45)たばこ増税で大幅値上げ
僕がタバコをやめてから7年になる。
立ち位地によって意見を変える人間なので、吸っていた頃はタバコ効用論を張っていた。
曰く、アルツハイマー病にならない、パーキンソン病にならない、精神安定作用がある、作業効率を高めているデーターがある、人類史における知的文化の象徴である・・・
あげくは人が動物から脱却したのは火を扱うことによってであり、火は神の存在である。
よってタバコを吸うのは神にささげる行為であり、これを妨げるのは憲法で保障された信教の自由を侵害することである、な~んてことも。
やめた理由はひとえに家族の非難による。
とりわけ中学生の娘の拒否反応はきつかった。
娘に嫌われたくない一心でやめたようなものだ。
やめてみて解ったことは、やめることによって生じるデメリットは何もない、と言うことだった。
部屋はきれいになる、タバコの消し忘れを心配しなくて済む、外出先でタバコを吸う場所を探さなくていい、タバコ代が浮く、タバコが吸えなくてイライラすることがなくなる。
禁煙により、食事がうまくなり、太ってしまうと言うことはなかった。
ただ長年吸っていたので多少依存体質であったため、精神の不安定はしばらくあったと思う。
ニコチンによって精神のバランスをとる習慣を持ってしまった脳に、本来それを行うセロトニンなどの脳内ホルモンを正常に分泌させるようになるまでタイムラグがあるようだ。
趣味や恋愛など、脳が喜ぶことを見つければ早く復旧するのではないか。
残念ながら、当時の僕は楽しみなどない最悪の状態だった・・・
タバコの害については、発ガン物質であることがまずあげられるが、発ガンのメカニズムが確定していない現在ではあくまで仮説である。
むしろ血管を損傷させる害の方が重大だと思う。
タバコによって吸引されるのは、ニコチン、タール、二酸化炭素、シアン化水素等の有害物質。
それぞれが血液に混入し、血管壁に悪影響を与える。
血管壁は細胞である。
顔にコールタールを塗った状態を思い浮かべればいい。
血管は痛むし、硬くなって通り難くなる上、ニコチンは抹消血管を収縮させるので血流が悪くなる。
健康の源は血流である。
一時の精神安定より、血流障害の危険に注目するべきなのだ。
タバコの値上げは、国民の健康を考え、禁煙の一助として下された、わけではない。
我が職場の課では、値上げによって禁煙をした人は皆無だった。
今ある全国データでは12%がこれを機に禁煙をしたとなっているが、時間がたてばこの数字は半分から4分の1に減るだろう。
政府の目論見は税収確保である。
当座これで税収が増えても、いずれ病気による健康保険費用が増えるのだから、結局マイナスになる。
医療費問題を考えると断然禁煙すべきで、禁煙外来が盛況なのは結構だが、保険適用になっているので、保険支出がかさみ矛盾した結果を招いている。
とにかく禁煙をしてからというもの、タバコの臭いがくさくてしょうがない。
こんなに迷惑をかけていたのかと反省仕切りである。
46)小沢民主元代表、強制起訴へ
小沢一郎の資金管理団体「陸山会」の『政治資金規正法違反事件』のことなのだが、違法の部分は、秘書の寮を建設するための費用を銀行から借りたのだけれど、それを収支報告書に記載した日付に間違いがあったという罪。
日付の記載が間違っていたのは、秘書が単純に間違えたのか、何か意図があって嘘の記載をしたのか、はたまた小沢の支持でそれが行われたのか、の真実を問うために取調べが行われてきた。
たかが帳簿の日付記載ミス(事実を隠していたわけではない)で、これだけ大掛かりに税金を投入して調査している。
どうしても小沢一郎を落としたいと言う力による、あきらかな"国策捜査"である。
初めこの問題が浮上した時、起訴は無理だろうと思った。
なぜなら、『政治資金規正法』は小沢自身が作った法案で、彼ほどこの法律に通暁している人物はいない。
小沢が支持したのなら、ちゃんと抜け道を通っているだろうし、法に掛かる部分があったとしたら、それは小沢の知らないところで秘書が勝手にやってしまったことだと考えるのが筋だ。
いずれにしても小沢は捕まらない。
事実、あれだけ多くの証拠を押収しても、あれだけひどい取調べをしても、
http://www.asyura2.com/10/senkyo79/msg/731.html
小沢を黒とする確証は見つからなかった。
それで歯軋りしながら、検察は不起訴とした。
ところが、小沢憎しの別の力が"検察審査会"を利用して起訴をもくろむ。
日本の裁判は起訴=有罪の図式が確立されている。
この作戦は成功し、強制起訴となり、いよいよ裁判が始まる。
でも、この裁判は無理筋だ。
今まで起訴しようとあらゆる手段を行使していた検察が、逆になぜ起訴できなかったの弁明を求められてしまう。
もし小沢に有罪判決が出れば検察の面子丸つぶれである。
検察が今度は、あらゆる手段を使って小沢を弁護する構図になってしまうからだ。
僕自身は小沢のシンパでもなんでもない。
むしろ嫌いなタイプの人間だが、今回の一連の騒ぎは、検察とメディアと自民党の仕掛けた猿芝居である。
おかしいものはおかしいと言わなければならない。
47)名古屋市議会のリコール署名簿提出
そもそもなんで市議会のリコール運動が行われているのかと言うと、「市民税10%減税の恒久化」「市議報酬の半減化」を掲げ、名古屋市長に当選した河村たかしと、半減されては困る市議会議員が対立したからだ。
税金が安くなれば嬉しい市民が市長を推した。
街頭で署名運動が行われ、わずか1ヶ月で46万5602人の署名が集められた(法定数36万3213人)。
ところが、選挙管理委員会がそのうちの、なんと11万1811人分を無効としてしまった。
「署名が自筆かどうか疑わしい」と言うのが理由だそうだ。
その結果、法定数を満たせず、解散請求は却下された。
しかし、選挙管理委員会のメンバーと言うのは市議会で選ばれ、委員4人のうち3人が市議OBであり、市議の天下り先だった。
今度は市民団体が不服を申し立て、数え直したんだかどうかして、無効を無効にして、結局法定数を上回って成立したと、先日の15日のニュースで言っていた。
漫画のような図式である。
人は皆、理想を語っても、自分の財布に手を入れられることには必死で抵抗する。
河村たかしは元民主党議員であるが、愛知県知事選に超党派で自民党の大村秀章を担ぎ出し、ダブル選挙をもくろんでいる。
そして市議会選も加わることになり、トリプル選挙で一気に支配する腹積もりなのだが、果たしていかに。
他県のことなので、しばし傍観。
48)日銀「ゼロ金利」復活
これだけ国債発行額が多いと(450兆円、地方債を合わせれば700兆円)、うかつに金利を上げられないのではないか。
15年前の僕は、"デフレ"なるものが本当に起きるなんて考えられなかった。
住宅金利3%に飛びつき、住宅ローン地獄にはまってしまって現在に至る。
土地神話を描いた、竹村健一や邱永漢に騙された。
49)ノーベル化学賞に根岸氏、鈴木氏
「クロスカップリング反応」と言うのを開発したんだそうである。
昔の湯川秀樹や朝永振一郎、江崎玲於奈などは、とんでもない天才の印象だったが、最近の日本の受賞者は、前回の田中耕一、下村修から普通のおじさんたちが貰っているような感じがする。
ノーベル文学賞狙いの村上春樹は今回も残念だった。
50)内村選手が世界体操で日本人初の2連覇
体操に限らず、最近はスポーツの世界選手権が多いので、ありがたみが伝わりづらい。
日本選手が強くなったのか、社会主義国圏が崩壊し、金儲けにならないスポーツの人口が減ったためかは、体操に詳しい人に聞かないと解らない。
51)二十三世本因坊・坂田栄男さん死去
囲碁に関しても解りません。
52)正倉院「幻の宝剣」、1250年ぶり確認
古代好きには興奮の発見なのだろうが、これも知識がありません。
53)警視庁テロ資料がネット上に流出
こうしてブログを書いたり、ネットで調べたりしているのに、サイバー系は苦手だ。
ハッカーとかセキュリティーとか何をどうすればいいのかさっぱりわからない。
同じように、解ってないのに仕事で使っている人も多いんだろうなあ。
危険が感じられずに、甘いセキュリティを狙われたのか、ある意思のもと何物かが漏洩したのか。
漏れたのが、"公安"という秘密警察の情報だと言うから、少しワクワクする。
54)COP10「名古屋議定書」採決
COP10=生物多様性条約=地球上の色々な生物を環境変化から守ろうね、という条約。
なのだが、今回もめていたのは、発展途上国から少数種生物を先進国が勝手にもって行って商売すんな!
もって行くんなら金払え!ってこと。
生きものを大切にしようというやさしさは、飢餓の前では偽善に映る。
今後、似たような構図で途上国と先進国で対立が表面化するだろう。
ひとつの地球を思い描くなら、知恵を出し合わなければならない。
55)羽田空港拡張、32年ぶり国際定期便
78年に成田空港が完成したために羽田空港から国際便が飛べなくなった。
60年代の航空需要拡大に伴い、羽田空港が手狭になった。
それで対策が考えられたのだが、普通羽田空港の拡張が検討されるはずだが、やれ東京湾の工事との兼ね合いだとか、アメリカ空軍管制区域問題だとか、工事が難しいだとか、どうにか出来そうな障壁で却下された。
一般には、周辺住民の騒音被害問題が優先されたと思われている。
一方、新空港用地選択にむけ、自民党大物代議士の用地争奪戦が始まる。
首都近辺で飛行場が出来るほどの広さがあり、なおかつ人が住んでいない場所探しが始まった。
そんなとこあるわけない。
66年佐藤内閣は、国有地である宮内庁下総御料牧場がある成田市三里塚に決定する。
しかし、地元の合意のないまま強引に進められたため、農民の反感を買い、新左翼の合流もあり、歴史的な三里塚闘争が勃発する。
以後20年に及ぶ、反対同盟、機動隊双方に死傷者を多数出す、血で血を洗う日本では珍しい実力闘争であった。
長谷川和彦監督『青春の殺人者』はこの頃の成田住民の荒んだ精神が作品の背景になっている。
水谷豊、原田美恵子のデビュー作でもある。
そんな怨念深き成田空港も、世界の航空戦争に対抗するため、あっさり捨てられることになる(まだ捨てられてないけど、いずれそうなる)。
羽田をハブ空港化して巻き返そうと言う政府の狙いだが、お隣韓国の仁川国際空港にだいぶ水を空けられているので、今更遅いだろうと言う見方が多かった。
しかし、北朝鮮の延坪島砲撃により、隣の島の仁川空港は、今一番デンジャラスな空港になってしまった。
紙幅の都合により、本日はこれまで・・・つづく
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