのは知っていたけれど、こんな株姿だったっけ。 リンドウと聞くと栽培は難しく、標高の高いところでしか育たない山野草という考えが頭に浮かぶ。 青い花は好きだけれど、猛暑が続く当地では夏越しは絶対に無理だと思って諦めていた。 下葉が少し黄色くなっていたこの株を見たとき、案外大丈夫なのかもしれないと思った。 ひょろっとはしていたが、暑いのにしっかりしていた。 帰ってすぐ植え替えて、夏中ずっと見守って無事に秋になり、蕾を見つけたときは嬉しかった。 それがようやく咲いた。 美しい青。 丁寧に折られた折り紙を開いたような花弁。 花後に地植えにするかどうかで悩むが、今はただこの青を眺めていたい。 品種は記載がなかった。 ササリンドウかなと思っているが、どうだろう。
2021.10.09
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ワクチンの二回目の接種がようやく済んだ。 接種対象年齢に該当するまで長かった。 供給ストップしたりと紆余曲折あったが、無事終わってほっとしている。 副反応は一回目は腕の痛みのみ。少し痺れも。 二回目は腕の痛みと倦怠感。 熱っぽい気がして計ったら微熱があった。 夕方ソファで休んだら楽になった。 大したことがなくてよかった。 ただ、ワクチンを接種したからと言って感染しない訳ではないそうだから、これからも気をつけなければならないのが厄介だ。 誰もが服用できて副反応がない特効薬ができてくれれば。 毎日マスクを欠かさずに着けているけれど、未だに違和感がある。 蓋をされているようで息苦しい。 顔の筋肉が衰えそうな気がして、意識して口角を上げるようにはしているが効果の程は分からない。 口紅も出番がすっかりなくなって、ポーチの中で所在なげにしている。 かといって、マスクの下はすっぴんでいいかとはならずに毎日せっせと左官業に勤しんでいる。 粗は隠して薄く薄く。 ポイントメイクは眉のみ。 人と会う予定がなければマスカラもアイカラーもチークも無し。 無しばかり。 コロナ前のような日常が戻るのはいつだろう。 そんな日が早く来ますように。 コスモスと色が似通っているせいでお客さんにあまり認知されていなさそうなシュウメイギク。 実は後ろ姿も美しい。 花弁に濃淡があるところ。 葉の形。 株姿がすらり。 花茎がすっと伸びていて姿勢が良い。
2021.10.06
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山の色が少しずつ褪せてきた。 秋も深しと言いたいところだけれど、今日は暑かった。 いや、ここ数日、昼間の気温が十月にしては高い。 車で走っていると、山桜の先に何やら白いものがちらちら付いていた。 病気か何かかと思いつつ、じっくり見続けるわけにもいかず、そのまま通り過ぎた。 帰りに同じ道を通ったときにまた見てみると、その白いものはなんと花だった。 新聞等で時折季節外れの桜が咲いたと目にすることがあるけれど、当地でも起こりうるとは知らなかった。 台風などで強い風に吹かれて葉が落ち、その後で気温が高くなる日があると桜が秋に咲いたりすることがあるらしい。 確かに、花を咲かせていた木には葉がほとんどなかった。 だから花が咲いていることに気がついたのかもしれない。 道路沿いの家の庭に植えられている十月桜を見てみたら、たくさんの花を咲かせていた。 こちらは名前の通りだ。 とてもきれいだった。 我が家の十月桜はどうだろうと入口横の花壇へ見に行ってみたが、残念ながら花は咲いていなかった。 きっとまだ木が若いのだろう。 たくさん咲いているところを見てみたい。 また一つ、未来へ続く欲が出た。 秋の桜と言えばコスモス。 今が一番美しいときかもしれない。 センニチコウも花盛り。
2021.10.05
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蝉が居なくなり、鳥や虫の鳴き声がよりはっきりと聞こえるようになった。 とは言え、日が昇るとまだまだ暑い。 十月になり、秋に入ったことを日々実感しているけれど、雨や曇りの日が続いた九月より日中の気温が高い日が多いのではなかろうか。 代わって朝晩は15℃近くまで下がる日も出てきて、薄手の布団では寒く感じるようになった。 気温差が大きいせいか、朝にはよく霧が出ている。 顔を洗う時も、夏場はあんなにバシャバシャと顔に掛けていたのに、今は気合いを入れないと冷たい水に負けそうになる。 時には、レバーを調節して微温い水を使うことも。 とうとう朝食時の飲み物はアイスコーヒーから温かいミルクコーヒーに。 店では夏場は白のカットソーを着ていたが、作務衣に衣替え。 これから気温が低くなるにつれて中に着るものが段々増えていく。 こうして少しずつ、季節は移り変わっていくのか。 草取りが一段落ついた。 これでようやく種蒔きに取り掛かることができる。 まずはパンジー、ビオラから。 来年の春を頭に描いて。 未来の笑顔のために。 ノコンギクが咲いた。 あまり日の当たらない場所に植えたせいか、草丈が伸びがち。 コスモスやシュウメイギクなど、ピンク系の花が多い時期に、この花色は貴重だ。 ダンギク。 最近ではカリオプテリスと呼ばれることが多い? 家のはあまり大きくならずにこぢんまりとした株姿。 背の高いコスモスに圧倒されている。 個性的な花が可愛い。 耐寒性はマイナス5℃までらしいが、今のところ冬越しできている。
2021.10.04
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十月になった。 蝉の声はすっかり聞こえなくなり、日も夏に比べると随分短くなった。 調理場で西日に照らされながら洗い物をしていたら、どこからともなく野焼きの煙の匂いが漂ってきた。 秋の匂い。 匂いがつかないように洗濯物を取り込む。 カラカラに乾いていて気持ちがいい。 明日も忙しくなりそうな予感がする。 早目に休んで明日に備えよう。 久しぶりに道の駅に寄った。 きれいな花色のクジャクアスターを購入。 鉢植えにして、ルリマツリモドキ・ブルーサファイアと共に花かごへ。 ルリマツリモドキの葉がもう赤くなってきた。 花はポツポツと咲いている。 これからどんどん秋が深まっていく。
2021.10.02
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風が強い。そして寒い。朝、手を洗おうとして反射的に引っ込めた。水が冷たい。一日でこうも違うものか。洗い終わるころにお湯になる。早朝に少し雨が降ったようだ。葉っぱに水滴が乗っていたし、何より雨上がりの匂いがした。念のために、干しものは軒下へ。日が出ても長く続かず、ほとんどの時間は空を雲が占拠していた。洗濯物は風の力で乾いたようなものだ。最高気温は16℃と、低かった。冬近し。午前中はバタバタしていて、午後は少し疲れてしまった。先日、お客さんに畏れ多いものを頂いた。山の恵み。食べたことはあったけど、自分で調理するのは初めてだ。手に持っただけでいい香り。下処理をして、炊き込みご飯に。炊いている間もいい匂い。蓋を取って立ち上ってくる湯気もいい匂い。そして食べると味覚や嗅覚などの感覚が忙しい。舌の味蕾もびっくりしている。美味しく料理できてよかった。こんな機会はめったにないだろうから、いい勉強になった。美味しくってついついおかわりまで。丁度新米と切り替わったタイミング。食欲がある内は大丈夫。きっと大丈夫。明日で10月が終わる(もう日は替わっているが)。出雲へ出かけられた神さまは、いつお戻りになるだろう。一株だけ出てきたこぼれ種の千日紅と、夏の間元気のなかったボッグセージ。背の低い宿根イベリスを背景に移しているので、ボッグセージの姿勢が少々悪いのは否めない。
2020.10.31
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早朝の霧が、昼近くまで棚引いていた。暗くなった時間帯もあったので、取りあえず洗濯物は室内に干す。晴れてきたのを見計らって外に出したものの、すぐまた曇ってぱっとしない空模様が続いた。ビニポットに水やりをするついでに、発芽具合も確認するのだけど、もしかしたら今年の成績はあまりよくないかもしれない。特にオダマキとシノグロッサムが微妙だ。オダマキの方は発芽に一か月ほどかかると書かれていて、そろそろ発芽してもいい頃なのに、さっぱりだ。シノグロッサムも同じく。今日の気温は20℃まで上がったと言っても、土中の温度はもっと低いはず。ビニポットの場合はどうなのだろう。ポットが黒いからと温度が上がりやすかったりするのだろうか。11月に入ると、気温がまた2~3℃低くなるという予報が出ている。成るようにしか成らないということを念頭に、あまり深刻に考えないようにしよう。思い通りにならなくて当たり前、うまく育ったらラッキーぐらいに思うことにしよう。いつのまにか、ローズマリーが咲いていた。もう植えて何年目だろう。6年ぐらいたつのだろうか。ずっと花が咲かなくて、色々調べてみると肥料分が多いと花が咲かないことがあるらしいと分かった。ある程度株が成長しないとなかなか花が咲かないということもあるらしい。やっと去年初めて咲いた。それも2~3輪。木立性だったか、半木立性だったか。品種名も思い出せない。マリンブルーかなぁ。
2020.10.29
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霧に包まれた朝。二度寝の誘惑に負ける。起きると、余り時間に余裕がないことに気付く。慌てて出かける準備をして戸締りをし、車に乗り込んだ。何か忘れているような気がするけど、思い出す時間がない。今日もすごくいい天気だ。澄んだ青空に、紅葉の始まった山々、田んぼの端に植わっている、実の重さで枝垂れている柿の木。なんて美しい風景だろう。そして街路樹のマルバノキはさらに紅葉が進んで、葉は紅玉りんごのような色をしている。着々と季節は進む。荒地のセイタカアワダチソウは、他のものより太陽のスポットライトを多く浴びようとするかのように、背伸びをしている。尖がりあたまの花穂を見ると、目がしょぼしょぼしてクシャミが出そうだ。あまり好きな花ではないが、密集して生えている姿は哀愁を誘う。空気は暖かいが、風は冷たい。最高気温は21℃。そして日が落ちると一気に肌寒くなる。昼間は手に持っていたジャケットを羽織る。ハンドルを握る指が段々冷たくなってくる。飛び出してくるかもしれない小や大動物に注意して、帰路についた。帰った家の、部屋の暖かさにほっとする。思い立って、しばらく前から食べたかった餡子を炊いた。冬に作るときは、ストーブの上に乗せて煮ることが多い煮豆作り。今回は圧力鍋で作る。ガス代も高いし。美味しく炊けたが、気持ち少し塩を減らした方がよかったか。小倉トーストにして食べたら、幸せな気持ちになった。幸せはこうも簡単に手に入るのか。単純すぎるけど、そう考えることにする。あぁ美味しい。炊いているときからいい匂い。最高のアロマだ。次はお餅と食べようか。八重のヤマブキ。一重は咲かないが、八重の方は、春を過ぎても気付くとぽつぽつ咲いている。
2020.10.28
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朝までずっと雨だった。時間が経つにつれて天気はどんどん回復していった。夕方の日差しを浴びて、眩しさのあまり目を閉じる。瞼の裏側に、直前まで見ていた景色が残っている気がして、一瞬感覚が狂う。最高気温は20℃届かず。今日改めて雨上がりの山を見てみたら、部分的に紅葉していることに気が付いた。意識して見ないと、目が慣れてしまって意外と分からないのかもしれない。夜鳴く虫の声がめっきり減ったような気がする。何となく、仲間が減ってしまったようで寂しい。今朝の新聞の占いを見ると、自分の運勢は結構いいことが書かれていた。それを今の今まで忘れていたが、今日を振り返ってみても特に何もいいことはなかった。今週は何かいいことありましたか、のナレーションで始まる番組が苦手だ。いいことなんて然う然うあるものではない。でも何かあったときに、これはいいことなんだ、と認識できるマインドは欲しい。今のままだと、余程のことがない限り見落としてしまいそうだ。つまみ細工のような美しい花弁。美しい赤。ダリアの魅力にはまりつつある。
2020.10.24
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空は、ぼってりとした雲がまるで確固たる意志をもっているかのように、隙間なく覆っている。朝から雨が降るでしょう、と予報では言っていたが、降り出したのは夕方からだった。弱まったり、強まったりを繰り返しながら、今も降り続けている。雨が降っている割にはあまり寒く感じない。日中は20℃まで上がったが、今も17℃近くある。雨は朝までで、昼間は晴れるらしいがどうなるだろう。子供の頃、寝る前に母がいつも絵本を読んでくれた。弟と二人、毎晩楽しく聞きながら自然と眠りについていた。あるとき、いつも熱心に布団から身を乗り出すようにして聞いていた弟が、疲れていたのか割とすぐに眠りについた。すると母は自分を見て、あなたも早く寝なさい、と言った。まだ眠くなかった自分は、母の読む物語の続きをもっと聞きたかったが、寝る以外の選択肢がないことを知った。あぁ。分かってしまった。物語の途中で寝てしまった弟のために、話が分からなくなると可哀そうだからと続きを読もうとしなかった母の気持ちが。それ以降、自分は母の読み聞かせを寝ながら聞くようになった。前からそうだったのだ。自分が先に眠ってしまった後も、母は読むのを止めることはなく、弟が寝るまで続けていた。寝つきが悪く、寝言を言い、寝ぼけて部屋を歩き回ったりしたこともあった子供の頃の自分。叶うなら、その時代に戻って、自分の家にホームステイしたい。そして歳が近い母の相談相手になり、子供の自分の、一番近い他人として愛してあげたい。無償の愛を自分に。日が出ていなかったのに、一輪だけ咲いていた。ガザニア・カナリアスマイル。寂しそうに見えるのは、なぜだろう。
2020.10.23
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朝からよく晴れていた。干しものもが多かったので、今日のようなカラッとした天気はよく乾いて助かる。最高気温も23℃近くまで上がった。やはり日差しかあると体感温度が違う。元気があったら閉店後に庭仕事をしたかったのに、結局片付けで終わってしまった。今から蒔いて果たして発芽してくれるのだろうか。思うように動けない自分が恨めしい。睡眠導入剤を飲み始めてもう何年経ったろう。寝つきはもともと悪かったが、母が早朝、まだ暗い時分に亡くなってから、夜寝るのが不安で恐くてどうしようもなかった。ずっと薬に頼って上手く朝まで眠れていたのに、去年あたりからなぜかまた寝付けなくなった。あるとき、人が会話しているラジオを聴いていると、割とスムーズに寝付くことができた。それからは、必ずラジオを付けっぱなしにして、聴きながら寝ることにしている。分かるようで分からない話を聞いていると、自然と眠くなる。それに余計なことも考えなくて済む。音に過敏な自分がうるさく感じないのは不思議だが、大きな物音で飛び起きることが不安の素だったので、それも道理なのかもしれない。そうやって昨晩も眠りにつこうとしていたが、薬を飲み忘れたことに気が付いた。一瞬眠れない不安がよぎるも、ラジオを聴いていれば大丈夫、とあまり考えないようにしていたら、そのうち眠ったようだ。なのに、夜中にぱちっと目が覚めてしまった。あぁ。このまま上手く眠れるようになれば、薬を卒業することができるかもという期待が萎んだ。ラジオはまだ話してくれている。どうせなら、と聞き入ってみる。英語なので、やっぱり分かるようで分からない。それがいいのかもしれない。結果いつもの時間に起きた。ということはちゃんと眠れたようだ。今夜から、オリオン座流星群が見られるらしい。生憎、昼間あんなに晴れていたのに、雲が多くて星が見えない。今年は無理かな。明日も雨予報だし。花弁の先が尖っていて、どことなく星の輝きに似ているダリア。
2020.10.22
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ススキの穂先を見て風向きを知る。朝は曇りがちだった空は、昼頃にはふわふわの綿のような雲が浮かんでいて、夕方にはそれらも全て無くなって快晴になった。気温は22℃弱。車中では暑く感じるほど。季節を先取りしすぎた格好のせいでもある。脱ぎ着しやすい服を選ぶのだけど、脱ぐと荷物になるので結局着たままで過ごす。時々車で通る、道沿いの素敵な家の十月桜が咲いていた。家に帰って、春に植えて30cmほど伸びた、自分の庭の十月桜を見てみる。残念ながら、花は咲いていなかったし蕾も無かった。恐らく今はまだ枝を伸ばすとき。根を張るとき。根っこの大切さは自分がよくわかっている。焦るなよ、と心の中で呟いておく。丁度車が通ったので振り向くと近所に住む人だった。声が届かないのは分かっているが、こんにちはと挨拶をする。車の窓越しにニカっと笑った顔が見えた。こちらもつられて笑顔を返すと、手を振ってくれた。何気ないこのやりとりに、いつも救われる。入り口横の花壇で作業をしていたとき、車で前を通る度に笑いかけてくれたり、時には声を掛けてくれた。自分にはどこか人を信じきれないところがある。矛盾するが、人を信じてしまいがちでもある。信じたい。信じる。信じている。のに信じきれない。奥底で、いつか、切られるのではないかと恐れている。無意識に出る表情や、突発的な状況で現れる態度は、真が出ると思う。それが笑顔だったら、嬉しい。信じてもいいんじゃないかと思える。あまりに空が綺麗だったので、シュウメイギクを見上げて撮ってみた。週末の、海釣り公園でずらりと並んだ釣り竿を横から見たような景色だ。どれも重たそうにおもりが沈んでいる。何が釣れただろう。別アングル。こちらは打って変わって華やかだ。バレエの発表会。舞台で伸びやかに踊っている。上気した頬が初々しい。
2020.10.21
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朝方、まだ暗いうちに一雨降ったようだ。全く気が付かなかった。秋の雨は、静かで物悲しい。窓から見た景色は、重たげに流れていく暗い色の雲と山の中腹を漂う霧。一反もめんが、まだまだ緑の山を背景にゆらゆら飛んでいるように見えた。日の光を見ることなく終わった一日だった。気温は18℃と少し。最近の気温差にやられそうだ。昼にやっと体が温まったと思ったら、15時にはもう冷たい空気が流れている。毎年風邪やインフルエンザには罹らないように気を付けてはいるが、今年はいつもと事情が違う。より一層の注意をもってして体調の変化には気を付けようと思う。明日は定休日だけど、朝から庭仕事というわけにはいかなさそう。夏の花の片付けや、コキアでホウキを作ったり、まだ蒔ききれていない種。あぁ。やることが山積みだ。入り口横の花壇のクレロデンドロム・ウガンテンセ(ブルーエルフィン)束の間、この花の名前のような妖精になって、全てを忘れてどこかへ飛んでいきたい。山奥の、大木の洞を見つけて寝起きして。
2020.10.20
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曇りのち晴れ。最高気温は予報通りに20℃まで上がった。作務衣の下に長袖を着たら、とても暑くて困った。この頃服装の調節が難しい。忙しく動き回っていれば暑くなるのは分かっているはずなのに、ついつい朝着替えるときの体感で一枚増やしてしまう。今日もてんやわんやの忙しさ。昼時には雲が多かったはずなのに、洗い場の山のような片付けものを前にすると丁度西日に顔を照らされる。いつのまにか空は快晴になっていた。その時間にはもう窓からヒンヤリした空気が入ってきて、回していた扇風機を慌てて止める。営業終わりに食べる自分のまかないは、いつも蕎麦だ。他の選択肢もあるにはあるのだが、なぜか毎日蕎麦を食べたいと思う。毎日食べても飽きないことに自分でもびっくりしている。寒い時期には温かい蕎麦にすることが多いけど、今はまだまだ冷たい蕎麦がいい。あぁ美味しい。ぼんやりのんびり食べているので、最後の方は麺の食感が変わる。だがそれもまたもちもちとして美味しい。父の影響か、自分もすっかり蕎麦ばかになってしまったようだ。つゆも蕎麦湯をいれて最後まで飲む。考えていたら、食べたくなるな。この時間は小腹が空いて困る。愛嬌たっぷりのダリア。笑顔が眩しい。元気がでるビタミンカラー。甘酸っぱくて美味しそう。(良いこはマネしないでね)だめだ、やっぱりお腹が空いているのがバレバレだ。
2020.10.19
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寒い雨曜日。気温は14℃までしか上がらなかった。最低気温が12℃だったので、2℃上がったのみ。冷たい雨が静かに降った。一日を通してずっと仄暗い。朝食にヨーグルトを食べるのを躊躇した。水も昨日よりずっと冷たく感じる。体が冷えていたせいでそう感じるのか、実際に一晩で水温が下がったのか。明日からは天気も回復し、気温も平年通りに戻るらしい。まだ直まき用の種を蒔いていないので、安心した。平日の仕事が終わってから、少しずつやろうと思っていた下準備も、結局調子が悪くて出来ずじまい。あぁ。出来ないことを口にするものじゃないな。約束を破ってしまったみたいで、後ろめたい気持ちになる。夢の中の自分はとてもアクティブだ。昨晩は川で泳いだり、ジョギングしたりして体を思いきり動かしていた。現実の自分よりよっぽど健康的で羨ましい。夢の世界の住人になるにはどうしたらいいのだろう。現実の世界でずっと寝ているしかないのだろうか。この世は見たくないものに溢れている。毎朝読む新聞やテレビのニュースでは目や耳を覆いたくなるような事柄が多く発信されている。政治の世界も首を傾げてしまう話しばかりで辟易する。見なければいい。でも、この世のどこかに、何かとても綺麗なものがあるような気がして、つい見てしまう。ただそう信じたいだけかもしれないけれど。何か。崇高で見る者を圧倒し、感動させ、その喜びを素直に表現し、居合わせた幸運に感謝し、生きる希望を持てる、奇跡的な何か。日当たりのあまりよくない場所に植えているせいか、徒長気味のノコンギク。今日みたいな日が続くと、花色がもっと濃くなって存在感を増してくれる。
2020.10.18
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午前中は怪しい雲行き。結構な頻度で暗くなるので、雨が降り始めたかもと思うと気が気ではない。もう夏のように2時間もあれば乾くということはないので、なるべく外に干しておきたいが、雨なら雨で早く取り込まないと余計に湿気させてしまう。いつ取り込むか悩ましい程だった。昼の忙しい時間帯を過ぎると、徐々に日の出ている時間が増えた。太陽が低くなって丁度今の時期から、調理場で洗い物をするときに窓から西日が差して眩しいのなんの。気温は25℃まで上がって、作務衣の下に着ていた長袖のせいで暑いぐらいだった。目まぐるしい忙しさだったので尚更だ。時間が遅くなるにつれてどんどん晴れて、夕日に照らされた山肌が美しい。ライムグリーンだったとんがりあたまのセイタカアワダチソウは、黄色みを一層増している。道路沿いのマルバノキは、緑の葉に赤く色づいた葉も混ざってコントラストを成していたのに、今は様々な赤のグラデーションで秋を魅せている。すっかり日が暮れた時間に家に帰る。玄関に辿り着くまでに、クモの巣に何度も絡まりながらLEDに照らされた青白いアプローチを歩く。仕事の早いクモは、明日までにまた同じような立派な巣を作り、昨晩引っかかったことを忘れた自分がまた壊してしまうのかもしれない。懲りないものたちである。ジャーマンダーセージ。シルバリーフと秋の空の様な花色が美しい。花期も長い。切り戻してもすぐ花を見せてくれる。花色より青が濃い萼もアクセントになっている。
2020.10.12
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夜中ずっと雨が降っていたようだが、昼間は霧雨のような雨が降ったり、止み間があってもどんより曇っていたり。ここ2,3日と比べると今日は少し気温が高い気がした。後で見てみると、23・5℃まで上がったらしい。幸い台風の影響はほとんど受けず、風も強く吹かなかった。せっかく畑で近年では珍しいぐらいに台風の影響を受けずに育っているソバが心配だったが、大丈夫そう?なので安心した。とはいえ、自家栽培で収穫できる量はほんの少し。今回の台風の通り道からして、毎年玄ソバを購入している農家さんの地域の方は風や雨の影響が大きかったのではないかと危惧している。順調に育てば、あとひと月ほどで刈り取られるソバ。今頃は花がきれいに咲いているだろうか。結実し始める頃か。毎回思うことだが、自然災害は怒りの矛先を向ける相手にならなくて、どうしていいか分からない。かといって他に転じるものがある訳でもなし。恨む相手がいればそれで溜飲が下がるということでは絶対にないのだが、難しい。裏の畑に生えていたフジバカマを見つけた時から、いつかアサギマダラに出会えるのではないかと楽しみにしている。道路側花壇に何株か移植してみたものの、根で増えるはずのものが年々減っている気がする。旅をする蝶。なんて大変なことに挑んでいるんだろう。彼らにとっては普通のことなのかもしれないが、何気にすごいことなのではないだろうか。一方でとてもロマンチックでもある。見つけた蝶に発見者の書き込みを発見できたときには、どこか遠くから飛んできた風船に付いている手紙を読むような気持になれそうだ。今年こそ会ってみたい。
2020.10.11
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いつでも降らせることができるんだぞ、と張り切っている雲ばかりが空を行き交う一日。せっかちなものは、時折雨を降らせていく。静かだ。今のところ風も窓を鳴らすほどに吹いてはいない。これが嵐の前の静けさというものか。今宵はインターネットへの接続不良がよく起こる。パソコンに関して深い知識があるわけではないので、どこをどうすればいいのかは分からない。少々歯がゆい。今日は夕方17時に最高気温を更新。19℃まで上がった。昨日よりは高いが、やっぱり寒いので今日もエアコンをつけた。夕食後、父が読書をしている横で栗の皮をむく。たまの雨音と、止み間に虫の声。ページをめくる音が時々聞こえる。やがて居眠りを始めた父の寝息を除いて、とても静かな世界で一人手を動かす。自分にしか聞こえない包丁が栗にあたるサクサクという音。鼻の先に木の実特有の香ばしい香りが漂う。大きいネットに入った栗を買ってしまったので、量が多い。今年の栗は例年と比べると小さい気がするが、栗は栗である。むく手間さえ惜しまなければきっと美味しいにありつけるに違いない。春に食欲不振で痩せてしまったことが嘘のように、食欲の秋を満喫したがっている自分がいる。作っただけで満足する部分もあるにはあるが。食べることができるうちは大丈夫。ブータンルリマツリ。コキアの紅葉が短すぎたので、こちらに期待。花数も増え、枝もいい具合に枝垂れてきた。
2020.10.10
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日が暮れてからは止んだようだが、昨晩からずっと雨が降り続いていた。寒い。最高気温が18℃。夜、今シーズン初めてエアコンの暖房をつけた。洗濯物を乾かしたかったというのもあるけど、フリースを引っ張り出して着ても寒かったから、思い切って付けた。10月初旬で暖房をつけるのは初めてではなかろうか。このところの寒暖差に少々やられ気味なのは実感している。日中やたらめったらに眠いのだ。夢の世界への誘惑。今朝も映画の様な夢を見た。向こうの世界から引き戻されるように、起きる。いつか、行きっぱなしのまま現実の世界へ戻れなくなるんじゃないかと少しだけ危惧してみる。どちらの世界が生きやすいだろうか。冬瓜の剥いた皮は凶器になりうるかもしれない。先日買った冬瓜。大きかったので半分は煮物に、もう半分は炒め物にした。どちらもとろっと味もよく染みておいしかった。そして今日はいとこ煮を作った。カボチャと小豆を甘く炊いたものである。初めてこの料理のことを知ったとき、「ない!」と思った。どちらも好物だが、二つを合わせて煮たものの味にはとても懐疑的だった。でも、なぜか作ってみようと思った。検索してみると、たくさん表示されるレシピの数々。こんなにたくさんの人が作っているなら、一度騙されたと思って作ってみよう。煮ていると、小豆の渋みのある香りとカボチャのウリ科特有の香りが混ざっていく。そしてそれが妙に調和している。美味しくてとても感動した。自分の料理観を改めるいいきっかけになった。こと料理において、決めつけや固定概念は美味しいを食べ損ねるだけであると。まだまだ自分の知らない組み合わせや調理法があるに違いない。また何かに感動できたらいいな。
2020.10.09
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時折暗い雲が通るも雨は降らず。どんよりとした空模様。夕方にやっと日が差した。目が曇り仕様になっているところに、西日を浴びて眩しい。何だか肌寒い。今も12℃しかない。さすがに半袖短パンで寝るのは寒くなってきた。いや、正確には布団の中にいる間は特に寒さは感じない。起きて下に降りて着替えるまでが寒い。あぁ。今日も夕方寝てしまった。なぜこんなに疲労感が抜けないのか。自分が寝ている間に人はきっと何かを成し遂げている。比較するのはナンセンスだと分かってはいても、そこに劣等感を抱かずにはいられない。寝て起きたら、また今日が始まる。ぐんと花穂が長くなった、アメジストセージ。コスモスと相性がいいのが分かったので、種ができたらパラパラ蒔いてみよう。もみじの下の花壇、とさも立派なもみじが育っているかのようなネーミングだが、実はまだこんなに小さい。2mぐらいだろうか? 早く西日に透ける紅葉が見てみたい。今年の紅葉はどうなるだろう。
2020.10.06
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最初の文を入力して、次を考えているうちに昨日は寝落ちしてしまったようだ。朝方目が冴えてしまって寝付けず、鳥の声を聞きながら再び眠りにつく。そうして起きた時間は遅く、慌てて朝やることを終わらせてから店入り。今日もはっきりしない天気。曇天。午前中サラッと雨が降った。25℃。今日は何でもない日曜日だけど、お客さんが多く忙しかった。温かい蕎麦の注文が増えると、季節が進んでいることを実感する。営業時間を大幅に過ぎて閉店し、雑事に追われる。終わらせてから家に戻り、夕食の段取りをつけてから寝た。いくらでも眠れそうだ。最近ずっといろいろなことに追い立てられているような気がして、気分が落ち着かない。心を覆っている薄いオーガンジーのような膜が、最近殻化し始めているのを感じる。あるとき殻が割れて、中からヒヨコが出てきたら楽しくなりそうだけど、どうだろう。そもそも心が殻に覆われること自体、どういうことなのかよくわからない。打たれ強くなったのか、それとも防衛本能が働いているのか。面の皮が厚いことと同義なのか。最近、朝刊にのる占いを妙に意識してしまう。良いことが書かれていることなどほとんどないにもかかわらず、少し振り回されている。当たるとか外れるとかは正直どうでもいいのかもしれない。誰かに運命を預けたい、自分で考えて行動するのが面倒、そういうことなのだろうか。とにかく考えすぎなのは間違いない。気温が低くなって、ダリア・アーリーバードの花色も一層濃くなった気がする。美しい色合わせ。温かい。種を蒔いて育てて宿根してもう5年目だったか?段菊が咲いた。変わった咲き方。しべも美しい。色も青よりの紫。0・3カラットのサファイアが集まっているよう。
2020.10.05
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昨夜のお月さまはとてもきれいだった。東の空に妖しく黄色みを帯びた光を放つ月。それがブログを更新する頃には天高く、いつもの青白い光を放つ月に戻っていた。近く感じた月がまた手の届かないところに。窓から入る月の光を眩しく感じながら眠りにつく。今朝の夢はこんがらがっていて、状況がよくわからない。いや、動物がたくさん出てきた気がする。眠気を振りほどき、身支度を。部屋の中が少し寒くてパーカーを着る。洗濯物を干しに外に出て、日に当たって背中が温かくなりぼーっとしていたら、足を蚊に刺された。三か所も刺されていた。痒い。けれど我慢我慢。ポリポット群に水やりをする。まだまだ発芽の気配はなし。店入りし、準備を終わらせる。早い時間に数組来たのみ、後はずっと買った栗の皮むきをしていた。鬼皮だけまずはどんどんむいていく。大きいネット入りを買ったけれど、傷んでいるものも多かった。くやしい。取りあえず全てむき終わった。喜ぶべきなのか、少々複雑である。渋皮は水につけておいて明日むこう。栗の皮むきはいい。手は痛くなるけど、むいた先に美味しいが必ず待っている。それに集中することで余計なことを考えなくてすむ。秋というメランコリックな季節にはうってつけの手仕事である。気分が鬱々とするときは、美味しいものを食べよう。秋の味覚はたくさんある。そういえば、再度ブドウを頂いた。大きくて、甘くて、噛むと果汁が溢れるおいしいブドウ。食べ始めると止まらない。程ほどにして楽しみは明日にも。気分が少し晴れたところで、片付けなど、夜やることをこなす。明日は週末だ。お客さんがたくさん来てくれますように。がんばろう。いろいろな別名を持つ、サルビア・レウカンサ。ベルベットセージ、アメジストセージ、メキシカンブッシュセージ、等々。コスモスと相性がいい。ガウラ・ロリポップ。こちらも白蝶草という別名が。この品種はピンクだから桃蝶草になるのか?ぴょんぴょん飛んで愛らしい。
2020.10.03
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いい天気だった。乾いた空気に枝葉を燃やした煙の香りが微かに混ざる。朝水やりをすると徒長しないらしいとかで、種蒔きしたばかりのポリポットに水を。まだ発芽の気配はない。25・5℃まで上がって日の下ではちょっと暑かった。歯医者さんへ行った帰り、久しぶりに道の駅へ寄る。花苗を探してみるも特に欲しいものはなく、栗と冬瓜を買って帰る。ひと時のドライブ。気分転換には丁度いい。コスモスが休耕田で咲き乱れている。田んぼの畦道に沿ってヒガンバナが咲き、通る人に分かりやすく道案内をしている。いつの間にか畑は新しく耕されて冬野菜の苗が心細げに植わっている。もう少し大きく育ったら、隣と近くなって声も掛けやすくなるだろう。超絶ピントがボケボケだけれども、春植え球根のツルバキア。植えるときにニラの匂いがしたのを覚えている。初夏に咲くのかと思っていたら、今の頃咲くのね。ペールピンクの色合いと花のつき方が美しい。こちらは同じく春植え球根のインカービレア・デラヴァイ・ピンク。二回咲いて猛暑に辟易しずっとぐったりしていた。涼しくなって根元から新たに芽が。花はもう咲かないだろうけど、どうすればいいのやら。
2020.10.02
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