貧乏父さんのひなたぼっこ  

貧乏父さんのひなたぼっこ  

PR

×

プロフィール

レッドペッパー 2005

レッドペッパー 2005

バックナンバー

2026.08
2026.07
2026.06
2026.05
2026.04
2026.03
2026.02
2026.01
2025.12
2025.11
2005.04.19
XML
カテゴリ: 商い中。





いつも、私のつまらない日記を読んでいただいて

ありがとうございます。




「おにいちゃんとふたりでぇ。」

「そう、今夜は、ローソクとお線香を消したらいけんのんよ。

 だから、ふたりでずっとみてないとぉ。」

そんな会話をしていたのは、中学生と小学生の兄弟でした。

子供は、子供なりに自分ができる精一杯のことをしてあげようと、

思っていたのかもしれません。



最近、式場での葬儀が多くなりました。

それと同じくらい、病院からすぐ式場へ。

ってゆうお客様も増えてきたんです。



ところが、そんなお客様の中で、

「内輪だけでやりたいので、最低限の飾りでいいです。」

っておっしゃる方に限って、

(言い過ぎました。3人に2人の割合でしょうか。)

私は、悲しくなることがあります。

打ち合わせが終わると、自宅に帰ってしまうんです。

一時的ではなく、ずーっと。

通夜と葬儀の、二時間ぐらい前に来れば、いいんでしょ。って感じで。

式場で、泊まりたくないんでしょうね。

私は、独り、式場で仕事をしながら思うんです。

誰だって、住み慣れた家で見送って欲しいですよね。



誰もいないじゃないか。

私が、仕事を終えて出て行けば、

ひとりぼっちになってしまう。

因果応報。

仏教用語だと思いますが、



その人は、人間としての最後の夜に独りになってしまう。

その結果に応じた行いとは、いったい何をしたのだろう。

その人の人生を知ることは、できないけれど、

私と同じように、笑って、泣いて、苦しんで。

誰かを傷つけた事もあるけど誰かの力にもなったことはあったはず。

私とどこが違うのだろう。


私は、妻とは10歳年上です。

自然にいけば、私は、必ず先に死んでしまいます。

子供の将来を思えば、親の面倒を見てくれとも言えず、

私は、たとえ10歳違おうと先には死ねない。

私の妻がひとりぼっちになって死んでゆくなど、

私には、耐えられない。


そう思いながら、式場の扉を閉めています。



この話は、いいとか、悪いとかの話ではありません。

単なる私のエゴです。





孤独は山になく、街にある。

一人の人間にあるのではなく、大勢の人間の”間”にある。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005.04.19 17:42:11
コメント(4) | コメントを書く
[商い中。] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

レッドペッパー 2005 @ あやさんへ。 コメントありがとうございます。 なん…
あや@ Re:充電。(12/12) 奥様は、あなたの全てが良かったのですよ …
える1974 @ ありがとうございました お久しぶりです。 いきなりで申し訳あり…
レッドペッパー 2005 @ 天然気楽さん へ。 いつもコメントありがとうございます。 …
レッドペッパー 2005 @ 小夏さんへ。 いつもコメントありがとうございます。 …

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: