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カテゴリ: ロック
ピンク・フロイド.jpg


僕の場合、日本酒・赤ワインに目がないが、シングルモルト・ウィスキーは3年周期で好きになったり、嫌いになったりする。
正確には嫌いというよりも、美味しく感じない時期がある。
昨年ぐらいからまた美味しい時期に入っていたりする。

前置きが長い! ですね。。
ピンクフロイドという67年~活躍するプログレッシブ・バンドの話。
最初に知ったのは、中学生のころラジオで流れていた『吹けよ風叫べよ嵐』という邦題の曲だったと思う。因みにこの曲はプロレスのブッチャーのリング上のテーマ曲である(苦笑)。。

そうこうしているうちに歴史的大ヒットアルバムとなるDarkside of the Moon『狂気』が数年に渡り、全米アルバムチャートの上位にとぐろを巻くようになる。

狂気.jpg

正確には741週に渡りチャートインを続け、ギネスの公式記録にもなっている。

で、『狂気』の首位を追い落としたのがイーグルスのホテル・カリフォルニアだったような気がします(あくまで記憶なので、違っていたら失礼)。


炎.jpg

その『狂気』から2年というインターバルを経て発表されたのが、この『炎(あなたがここにいてほしい)』である。
原題はWISH YOU WERE HERE 。
『狂気』までのピンクフロイドのアルバムは全てといっていいぐらい初期メンバーのシド・バレットの存在がテーマとなっている。

シド.jpg

シド・バレットという類いまれな才能と存在をリスペクトし続けることで、ロジャー・ウォーターズはピンク・フロイドという音楽を創作しえたのだ。

『狂気』のセールスで巨額の富みを手にした彼らが、シド・バレットにもその栄華をわけあたえたかった的な安っぽい友情論が『炎(あなたがここにいてほしい)』のテーマでは勿論ない。
むしろ、シドへのレクイエムだ。

何故ならば、『炎(あなたがここにいてほしい)』以降の『アニマルズ』や『ウォール』ではシド・バレットの呪縛から解放され、テーマ性が物質社会批判という外的なものに変化していくからだ。

アニマルズ.jpg ウォール.jpeg


『炎(あなたがここにいてほしい)』は発売当時、大ヒット作『狂気』と比較され評価が低かった。
現にライナーノーツを書いている大貫憲章氏も酷評している。
あなたがここにいてほしい、という邦題は当時メンバーが特に日本側に指定してきたそうです。

内向的で精神病により、活動できなくなったシド・バレットから解放されるための孤独な葛藤が支配するこの『炎(あなたがここにいてほしい)』というアルバムを僕は数年おきに聴き返す。
聴かないときは10年近くも聴かない期間がある。
でも、また聴いてしまう。

そして、2006年1月現在、またも繰り返し聴きながらこのブログを書いています。
たぶん、大事なものを落としてしまい、新しいダイヤモンドを探す旅が始まるとき僕は『炎(あなたがここにいてほしい)』を必要とするのかも知れない。



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Last updated  2006.01.18 20:40:40


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