アスペルラ・オリエンタリス 0
夏咲きフクジュソウ 0
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特定の言葉をうまく発することができない日が続いている。 その言葉は「ありがとうございました」 客商売を生業としている者にとっては日に何度も何度も口にする言葉。 それが最近特にうまく言うことができない。 代金を頂いたときにありがとうございましたを言うことはできるのに、外に出ようとしているお客さんに向かって言うのがなぜかできない。 正確には、言おうとすると言葉が滑らかに出てこない、又は出てきても発音が幾分不明瞭になる。 前からうまく言えないなと思ったことは度々あったけれど、こんなに言えないとはっきり認識したのは初めてかもしれない。 喉から言葉が転がるように出てこずに、団子のように固まって舌の動きを邪魔しているような感覚。 全く言葉がでなかったときは、他にはどうすることもできずに頭を下げることしかできなかった。言う頃合いを見計らっている間に心の中でその言葉を意識し過ぎているのだろうけど、とにかく言えないと困る。 試しにありがとうございましたを言う前に小さく声を出してみたけどだめだった。 いつの間にか世間は紅葉シーズン真っ盛り。 買い出しに行く途中で見かけたイチョウやトウカエデも紅葉が進んでいた。 明日から週末だ。 できれば溌剌とした言葉でお客さんをお見送りしたい。 気持ちよ、伝われ。 自分に暗示をかける。 大丈夫。 うまく言える。 キキョウの葉が美しく黄葉していた。 木の紅葉もきれいだけど、草花の葉も落葉する前に変化するものがある。 ギボウシ。
2021.11.12
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洗濯物を部屋の中に干すか、外の軒下に干すか、毎日悩ましい。 長らく日の光を浴びていない。 最近日焼け止めをさぼっているので、浴びないほうがいいのだろうけど。 買い物に行く度にトウモロコシを買っている。 旬の短いものだから、と言い訳しつつカゴに入れる。 帰ってきていそいそと皮をむくと、あぁ…ハズレ。 本当ならはち切れそうな粒の羅列とご対面するはずなのに、身はシボシボで目も当てられない。 がっかり。 皮をむいてみないと分からない野菜は時々こういうことが起きる。 大好きなトウモロコシ。 茹でて食べてみると、やはり見た目通りの味だった。 売り場でじっくり選ぶと次の人に何だか悪いし、早くしないとと焦ってしまうとだめだ。 傷んでいたりする。 味さえ良ければ多少歪なものでも全然構わない。人生は選択の連続。 たくさんの中から選ぶって難しい。 店の前の両脇にフウセンカズラを植えた鉢植えを置いた。 小さな小さな花が咲き始めた。 可愛らしい。 フウセンカズラは葉っぱも美しい。 思わず摘んで食べたくなるような柔らかそうな葉。 三つ葉に似ている。 涼し気でいいな。 客間の庭のキキョウもきれいに咲いている。 英名はバルーンフラワー。 確かに蕾は折り紙で作った風船に似ている。 何となく感じたことだけど、キキョウはもしかしたら日差しがガンガン当たる日なたに植えても大丈夫な植物かもしれない。 春先に根茎で売られていたものを見たときにふとそう思った。 咲き終わったら種を取って蒔いて、場所を変えて植えてみよう。
2021.07.10
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昨日とは打って変って爽やかな陽気だった。一日中曇っていたから、爽やかな陽気という表現はあまり正しくないかもしれない。気温は27℃止まり。日陰のないところで作業するのにはありがたい天気だ。からっとした心地よい風。蚊取り線香の煙に燻されながら庭仕事をした。育苗箱でわさわさに育っていたマツバボタンの苗をポット上げ。数が多すぎて一ポット一苗にするのは諦めて、五本ずつくらいに。バラ蒔きして発芽した苗。育つ条件は一見同じように見えるが、茎がしっかりしているものやひょろひょろしているもの。いろいろある。ポット上げしてからも、ひょろひょろだった苗がしっかり育ったりあまり変わらなかったり。やっぱり、そうなのかな。手を動かしながら考えてしまう。結局のところ、生まれ持った性質なのかもしれない。自分と似たような状況で育っても、しっかりした足取りで人生を歩んでいる人はたくさんいる。むしろそういった人たちがほとんどではなかろうか。比べて自分のなんと不甲斐ないこと。考えても仕方のないことを考えているうちに、最後の苗になった。日々、小さな小さな達成感を積んでいく。いつかそれが大きな自信になって、胸を張って歩けるような日がくるように。そんな日はくるかなぁ。くるといいなぁ。たまには花のない写真を。客間の庭。左から、ユキヤナギ、キキョウ、カシワバアジサイ。下は、ゲンペイコギクが少し見えている。ひらひらした白い花はユキノシタ。あ、花が写ってた。上はシャクヤク、ガクアジサイ。下はギボウシ、アジサイ・コンペイトウ。個人的に、植栽を考えた場合、ギボウシは結構難しい植物だと思う。葉の大きさゆえに他とバランスをとるのが難しい。外国によくある、広い庭に樹木も自由に大きく育っている足元にギボウシは有りだと思う。あちらで重宝されているのはわかる気がする。周りの植物とうまく馴染んでいる植栽の庭を見ると、上級者によるものだと勝手に思っている。自分はまだまだだ。
2021.06.23
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食べごろの柿を、いくつもいくつも剝いた。思っていたより立派な柿だった。ボウルいっぱいになるまで剝いた。父は軟らかい柿が好きなので、ボウル一杯の柿は全て自分用だ。硬すぎず、軟らかすぎず、丁度間ぐらいが好みだ。硬さの残る軟らかめの柿。剝きながらも食べる。大きく口が開けられないので、薄くスライスして。もどかしい。この甘くておいしい柿を口いっぱいに頬張りたい。片側だけで食べるとなぜか物足りない。味も半減‥とまではいかないにしても、少々落ちる気がしてしまう。柿はずっと食べていられる。剝いた柿もきっとすぐ食べ終わるだろう。段ボール2箱分。毎年、柿を使ったお菓子を何か作ろうかなーと思いつつ、結局ただ剝いてむしゃむしゃ食べて終わる。今年は量が多いので、どうだろう。何かできるだろうか。雲が多かった割に、よく晴れた一日だった。17℃まで上がったが、特に暖かいとは思わなかった。今朝は3℃台。ダリアがいよいよぐったりしてきた。終わりの時が迫っている。もう11月も真ん中だ。早いなぁ。やることが山積みなのに、調子が悪くて何にも進まねぇ。ブログなんてやっている場合か、早く寝ろと言う声が自分の内側から聞こえてくる。いつも本能で動く自分には理性と言う後ろ盾がついている。理性は心得たもので、決して本能の邪魔をすることはない。ただ後ろで意見を述べるだけである。本能が理性のアドバイスに逆らって失敗をした場合でも、ほれ見たことか、というようなことは絶対に言わない。さすが理性である。過去に本能、理性の2つともが赤信号を出していたのに、子供でどうしていいかわからなかった自分は痛い目にあったことがある。それ以降ずっと本能と己の内なる声を聞いてきた。何度も助けられた。これからもきっと助けられることがあるだろう。今日は素直に理性の言うことを聞いて、そろそろ眠りにつこうと思う。春の芽吹きから、ずっと美しい葉と花も見せてくれたホスタ。こちらもそろそろ1年を終えようとしている。黄葉になっても凛とした佇まいが美しい。足元から秋を感じさせてくれる。
2020.11.13
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結露で曇った窓を少しだけ開ける。もう虫も鳴いていない。時折通る車のエンジン音が妙に響く。片方の頬がおたふくのお面のように、腫れている。昨夜は、寝ようと思ったら抜歯したところから血がとろりと出て、ガーゼも手元になく、仕方なくティッシュ(汗)をしばらく噛んで耐えた。取るとまた出るのでもう面倒になり、そのまま寝た。前回は、血もほとんど出なければ、腫れもせず、痛みもなし。痛み止めを飲むことはなかった。今回は全て当てはまる。しかも食べづらいったらありゃしない。口が開かないので、食べ物を押し込むような形でしか食べられない。歯は大事にしよう。兎にも角にも、歯医者さんへ通うのは一旦終了。やれやれ。桜の紅葉が今美しい。近くで見るとそうでもないのだけど、離れてみるとなぜあんなにきれいな色彩の波が現れるのだろう。複雑に個々の色が混ざり合って、オレンジ系の暖かい色味を醸しだす。絵描き泣かせの木ではなかろうか。自分にもし絵心があったとしても、桜の木の紅葉を描くのは大変だと思う。その点、ケヤキの紅葉はもっと分かりやすい美しさだ。小さめの葉に、画一的な色。空を背景に見ると、美しい枝ぶりに同じ葉が付いていて、品がいい。見ているとなぜか安心感を覚える。イチョウも好きだ。黄色い花は好みではないと言いながら、セイタカアワダチソウは見るだけでクシャミが出そうになると言いながら、イチョウはその限りではない。全ての葉が黄葉になったときのあの圧倒的な存在感。空に向かって真っすぐに伸びた幹。落ち葉が一面に敷き詰められている木の下を歩く。踏みしめるごとに、しゃりしゃりと耳障りのいい音が鳴る。単調な色に代わって個性的な葉の形。広葉樹にとっての一年の集大成。花吹雪ならぬ葉吹雪で、自分の花道ならぬ葉道を飾る。それを愛でる文化があるというのはつくづく幸せだと思う。客間の庭のトウカエデ。まだまだ緑の部分が多いが、紅葉が始まった。毎年表情が違うので、今年はどんな紅葉が見られるだろう。
2020.11.12
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昨晩の夢はとても楽しいものだった。秘密基地のような狭い場所で、学生から大人までが共同生活している。夢の中では、自分は学生という立場になっていた。各々で仕事したり、集まってわちゃわちゃ話したり、久しぶりにたくさん笑った気がする。あんなにはっきり見た夢は、目が覚めるとゆっくり彩度が落ちていく。なるべく記憶域に焼き付ける。しばらく、この楽しかった夢を思い出して浸ることが出来るのだ。自分だけの物語。好きなように脚色してもいい。楽しいことを考える時間が長ければ、それだけ余計なことを考えなくて済む。自分なりの防衛本能か。とうとう最低気温が10℃を下回る日が増えてきた。最高気温の方は20℃丁度。朝はきれいに晴れていたのに、暗い雲が流れてきたり、変わりやすい天気だった。日に当たっていても、冷たい風が強く吹いていて、温かく感じなかった。来週はもう11月になってしまう。やるべきことが山積みだ。一つ一つ、また一つ。減ったと思ったらまた増える。夕食後、父の好きなカレーを作る。ニンニクとショウガを刻んでいる辺りで、その父は集まりに出かけて行った。一人だ。切ったり炒めたり、あくを取ったり。慣れている作業は、手が覚えている分、集中力に欠ける。料理をしているはずなのに、思考が勝手に離脱していく。煮ている間に洗い物をする。雑念を追い払いたいのに、手は泡まみれで使えない。やっと、皿をすすぎながら負のものも洗い流す。うまく流れてくれていればいいが、どうだろう。客間の庭のトウカエデ。結局夏の間に剪定できず、この時期まできてしまった。今年はどんな紅葉を見せてくれるか。
2020.10.25
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雲が多い空模様。晴れたりもするのだけど、時々暗くなるので洗濯物は軒下へ。結局降らなかった。朝は天気がよかったのに、すっきりしないなぁと思いつつ調理場の窓から空を見上げる。最高気温は22・5℃程。明日からは20℃前後までしか上がらない日が続きそう。やっぱり今年の紅葉は早いような気がする。先日から度々栗おこわを作っている。正直毎日食べても飽きない自信がある。もちもちとホクホクがとてもとても美味しい。今シーズン初めて作った日。一口食べて、二人そろって栗が甘い!と同じ感想を持った。そうなのだ。栗自体がとても甘く感じた。今まで食べた茹で栗や栗おこわは、こんなに甘くなかった。考えてみるに、渋皮を剝いた栗を水(毎日替える)につけたまま、調理場の冷蔵庫(野菜室)にしばらく置いておいたのがよかったのだろうか。一旦冷蔵保存した方が甘くなるという記事を見たことはあったが、こんなに甘くなるとは思わなかった。今まで買ってきたらなるべく早く剝いてしまわないと、と栗に追われていた感があったけれど、のんびりしてても大丈夫、むしろその方が甘くなるというのならこれからはぜひそうしよう。客間の庭のカシワバアジサイ。切ってはいけない時期に剪定したせいか、今年はあまり花が咲かなかった。この植物のいい所は、花も美しいが葉も美しいこと。全ての葉が同じように赤くならないのもいい。
2020.10.15
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風が強く、曇りがち。予報では夕方に一雨あるとのことでしたが、降らなさそう・・?と思いきや。花の写真を撮りつつ、父とあれこれ立ち話してたらみるみる暗くなってきてザーッと。本当に一雨だけ(笑)しかもその一雨に濡れた。客間の庭のトウカエデ。赤みが消えて初々しいグリーンに。株立ちで枝葉の展開が予想し難いので、気になったときに季節問わず剪定します。公園などに植えられているのをたまに見ますが、確かに庭木には向いていません。マーブル模様になってきた樹皮がきれい。暖冬の影響か古葉を少し残して新葉を展開。柔らかそうな新緑色の葉は今だけ。そりゃそうか。葉の大きさといい形といい色といい今が一番バランスがいいと思う。ギボウシ葉を展開中。なぜか撮ったらライトアップされた。株分けをした方がいいと思うけど、傷つけてしまいそうでなかなかする勇気がない・・(汗)
2020.04.27
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客間の庭を見てください。ガクアジサイ、アジサイ・コンペイトウ、柏葉アジサイ、ムラサキシキブ、アジュガ、キキョウ、ユキノシタ、ユキヤナギ、源平小菊、シュウメイギク・ももいろブーケ、ミソハギ、シャクヤク、ホタルブクロ、ベロニカ・オックスフォードブルー、シバザクラ、斑入りギボウシ、姫ウツギ、おまけは植えた覚えのないムラサキツユクサとドクダミ。花はかわいいけど・・。書き出してみると結構植えましたね。トウカエデの新芽。この木は上へ上へ伸びるタイプで成長も早く、本来なら剪定せずに自然樹形がいいのかなと思いますが・・客間から芽吹き~落葉の様子がわかるようにしたかったので、剪定して伸びすぎないように調整しています。いざ切ろうとすると、勢いよく伸びる枝ばかりで全てが徒長枝に見えるという素人泣かせの木です(笑) 剪定は落葉期にするのが一般的だと思いますが、枝の伸びた方向を見てから切りたいので葉が茂ったころにもします。アスチルベの新芽です。シュウメイギクが横から迫ってきています。植わっている場所は店前花壇ですが、客間から見える一重咲きのヤマブキ。遠くには芽出しのころから大分伸びたシャクヤク。
2020.04.01
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