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「カイラさん、夜分にすまない」 「あら、朽岐さん。いらっしゃい」 ここはクロノス城下にあるカイラの合成屋。クロノス大陸唯一の店。クロノス大陸広しと言えども薬、武器防具或いは装飾品の合成をやってのけるのは彼女ただ一人である。 「それで今日は何の御用?またアヴァロンペンダントの合成かしら?」 彼女は皮肉気に『あなたの行動はお見通し』っといった口調で問い質す。ここ最近+6アヴァロンの装備が可能となったので毎日のように合成を依頼する為通っていた所為だろう。しかし彼女もまだまだ甘い。 「いや今日はこれをもってきた」 私はいくつかの風変わりな品物を彼女に見せる。瞬間それまで愛想の欠片もなかった彼女の目が光る。さすが専門家だ。なにも言わずともわかったようだ。 「そう。遂に集められたのね」 「そういうことだ」 この6種7個の品が何故あのような強力な魔法を込められた品になるのか私のような凡人にはわからない。しかしこの際大事なのは過程ではなく結果だ。 「じゃあ、早速取り掛かるわ」 すぐ様作業に取り掛かろうとする彼女を呼び止める。 「これで足りるか?」 大量のクロを差し出し彼女の回答を待つ。 「これでやっと五分よ。期待しないでね」 そう言葉を残し彼女は奥へと去っていった。相変わらず謎な女性だ。薬以外の合成を依頼するといつも法外とも思えるクロを巻き上げられるのだが、彼女を見る限り決して裕福とは思えない。このクロの行方は永遠の謎だろう。 過去に一度だけ彼女の述懐を聞いたことがある。 『こんな時代でなければ、私もこんな女じゃなかったわ・・・』 もしかして彼女は今の自分が嫌いなのだろうか。以来彼女は黙して語らない・・・・・・。 「・・・・・・朽岐さん」 「朽岐さん!」 カイラが大声で私の名を呼ぶ。どうやら感慨に耽りすぎていたようだ。 「出来たわよ」 珍しく満足げな笑顔だ。カイラのこのような笑顔は見たことがない。 「あなたが使うならそこそこの出来栄えよ」 差し出された品物はシェードリングと呼ばれるもの。それも攻撃防御、どちらの補正もほぼ最高の品物だ。知人達が持っている物と比較しても自慢できる一品だろう。 「ありがとう。やはりあなたは凄腕だ」 私は微笑を浮かべ彼女に礼を言う。しかし彼女は背を向けこう語る。 「次はもっと珍しい物を持ってきて」 もう少し愛想というものがあれば彼女も魅力的だと思うのだが。これも彼女の彼女たる由縁か。 「期待しないで待っていてくれ」 彼女の口癖を真似て言葉を返し私はその場を立ち去る。その背に彼女の言葉が届く。 「・・・・・・次も頑張ってみるわ」 ・・・・・・もしかして彼女はテレ屋なのだろうか。サンツスミコのタメズさんよりひどいギャンブル屋とも罵られる彼女。感謝の言葉をもらうことも少ないのかもしれない。しかし彼女は誰がなんと言おうが凄腕だ。唯一人、合成の技術を持つ者なのだから。 合成屋カイラ。他の誰も成し得ないことに挑戦し続ける女性。だからこそ私は彼女を尊敬する。 願わくば彼女が今の自分を素直に受け入れる日が来ることを・・・・・・。
2003年09月29日
ここ3日間マンボな魔物達が出現していた。とても浮かれた魔物達で質のいい装備品なんかをもって徘徊しているというとってもおいしいやつらだ。しかしいったいマンボとはいかなる意味なのであろうか。私には永遠の謎になりそうだ。 さてマンボな日の最終日。私を含む「両手剣使い」達にとって重大な情報が流れてきた。 この世界に降り立った早々ランドから声を掛けられる。 「クッキー。+8両手剣が見つかったよ」 なんと?!どうやらかのマイヤー島で彼の愛弟子、森川由綺さんが発見したようだ。師匠と違って全くよく出来たお弟子さんだ。まぁ、弟子と比べられると私もつらいところなのだが・・・・・・(汗 それはいいとして、一番気にかかっていたことを問いただす。 「必要STRはいくつだ?」 「204」 「・・・・・・・・・」 なんということだ。本国では両手剣は+7以降の必要STRは全て184ということだったのに・・・・・・。 このままいけば、+10両手剣の必要STRは244となるのか。はたまた都合のいい予測ではあるが+8両手剣以降の必要STRが204で済むとか・・・・・・。 実際自分の目では見ていない。ランドを信用しない訳でもないし、自分の目で見たもの以外信用しないという愚か者でもないつもりだ。 しかしことは私にとってかなり重大である。今後STAのみを成長させるつもりだったのがSTRもまた上昇させなければならないとしたら私の成長は大幅な修正を余儀なくされる。そして防御力が足りなくなる予感が・・・・・・。 まぁ、騒ぎ立てるのは自分の目で見てからにしよう。他人から聞いたことをそのまま騒ぎ立てるのはその人に責任を押し付けることになる。それは私のささやかな誇りが許さない。 この日は結局由綺さんにお会いできなかった為、確認出来ず。今日にでも改めて確認するとしよう。 願わくばランドの見間違いでありますように・・・・・・・・・。 ってまずないだろうな・・・・・・・・・。
2003年09月28日
この世界に降り立ってから幾度聞いた音であろう。レベルアップを知らせる音が私の頭に鳴り響く。 「遂にきたか・・・・・・。」 私はゆっくりとターラの倉庫へと向かう。過去と決別する為に・・・・・・。 ヴィラ=Jの名を冠する伝説の防具を脱ぎ去り溜息を一つ。永かった。茨の道であると覚悟はしていたが実に永かった。 「いよいよかね?」 柔和な顔を浮かべながらマギがヴィラ=J防具をしまい込む。 「やっとですよ」 私は苦笑を浮かべ言葉を返す。 そして私は黒光りする一組の防具を受け取る。 珍しく競売に参加し財産の半分もかかった兜。 旧知の聖騎士がよりいい物を手に入れたからと譲ってもらった鎧。 唯一自力で入手した帯。 競売に参加してから似たような物を持っていたことに気付いた篭手。 そしてあまり補正は良くないがといいつつ尊敬する聖騎士が譲ってくれた具足。 様々な思いに彩られた防具を着込みその性能を確認する。悪くない。 「う~ん」 マギが訝しげな顔をこちらに向ける。 「永いことここで倉庫屋をやっているが、その黒い防具を身につけた両手剣使いの聖騎士は珍しいな。」 「セルキスソードの使い手達の方が強いですからね」 「そうと分かってて何故両手剣に拘りなさる?」 私は苦笑とも微笑ともつかぬものを浮かべながら答える。 「ある魔術師の夢だからですよ」 マギは更に不思議そうな顔をする。両手剣と魔術師とではどうあっても結び付かないのであろう。 「また来ます」 彼に別れを告げ私は再び戦場へと赴く。目指すところはまだまだ先だ。 ある魔術師の夢を叶えるため私は今日も両手剣を振るい続ける・・・・・・。*********************************************** 黒防具です。やっとここまで来ましたよ(感涙 このサイトに書かれたプロフィールを見られた方ならわかるかもしれませんが私は黒好きです。この防具を着るのは密かな夢でした(^^ 同じギルドに所属する、てんね・・・炎の魔術師からは紺色だの兜が微妙に青いだの言われましたが(TT もっとも既に黒防具を身につけたある大鎌使いのヴァルさんから 「両手剣で黒装備のパラってワイルドでステキ」と言われて有頂天になってます(笑) 結論としてはSTAが96になってもまだまだ防御は足りません。アクセが攻撃系を主になっているのも原因ですが、防御系を主にすると攻撃力がかなり下がります。 今後はSTAに振りつつ合成アクセ等を作っていけばといったところですか。島でソロ活動するのは当分先のことですね(^^; 尚、今日のタイトルに深い意味はありません。ようするに黒だと(笑) では最後にワイルドな両手剣使いの聖騎士(黒装備仕様)のSSを(笑)
2003年09月26日
間もなくだ。 その時どうなるか分からない。 その時にならなければわからない。 私はどのようにかわるのか。 この世界に住む冒険者が いつかは通り行くであろうその時を。 私は間もなくその時を迎える。 だがその時はあくまでも通過点。 私が進む道は長く険しい茨の道。 明日の私はどうかわるのか。 それは誰にもわからない・・・・・・。
2003年09月25日
「その名はなんと読むのですか?」 この世界に生まれてから今日まで何度この質問を受けたであろう。確かに読みにくい名前である。それどころかそもそもこの名前は存在するのであろうか。ちょっと勘のいい方ならば本来「朽木」と書くのでは、と予測するであろう。つまり「くちき」と読むのが正しい訳なのだが・・・・・・。 そもそもこの名にしたことにさしたる意味はない。参考にした文献(といっても古い漫画なのだが)に登場する人物、朽木三郎から頂いたものだ。ただ、そのまま使うのも気が引けたので漢字だけ代えてみたのである。 ところがこの人物、何故か「くつき」と呼ばれていた。そして通り名は「マッド・クッキー」・・・・・・。 突然名前にについて書き出したのは他でもない。私の名を呼びかけるのは割りと面倒なのではないかと、思い至ったからだ。漢字の変換がやりにくい。なにより自分でもそうだ。 そういう訳でもし私を呼ぶのなら「クッキー」とでも読んでくれれば結構だ。ギルド内では既に定着しており、周りの知人達からもそう呼ばれている。中には変化して「くっきさん」とか呼ぶ方もいらっしゃるがそれもまたいいだろう。 なんだかどうでもいい話題だが、なんとなく気になったので書き残しておくとしよう・・・・・・。
2003年09月24日
毎度お馴染み冒険者支援団体「げーむおん」から通達が届いた。最近執筆をサボっているの原稿の催促だと思ったが、そんなことはないようだ。では、内容を記載しよう。**********************************今週木曜日から「いったぜ10万人!マンボカーニバル」開催!!---------------------------------------------------------------------9月25日(木)~28日(日)まで、「いったぜ10万人!マンボカーニバル」を開催いたします。「マンボ」クラスのモンスターが続々とクロノス大陸へ現れます。この「マンボ」クラスのモンスターは、普段のモンスターより数倍の経験値そして、数十倍のアイテムドロップ率です。レアアイテムドロップ率も大幅アップしております!さらに、最終日28日(日)には、「獲得経験値2倍のボーナスタイム」!マンボクラスも入り乱れての空前絶後のボーナスタイムが実施されます。ファンサイト管理者様にここだけの情報をお伝えします。27日(土)、28日(日)には、「マンボブーストタイム」が実施されます。なんとこの時間には、今まで見たことのないボスモンスター???がクロノス大陸に現れるでしょう・・・********************************** どうやらこの世界における冒険者が10万人を超えたそうだ。なんともめでたいことである。しかし「マンボ」とは如何なる意味なのか・・・・・・。 「マンボ」クラスとは「デス」や「バトル」といったモンスタークラスのことであろう。強さがどのくらいなのかは分からないが、普段より多くの経験値が獲得できること、またレアアイテムを落としやすいということ。この二点は貧乏な冒険者たる私にとって大変有難い。 また27日(土)、28日(日)には謎のボスモンスターが出現するようだ。いったい何処に出現するのだろうか。冒険者の好奇心を程よくくすぐってくれそうだ。是非ともお相手してみたい。 そして知り合いの突撃戦乙女はやはり「お約束」通り突撃してくれるのだろうか。こちらもまた楽しみである。 蛇足かもしれないがこの期間中でも色々と変動があるらしい。詳しくは「げーむおん」の窓口を参照して頂きたい。 こちら→http://www.cronous.jp/event/info_manbo.asp 好奇心旺盛な冒険者諸君、この時を心から待つとしよう。
2003年09月23日
「おはようございますなのですよ~」 ギルド「破邪の聖印」に所属する数少ない魔術師、リアことseariaの能天気な声がギルド専用の風のささやきを通して鳴り響く。はっきりいって気が抜ける。街中で聞く分には然程問題はないが、対聖騎士用のオーラを纏うデススィーンなどを相手にしている時にこの挨拶はきつい。握り締めた剣をすべらせ、危うく死に掛けるところだった。 さてこの日はリアと一つ約束をしていた。すなわち、マルス=オーラに行くこと。それも「紅蓮のマイヤー島」と呼ばれる由縁たる火山を見に行くのだ。島の奥地にある為、危険度はかなり高い。私自身、マイヤー島への航路が再開されて以来の地でもあるのでかなり緊張する。しかし、彼女はレベルが上がりたてということもあり、多少やられたとしても影響はさほどない。やるとしたら今がチャンスだ。 実のところこれは実験的な意味合いも持っていた。弟子の真矢をマルス=オーラに連れて行きたいのだが、真矢はこの世界との繋がりが希薄な方である。安全且つ最短ルートを確認する為、また私自身どのような護衛をすれば良いのか。真矢以上にレベルの低いリアはまさにうってつけだった。本人には申し訳ないが、喜んでいるようなのでまぁ良しとさせてもらおう。 肝心の観光だがやはり困難を極めた。安全地帯から安全地帯へのルートを基本に都度ゲートスクロールで場所の記憶をしていくのだが、これがなかなか難しい。魔物達の気を私に向ける為、安全地帯から私が先に飛び出し、その間にリアに次の安全地帯へ移動してもらうのだが、無差別遠距離系攻撃を仕掛けるものや、彼女に気を向ける魔物が出たりと難問ばかりだ。幸い彼女はマジックシールドを修得している為、即死する可能性が低くなっている。回復薬及び私の回復術を使いながら、なんとか目的地へと辿り着いた。 この後しばらく火山で談笑。彼女にはいい思い出になったであろうか。いつか自力でこの地に来た時、初めて来たこの時を思い出して欲しいものだ。 しかし、真矢をこの地に連れて来る事は可能だろうか。今後のことを考えると少々頭が痛くなるな・・・・・・。 その夜。今日はそろそろ切り上げるかと思っていた矢先、紀沙から連絡が入る。マルス=オーラに行くので手を貸して欲しいとのことだった。しかも今回は観光ではなく狩りにいくのだ。支援系としては甚だ力不足だが私のホーリーアーマーとヒールでもなんとか役に立つらしい。 パーティの構成は標準的な聖騎士が一人と弓使いの戦乙女が2人、そして私という多少バランスが悪かったが実はこのパターン、私を含めたパーティ構成では非常に多い。戦乙女達の圧倒的な攻撃力をメインにし、聖騎士達で遠距離系の魔物の気を奪い戦乙女達のダメージを減らすという戦法だ。 この地において私の両手剣使いとしての技量では力不足だ。些細な誇りなど捨て私は彼女達の盾となるべくこの地に挑む・・・・・・。 数時間後。何度も仲間を天界へ追いやるはめになってしまったが全員満足のいく経験を積むことに成功した。心地よい疲れを楽しみながらふと回りに目を向ける。ここは昼間リアときた火山のふもとだ。その時紀沙から声が掛けられる。 「師匠~。ここ登れますよ^^」 身軽な彼女はひょいひょい駆け上っていく。私も調子に乗って登山を開始し登りきったと思ったその時、紀沙は私を踏み台に更に高く登り出す。 「初登頂♪」 師匠を足蹴にするとはなんて子だ。と思いつつやはり私も登りたいのでもう一人の聖騎士を踏み台に見事火山を制覇した。 知り合いにどんな場所にも登ってしまうギルドがあるが、さてここはもう制覇したのであろうか。叶うことなら他人を踏み台にせず登頂する方法を編み出して欲しいものだ。
2003年09月22日
「アリーナサーバー」が出来て以来コエリス界に住む住人達とのコミュニケーションが増えてきた。こうした世界が広がるのは私はなぜか嬉しい。その為ちょくちょく「アリーナサーバー」へ足を運ぶのだが・・・・・・。 こうした売れない作家などをしている為か、たまに読者さんに声を掛けて頂ける。しかし最近は必ずと言っていいほどこういわれる。「ヴァル殺しの朽岐さんですか?」 以前は「日記を書いている朽岐さんですか」と聞かれていたのだが・・・・・・。確かに私自身ネタとして書いたこともあった。しかし私の日記がそれほど読まれているとも思えない。これはどうも他の作家さんのおかげでもあると考える。ランドⅡ世をはじめ、多くの作家さんにネタにされている。しかもコエリス界のミュラ嬢、tetuさん、そしてジャンクマンさんにまでネタにされては確かに広まるであろう。 嵐に対して脆弱な盾しか持ち得ない私だ。どこまで対抗しきれるであろうか・・・・・・。 さて今日はコエリス界からO-CHAさんが「アヴァレ」という名の聖騎士としてラピス界へいらっしゃった。目的は結局よくわからないが、どうもラピス界の作家さんに会いにきたようだ。私に声を掛けられる前に少なくともランドとあねさんに声をかけていた。 しかしこの方、困ったことに私の弟子の紀沙に異常に萌えてしまったようで・・・・・・(汗) ご存知な方もいらっしゃると思うが最近「バシャ」なる初心者指導用のネックレスが配布された。これがまたしゃべるしゃべる。で、紀沙もそれを体験してみたいということであったが、「バシャ」はあくまで初心者用。高レベルの彼女には決してささやかない。そこで彼女はウーノス城でこんなオークを掲げだす・・・・・・。『求む)しゃべるバシャ 30M』 これはかなりの勘違いを引き起こす。「バシャ=しゃべるもの」と認識されている方に誤解されてしまう。私はすぐに止めさせたのだが、『師匠に止められました;;』と泣き出し、あげくまだ諦め切れないのか『バシャ・・・・・・』といつまでもオークを掲げていた。 どうもO-CHAさんはこの一連の行動に萌えてしまったようで「紀沙さんを観察する為にラピスに入り浸ります」とか「コエリスに持ち帰りしたいです」とか言い出す始末。 しかしその場でも申し上げたが再度忠告・・・・・・。絶対に許しません!!!! 私は別に弟子LOVEでもないし所有権を主張するような真似もしないが・・・・・・。 えぇい!その辺理解しなさい!(笑) しかし、こうなんというかコエリスの方々は「萌え~」な人が多いような。これも地域の特色というものだろうか・・・・・・。 今日の一言『O-CHAさんには要注意(笑)』
2003年09月18日
最近どうも狩りに没頭しすぎる。おかげで弟子達がこの世界にやってきても気付いていない。特に真矢には私がレベル60になったらマイヤー島へ連れて行くと約束していたのにいつの間にかレベル61になっている始末・・・・・・。 ここで私信を一つ・・・・・・。 真矢へ 今度からこの世界へきたらまずは連絡をおくれ。PT中だろうと駆けつけるようにするから。そしてマイヤー島にいくとしよう。但し私一人で連れて行くのは無理だからメンバーが揃うまで待っておくれ(汗) さて、今日は最初から最後まで狩りをしていた。それも珍しくパーティでの狩りだ。メンバーは幾度となく入れ替わったが主戦場がカイヌゥスだったおかげで私も愛用の両手剣で参戦することができた。この状態でもリングを一つ代えればホーリーアーマーは28である。ヒールは5と低めだがダメージを受ければ即回復。なんとか役に立ったのではないだろうか。 そして今日は切り上げようと思った時弟子達にあいさつをしていないことを思い出す。が、時既に遅し。弟子の一人、真矢は今日はこの世界から去っていたようだ。仕方がないので紀沙だけでもと思い風のささやきをいれる。 紀沙は既に黒装備を身に纏っている。私と違い主戦場はマイヤー島となる為あいさつも一苦労だ。 ところが何故かパーティに組み込まれ島で狩りをすることに。まだ頑張れそうだったのでよかったが・・・・・・。 途中紀沙の様子がおかしいことに気付く。パーティメンバーに訝しがられるのを避ける為そっと風のささやきを入れてみるが返事がない。どうも悪ふざけでは無い様なのだが・・・・・・。 狩りが終わり紀沙のもう一つの姿である杞紗にもあいさつをする為サンツスミコに戻ってみる。 あいさつを済ませた後長いこと会話をしていた。今感じている疑問。今後の話。そして時にはふざけた会話を・・・・・・。 思うに彼女は私が思っている以上に大人なところがある。普段はとても子どもっぽいのだが、それは私に合わせているのかもしれない。そんな彼女に対して満足のいく回答などが出来たかどうかはかなり自信がない。 それでも今日の会話は楽しかった。それが私の自己満足だったとしても・・・・・・。 私は弟子達になにをしてあげられるだろう。 師匠らしからぬ私だが、やはり何かをしてあげたいと思う。 この疑問にいつかは答えがでるのだろうか・・・・・・。
2003年09月16日
ここ最近、姫と疎遠になっていた。仲間からは「姫となにかあったのか」、「姫がギルド内で浮気宣言してるよ」、挙句には「姫に飽きたの?」と聞かれる始末・・・・・・。 ことは私の一方的な事情だ。この時に姫に会っても迷惑しか掛けられないだろうな思ったわけで・・・・・・。 姫へ。気分を害していたらゴメンよ。今はなんとかなっているから。だから浮気は勘弁を(汗) さて、とりあえず謝罪もすませたことだし久しぶりに日記を書くとしよう。 今日は久しぶりに姫と合流。私が以前貸していた+3アヴァロンペンダントが不要になったということで渡してもらったのだが・・・・・・。 実は姫の手前忘れてたと言ったが未だに貸したかどうか思い出せない(汗)まぁ、お互い不都合がないだろうしこれでよしとしよう(マテ) この後Dアクセルさんと3人パーティでカイヌゥスへと向かうことになったのだが、この時は別世界の「ヤキュウ」なるスポーツで虎に関わるチームが優勝したお祝いに何故か経験値が倍増する時間となっていた。どう考えても混雑が予想される。その時「げーむおん」から平素は閉じられている「イベントサーバー」という世界を開放するという連絡が入った。渡りに船とばかりにその世界へ移動することになる。 さてカイヌゥスに入ってみると人の数はまぁこんなもんかといった程度であった。混雑し過ぎているわけでもないのでここで狩りをすることになった。 狩りをはじめて数分後。突然ギルドメンバーの一人リアことseariaの声がギルド専用風のささやきを通して聞こえてきた。内容から察するにどうもこの世界に彼女以外のギルドメンバーがいないと思っている云わば独り言のようだ。黙っていても良かったのだがその内容があまりにも微笑ましかったので思わず声を掛けていた。「私もここに来ているんだが・・・・・・」 しばらく沈黙した後「あぁ?!」「こ、このことは内緒にして下さい!」 以前彼女にはギルド設立時に私の独り言を聞かれてしまった経験がある。なんともお互い不注意なことだ。独り言は回りに誰もいないことを確認してからにしたいものだ(笑) しばらくすると姫が所用でこの世界を去ることに。実はこの「ぼーなすたいむ」以前から狩りをしていた私も少々飽き気味であった。そこで一計を案じる。そろそろリアのあのセリフが聞くことができそうだ。Dアクセルさんにも別れを告げ私はターラへと向かう。 じつはリアは狩りについてかなり飽き性である。別世界での都合で時折しかこの世界に来ないが狩りを始めてしばらくすると 「あ~き~た~」とギルド内に叫びだす。まあ、その気持ちもわからない訳でもないので私達は都度気分転換にと普段彼女が行けない場所へと連れて行く。 今回は先手を取って私から彼女を誘った。案の定彼女は飽き気味であったようだ。そしてターラでのんびり見学をすることに。 モンタヌゥス神殿を抜けターラに到着することしばし。 「動物王国だ~」 なるほど、この大平原は確かにその呼び名がふさわしいのかもしれない。 「主に熊とライオンです」 ベルクとエヌゥムのことだ。 「ええとこれは・・・猿?」 カニバルデモンのことらしい。面白くなった私は最後の一体はなんというの聞きたくなり彼女に見せることに。 「じゃあこれは?」 トリゴヌットを見てしばらく沈黙・・・・・・。 「ゴリラ!」 「あの大きなヤツ!」 「キングコングのこと?」 「そうそれです!」 私は久しぶりに大笑いをしていた。なんとも不思議な子だ。 この後街に戻り今度はリアの好きなところに行きなと言うと街中でうろうろし始める。どうしたのかと思ったが・・・・・・。 「出口が・・・・・・」 かのコエリス界の某戦乙女に勝るとも劣らない方向音痴ぶりである。私がそれをからかった時のリアの回答。 「迷子じゃないのです~」 「方角がわからなくなっただけです」 いや、世間ではそれを迷子というんだが・・・・・・。 この子のような「天然」は周りを和ませると思うのは私だけであろうか。 今日は実に平穏な日であった。姫と再会し「天然」と和みのひと時を過ごす・・・・・・。 殺伐とした世界ではあるがたまにはこの様なこともあってもいいだろう。これはきっと明日への活力となるであろうから・・・・・・。
2003年09月15日
議論とは、互いの意見を出し合い、論じ合うことを指す。この場合ありがちなのが自分達の信念をぶつけ合うだけと考えられてしまうことだ。 しかしそうではない。議論とは互いの信念をぶつけ合う場であると同時に互いの信念をを吟味する機会である。何故そうのような考えになるのか。その考えの基準となるものはなにか。双方が理解しようとしないかぎり、それはただの言い合いでしかない。 信念という言葉は便利な言葉であり、そして厄介なものである。「信念を貫き通す」といえば聞こえはいいが、裏を返せば思考の硬直であるともいえるのではないだろうか。 そして人はこの信念を貫き通す時、信じがたい行動を取ることがままある。この信じがたい行為とは、その信念をもつものですら第3者であった場合、その行動は間違っていると考えるのではないかと私は思う。 この信念を貫き通す為の行動は相手に自身の覚悟を知ってもらう為の行為であることが多い。だがこの行動を取った時、直接の相手ではない周りの者への影響というものを考慮すべきではないのだろうか。 ここまでの内容を読むと私が信念を持つ者に対して批判的だと思われるかもしれない。しかし決してそうではないことをここに明記する。 私自身ある種の信念と呼ばれるものをささやかながら持ち合わせている。それはつまり「信念を貫き通す」為に、やはり信じられない行為をすることもあるということだ。 それを踏まえたうえで私の考えを記す。 この「信じられない行為」をとった場合の周りへの考慮は必要ないと考える者ならば、それはそれでいいだろう。私自身必要ないというか形振り構わなかったこともあるからだ。 しかしそうではなく、いや例えそうであったとしても事が済んだ後には周りに対して一言、そうたった一言でいいからあるべきではないだろうか。 さて、自分勝手な意見を述べるのはここまでにしておこう。あまり勝手なことを言い続けるにはここは公け過ぎるだろうし。 かなり中途半端な内容で終わるがそれもまたいいだろう。 何にしてもおつかれさま・・・・・・。
2003年09月14日
冒険者支援団体「げーむおん」から今年中の予定について連絡がきた。少々量が多い為私のコメントは控えほぼ引用のみとしよう。 項目名だけは目立つようにしたので興味がある部分だけでも読まれる価値はあると思う。第3次リバランスプロジェクト(9月中旬~10月予定)過去、クラススキルの調整、アイテムドロップ率の調整、経験値の調整、パーティ経験値ボーナスの調整などを行ってきましたが、第3次リバランスプロジェクトとして、以下のバランス調整作業を行っています。これらの調整の結果は、数回に分けて一般サーバーに反映される予定となっています。・各クラスのステータス(STR, DEX, STA, INT)と、能力値(攻撃力、 魔法攻撃力、防御力など)との関係を調整・アイテム、お金のドロップレートの調整・ドロップ時にアイテムに付与されるマジックオプションを、 より価値の高いものへと変更。・レアリティの高いマジックオプションの導入・クリティカルダメージの調整・PvPダメージの計算方法を変更・PvPペナルティとFameの関連性の調整・デイバインアイテム、短剣系武器の性能の変更・クラススキルの再調整その他、多岐にわたりバランス調整を計画しています。コミュニティシステムアップデート(10月予定)以下のとおり、コミュニケーション関連機能の大幅なアップデートを計画しています。【自動トレード機能導入】売りたいもの、買いたいものの数、価格などを設定しておくことによって、プレイヤーが不在の状態でも他のプレイヤーと自動的にトレードを行うための機能。アイテムトレードにおける自由度を広げます。【統合チャットサーバーシステム】「1サーバーで遊んでいるときに4サーバーにいる友達と話がしたい。」といったニーズに応えます。従来、同一ワールドにログインしている場合でも、別のサーバーにいるプレイヤーとチャットすることは出来ませんでした。統合チャットサーバーシステムの導入により、異なるサーバー間でのコミュニケーションが可能となります。【チャットインターフェイスの変更】「内緒話」の返答が面倒。毎回チャット入力スロットを[Enter]で開くのが面倒。などの要望に応えチャットインターフェイスの改良を行います。【師弟システムの改良】非常に好評を頂いている師弟システムですが、一部わかりずらいとの批判もありました。師弟システムのルールを大幅に簡略化し、分かりやすいものに変更します。また、いくつか存在した既知のバグの修正も行います。さらに、師弟がパーティを組んだ場合に何らかのメリットを与えるなど、ゲームプレイとの関連性をより強化します。【フレンドリスト機能の改良】フレンドリストを利用したショートメッセージ送信機能等の追加を行います。また、フレンドリスト及び無視リストに関する既知のバグの修正も行います。また、ギルドやパーティのシステムについても、ユニオン・ウォーに備え、順次強化のためのアップデートを計画しています。新ダンジョン & ボスモンスターおよび、シナリオクエスト(10月予定)新しいダンジョンとそのダンジョンの主(あるじ)であるボスモンスターを追加します。クロノスの重厚な世界設定とストーリーに沿ったシナリオクエストを絡め、クロノス大陸の謎のいくつかを解き明かす要素のひとつとして登場します。ステータスFIX機能(10月予定)現在のクロノスには、原則としてスキルポイントやステータスポイントの割り振りをやりなおす方法はありません。そのため、クリックミスでポイントの割り振りを間違えた場合も、キャラクターの育成方針を変更したくなった場合にも、ポイントの割り振りをやり直すのことはできません。基本的に、ミスをすることも育成方針に関して後悔することも、そこまで含めてそのキャラクターのストーリーでありそのキャラクターの「人生」なのであって、そういったストーリーがあるからこそRPGとしての深みが出るのだと考えています。また逆に、「ときには変えてみたくなる」という、単純な欲求に応えるのもゲームとして必要なことだとも思っています。結論として、スキルポイントやステータスポイントを調整する機能の導入をいたします。過去数度にわたって緊急回避的に設置されてきた「スキルポイントとステータスポイントを全てリセットするキャラクター」とは別のものです。これは「キャラクターが積み重ねてきたストーリーや人生まで含めてリセット」してしまう機能であり、キャラクター育成要素のあるRPGには適さないもので、クロノスにとって理想的なステータス調整の手段ではありません。導入予定の機能は、時間をかけてステータスやスキルをアップさせてきたキャラクターの人生やストーリーの重みに対して、それなりのバランスをもってスキルポイントやステータスポイントを調整する機能で、何らかの「アイテム」の形をり機能を実装する予定です。成長型アイテム『アイウール』『ルゥ』『バゥル』『トール』(10月予定)話し、眠り、成長する4種類の武器『アイウール』『ルゥ』『バゥル』『トール』が登場します。これらの武器は、主(あるじ)と共に経験値を得て、成長、変形していきます。・成長アイテムとは成長アイテムとは、はるか昔、クロノス大陸創世伝説の頃、邪神との戦いに傷つき眠りについた神の魂のかけらが宿った武器です。成長アイテムは、その主人とともにモンスターと戦い経験をつむことによって成長します。眠りについたり、しゃべったりもします。いわば生きているアイテムです。・成長アイテムの生命力と経験値成長アイテムは、キャラクターと同じようにHPをもっています。モンスターから攻撃を受けるとHPが減少し、ほうっておくと死んでしまいます。減少したHPは、とある特殊なアイテムを用いなければ回復させることができません。一定の経験値を得ると、成長アイテムはキャラクターと同様にレベルアップし、「攻撃力」「命中」「アタックスピード」などが上昇します。・完全体と変身あるレベルを超えると、成長アイテムは「完全体」となり、変身能力や特殊な攻撃スキルを習得します。ユニオン・ウォー(10月予定)いよいよこの秋「眠らない大陸クロノス」にもギルド間戦争の機能が登場します。クロノスのギルド間戦争は、城を守る側と奪う側に分かれて戦う「攻城戦」のスタイルを取ります。また複数のギルドが同盟を組み戦う機能を持つことから「ユニオン・ウォー」と呼称します。【概略】ユニオン・ウォーのための別途のゾーンを設けることをあえてせず、シティス=テラ、ターラ、ウーノス城などをそのまま戦場とします。当然、勝者となったギルドには城の所有権が与えられます。普段プレイしているシティス=テラやターラの支配者となることが出来るわけです。城の所有者となったギルドは運営シミュレーションゲーム的な「投資」「開発」「徴税」などの機能を使用し、城を運営し発展させ利益を得ることが出来ます。またこれらのゾーンマップは攻城戦の戦術的選択肢の幅を広げるためにリデザインされます。【ユニオン・ウォーのスタイル】従来オンラインRPGの「戦争」のスタイルは概ね、純然たる二つの力のぶつかりあいであり、より数が多い、より資金力がある、よりレベルが高い陣営が必ず勝利する、いわば棒倒しゲームでした。クロノスのユニオン・ウォーでは、下記のほか様々な要素の存在により、戦術とアクション性が勝者を決定するシステムとなっています。・攻城兵器の存在・マジシャンやバルキリーのテレポート系スキルの存在・ビホルダー機能による戦況把握の要素・各陣営はワープエンジンを所有し、複数箇所のリスポーンポイントを 戦術的に利用することが可能デイバインアイテムの追加(11月予定)バルキリー用の弓等、デイバイン武器の追加を予定しています。新クラス追加(12月以降)エピソードII導入と前後して、新クラスの導入を計画中です。エピソードII(12月以降)地上フィールドマップとダンジョンを組み合わせた世界の拡張、シナリオ、モンスター、アイテム等、様々な要素を満載し「眠らない大陸クロノス エピソードII」として公開予定です。エピソードIIでは、タルタノス戦争の英雄であり伝説の魔法使い、エネンデリック・カノンが設立したといわれる「カノン魔道学院」をキーとしたワールドとストーリーが展開。低レベルプレイヤーと高レベルプレイヤーの両者に新たな冒険を提供します。 以上だ。今回は完全に手抜きだが一応誤字などは修正してある。なかなか楽しい展開になりそうだと考えたのは私だけであろうか・・・・・・。
2003年09月11日
ここ連日全く筆が持てなかった。理由は他でもない。自身の成長に疑問を感じていたからだ。 このままでは破綻する。 いつしかそう思う自分がそこにいた・・・・・・。 もともと聖騎士が両手剣を持つのはつらい道だ。かのマイヤー島への航路が開けた日、たまたまそこにいた楓さんに両手剣使いの聖騎士は生き残れるのか聞いてみたのだが、回答を頂く前にまわりから無理だと言われたほどだ。もっとも概念だけで答えた人達の言葉を鵜呑みにする気もなかったが・・・・・・。 疑問を持ち始めたのはレベル55の頃だろうか。防御力が明らかに足りない。戦士達と違いスタン等の搦め手を持たない聖騎士は真っ向からの戦いとなる。つまり防御力が高くなくてはならないのだ。 攻撃に超特化するという考えもあったがそれができるのは盾をもつ聖騎士のみである。アヴァロンアクセサリーで攻撃力をあげれば必然的に防御力は下がる。そして聖騎士ではどれほど頑張ろうとも一撃の攻撃力は戦士や戦乙女に劣る。つまり防御力のない聖騎士は攻撃を仕掛ける前に倒されてしまう・・・・・・。 逆にアクセサリーを防御系にすれば今度は攻撃力が足りなくなる。両手武器というのは最大攻撃力は大きいが、命中率が低い為、思ったとおりのダメージを与えられない。つまり攻撃力は高めにしないと意味がないのだ。しかし防御主体にした場合、その最大攻撃力は片手剣の聖騎士にすら劣る・・・・・・。 今後の成長を予測しても防御力を補えるとは思えない。 そう考えた時私の胸に「引退」の二文字が過ぎっていた・・・・・・。 しかし今日。私はレベル60に達した。そして何気なしにヴェブレスネックレスを装備した時、それは信じられない威力をみせた。私の予測より防御力が遥かに上がっているのだ。再度予測をし直した時、私は自分が納得のいく成長が可能であることを知った。 まだやれる。 この思いを再び抱くにあたって一人の戦乙女の存在があった。 合成アイテムの材料をあまり持ち合わせていない私の為に、材料を集め、何度も合成し、そして完成したヴェブレスネックレスを手渡してくれた彼女・・・・・・。 私は彼女になにをしてあげたであろうか。 指針となる行動をしてきた訳でもない。 普段の会話すら満足にできていない。 たまにパーティを組んでも満足のいく支援もできない。 私は彼女になにも返せない・・・・・・。 私の師匠となった今でも、私のことを「師匠」と呼んでくれる彼女・・・・・・。 私が彼女になにかできることはあるのだろうか。 今はまだわからない。 しかし、この言葉だけは先に渡したい。 ありがとう。 君はもう一人の弟子と同じく私の自慢の弟子だ。 いつか私が胸を張って返せるものを必ず探し出す。 そして君が私を「師匠」と呼ぶことを決して恥じることがないよう、私は成長してみせる。 この両手剣に誓って・・・・・・。
2003年09月10日
気がつくとまた冒険者支援団体「げーむおん」から手紙が届いた。先日届いた情報の詳細のようだ。どれどれ・・・・・・。1.今週水曜日アリーナサーバー実装! なんとすぐではないか!日記作家さんとの集いなんてものを考えていたが、準備をまるでしていない(笑) ただ、私のような名の売れない作家が音頭をとっても動きづらいだろうなぁ(;;)まぁ、その辺りはもう少しやり方を考えてみるとしよう。 尚、追記情報として以下のものがある。 ・アリーナサーバーで取得したアイテム、経験値等は各ラピス・コエリスサーバーに反映される。 ・ラピスワールドが3サーバー、コエリスワールドが4サーバーとなり、アリーナサーバーのみPKサーバーとなる。 ・デスペナルティがなくなる。 これらから現在ラピス・コエリスに別れているPKサーバーを統一するということであると思われる。最後のデスペナルティとは通常の死ではなくPK時の死亡に関するペナルティと推測する。2.今週水曜日、おなじみサッカーイベント開催。ガッポリ稼ごう!! おなじみのボーナスタイムだ。皆一斉に狩りに出る為、効率が悪くなるとの意見もあるが、元々殲滅力の低い私にしてみれば1体あたりの経験値が上がるのは非常に有難い。3.ヒドゥンビレッジレイド~モンスター攻城戦~情報 現時点ので情報でいくつかの疑問点や、心配な点が見受けられるが、9/9には更なる詳細情報が告知されるようだ。 その情報をもって考察してみようと思う。4.今後のバージョンアップ情報を一足お先にお知らせします! まずは内容を公開しよう。(メール内容をそのまま引用しております)1)PvPダメージバランスの調整以下の要素を個別にバランス調整しました。・武器による攻撃のダメージ・通常攻撃力をベースとしたスキルダメージ・魔法攻撃力をベースとしたスキルダメージ2)キャラクターステータスの変更○パラディンSTRの値に対する攻撃力上昇レートがアップHPが増加○バルキリーSTAの値に対する防御力上昇レートがアップHPが増加○マジシャンHPが増加○ウォリアークリティカルダメージが減少※これらの変更は、今回のリバランス計画の最終形ではなく、全体の計画の一部です。3)モンスター登場エフェクト追加モンスターが再登場する際に煙のエフェクトが表示されるようになりました。4)チート行為対策その場にいないNPCの機能を呼び出すチートに対策しました。 一般的に気になるのは1、2であろう。1についてはどのように変更されるのか記載がない為論評は避ける。 2について順に考えてみるか。 まずはパラだ。攻撃力とHPの増加は個人的に非常にありがたい。一瞬パラのソロが増えてしまうのではとも考えたが、攻撃系スキルに回す代わりに支援系スキルに回す者が増えることを期待したい。 ヴァルの防御力とHPの増大も魅力的だ。個人的にはヴァルはその絶大な攻撃力と引き換えに防御力が低いと考えているが、今回の修正は、近接攻撃型を視野に入れての変更だろうか・・・・・・。 マジのHPのみの増加というのは少々拍子抜けだ。接近戦になる確率は弓ヴァルより遥かにマジの方が高い。てっきりマジも防御力が上げられると予想していたのだが。高レベル時における「マジックシールド」で事足りるということであろうか・・・・・・。 最後のウォリのクリティカル率の減少についてはなんとも言えない。これは本国(韓国)におけるウォリの独走していること(私個人はこのことについて裏付けをとっておりません)を受けてのことなのか。或いは日本でも同様に独走しているのか。 確かにウォリの攻撃力及びスキルは有用なものが多い。それ故独走しやすいとは思われるが・・・・・・。 以上、簡単に考えた後にふと気付く。これらの調整はコンマ以下の調整ではないかと。つまり高レベルになればなるほどその差が顕著になる訳である。しかしウォリのクリティカル率の減少は本人のみが「多少減ったかな?」程度しか変わらないと思われる。明らかに減ったとなると少々問題なような気もするが・・・・・・。 尚、くどい様だがこれらの調整はまだこれからであると同時に最終ではないことを追記しておく。最後に・・・・・・ 眠気眼で書いている為かなりいい加減な感想をかいてしまっている。この日記を読まれた方々はあくまで参考程度に留めて欲しい。 余談というか余計なお世話というか・・・・・・。上記のステータス修正は目に見える数字上で変更されると予測する。変更はメンテナンス時に行われるであろうから、メンテナンスの前後のステータスをSS等に残し比べてみるのも一興ではないだろうか。
2003年09月08日
日記の節目を機会に、今まで考えていたことを書いてみようと思う。これはあくまで私個人の考えであって正しいかどうかは分からない。しかし何かの参考になるだろう。 最近パーティを組む機会が非常に多くなってきた。理由の一つはパーティ時における経験値の増大であろう。しかしパーティを組む時思うのが、メンバーそれぞれが単独で狩りをしている時と動きが変わらないことが多い。これは他メンバーの特質をあまり意識していない(知らない訳ではないことに注意)所為であろう。適正レベルの狩場であれば然程問題はないであろうが、適性レベルが上の狩場であった場合、それが命取りになることがある。 そこで今回ある程度支援が可能なパラを含めたパーティでの「生き残る為の」戦術について記してみる。☆支援型パラはまずは信頼されること。 高レベルの支援型パラであれば、ホリアマ、エンカレ、ヒールといった支援魔法でパーティに貢献する訳だが、これを使うタイミングを間違えると最悪パーティは全滅する。 持続型魔法のホリアマ、エンカレは絶対に切らさない。そしてヒールはほぼ連唱することが生き残る秘訣だ。敵のクリティカルがいつでるのか読みきれない為、「まだ大丈夫」と思っていても、次の瞬間には手遅れになることもあるからだ。 「ヒールの連唱は無用」と言って下さる方もいらっしゃる(マナの消費が激しすぎる為)が、前述のような理由で連唱は止められないと思うのは私だけであろうか。☆基本は多対1 単独でも戦闘できる狩場ならともかくパーティでないと生き残れない狩場ならこれが基本となる。この戦術のメリットはタゲが分散される為、被ダメージが分散されることと、敵の数が早く減らせられることが上げられる。 しかし単独での癖がでるとこれがなかなかできない。つい目の前の敵から殲滅しようとしてしまうからだ。ここは特定の人物が攻撃している敵から殲滅すると良いだろう。☆殲滅する敵の優先順位 以前の私は「最大の危険を先に取り払う」という考えの下、デスクラスからの殲滅を推奨していた。しかし今は逆に「ノーマルクラスからの殲滅」を推奨している。これは②にあるように「敵の数を減らす」ことが結果としてパーティ全体の被ダメージを減らせると考えるようになったからだ。 ただしこの場合、ヴァルのバインドによる足止めが必須となる。デスクラスの攻撃を受け続けては回復もままならないだろうし、対職オーラの敵に付け狙われては、他の敵への攻撃をしている暇もないであろう。☆マジがパーティにいる場合 マジがいる場合、戦術が少々異なる。マジはその特質上範囲魔法を使用することが多い。雑魚クラスなら問題はないが、デス・バトルクラスがいた場合被ダメージはしゃれにならなくなる。 この場合、殲滅すべきはデス・バトルクラスからであろう。他職がデス・バトルクラスに攻撃している間、マジが範囲魔法を唱え続けていればデス・バトルクラスが殲滅される頃にはノーマルクラスは全滅しているであろうからだ。これはマジのマナ効率から考えられている。 またデス・バトルクラスからの攻撃を分散させれば、マジへの被ダメージが減り全体の被ダメージも減らせる。これは複数のノーマルクラスからの攻撃よりデス・バトルクラスからの一撃の方が恐ろしいという教訓からきてる。☆パラのもう一つの役目 一部のパラを除き全体的に防御力が高いパラはタゲを自身に集中させるのがよいであろう。常に戦場を見渡し、防御力が低い者からタゲを奪うことでパーティ全体の被ダメージを低くする為だ。☆理想的(個人的に)な戦術 やはり全職業が含まれることが望ましい。パラの支援魔法でパーティを強化し、ヴァルのバインドで足止め。マジの範囲魔法で敵全体の生命力を削りつつ、ウォリを含めた攻撃型で止めを刺していく・・・・・・。 しかし、全職業が集まるのはなかなか少ない。今後は職業が偏った場合の戦術も考察してみたいと思う。 最後に高レベルパーティに低レベルの者が含まれていた場合について。当たり前のことだが彼らにはすべきことが少ない。それでもウォリであればノーマルクラスと戦えるだろうし、パラであれば例え少ない回復量でもヒールを掛けることができる。ヴァルであればバインドで足止めが可能であろうし、マジは足止めされた敵に魔法を放てば良い。 これらはほんの一例である。誰にでもできることは必ずあるのだ。それを忘れずにいればパーティを組むこと楽しさもまた増えることであろう。
2003年09月06日
朽岐(以下ク) 「あ、どうもこんにちわ。」バイア(以下バ) 「よ!お久しぶりのバイアだ!」ク 「本当に久しぶりだな。」バ 「誰の所為だと思ってるんだ!お前がアヴァロン失くした所為だろ!」ク 「うっ、すまん・・・・・・。」バ 「いや、そう素直に謝られるとこっちもつらいんだが(汗)」ク 「ならば私は気にしないからお前も気にするな。」バ 「・・・・・・いい性格してるな、お前は(ーー)」ク 「ふむ。よく言われる。」バ 「・・・・・・。」ク 「ところで今回のこの恥ずかしいタイトルはなんなんだ?」バ 「ああ、それか。俺もこれはどうかと思うぞ(汗)」ク 「ん?お前じゃないのか?じゃあいったい誰が・・・・・・」万貴 「はいは~い♪私がつけました~(^^」バ 「おお?!とある事情で生まれて以来クロノス城の外にすら出たことがない戦乙女の万貴(マキ)じゃないか(笑)」ク 「なんだ、まだいたのか(笑)」万貴(以下マ) 「うぅ、二人ともひどい(TT)まぁそれはいいとして。」ク 「いいのか?」マ 「後でたっぷり文句言いますから。5時間くらい(笑)」ク 「・・・・・・。」バ 「・・・・・・。」マ 「ほらほら、暗くならないの。今回はおめでたいことがあるでしょ?」バ 「ああ、そういや・・・・・・。」ク 「そうだったな。」ク・バ・マ「(祝)10000HIT♪」? 「おおおおおおお!!!!!!!」バ 「うぉ!なんだ今のは?」マ 「この時の為に来て頂いたサクラの皆さんです(笑)」バ 「・・・・・・。」ク 「・・・・・・。」バ 「ま、まぁ、しかし書き始めた頃なんてこんなセリフ言えるとは思ってもみなかったなぁ。」ク 「というかHIT数というものが何なのかも知らなかったな。」バ 「なんにしても有難い話だな。」ク 「ふむ。作家冥利に尽きるというものだ(シミジミ」マ 「そこで今回HIT数について記憶とデータから考察してみましたぁ。」ク 「ほぉ。」マ 「7/15に開設して以来今日現在までの平均HIT数は189HIT/日です。」バ 「これって多いのか?」マ 「さぁどうなんでしょ?他の作家さんのHIT数のことまではよくわかりませんから(笑)」ク 「まぁ、売れない作家としては過分なHIT数だろう。」マ 「次はHIT数最多のベスト3の発表で~す。」ク 「アクセス数の多かった日のタイトルを発表する訳だな。」バ 「しかし、データなんて残ってねぇんじゃねぇのか?」マ 「その辺りは記憶とデータで(笑)」ク 「いい加減な・・・・・・。」マ 「それではまず第3位~。8/4『カイヌゥスへ行こう~参加者募集~』約400HIT強です(^^」ク 「あれは多かったなぁ。」バ 「そうそう、作家のkuro8さんに会いに行ったとき、その場にいた夕時雨さんが発案したんだよな。」ク 「それを勢いで企画書書いてしまったんだよ。」バ 「でも、この日はkuro8さんやマジシャンのサイさんの協力があってこそだよな。」ク 「それに加えて読者さんのレスが多かったおかげでもあるしな。」マ 「因みにこの日はレスの最多記録の日でもあります(^^」マ 「では次。第2位です。実は昨日だったり(笑)9/4『両手剣使いの聖騎士~観光名所を探せ~』473HIT(^^」バ 「役に立ってるのか、あれ?」ク 「言うな。かなり手落ちだと後悔してるんだから・・・・・・。」バ 「しかもレスを見ると日記の内容と関係ないのが多いぞ(笑)。」マ 「実はその辺り前日の日記が関係してるんですよ。」バ 「どんな風にだ?」ク 「まさか・・・・・・。」マ 「では第1位の発表で~す。」ク 「嫌な予感が・・・・・・。」マ 「第1位♪9/3『両手剣使いの聖騎士~ここは地獄か天国か~』なんと798HIT(喜)」バ 「だ~はっはっはっははは(爆)」ク 「・・・・・・。」マ 「この日は『両手剣使いの聖騎士~良き日~』も同時にUPしましたからね~。」バ 「そういや、この日のあねさんの日記も爆笑ものだったよな(笑)」ク 「・・・・・・。」マ 「あ、いじけちゃいましたね(笑)」バ 「気にするな(笑)」マ 「じゃあ、気を取り直して。一番お気に入りの日記はどれですか?」ク 「・・・・・・。」マ 「クッキーさ~ん(汗)」ク 「ん?ああ、そうだな・・・・・・。どれも気に入っているかな?」バ 「さっきの第1位もか?(笑)」ク 「い、いや、どちらかといえばお笑い系よりシリアスに書いている物の方が好きだな。」マ 「参考までに申し上げますとシリアス路線のHIT数は中盤以降300HIT前後が多いですね(^^」バ 「まぁ、お前は根がまじめだからな。だからおもちゃにされるんだが(笑)」ク 「・・・・・・。」マ 「では最後に読者の皆様へ。代表してクッキーさんお願いします(^^」ク 「ええと、本当に月並みだけど、これも皆さんのおかげだと(汗)。この世界にいる時『日記読んでます』とか言われるとかなり恥ずかしかったりするんだが、やっぱりうれしいもんなんだ。これからも力の及ぶ限りがんばっていきたいと思う。」バ 「本当に月並みだな(笑)」マ 「本当に月並みですね(笑)」バ 「まぁこの男に気の効いたことを言えといっても無理か(笑)」ク 「・・・・・・。」マ 「あんまりいじけてると姫に嫌われますよ(笑)」ク 「え?いや、その・・・・・・。」マ 「ではそろそろお別れの時間となりました。」バ 「時間制限なんかあったのか?(笑)」マ 「貸スタジオでの収録ですから(笑)」ク 「もう一つの世界の都合という奴だ(笑)」マ 「ではこのへんで。」ク・バ・マ 「さようなら~(笑)」
2003年09月05日
人生最大の災厄に見舞われた翌日、私は装備の調整を行っていた。まだ疲れが残っているのだが今日は向かうべきところがある。 第5期タルタノス戦争最後の激戦地であり、悪魔マタリエルが眠るといわれる紅蓮のマイヤー島。 しかし今の私はここに棲む魔物達には興味はない。カイヌゥスの魔物達ですら満足に相手をすることができないのだ。更に強いといわれるこの地の魔物達相手ではいわずもがなである。 では、何のために渡島するのか。それはきたる「マイヤー島観光ツアー」における観光名所を探す為だ。ただ魔物達を狩るだけでは面白みに欠けるというものであろう。もっとも現時点では狩られるのはどちらだという問題もあるのだが・・・・・・。 さて、準備が整ったのだが・・・・・・。 笑わないで欲しい。両手剣使いがこの様な装備をするのは心苦しいが防御力に難のある現時点では仕方がないのである。もっとも今回はさほど気にはしていないが。未知なる土地への好奇心を胸にサンツスミコの港へ向かう。 港にはいつもと違ってご機嫌なバイナ嬢がいた。それもそのはず。久しぶりに航路が再開されたのだ。嬉しくない訳はないだろう。挨拶もそこそこに私は早速乗船する。 出航までにはまだ時間があるようだ。初めて乗る船に私は田舎者らしく散策する。すると見知った顔が見つかった。 退屈になる船旅に娯楽をということで便乗しているようなのだが、果たしてやる人間はいるのかね。まぁ、一人だけ確実にやるであろう人間には心当たりがあるが・・・・・・。 しばらくすると船は出港。大海原への旅へと繰り出す。内陸育ちの私にとって海には憧憬にも似た思いを抱く。心洗われる光景とはこういうものであろうか・・・・・・。 そして遂にマイヤー島へ到着。ところがここでも見知った顔があった。 どうやら同じ船に乗っていたらしい。私は彼女を受付嬢かなにかと思っていたのだが。差し詰め「海の男」ではなく「海の女」といったところか。どうりで勇ましい訳だ。 最初の目的地ウーノス城までは徒歩になる。しかし方向が分からない。とりあえず道があるようなのでそれを辿っていく事にした。もちろん途中の魔物達は全て無視。なにせかすっただけでも結構な傷を負っていたしな。 途中奇妙な建築物を発見する。 何を目的とした建物なのか見当もつかない。まぁ生活習慣の違う土地なのだ。あまり気にすることもないだろう。 程なくするとウーノス城に到着。 気候がサンツスミコと似ている為であろうか。周りの雰囲気も何処となく似ている気もする。広さもサンツスミコとほぼ同等だろう。 ウーノス城内を散策した後早速その周辺の見学だ。歩き回ること30分・・・・・・。しかし、特に目新しいものものはない。確かにクロノス大陸やパトリシア地方とは違った光景なのだが、これだと言えるようなものが見つからない。仕方がないので地図を購入後、マルス=オーラにいくことにした。 マルス=オーラへはウーノス城から北西に向かったところに出入り口があるようだ。マエルの爺様が送ってくれるようだが、やはり取材は歩きが基本だ。なにより私自身がこの散策を楽しもうと思っている。マエルの爺様の世話になるのは無粋というものであろう。 北西に向かうことしばし・・・・・・。 しかし到着したのはいいのだが、ここの魔物達は強すぎる。逃げ回っていても、かなりの傷を負ってしまう。なくなく私はウーノス城へと帰還する。 ウーノス城で観光名所が見つからないことを嘆いている時、赤を継ぐ者に出会う。 「観光名所が見つからないんですよ」 「火山は見にいかれましたか?」 なんとしたことか。「紅蓮のマイヤー島」と呼ばれる由縁の場所を見に行っていなかったとは!。彼にお礼を述べ再びマルス=オーラへ。赤さんの「似合わない・・・・・・。」の一言を背に受けつつ・・・・・・。 魔物達の猛撃に何度も死にそうになりながら、遂に火山に辿り着く。 ここは活火山だ。灼熱の溶岩が降り注ぐのはまさに圧巻である。死を賭してきた甲斐があったというものだ。しかし問題はここの魔物達の強さだ。ここまで死なずに来れたのはまさに奇跡だと思えるのに、多人数を観光に連れて来れるのだろうか。見学している間に後ろからばっさり殺られるのがオチのように思える。少なくとも魔物を殲滅できるような実力者達が多数いないとこの観光は死者続出となるだけであろう。 観光ツアーの決行の困難さを胸にウーノス城への帰路を歩むことしばし。ある建築物が私の目に入る。 事前の調査ではこの建物について全く出てこなかった。果たしてこの建物はなんなのであろうか・・・・・・。 一通りの見学を終えた私は調査の概要と感想をまとめ、kuro8氏に報告する為マイヤー島を後にする。 帰路の船上で私の胸に過ぎるもの。それは観光のことではなく、魔物達への恐怖であった。可能な限り防御を高めたにも関わらず、この有様なのだ。主武器である両手剣でこの地の活動が可能になる日はくるのであろうか。 しかし私はこの恐怖を克服してみせる。数少ない両手剣使いの聖騎士として・・・・・・。
2003年09月04日
姫に4鯖に呼び出され、嫌な予感いっぱいでケタース神殿に向かう。そしてそこで私が見たものは・・・・・・。 そこには8人の戦乙女達とギルド「大バーゲン」サブマスター、珍の姿があった。まさかと思ったが私の「ヴァル殺し」の異名を真に受けて吊るし上げをしようとでもいうのか。かつてデスアンテクラと出会った時以上に背筋を凍らせながら姫に問う。 「ひ、姫。これはいったい・・・・・・」 声が震えていたのは我ながら情けなかった。しかし姫は本当に無邪気な笑顔を満面に浮かべながら、こう言い放つ。 「第1回クッキー争奪杯開催♪」 ・・・・・・・・・はい? なんじゃそりゃぁ!!!!! 私は背筋どころか全身を凍らせる。しかし彼女らは私の存在など全く無視。嬉々としてルールの確認を行い試合の準備を進めていく。そして最後に姫は声高らかに言い放つ。 「優勝者にはクッキーの熱い抱擁w」 なんとか回復した意識を振り絞って制止の声を紡ぎ出す。 「いや、ちょっと待ってくれ」 「賞品は黙ってなさい!」 「・・・・・・・・・はい」 こうなっては最早止められない。私は黙って試合を観戦することに。後は野となれ山となれだ。しかしなんでこんなことになったのだろう・・・・・・。 混乱している頭の片隅で僅かに残った記憶を頼りに以下試合内容を記す。 まずルールだが装備はサンツスミコで購入可能な物。そしてアクセサリーの使用は不可。このあたり低レベルの参加者がいることを考慮している。そしてスキルは無制限。つまり己の力のみで勝負するというわけだ。勝敗は3セットマッチ。1セット勝つごとにHP回復の大瓶1個の使用が認められる。引き分けがあった場合はサドンデスとなる。 そして闘技場はケタース神殿魔方陣の南側にある十字路となった。 このルールを、そして現状の戦乙女達を見る限り高レベルの弓使いが断然有利と予想したのだが・・・・・・。~第1回戦 1組目:Taite vs 紀沙~ 弓使い同士の対戦である。紀沙はレベルであねさんを上回り且つ、CWC国内戦乙女の第1人者でもある。これは紀沙の圧勝であろうと思われたが、あねさんが善戦。サドンデスまで持ち込んだ。しかしやはり強者の貫禄か。最後は紀沙の圧勝であった。Taite :「愛が足りなかった;;」紀沙 :「師弟愛の勝利です♪」~第1回戦 2組目:デスベアー vs 水野 蓉子~ ハンマーvs弓である。二人とも高レベルである。しかしバインドを使えば弓使いが圧倒的有利と思われたが蓉子ちゃんは敢えてそれを封印。というよりデスベアーさんは必ず接近してくる訳だからバインドを当て難いというのもあっただろう。1戦目は蓉子ちゃんがPKの方法を忘れていたらしく攻撃できぬままデスベアーさんの勝利。全くCWC参加者の言葉とは思えない(苦笑)。続く2戦目は見事に蓉子ちゃんの勝利。やはり弓使いかと思われた3戦目。「きーぼーど」の調子が悪くなりまたもや攻撃できぬままデスベアーさんの勝利となる。そういえば以前にも調子が悪いといっていたな。デスベアー:「クッキーはおいらのものだ~」水野 蓉子:「やっぱり朽岐さんとは良い友達のままでいたいから(笑)」~第1回戦 3組目 鵺姫 vs るく~ 弓vs両手剣である。1戦目、姫はいきなりのフライング。しかし何故か勝者はるく。この辺の原理はよくわからない。2戦目、またもや姫が僅かにフライング。しかし審判の珍はこれを有効とし姫の勝利。タイになった3戦目。いい勝負と思われたが結果はるくの勝利。この段階で私の恐怖は再び持ち上がる。どうでもいいが姫のフライングが多いのも愛ゆえか?(苦笑)鵺姫:「愛が足りなかったかなぁ」るく:「勝っちゃった」~第1回戦 4組目 蕾鎮 vs クラリス’~ 弓同士の対戦。1戦目、クラリス’さんは何故かバインドを発動。弓同士の対戦では全く無意味だ。当然ながらレイの勝利。聞くところによると彼女はまだデッドリーアサルトが使えないとの事。試合を公平にする為、レイは自らデッドリーの使用を封印。しかしレベル差は埋められず、レイの勝利となる。蕾鎮 :「・・・・・・」クラリス’ :「愛だけじゃ勝てませんでした」~準決勝 1組目 デスベアー vs 紀沙~ ハンマーvs弓である。先程のデスベアーvs水野 蓉子と同じ系統だが、紀沙はPK熟練者だ。結果は変わるだろうと予想した1戦目。紀沙は何故かバーストを発動。ハンマー使いにバーストを使用してどうしようというのか。しかもこの闘技場の特質上、バーストを使用すると何故か通路の下に落ちる。それも何故か死亡しない。紀沙からの攻撃はできるがデスベアーさんからの攻撃は出来ない位置となる為試合は無効。仕切り直しとなる。しかし何故バーストを使用する、紀沙よ(苦笑)。仕切り直し後はデスベアーさん、まさかの2連勝。戦乙女の防御が紙と言われる中唯一の盾持ちが有利なのか。「クッキーまで王手w」「師匠をないがしろにしてました」~準決勝 2組目 るく vs 蕾鎮~ 両手剣vs弓である。今回はるくの方が圧倒的にレベルが高い。るくの圧勝かと思われたが、2戦目でレイはタイに持ち込ませる。しかしレベル差は埋められず、るくの勝利となる。レイは先程とは逆の立場となった。るく:「え?!」蕾鎮:「両手剣、こわい」~決勝 デスベアー vs るく~ 予想だにしなかった殴り系同士の決勝戦。るくが強烈な一撃を入れるのが先か。それともデスベアーさんが防御の差を見事利用しきれるか。1戦目、るくのその一撃が決まり勝利を掴む。後がないデスベアーさん、2戦目は辛くも相打ちに持ち込む。るく勝利目前のまま3戦目。再びその強烈な一撃が決まり試合終了。見事るくが優勝者となった。デスベアー;「クッキーが遠退いていく~」るく :「えぇ?!」 さて、試合も終了したことだ。3鯖に帰るとするか。しかし行く手を戦乙女達が遮る。 「優勝者と朽岐さんは中央へ~」 ここまできたらどうしようもないのか。戸惑いながらも中央へ歩み寄る。しかしそこからはどうしても体が動かない。 「双方、照れております」 戸惑ってるだけだ!百歩譲ったとしても姫の前で抱きしめるなど・・・・・・。 しかしその時私の横で殺気が迸る。 「させるかぁ!!」 今まさに手に持つ斧を振り下ろさんとする珍の姿が目に入る、まさか珍はるくに好意を抱いていたのか。死を覚悟した瞬間、しかし私の身には何も起こらず変わりにるくの悲鳴が聞こえる。 気が付けば足元にはるくの遺体が・・・・・・。 「この大会は最後に立っていた者が勝者だ」 すぐ隣にいる珍の声が遠くから聞こえる。いったいどうしたというのだ。 「だからクッキーは俺のもの」 「・・・・・・・・・」 「認めるかぁ!!!」 そして私の両手剣は珍に振り下ろされる。 こうして訳のわからない大会は訳の分からぬまま終わりを告げた。 しかし悪夢は終わらない。最後に一同私の周りを囲んでこう言い放つ。 この後戦乙女全員からデッドリーアサルトを喰らい私は即死。この時点で私の脳細胞はショートした。 闘技場に戻るや否や、次々と戦乙女達に切りかかる。そして遂に私は名実共に「ヴァル殺し」の異名を持つことに・・・・・・。 戦いが終わり後に残るは疲労だけ。明日はマイヤー島へ渡島するというのにこの脱力感はなんなのだ。 その時風のささやきが聞こえてくる。 「今日はごめんね」 「フン」 「すねてるクッキー、かわいいw」 「・・・・・・・・・」 やはり、私は姫のおもちゃなのか・・・・・・。しかし何故か私は苦笑を禁じえなかった。 これからどうにかするさ。 戦いはまだ終わらない・・・・・・。~おまけ~ これも愛ゆえか?(笑)
2003年09月03日
マイヤー島への渡島を明日に控え、私は準備を進める。恐らく渡島する冒険者の中で私は「弱い」部類にはいるであろう。それは構わない。今回の渡島の第一目的はマイヤー島とは如何なる土地なのか、平たく言えば観光名所は何処なのかを調べる為である。しかし、どんな敵が潜んでいるか分からない。体力及びマナの回復薬が大量に必要となるであろう。 そんな訳でギルドの仲間達には断りをいれ、一人仕事に勤しんだ。 姫がいつの間にかこの世界に降り立ったようなので風のささやきを入れる。しかし返事はつれなかった。 「今、忙しいの。ごめんね;;」 どうやら今日はこの世界とのつながりは安定しているらしい。そうなると今の私は単なる足手まといでしかない。一抹の寂しさを胸に私は仕事を続ける。 仕事の途中姫から風のささやきが聞こえる。 「今日は夜ずっといる?」 私は大抵夜は、ずっといる。そんなことは姫が一番承知していると思ったのだが。 「いつも通りいるよ」 「じゃあ、23時に4鯖に来て」 はて?4鯖といえば、唯一対戦が許された世界である。腕試しでもしたいのであろうか。 「それはいいけど、なにかあるの?」 「ええと」 一瞬言いよどんだ後 「いいからこいちゅうねん!」 どうも説明が面倒になったらしい。しかし姫はこれ程短気であっただろうか。 「姫の仰せのままに」 弱冠の疑問を押しのけて私は答える。しかし次の言葉にはさすがに焦りを抱く。 「なにがあっても私を嫌いにならないでね;;」 「どういうこと?!」 しかし、姫からの返事はない。不安は一気に増大したが、今は気に病んでも仕方がない。今度はなんとも言いがたい気分を胸に仕事を続ける。 21時30分。カシャからの依頼でフレチェルの毒針を探す為、マ=ドゥラヴァスで狩りをしていると奇妙な戦乙女に遭遇する。フレチェルから攻撃を受けているにも関わらず回避行動も取らずにいるのだ。風のささやきに集中し過ぎているのか。事情の程はわからないが放っておく訳にもいくまい。そう思い私はフレチェルの排除に取り掛かる。しかし、彼女はすぐに動き出した。これでは「横殴り」と呼ばれる行為をしたも同然だな。私はすぐに謝罪することにした。 「申し訳ない」 「ありがとうございます」 は?まさかお礼を言われるとは思わなかった私は少々あっけにとられる。 「実は固まってしまっていて」 どうやらどこぞのじゃじゃ馬と同じ症状がでていたらしい。なんにしても人助けになったのだ。私は多少の満足感を抱きながらその場を立ち去った。 しばらくすると同じ戦乙女から風のささやきが聞こえる。 「あの、日記を書いている朽岐さんですか?」 「いつも読んでます。頑張ってくださいね」 読者の方に声をかけてもらうのは作家として一番うれしい瞬間だ。日記を書き続けて本当によかったと思わせてくれる上に更なる活力にもなるからだ。 「がんばらさせて頂きます」 少々言葉がおかしいのはかなり浮かれている証拠だ。浮かれ気分が強すぎたのか、カシャに毒針を届けるのをしばらく忘れてしまっていた。 22時00分。私はもう一つの戦場に向かう。それは商取引だ。本来私は装備品を購入することはない。高補正という物に執着がないのもあるが、何より資金が少ないからだ。 しかし今回は違う。かの赤を継ぐ者が珍しく私に今欲しい物を教えてくれたからだ。日頃の恩をなんとかお返ししたい。常々そう考えていた私にとって、こんな機会はめったにない。私は張り切って対象の蒼兜を探し回っていた。 そんな私に昨日ある商品が提示された。 +3マナリチャージ、+20%マナ回復、+43防御の蒼兜だ。かなりな高補正品だ。しかし、やはりと言うべきかその提示された金額は高かった。私の資金を上回り、且つ赤さんの財政事情を予測するとあまりにも高かった。 そして赤さんの意志を確認し再度交渉に挑む。相手は強敵だ。果たしてその牙城は崩せるのか。不安に押しつぶされそうな私に、しかし相手はあっさり低価格を提示する。何でもいい品物を手に入れ気分がいいからということだ。私は珍しく天の采配というものに感謝し、早速購入。その足で赤さんの元に向かう。 赤さんの感謝の言葉に気分を良くしていたのだが、いざ品物を渡す際私は焦った。経費+クラフトストーンを渡されたからだ。赤さんは手数料といって引く気は全く見せない。こうなると彼は絶対に引かないだろう。仕方がなく私はそのまま交換することにした。 願わくば、あの品物が本当に赤さんにとって価値ある物であることを・・・・・・。 22時30分。時間が繰り上がったことを事前に聞いていた私は急ぎ4鯖へ向かう。そして早速姫に風のささやきを・・・・・・。 「ケタース神殿の魔方陣まできてw」 もう訳がわからない。いったいなんの為にそんな所へ行くのか。嫌な予感というものが最大限に私の頭で警報を鳴らす。しかし、行かねばならない。それが姫の望みだから。 そして私がそこで見たものは・・・・・・。 続く
2003年09月02日
私の元に一通の手紙が舞い込んだ。差出人は「げーむおん」という冒険者の支援を行っている団体だ。ざっと見たところどうやら今後についての情報提供らしい。副業で売れない作家などを営んでいる私などにたいして貴重な情報を送ってくれる「げーむおん」に感謝しよう。 さて、早速内容について吟味してみるとしようか。1.今週水曜日ワールドエキスパンション#3、マイヤー島実装!さらに・・・ 噂のマイヤー島に行ける様になるようだ。パトリシア地方より更なる強敵が待ち受けている土地らしい。今この地に渡らんと数多くの冒険者達が鍛錬を重ねている。 聞くところによるとこの地で生き延びるには防御力が最低「1200」はいるとか・・・・・・。戦士や戦乙女がこの防御力になるのは困難であり、また「バインドテンタクル」や「スタン」といった、からめ手を持つ彼らならば、一概にこの話ではくくれないであろう。恐らくは聖騎士や魔術師を基準にしての数値だとは思うが・・・・・・。 この噂が本当であれば両手武器(杖)を使う聖騎士や魔術師がこの地で生き残るのは難しいのではないかと推測する。 「マーシレスグレイブ」や「プロテクタースタッフ」といったディバイン武器もあるのにそれらを装備した聖騎士や魔術師が生き残るのはつらいというのはなんともいえない。 これはPTでしか生き残ることが出来ないという意味なのだろうか。まぁこの辺りは噂を元にしての推論である。実際に行ってから確認するとしよう。 後、初心者プレイヤー向きにアドバイスを与えるアイテム「ネックレスのバシャ」が登場するという。しかしこれでは何のことかよくわからん。もっとも私は「初心者」といえる立場ではないと思われるので関係ないであろうが・・・・・・。 追記で『クラス間の調整』が行われるとある。これについては個人的にとやかく言う気はない。結果を受け入れるのみだ。敢えて希望を述べるならば王道を外れた者(両手武器を使う聖騎士、戦乙女、また片手武器を使う戦士。両手杖を使う魔術師、マガス等片手武器を使う戦乙女そして支援特化型の聖騎士も含む)がある程度満足できる結果を期待する。王道を行く者と同等になることは妙な話になるのでそこまで期待はしないが、困難ではあるが王道を行く者に勝る点が浮き出されるようになるといいのだが。もっともこれは各自の成長のさせ方にもよるとは思うがね。2.今週中にレベル51~100の方向けメール送信、もちろん宝くじもついてくる! 「げーむおん」からの支援でいいアイテムがもらえるようだ。特賞はPOT以外の合成時に必ず必要なアイテムであるという。なかなかの物であると思うのは私だけであろうか。3.アリーナサーバー実装間近! これは私にとって朗報だ。ラピス・コエリスそれぞれの世界で生きる者達がで会えるという世界が「アリーナサーバー」だ。出会えると思っていなかった者達に出会える。これ程楽しみなことはないであろう。何せコエリスの有名作家達に会えるのだから。 実装日が確定次第、作家達が集まる会合を提案してみたいと思う。これは何かについて議論するのではなく、ただ単に集合SSを撮りたいだけなのだがね(苦笑4.「第1回CRONOUS WORLD CHAMPIONSHIP」表彰式速報! CWCの表彰式の模様や日本を代表する各職業のステータスが紹介されている公式Webサイトの案内だ。各職業の王道を行くものには参考になるのではないだろうか。 余談だが戦乙女の国内第1位の「KisaLC」は私の元弟子であり現師匠でもある(自慢! サイトへは↓こちらを http://www.cronous.jp/community/cwc_info.asp 5.ヒドゥンビレッジレイド(仮)情報! 近々モンスター達が守る城に攻め入るイベントが開催されるようだ。どうやらかなりな強者でないかぎり生き残るは難しいようだ。私はとてもじゃないが「強者」とはいえないが是非参加したいものだ。 ところで「ヒドゥンビレッジレイド」とはいかなる意味であろうか・・・・・・。最後に・・・・・・ こうしてみるとこの世界にはまだまだ見知らぬ楽しみが秘められている。一冒険者としては未知なるものへの好奇心は抑えられない。全く以て楽しみなことだ。 この情報を御覧になられた方々へ 私と同様、今後への期待にあふれんことを願わん・・・・・・
2003年09月01日
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