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2024.01.16
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カテゴリ: 家電
次世代コンピュータとして期待されてる量子コンピュータですが、エラー訂正の方法が確立されておらず、開発が停滞気味にあるようです。

量子コンピューティングは「量子大崩壊」という壁にぶつかる
https://wired.jp/article/vol51-the-great-quantum-collapse-has-come/
実用化には程遠い、もしかしたら実用化出来ないかも、という悲観的な話です。


みんなの量子コンピュータ [ Chris Bernhardt ]

投入した資源(資金、人、時間)の割に成果が出ていないと言いたいかもしれませんが、複雑化した今日の科学技術においては、今までのようなコスパの良い開発は難しくなっていくでしょう。
大量の資源をつぎ込んだのにまだ完成しないから駄目だ、というのなら、それは価値観が古いのです。
現状の投入資源量でもまだ足りない、というのが正解に近いでしょう。


ゼロからわかる量子コンピュータ【電子書籍】[ 小林雅一 ]

もっというと、足りないのは資金や時間ではなく、投資家やジャーナリストの科学技術に対する理解です。
金を出せば儲かるというたぐいの話ではなくなってきています。
投資額が回収出来なかったとしても、人類の叡智の1ページに名を残すことができるという崇高な理念を理解できる知性があるかかどうかということです。
知性がね。


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素朴な疑問なんですけど、

そもそも、
量子コンピュータのエラーは直さないといけないものなのだろうか?


エラーこそが進化と創造の原動力です。
DNAは適度なエラー(突然変異)を起こせるからこれだけ生物が多様化して、激変する地球環境にも対応出来てきたのです。

生物と無生物のあいだ (講談社現代新書) [ 福岡 伸一 ]

エラーがでたら、出っぱなしで良いんじゃない?
むしろそれを活かして、既存コンピュータには出来ない創造性の源として使えないものかね?

でたらめの科学 サイコロから量子コンピューターまで (朝日新書796) [ 勝田敏彦 ]

単純な乱数じゃなく、あくまでも量子的に紐付けられた確率の下での突然変異です。



ペンローズの〈量子脳〉理論 心と意識の科学的基礎をもとめて (ちくま学芸文庫) [ ロジャー・ペンローズ ]


そんなコンピュータが出来たら、ちょっと怖いけどね。
間違いなく私より面白いこと言うだろう。



ではごきげんよう。









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最終更新日  2024.01.22 23:31:41
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