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2006年01月05日
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カテゴリ: 介護
回復はやってくるから。

声を出すことも、また当然くるんじゃない?
などと看護師さんたちと話したり。
食べる、ことにとにかく集中していたから。

そう思うと、話しかけるばかりではなく、話すふりをさせようと思う。

口あけて!といってもぱくぱく、
アーして、っていっても口は食いしばっている。
キジ猫は口を開けているつもりらしい。

とにかくせっせと話しかける。

以前と違うのは話すのを とにかく、促すこと。
口を動かして話す、ということを意識させようというわけ。

そんな日の続くある日。

夜に、さあ、キジ猫をベッドに戻そうとして、言う。
いつもと同じことだけど。

「ベッド 戻る?戻りたい?ベッドで寝る?言ってみて。言える?ふりでいいから。


べ・ッ・ド・に・か・え・り・た・い」

・ ・・・ベッド・・・かえ・・る・・・・・

えっ・・・・今・・・いえたーーーーーーーーーーー!
丁度、看護学生さんがカーテンの向うでオムツを換えていた。

「きっ、きいたーーーーー???今話したよーーー?」


見る間に病棟のナースたちが集まっていた。


お菓子の名前、看護婦さんの名前。それから。それから。。。
キジ猫の目を涙が伝っている。
不覚にも私もちょっと泣いてしまった。

あくる日に訪れたら、その話は病棟のナースみんなに行き渡っている。

子供みたいです。

ここのナースはそんなキジ猫にいつも挨拶をうながし、話しかけてくれた。

ここの病棟の素晴らしいところは、いつも私の先へ、先へと回復するように努めてくれたこと。
ぼうっとしている当初は一日のスケジュールを拵えた紙を張ってくれる。
できることで、リズムをとろうと、歯磨きの時間をお昼に設けたりしてあるものだ。

車いすに乗せて、検温などで病棟を回るときにお供をしていくときもある。
これは他の患者さんにもそうであった。

食事、話す、のあとは、

「今度は尿意や便意がわかって、トイレに行けたらいいかと思います。」と言ってくれる。

そして、オムツをはずしてくれた。

「オムツは感覚が鈍りますし。やってみましょう」

これらはナースたちにとっては実は手間なことだ。
失禁して着替えさせたり、トイレにトランスするのも大変だ。
トランスも一人ではできないから。

オムツは管理が楽だから、できる人でもオムツにしようとする病院は実は多いのではないか
と思う。


もちろん上手くはいかない。
シーツを代え、パジャマを代え、時間おきにキジ猫にトイレに行くか聞いてくれる。

でも、面倒という言葉や態度は全くない。

オムツは、実は今も外れていない。
依然必要な状態だ。
でも、このときから、少なくとも大きいほうは
トイレで用を足すことができてきた。


下の話で、恐縮ですが、最初は、
トイレに座って、うんこがでた~!と触れ回った。

便意を認知して看護婦さんを呼ぶ、ということができるときが多くなる。









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最終更新日  2006年01月05日 20時23分18秒
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