薬剤師Stephenのよろずブログ

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2022.10.19
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カテゴリ: 薬の話
承認年
1960年
開発の経緯
最初は色素の合成染料として合成されたフェノチアジンの誘導体が抗ヒスタミン薬として使用された。その後より強力な催眠・鎮痛・降温効果を持つ中枢性の自律神経安定剤として,フランスのローヌ・プーラン社(現サノフィ・アベンティス社)によりフェノチアジン誘導体のクロルプロマジンが合成され,精神神経安定剤として使用されるようになった。更に研究が進み,側鎖のピペラジン化と置換基のハロゲン化により錐体外路系副作用は起こしやすいものの,催眠・自律神経系副作用は弱く,用量力価が高い鋭利型薬物としてフルフェナジンが登場し,1958 年以降臨床に応用されるようになった。
本剤は1960 年10 月に承認され,1960 年10 月に糖衣錠(0.25,0.5,1)の販売を開始し,1961年4 月に散0.2%の販売を開始した。その後1973 年11 月21 日に医薬品再評価結果その1 において「有用性が認められるもの」と判定された。また,1997 年6 月5 日の神経症に対する有効性についての再評価結果に基づき効能・効果の一部を変更した。
製品の治療学的特性・製剤学的特性
(1)フルメジンはフェノチアジン系の精神神経安定剤で,統合失調症に用いられる。
(2)重大な副作用としてSyndrome malin(悪性症候群),無顆粒球症,白血球減少,麻痺性
イレウス,抗利尿ホルモン不適合分泌症候群(SIADH),遅発性ジスキネジア,眼障害,肺塞栓症,深部静脈血栓症があらわれることがある。また,類薬の重大な副作用として突然死,再生不良性貧血,SLE 様症状があらわれることが報告されている。

販売名
和 名
フルメジン糖衣錠(0.25)、フルメジン糖衣錠(0.5)、フルメジン糖衣錠(1)、フルメジン散0.2%
洋 名
FLUMEZIN SUGAR-COATED TABLETS & POWDER 0.2%

名称の由来


一般名
和 名(命名法)
フルフェナジンマレイン酸塩(JAN)
Fluphenazine Maleate(JAN)





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Last updated  2022.10.19 04:15:08
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