子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2011.10.18
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カテゴリ: ドイツの児童文学
飛ぶ教室

市村久子先生の スライドで訪ねる児童文学の世界 に参加してきました。
今日のテーマは エーリヒ・ケストナーの作品と人生

ケストナーは、私の最も尊敬する作家の一人です。
市村先生もいつにも増して、熱く熱く語っていらっしゃいました。
先生の一番好きな作品が、私と同じ「 飛ぶ教室 」だと聞いて、うれしくなってしまいました。
心を揺さぶられ た物語は他にありませんでした。

飛ぶ教室 」は、寄宿学校の少年たちを主人公に、友情・勇気・正義とは何かを描いたクリスマス物語です。

ケストナーは まえがき で、 『子ども時代はとびきり上等のケーキみたいなもの』 ではなくて、子どもにだって悲しいことやみじめなことがある、と書いています。
そして、子どもたちに呼びかけます。

『ごまかさないでほしい、そして、ごまかされないでほしいのだ。不運はしっかり目をひらいて見つめることを、学んでほしい。うまくいかないことがあっても、おたおたしないでほしい。しくじっても、しゅんとならないでほしい。へこたれないでくれ!くじけない心をもってくれ!』
『一発おみまいされてもおちついていられれば、あのふたつの性質、つまり勇気とかしこさを発揮できるからだ。』

3月11日の大震災以降、日本の状況はガラリと変わりました。
原発事故の傷は深く、子どもたちはこれから、困難な時代を生きていかねばなりません。

多くのこどもたちに、この物語を読んでほしいと願います。


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灰色猫 伸び
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Last updated  2011.10.18 21:58:32 コメントを書く
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