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2006年01月12日
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カテゴリ: 介護
朝も昼も晩も、つついた程度の食事しかしなくなった。
ベッドで食べにくいことがきっかけか。
それに伴い、体重が減りはじめる。

病院の食事がなんといっても基本だ。

好きなものを持ち込めば食は進むかもしれないが、病院の食事はおざなりになるだろう。
来るたびに食事をとらない、水分をとらない、ナースから報告がある。

様子も一日ぼうっとしている。
反応が鈍い。
しかし、5kgほど減ったころにはさすがの病院側も



町なかにあった病院の周りには飲食店や店がたくさんあって、
たびたび、欲しがるものを買いに出た。
しかし、一度失った食欲はそう簡単にはもどらない。
毎食、欲しがるからといって何でも買ってあげれるようなお金もちでもないし、
時間もない。

水分は特にむつかしく、とろみをつけるのも嫌がるし、むせてばかりで満足に飲み込めない。
シャーベットを僅かに食べてくれる程度だったろうか。

気分転換のために、外出もする。
仕事の合間をぬってでも、できる限りこちらが手を尽くさなければ。
ここに来て、進歩どころか、体力まで落ちて、やる気もすっかりうせてしまったキジ猫。
それは容易にもどすことのできないものだった。


一人は、キジ猫の気持ちにも叶い、気持ちよくリハビリをしていただいた。
しかし、もう片方は・・・・
なんでも、その市の中のリハビリの上の方だとかなんとかで、
「よかったですね、」とナースに告げられていたにもかかわらず、
「こんにちは」という挨拶にアゴで答え、リハビリをしながら、


やる気もかけらも見られず、終始かったるそうな態度である。
その気持ちはキジ猫にも確実に伝わったように思う。
それが、反応の鈍さにもつながり、食欲の低下にも影響したのではないかと感じた。

いい加減にリハビリしてほしくはなかったので、横で見させてもらうときもあった。
首の骨をならして、いかにもだるそうにあくびばかり。
キジ猫の話す言葉にも口の端をゆがめて鼻先で笑う。
見ていても辛い。

この感じかたは、これは私の僻みだろうか?偏見だろうか?と思ったが、
ほかの患者の家族からも、あの態度では、キジ猫さんもあんまりにも気の毒よね。
と複数言われたので、やっぱりなあ、と思ったものだ。
それについてはもう、改善を直接求めることはしなかった。
その方が役付きであるのに、だれがその人をいさめるというのか。
ここの病院の杓子定規的な体質は肌身にしみている。
3ヶ月、辛抱しよう、キジ猫にも、そう言い聞かせる。

そして、キジ猫は・・・・
豆猫がいない間はただ黙って座っているだけだ。
トイレに行っても、尿もあまりでなくなっていく。

そして、きっとそのせいもあって。
体調を崩したキジ猫に結石が発見される。

その治療のために近くの大きい病院に一時里子にだされることとなる。
また転院だ。





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最終更新日  2006年01月12日 18時17分15秒
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