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2008年07月18日
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空色です。

昨日のことです。

数時間暇があって、つっと、炎天下、山の手七福神巡りを、ガイドブック頼りにしておりました。

飯田橋は神楽坂下からスタートし、六番目の稲荷鬼王神社からゴールの太宗寺に向かう新宿界隈の路上で、私はびくっと立ち止まったのです。

スズメちゃんが1羽倒れていたんです。舗道のど真ん中で。

可哀想に、と一瞬冥福を祈って、数十歩私は通りすぎてしまった。

せめて、土の上に・・・

私、くるりとひき返しました。

大都会のアスファルトよりも、せめて街路樹の根元にでも、と思って、拾い上げた。

すると、体はまだ柔らかく、あったかい。目はつむったまま。

左掌に載せて、右掌でくるみ、ふっと、思い出すことがあった。

そう、あれは、ちょうど2年前の7月、暑い日だった。

職場の受付の女性が、雀を一羽、両手に載せていた。まだ小さな子雀。

どうしたの?

車に跳ねられちゃったんです。(やさしいな、この子)

死んじゃってるの?

たぶん。全然動かないから・・・

どれどれ、かしてごらん。

で、私は左掌に載せたのです。もちろん、ぴくりともしないし、目をつむっている。

右手をかざして、気を送ってみた。

ジンジン感じた。

これで、痛みもなく、安らかに眠れるだろうと、右手を上げて見ると、目をしばたたきだした。あ、これで、最期なのかな、と思って、引き続き気を送ると、今度は目をぱっちり開いただけでなく、脚が動き始めたのだ。

あ、立とうとしている。無理しないで、もすこし横になっておいでよ、と声をかけても、そこは動物の本能、一所懸命立ちあがろうと、もがいている。

感動的だった。

自分の手の平の上で、小雀がよろよろっと、ついに立ちあがったんですから。

室内で飛び立ったらいけないし、また私はちょっと用があったので、外に出て、植え込みの上に雀を下ろし、すぐに戻ってくるからね、と言っていったん目を離した。

10分後に戻ってみると、もう姿はなく、受付さんによると、飛び立ったとのことだった。

死んだ雀を生き返らせた、のではないと思う。

気絶していた雀が気に感応して、目を覚ましたのだと思う。

さて、昨日の話。

左の掌に雀(子供ではなかった)を載せ、右手をかぶせ、気を送ってみた。

しかし、反応はなかった。私の手に響くものがない。雀の体はあったかいけれど、ひびきがないのである。

しかたなく、私は両手で雀ちゃんをくるんだまんまの格好で、どこか一番近場で出くわした神社かお寺の土の上に、と思って歩いていると、なんとまあ、目の前に目的地だった太宗寺があるではありませんか。

いやいや不思議。

私は無類の方向音痴で、地図を見てても反対方向に行っちゃうことがよくある人間。

よく行く新宿だから、大まかな方向は大丈夫としても、行ったことのない太宗寺が、一番近場の神社仏閣として目の前に現れたのには、ちと驚きましたよ。

大都会のお寺ゆえ、ほとんど土の部分がなかったけれど、植え込みの柵の中にそっと、雀を下ろし、お賽銭を入れて、あとは仏様にお願いして、去りました。

2年前の小雀は、舌きり雀のチュンコみたいだったなあ。

そしてすこし大き目の今の雀・・・まさか、2年後のチュンコじゃないよねえ。






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最終更新日  2008年07月18日 16時42分05秒


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