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想像力が未来を切り拓く

想像力が未来を切り拓く

2005/02/05
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定年・老後に関する常識的な考えは、もはや現実には則さないと云うべき点がたくさんあります。米国リタイアメント事情から抜粋しましたが、自分の老後の生き方を考え直す上で参考になると思います。

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<定年・老後にまつわる代表的な誤解例>
1.65歳は老人である
2.定年とは、それ以降働かないということ
3.60歳になるまでは自分の本当にしたいと思うことはできない
4.定年とは、純粋に経済的・金銭的なイベントである
5.安逸な生活こそ老後の目的である
6.自分ひとりで老後の準備ができる




いまどき、こんなことを云ったら65歳の人から叱られるのではないでしょうか。実際、昔の65歳と今の65歳とは相当違います。70歳を超えて宇宙飛行したジョン・グレンを見たらとても老人なんて云えないと思います。活動的なシニアの典型的な例ですが、見渡せば65歳を過ぎて元気な方は数多くいます。

型どおりの見方をするのではなく、私たちは少し冷静に考え直してみた方が良いと思います。
皮肉なことですが、長寿社会に適応するどころか、百年以上も前、それこそ平均寿命が46歳だった時(ビスマルクの社会保障政策、所謂「飴と鞭」の飴)に作られた定年年齢を、21世紀の私たちは未だに推し進めようとしています。
もっとおかしいのは、米国などにおいて早期リタイアを良しとする考えが浸透していることです。例えば55歳でリタイアするとしたら、キャリアを積んだ年数と同じ期間を老後に費やすことを意味しますが、一体リタイア後の30年をどうするつもりなのでしょうか。

年を取ったというのは何歳を云うのか、その問いに対する回答は人それぞれが決めるものだと思います。少なくとも60歳や65歳ではないことは明らかでしょう。シニア層を対象にしたある意識調査によれば、老人との境目の線は75歳~80歳のどこかという結果が出ています。しかも、この線は今後も上がり続けるのだろうと予想されています。

誤解2.定年後・老後は働かない

近い将来、定年後は働かないという考えはなくなるだろうと識者が予想しています。老後どうするかを決めるのは自分自身であるという考え方です。近未来において労働人口の減少が予想される時、働く条件が柔軟になり、自分にあった場所と時間を選べるようになり、パートタイム的に働くなど、自分で定年後の働き方をデザインするようになるでしょう。
そして、今までの硬直的なモデル、すなわち100%フルタイムで働くか、全く働かないかという区分は、いずれ過去の遺物となると見ているようです。

誤解3.リタイアする65歳になるまで自分の本当にしたいと思うことはできない

リタイアすれば自分の好きなことを気の向くままにできるようになる、そんな希望を胸に、今を犠牲にしていないでしょうか。

あなたの人生は単にお金を稼ぐためのものなのでしょうか、それとも、お金があなたの人生を築くための手段なのでしょうか。

何故?  - それは、いつか十分なお金ができたら、本当にしたいことができるようになるから。

肝心なことを二の次にしてしまうこうした誤った考えが、特に米国において、人々を早期リタイアに駆り立てています。つまり、リタイアすれば何でも好きなことができると。
その挙句、自分の人生(エネルギー・情熱)をお金稼ぎに使い切り、有意義な人生を築くためにお金を使うことを忘れてしまっています。

難しくライフデザインということでもありませんが、人生設計の仕方、あるいは優先順位の立て方を見直すことで、自分の人生をもっと自由に、自分の望む方向に向けることが可能になると思います。
もう一度子供の頃に訊かれた言葉を思い出してみましょう。「大きくなったら何になりたい?」という質問に何と答えますか。





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最終更新日  2005/02/05 05:44:17 PM


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