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2022.06.08
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カテゴリ: その他いろいろ
ようやく公開されたトップガンの続編。
確かに面白かったです。演者自らがカメラを操作して撮影したという飛行シーンは大迫力で、アクション映画の域を超えているものでした。
前作ではイメージ映像みたいだった機関砲の発射シーンがちゃんと表現されていてよかった。残数カウンターも素敵。

トップガン マーヴェリック:オリジナル・サウンドトラック [ (オリジナル・サウンドトラック) ]




で、以下、ネタバレ含む






単純に面白かった一方、これはトップガンではないな、、、とも思いました。
トップガンってアメリカのあこがれの象徴なんですよ。強大な空母に強力な戦闘機、優秀なパイロットに機関砲、でっかいバイク、鍛え上げられた肉体、ジュークボックスに陽気なバー、美しく気の強い女性に仲間との絆、そしてハッピーエンド。どれも「ザ・アメリカ」。
引退間近のオッサンが過去を引きずってウダウダやっている映画じゃないんです。


まあ、そういう細かい演出はどうでもいいんです。あちらこちらに前作の小ネタが散りばめられていて満足しましたし。


そもそも、無人機やドローンの台頭でパイロットが不要になるという背景のもと、機関砲でドッグファイトを戦う意味がどこにあるのか、というのがテーマだったはずです。
トップガンはドッグファイトの学校。渓谷を攻めるならトマホークでいいんじゃないかと・・・
5G戦闘機では、first look/first shoot/first killといわれるように、空対空ミサイルによる視界外射程からの攻撃が主になるはずで、格闘戦なんて起こらないといわれています。
どうせ映画なんだし、スーパーホーネットじゃなくてF-35を使い、手に汗握る遠距離ミサイル攻防の頭脳戦を展開したのち、ミサイルを打ち尽くしたステルス機同士が互いのプライドを賭けて激しい格闘戦を繰り広げる、という熱いパイロット魂のぶつかり合いが見たかったね。
SAMはお呼びじゃないんだよ。


トム・クルーズが出ている、というのがマイナスに働いたところもありました。
撃墜されてからはもうミッション・インポッシブルにしか見えなかった(笑) 
そういう意味でも、これはトップガンではないかな・・・


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空中分解じゃなく不時着ぐらいに留めておいて、最後にマーベリックを救うためにマッハ10で飛んできたら面白かったのに。
ミサイルはマッハ10には追い付かないので全然当たらないだろうし、それならマッハ10の意味が出てきたと思うけどな。
しかも偶然居合わせた試験飛行中で、マーベリックの熱いパイロット魂に感化された後継の若いパイロットが待機命令を無視して助けに来たりしたら最高。やっぱりパイロット必要じゃんってなるしね。


突っ込みどころ

・SAMはあんなに露出して置いてないと思う。ゲームじゃないんだから。

・最後の5G機はナゼ撃墜されたのか?ステルスなら遠距離ミサイルでロックオンできないと思う。というかロックオンされていることになぜ気づいていない?
・F-14があるってことは、ならず者国家=イランってこと?
・ノーヘル



リアリティが高いだけに、逆にいろいろ突っ込めてしまいますが、面白かったのは面白かったです。
IMAXでも見たい。


これは珠玉の逸品だと思う。

トップガン オリジナル・サウンドトラック [ (オリジナル・サウンドトラック) ]




ではごきげんよう。





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最終更新日  2022.06.17 00:19:04
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