子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2010.08.07
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カテゴリ: 日本の児童文学
銀河鉄道の夜

胸が苦しくなる出来事があって、この数日間はそのことばかり考えていました。
心を静めるために、宮沢賢治の「 銀河鉄道の夜 」を読みました。

銀河のお祭り《ケンタウル祭》の日。
学校が終わると子どもたちは、その夜川へ流す明かりを作るために、烏瓜を取りに行きます。
けれども、ジョバンニは活版所の仕事があって行けません。
仕事が終わってジョバンニが家へ帰ると、病気のお母さんのための牛乳が届いていませんでした。
ジョバンニは牛乳を取りに行きました。

親友のカムパネルラも一緒でした。
クラスの子たちがジョバンニをからかいます。
カムパネルラは気の毒そうにジョバンニを見ていました。
ジョバンニは何とも言えずさみしい気持ちになって駆け出しました。
そして丘の草原に身を投げ出します。

気が付くとジョバンニは、カムパネルラと一緒に、銀河を走る列車に乗っていました。
列車は星々を巡ります。

南十字星を過ぎた辺り、カムパネルラが《ほんとうの天上》と呼んだ所で、ジョバンニは一人になってしまいます。
カムパネルラは列車を降りたのです…。

私は初めてこの物語を読んだとき、その良さを理解できませんでした。
けれども、何度も何度も読み返すにつれ、また様々な経験を積むにつれ、この物語の美しさを身にしみて感じるようになりました。




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Last updated  2010.08.07 23:20:28 コメントを書く
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