空はとんび

空はとんび

PR

×

コメント新着

椋とんび@ Re:いつも悪口ばかりなので、奇跡的な日も記録しておかなくちゃ(08/02) もちろん、その日一日だけでした。
のうきょうじゃない@ 本日拝見 治るまで続いたかな?
のうきょうじゃない@ Re:ほら見たことか(05/01) 釣りのリールが ただ邪魔になる置物になっ…
のうきょうじゃない@ 畑はいいね 畑はいいね。 雨の日は読書かな?
椋とんび @ Re:一年待つ(03/16) うひゃあ、誰も来ないと思って書く殴って…

お気に入りブログ

バラ苗 New! grace5703さん

C調言葉に御用心! えむえむセブンさん
ペペリンリン ペペリン4さん
Den-Kichi akane-koboさん
きたあかり カフェ きたあかりさん

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

バックナンバー

2026年05月
2026年04月
2026年03月
2026年02月
2026年01月
2009年11月29日
XML
カテゴリ: 読書記録




 解離性同一障害、いわゆる多重人格の主婦を治療する医師たちのお話です。玄侑さんらしく、ボードレールやランボーの詩を引用したり、阿修羅像と対比したりと興味深いです。

 ですが、期待したほどではなかったです。多重人格の描写としてはダニエル・キイスの『24人のビリーミリガン』があまりに衝撃的で、それを越えるものは、たとえば医学的な進歩もなかったのが残念。

 映像では1990年代の「存在の深き眠り」という大竹しのぶさんの熱演が有名ですが、あれとかなりだぶる設定になっていて、どうしても大竹さんの顔が浮かんできてしまいます。それでいて、あれほどのラストの緊張感はなかったのです。

 それと、「中陰の花」でもそうでしたが、どうしても仏教的というか、非科学的な現象を否定しないというスタンスをとるので、なんだか腑に落ちないところが多かったです。

 設定でいえば、冒頭の妻の豹変に怯える夫の構図のままいけばよかったのではないかと思います。
 杉山という医師が担当するのですが、次第に杉山自身の妻とのできごととかがけっこう割り込んできて、それはつまり解離という現象は誰にでも起こり得るということを言いたかったと思うのですが、やはり読むほうとしては視点が一貫したほうがよかったな。

 まあ、それも自腹を切って買った本ということへの期待が大きかったからでしょう。話題の阿修羅像の新解釈がなるほどと思わせるなど読むどころは随所にあります。ボードレールやランボーは分からなかったけど。。。。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2009年11月29日 11時44分14秒
コメントを書く
[読書記録] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: