子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2010.05.15
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娘は小学校に入学して、一人また一人と友だちを増やしている様子。
昨日までは、ただそこいらにいる男の子や女の子だったのが、仲よくなったその日から、特別な存在になる。
大げさに言えば、娘の人生に何らかの影響を与える存在になる。

星の王子さま 」の中で子どもたちが好きになるのは、
王子さまに『かんじんなことは目に見えない』と教えてくれたキツネです。
キツネは王子さまと仲良くなりたがります。

「もし、あんたが、おれと仲良くしてくれたら、おれは、お日さまにあたったような気持ちになって、暮らしてゆけるんだ。
足音だって、きょうまできいてきたのとは、ちがったのがきけるんだ。

でも、あんたの足音がすると、おれは、音楽でもきいてる気もちになって、穴の外へはいだすだろうね。
それから、あれ、みなさい。
あの向こうに見える麦ばたけだけはどうだね。
おれは、パンなんか食やしない。 
麦なんて、なんにもなりゃしない。(中略)
だけど、あんたのその金色の髪は美しいなあ。
あんたがおれと仲よくしてくれたら、おれにゃ、そいつが、すばらしいものに見えるだろう。
金色の麦をみると、あんたを思い出すだろうな。
それに、麦を吹く風の音も、おれにゃうれしいだろうな…」

娘はまだ1年生。
1年生くらいの子どもたちは残酷です。

子どもたちの会話を聞いていると、私の方が苦しくなってくることがあります。
それでも娘はお友だちが大好き。
きっと子どもたちは、お互いの歯に衣着せぬ言葉を、そういうものだと思って受け入れるんでしょうね。
お互いさまとでも言いましょうか。
いつ頃から、友だちに対して、キツネのような温かい感情を持てるようになるのでしょうか。






フランスの児童文学





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Last updated  2010.05.30 16:55:33
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