子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

子どもの本の小部屋 それから農的生活のこと

2013.11.02
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カテゴリ: 日本の児童文学
おーい ぽぽんた

子どもたちのために、選りすぐりの詩人たちが選りすぐりの詩歌を集めた「 おーいぽぽんた 」。
編者は、茨木のり子、大岡信、川崎洋、岸田衿子、谷川俊太郎。
そうそうたるメンバー。

ときどき、この本を手に取って、パッと開いたページを眺めます。
だから、しょっちゅう開いてしまうページもあれば、ほとんど開かれないページもあります。
今日は、石垣りんさんの 「シジミ」 という詩でした。
石垣りんさんは力強くて大好きな詩人ですけれど、このページはあまり開かれなかったんでしょう。



ゆうべ買ったシジミたちが
台所のすみで
口をあけて生きていた。

「夜が明けたら
ドレモコレモ
ミンナクッテヤル」

鬼ババの笑いを
私は笑った。
それから先は
うっすら口をあけて
寝るよりほかに私の夜はなかった。


この雰囲気、大好きな児島なおみさんの絵本「 うたうしじみ 」みたい!
こちらは 鬼ババ じゃなくて 魔女 ですけど。
それに、もっとやさしい魔女。
買ってきたしじみたちが うっすら口をあけて 眠っているのを見て、食べるのがかわいそうになってしまう魔女のお話。

児嶋なおみさん、もしかしたら、この詩からインスピレーションを得てあの名作をうみだしたのかな~。


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Last updated  2013.11.04 13:05:18
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