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鈴木純子 先生のアート作品を順次、整理中です。が御覧ください。http://suzuki-junko.com/works.htmlよろしくお願いいたします。
2013.08.05
■ガーディアンルポ03「洪水」第13回(1979年作品)作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所http://www.yamada-kikaku.com/■9潜水艦ソードフイッシュの後部魚雷発射管が開く。ム=ウムの眼をねらって魚雷が発射された。思わずムは両手で眼をかばう。小さな爆発がかこる。ムがひるん だ間にポラリス・ミサイルが発射された。ム=ウムは目の前の潜水艦から水面にむけて水柱が走った瞬間、水面に向けて一度はねあがったが、間にあわなかっ た。二本の火線はフネの方へ向ってのびていく。ム=ウムの体はダイブし、再び、抜き手で潜水艦を追いかけ始めた。ム=ウムには潜水艦の行き先がわかっていた。ム=ウムの一族の禁制地域だ。ム=ウムの目前の暗いよどんだ海水を間に訟いて、潜水艦が見えた。もう少しだった。僅差でム=ウムの右手の中に、そのテアドロップ型の艦体をにぎり込めそうだ。禁制地域の目の前たった。主はその中枢部から巨大な触手を江じり出した。触手はのびてム=ウムの足にまとわりつき、ム=ウムの動きを静止させた。触手は、ム=ウムの体しゅうに給与つき、体をもて遊び始めた。海底にム=ウムの体は激しく打ちつけられれる。ム=ウムの体のあちこちから血が流れ出していた。ふりまわされている時、偶然ム=ウムの手が、潜水艦に触れ、ム=ウムは無意識に艦体をしっかりとにぎりしめた。ム=ウムは、手にした潜水艦の船体を相棒の代わりにして、触手をふりほどこうと痙ぐりつける。触手の神経系がとぎれ始める。ずたずたに触手は分断され、分解したす。ソードフイッシュ号は中央部からひびがけいり、一挙に海水が船内になだれこみ、原子炉が爆発をかこした。核爆発は、周囲の触手を完全に消滅させた。主は再度の核爆発にショックを受けた。一方、フネは自分に向かって飛来してくるミサイルを、今度は自覚しでいた。前は、近くにいた空母「エンタープライズ」とその塔敵機に気をとられていたの だ。フネもその空母や飛行機をシュクセイキに見たことがあったのだ。バルカン砲や爆発はうろさかったが、その姿自体にはなつかしさすら覚えていたのた。 昔をよりよく思い出していたのだ。それゆえ16発のポラリス・ミサイルの飛来に気づいた時はすで遅かった。その時の放射能や熱予イエネルギーはフネの体をまだ蝕んでいたが、怒りが彼をささえていた。二発のポラリス・ミサイルに対してフネは無力感を持ち始めていた。今度、体にポラリスミサイルが命中した時には自分は終わりだと考えていた。待てよ。自分 はもう終わりたと思ったことが、大昔にあったような気がする。いつのことたったろう。ずっと昔だ。そう私の体が人間だった時……。■10 主は核爆発、自分が再構成した潜水艦ソードフイッシュの核爆発によって自分の体の一部である触手が破壊された時、ある種の記憶がはっきりと甦った。ムの体も爆発によって吹き飛ばされ、近くの海底に横だわっている。あのムの顔。今の潜水艦によって痙ぐりつけられる痛さ。確か、大洪水の時、伺かの物体が私の体に……。 主は、、完全に、、理解した。主も、シュクセイキには入間の体を持っていたのだ。 そして放射癩が地球を襲った陵にかこった大洪水、放射線により地球上の于べての水山、氷河が解け去り、陸地を水没ざせ、地球を文字通りの「水球」とさぜたあの時。彼女アニーと、彼のカインは、その大洪水の時、別れ別れになり、彼女アニーだった「主」は流木に頭を激しく打ちつけられ、意識を失ない、そして……。 ムは、まぎれもなくカインの顔をしている。彼女主は、認知した。フネは伺らかの理由で変貌したカインの姿であると。 フネは間近に迫ったポラリス・ミサイルが急に消滅するのを感じた。なせだろう。フネにはそのわけが、わからなかった。 やがて、彼女「主」から今までに痙い親密の念をこめて、テレパシーが送られてきた。それは『カインよね、カインよ、私よ。あなたの彼女アニーよ、、』■ガーディアンルポ03「洪水」第13回(1979年作品)作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所http://www.yamada-kikaku.com/
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