子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2010.06.10
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ナルニア国ものがたり 」の第一巻は「 ライオンと魔女 」です。
魔女の魔法によって決して春がやって来ないナルニアに、衣装だんすを通って人間界からピーター、エドモンド、スーザン、ルーシィの4人きょうだいがやって来ます。
そして、ライオン王・アスランとともに、魔女をたおしナルニアを救います。

今あらためて読み返すと、子どもの頃とはまったく違った視点から、この物語を読んでいる自分に気付きます。

ピーターたちきょうだいの善良さ、礼儀正しさ、思いやりの深さに、私は感心しどおしでした。
一体どんな教育によって、こんな子たちが育つのか…。
この子たちのお母さんは、どんなに素晴らしい人だろうか…。


聖書を勉強したことによって、見えてきたこともあります。
アスランがエドモンドの裏切りとういう罪を身代わりとして背負い、殺されて復活するくだりは、イエスの受難と復活を下じきにしています。
マタイによる福音書と照らし合わせて読んでいくと、アスラン(イエス)の心境もアスランを見守るスーザンとルーシィ(マグダラのマリアと、もう一人のマリア)の心境も、聖書の記述にぴったり合致していることがわかります。

そして、もう一つ心に浮かんだこと…。
それは、ミヒャエル・エンデの「 はてしない物語 」は「 ライオンと魔女 」に対するオマージュなのだということです。
1.異世界へ行ってしまう子ども
2.異世界への入り口の持ち主は、やっぱり子どもの頃にその世界へ行って来た大人
3.悪の使者として主人公の命をねらう狼
4.ライオンの存在


本っておもしろいですよね。
一回読んだだけで、終わりにするのはもったいない。
自分自身の状況や立場が変わると、読み方も見えるものも違ってくるのですから。


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Last updated  2010.06.10 18:25:33 コメントを書く
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