子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2010.11.30
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グリーン・ノウの子どもたち



今年はまず、「 グリーン・ノウの子どもたち 」(L.M.ボストン 作)を読み返しました。

主人公は7歳の少年トーリー。
母を亡くし、二人目の母親に馴染めず、両親と離れて寄宿学校に入っていました。
そこへ、母方の大おばあさんから「うちへ来て休みを過ごしなさい」という手紙が届きます。
そうしてトーリーは、十字軍の頃から建っているグリーン・ノウと呼ばれる古いお屋敷で、大おばあさんと冬休みを過ごすことになるのです。
トーリーは、グリーン・ノウで300年も前に生きていた子どもたちと友達になっていきます…。

この作品はL.M.ボストンの初めての作品で、彼女は60歳を超えてから物語を書き始めました。

本当に勇気づけられますね。
人生まだまだこれからですっ!

この物語は、単なるファンタジーではありません。
最初のうち、子どもたちはトーリーになかなか姿を見せてくれません。
しばらくしてからも、トーリーが「子どもたちに近づけた!」と喜んだとたんに、彼らは消えてしまったり…。
トーリーは何度も落胆し、絶望し、悲しい想いを味わいます。

だからこそ、クライマックスの喜びに満ちたクリスマスのシーンは、より一層輝いて見えるのでしょう。

やはり、人生の喜びも悲しみも経験し尽くしてきた作者のなせる技ですな…。


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灰色猫 立
イギリスの児童文学








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Last updated  2010.11.30 21:35:37
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