子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2012.08.02
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カテゴリ: 農的生活など
海からの贈物

煩雑な生活 への恐怖にあります。

私は仕事が遅いです。
でも、心を込めて、丁寧にします。
丁寧にできないと、ストレスを感じます。
ダンナさんなんかは、「なんでこんなに時間がかかるんだ~!」とイライラすることもあるようです。
最近は、だいぶあきらめモードに入っているようですが…

仕事を持っていて、あらゆることを迅速かつ丁寧に仕上げられる女性もいます。
けれど、仕事の遅い私が外に働きに出れば、 煩雑な生活

それが怖い。
生活するためのお金は必要ですが、それと同じくらい私にとっては、 落ち着きと静けさ が必要なのです。

大西洋横断飛行にはじめて成功したリンドバーグの奥さまであるアン・モロー・リンドバーグは、私の最も尊敬する女性著述家の一人です。
彼女の「 海からの贈物 」を読んでいると、「ああ!この人はどうしてこんなにも私の想いをわかってくれているのだろう!」と感じます。
こう感じることは、読書の喜びの一つですよね。

リンドバーグ夫人は言います。
煩雑な生活は、 私たちを統一にではなくて分裂に導き、恩寵を授ける代わりに魂を死なせる と。

このことは女性の本質的な問題だと言います。
女であるということが、丁度、車の輻(や)のように、中心から四方八方に向かっている義務や関心を持つことだからである。

私たちは夫とか、子供とか、友達とか、家とか、隣近所の人とか、凡てを受け入れなければならない。

こう考えたとき、リンドバーグ夫人は、 なぜ、女で聖者だった人たちが稀にしか結婚しなかったか を理解します。

子供を産んで育て、食べさせて教育し、一軒の家を持つということが意味する無数のことに頭を使い、いろいろな人間と付き合ってうまく舵を取るという、大概の女ならばすることが芸術家、思索家、あるいは聖者の生活には適していない

だからと言って、 無人島に一人で住むことも、家族に囲まれて私だけ尼さんの生活をすることもできない



できるだけ 気が散らないようにする のですって。
まずは、 生活を簡素にする こと。
どれだけ少ないものでやって行けるかで、どれだけ多くでではない

そして、 一人でいる時 を持つことです。
その時を使って、 自分の内部に注意を向ける 必要があるのです。

女はその生活をなしているいろいろな活動の中心にあって、車の軸のように静かでなければならないのであり、自分が救われるためだけではなしに、家庭生活、また社会、そして或いは我々の文明さえもが救わるためにも、この静寂を得るのにかけて先駆をなさなければならないのである

さて~、私も不要なものを手離すことから始めましょうか。
簡素の大切さがわかってはいても、油断すると、モノってすぐに溜まっていってしまうんですよね。

断舎離 ブームが衰えないのは、生活が簡素であることの大切さに、たくさんの人が気付き始めたからなんだと思います。


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Last updated  2012.08.02 14:07:53
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