《 幸せのひろいかた 》  フェルトアート・カントリー木工 by WOODYPAPA

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2020年05月15日
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3月1日時点での新型コロナウイルス感染国、1位はもちろん中国だが、2位はどこかというと韓国だった。
中国の感染者が7万9824人、死亡者数2870人に対し、韓国の感染者数3736人、死亡者数21人。
1位と2位という比べ方は成立しないぐらいの差で、この頃はまだ新型コロナは中国・武漢の問題だった。

しかも韓国の数字を大きくしていたのは、2月18日に発覚した『新天地イエス教会』という宗教団体の集会による集団感染で、集会が行われた大邱市に2次3次感染が広がり多くの感染者を生んだ。
88歳の教祖が土下座して謝罪している姿が、痛々しくもあり大げさにも見えた。
韓国文化は高齢者を尊重すると聞いていたが、そうでもないらしいとも思った。
そもそも土下座を強制するなど、人の尊厳を無視した行為である。
(半沢直樹を見て不快感を抱くのは僕だけだろうか)
韓国の集団ヒステリーが、また始まったのだと映った。


2月13日に「コロナは間もなく収束するだろう」と楽観発言していた文在寅大統領だったが、18日のこの集団感染と国民の反応を見て急遽方針を転換し、徹底した対策を断行した。

検査の徹底と、情報公開の徹底。

日本の方策とかなり隔たりのある強硬策だったが、これが功を奏し1か月後の3月23日のデータだと、感染者は8961人、死亡者数は111人となり、世界に感染が広がる中、感染ランキングは第8位に下がった。

韓国に変わって順位を上げたのは、イランとイタリアだった。
3月5日時点で、イランの感染者数3513人・死亡者数107人、イタリアの感染者数3858人・死亡者数148人で、韓国の感染者数は5766人だったが死亡者数は35人で、イラン・イタリアはこれを大きく上回っている。

さらに5日後の3月10日には、イランの感染者数8042人・死亡者数291人、イタリアの感染者数10149人・死亡者数639人に膨れ上がり、韓国の感染者数7513人・死亡者数54人を一気に抜き去った。

世界に先駆けて東アジア以外の感染爆発を起こした、イランとイタリアには共通項がある。
中国の世界侵略政策『一帯一路』に、この2か国が大きくかかわってきていたのだ。

米国トランプ大統領によって経済封鎖を受けたイランは、国際的孤立に追い込まれた。
そこに忍び寄ったのが中国で、イランの石油は中国へ流れ、中国とイランは戦略的パートナーとして経済協力が進展していた。

そして、G7の中で唯一2019年3月に『一帯一路』に参加表明をしたイタリアも、経済の困窮を打破する狙いで中国とのかかわりを深めていた。


ゲルマン人は5万人の移民でローマ帝国を滅ぼしたが、イタリアにはすでに30万人以上の中国人が移民として入っていた。
(ちなみに日本には76万人の中国人が住んでいる)

イタリアの新型コロナ感染爆発が始まったのは、イタリア経済を支える工業地帯のロンバルディア州など中国企業と関係の深い北部地域だった。

2002~3年に起きた『SARS(重症急性呼吸器症候群)』の時は、まだ中国人の世界浸食がすすんでいなかった。
ゆえに広東省と香港という、地球の一部で収まった。


イタリアに始まった『新型コロナ欧州感染爆発』は、同じように中国人の侵入を許していたEU諸国にあっという間に広がるのだった。

コロナウイルスはそれまで6種類が発見されており、4種類は一般的な風邪のウイルスだ。
しかしSARSとMARS(中東呼吸器症候群)は新種のコロナウイルスで、どちらも凶暴である。
SARSの致死率は10%、MARS至っては感染者の40%が命を落とす。

新型コロナウイルス〔COVIT-19〕は、この二つの新型コロナウイルスより致死率は2%と低かった。
2%といえど、50人に一人が死ぬのだから決して低いものではない。
しかし、SARSに比べれば軽いんだという油断はどこかにあった。

ところが、2%は東アジアの数字で、ヨーロッパではぐーんと致死率が上がる。
3月31日の統計だと、医療崩壊を起こしたイタリアの感染者数は10万1739人、死亡者数は11597人。
何と、11.4%の致死率に上がった。
同じ日のスペインでは感染者数8万5195人、死亡者数7340人で、致死率8.6%。
フランスは感染者数4万4601人、死亡者数3024人で、6.7%。
あきらかに凶暴性が増している。

もしかしたら、COVIT-19はヨーロッパに渡ったときに変異したのかもしれない。

コロナウイルスの遺伝子はRNA形で、DNA型のウイルスに比べ変異しやすい。
同じRNA型ウイルスのインフルエンザも毎年変異する。
それでワクチンが利かないのだ。

もう一方のDNA型のウイルスは変異しにくいので、天然痘ウイルスはワクチンが効いて絶滅に至った。

日本に新型コロナがやってきた時、屋形船経由やダイヤモンドプリンセス号で、重症化して亡くなるのは高齢者と他の病気を抱えていた限られた人だった。
奈良のバス運転手が感染した時も、運転手自身は肺炎を起こしたが、3次感染のバスガイドは熱が出ただけで収まった。

しかし、ヨーロッパに渡って変異した新型コロナは、感染する相手の範囲を広げていた。

一番恐ろしく映ったのは、医者の犠牲者がいたことだった。
イタリアでは3月の段階で、50人以上の医療従事者の死亡が伝えられていた。
(4月27日 にはイタリアの医師会が、同国で新型コロナウイルスの流行が始まった2月以降、151人の医師がウイルスに感染し死亡したと明らかにした。)

インフルエンザで医者が患者から感染して死亡したなんて話、聞いたことない。
ウイルスに対する知識と対策を熟知している医者でさえ襲われる。
「正しく恐れよ」というが、この新型ウイルスは既成概念を捨てなければならないかもしれない。

イタリアに始まった感染爆発は、あっという間に欧州全体に広がり、フランス・スペインなど観光名所に多く蔓延していった。

SARSの場合、潜伏期間は感染力が弱く、肺炎を起こした患者からしか感染が広まらなかった。
ゆえに症状を表した患者を隔離すればよかった。
しかし、新型コロナは”不顕性感染者”が多く生まれ、症状が出ない感染者がウイルスをまき散らすという図式が生まれた。

春節ウイークで観光地を訪れた中国(武漢)人がウイルスを置いてゆき、現地の人が不顕性感染者としてバトンを受け、新たな観光客に感染させ、その観光客が不顕性のまま母国へ帰り感染を広げた。

3月の休みを利用した大学生や、都市封鎖の情報で急遽帰国したビジネスマンが、不顕性であるがため空港の検疫を抜け、市中に舞い戻った。
本人に自覚症状のないまま誰かに感染させ、その人がまた知らぬ間にウイルスをうつしてゆく。
4次5次感染となるとどこでどううつされたかわからない。
感染経路不明の感染者がこうして広がっていった。

日本の緊急事態宣言は、このヨーロッパ帰りの新型コロナウイルスの蔓延が引き起こしたものだ。
ヨーロッパ型新型コロナの登場で、明らかに日本における新型コロナ感染のフェイズが変わった。





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最終更新日  2020年09月28日 18時46分06秒
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