子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2010.07.06
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カテゴリ: 絵本
私は、本当は忙しいのが苦手なんです。
どの瞬間も瞑想するように味わい、常に心にゆとりを持っていたい。
そう願っているんですが…。
実際は、あれやこれやと用事が入り、バタバタしているうちに一日が終わるような毎日です。

娘と一緒に、ゆっくりじっくり何かに取り組むような時間を、なかなか作ってあげることができません。

ジョアンナ・ハリスン作「 ようせいの三つのねがい 」は、娘の大好きな絵本の一冊です。


主人公のルルは、妖精の衣装を作りたいと思いました。
でも、ルルはまだ針仕事ができません。


「今はだめ。いそがしいの。あとにしてちょうだい」

「もういーい?」「まだよ」

お母さんは弟のお世話で手一杯です。

「ねえ、今は?」「もうねる時間でしょ!」

(何だか、私と娘の会話のよう…。)

その夜、ルルのベッドの下で、飼いネコが何かに飛びかかろうとしていました。
ルルはネコを部屋の外へ出し、ベッドの下をのぞくと、そこには本物の妖精が!
妖精は、助けてくれたお礼に、三つの願いを叶えてくれると言います。

「あたし、ようせいになりたい」

ルルは妖精になって、庭を飛び回ったり、屋根の上でダンスしたり、おもちゃのあひるに乗って水遊びしたりしました。
けれども、ネコに追いかけられて思わず、

と、叫びます。
するともう朝で、ルルは元の姿でベッドに座っていました。

ルルはママに、昨夜の出来事を一生懸命に話しますが、ママは弟に朝ごはんを食べさせたり、洗い物をしたりして忙しく働いています。

「ねえ、ママ…ねえ、きいてる?
ママったら、そんなにいっつもいそがしくなけりゃいいのに!」


突然ママは洗い物をやめ、棚からビスケットの缶をおろしました。
ビスケットを食べながら、ママはルルの話を熱心に聞き、その後できれいな妖精のドレスを縫ってくれました。


娘がなぜこの本を好きなのかを考えると、反省しなくてはいけない私です。



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キジトラ猫イラスト 座





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Last updated  2010.07.06 21:26:21
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