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想像力が未来を切り拓く

想像力が未来を切り拓く

2004/11/21
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米国のリタイアメント事情から抜粋してみました。

   -*-*-*-*-*-*-

リタイアした人を見ていると興味ある現象に気づく。リタイアしたあと短期間のうちに病気になったり死んでしまったりする。しかも、肉体的な病気や疾患が先ではなく、退屈に耐え切れなくなり精神的な病が先行してやってくる。

彼らは、それまで自分の人生・生活に満足感を与えてきた大切なもの(それは自分自身の一部と言っても良い)から切り離されたようなものだ。ゴルフコースや秘境を巡る海外旅行で満たそうとしても、結局同じ問題に立ち返ることになる。
日がな一日「サボって」いるには若すぎるし時間がもったいないと感じているのだ。こうした人々にとっては、気楽な老後は苦痛の生活と紙一重になりかねないのである。



<エピソード>

隣に住む彼はIT業界のSEとして仕事づくめの毎日を過ごしていた。何度か一緒にゴルフでも行かないかと誘ってみたことがあるが、大きなプロジェクトを抱えていて土日も休めない状態という。とにかく文字通り忙しいという人だった。

彼の話に出てくる人物は会社の人しかいなかった。



会う度ごとに少しずつ悪化していくようだった。彼がこう呟いていたことがあった。「自分は57歳のSEだ。57のSEなんてどこもお呼びでない。」

かつて一日15時間も誰とも口をきかず働き続けてきた彼が、多少なりと付き合いがあったのは同じプロジェクトで働いた同僚である。しかし、その同僚は仕事に忙しく、彼を再び世の中に順応させる時間的余裕はなかった。
9ヵ月後に彼は病気となり、その2ヵ月後儚くなった。




リタイア後の人生において幸せのバロメーターはお金ではない。
周囲の世界とどう繋がっているかが重要であり、おそらく働いていた時以上に大切であろう。あたたの心をなごませ、あなたが話す関心事に耳を傾けてくれ、あなたがリタイア後も依然として価値ある人物であると思わせてくれる人がいるかどうかで、あなたの人生は大きく変わってくるだろう。

   -*-*-*-*-*-*-

何のために働くのか、何のためのお金なのか、自分の幸せが何なのか、ゆっくり考えてみたいと思います。





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最終更新日  2005/01/15 06:23:16 PM


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