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2009年03月14日
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カテゴリ: 読書記録




 帯に「気持ちのいい明るい話ではありません。でも、どうしても書きたかった」とあります。そういう角田さんの思いがひしひしと伝わります。

 やはりあれですね、お受験殺人事件ってのがありましたが、あれがモチーフなんでしょう。

 5人の東京に住む母親が登場します。彼女たちの関係が次第にぎくしゃくしてくるさまを丹念に描いているのです。とくに同じ幼稚園に息子を通わせている3人が小学校受験を意識し始めてから関係は悪化していくのです。

 まず東京に住むのってこんなにたいへんなんだというのが感想です。できたら子育てしたくないところと思ってしまいます。地方でもお受験はありますが、これほど生活のシェアを占めていません。

 高級住宅街っていっても便利な店は近くにないとか、ちょっと預かってもらえる知り合いがいないとか、ああ、自分らが住んでいるところはなんて便利で快適なんだろうと思いましたよ。

 東京といっても、いろいろでしょうけど、つまり「地域」がないところなんですね。そういう場所で専業主婦をやっている女性の閉塞感が子どもへと向けられていくのですね。

 5人の中に、ああいるな、こんな人、と思える人が出てきます。べとっとはりつくように依存してくる人。つるまないと生きていけない人。学生のときだっていたっけなあと思い出しました。そういう人とは距離をとってつきあうべきですね。

 男の人が読むと、なんでこんなに思い込む必要があるんだろうと思うでしょう。でも自分も子育て、とくに保育園に入れるまではあれこれ悩みました。なにしろ子どもには無限の可能性があるわけですから、親の責任で可能性を潰したとあってはならないのですから。



 幸い通った保育園がとてもよく、子どもたちはのびのび育ちました。公立の小学校も元気いっぱい過ごせました。陰湿だったり陰険だったりというものから遠いところで育ったと思います。ああ、これ以上親ばかの話してもつまらないですね。

 終わりの方に、ただひとつ「彼女」の描写が続く章があります。いったいこれは誰のことなのか。それが読者の興味をそそりますね。おそらく誰にでも起こり得るということを描きたかったのでしょう。誰にでもそういう気分になることはあるんです。それを世の男性方、分かってあげてくださいね。





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最終更新日  2009年03月14日 11時59分32秒
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