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一応、ここでは、私が考える国試勉強の始め方について書かせてもらいました。あくまで、私個人の考えです。
国試勉強の始め方として、第9~11回の国試過去問の内、100題(できれば200題)を4月中に解いて、その後(解いている期間中でも)、自分にあった勉強方法を考えて下さい。一定量の過去問を解くことによって、出題傾向などいろんなことがわかってきます。国試の勉強方法に迷いはつきものですが、 迷っている期間でも、とにかく過去問を解いていって下さい。
その中で、どういう勉強方法が自分にあっているかのヒントがあると思います。
以下、疑問として出てきそうな事項を書き出しました。
勉強方法が決まってないのに、100~200問解いてしまうと、答えを覚えてしまうのでは?せっかくの実際の国試問題なのにもったいない。
1度解いたくらいで覚えてしまうことは無いと思います。また、第1~12回、予想問題集、学校での模擬試験など、多くの問題があるので、これらを全て覚えてしまうことは無いと思います。また、過去3年間(できれば過去5年間)分の国試は、最終的に覚えてしまうくらい繰返し解く必要があるので、答えだけを覚えるのはだめですが、理解して解き方を覚えることは必要です。
4月の時点で、国試過去問を解きはじめても、実力がないので、どうせわからないし、問題を解いても無駄では?
まず、過去問を解くことによって、「国試の問題構成」「難易度」「どの程度の細かい問題がでているのか」「解いて解説を読むだけでだいたい頭にはいってくるのか、まとめていかないと全く頭に入らないか」「過去問を解いて、解説を読むのにどのくらい時間がかかるのか」などを知ることができます。初めから、自分にあった勉強方法が見つかる人は少ないと思います。ほとんどの人が、試行錯誤しながら、自分にあった勉強方法を探していました。ですので、「これからの勉強方法を見つけるための勉強」として捉えてもらいたいです。
不得意科目が多かったので、過去問を解くよりも前に、今までの授業の復習をしたほうがよいのでは? または、言語聴覚士テキストなどを勉強してから、過去問を解いたほうがよいのでは?
国試の出題には一定の傾向があります。授業でやったことがすべて出題されるわけではありません。1年次の授業内容も大切ですが、 国試勉強に的を絞るなら(実際は、国試勉強に的を絞らないと、時間が足りない!)
、出題されている範囲に絞って勉強することが効率的です。よって、今までの復習をするのは良いのですが、おおよその国試問題の傾向を知ってから、出る範囲を復習するほうが効率的だと思います。
言語聴覚士テキストは、多くの受験生が「国試のバイブル」として使っているようです。試験会場でも、他の学校の学生が開いていました。この言語聴覚士テキストの内容を熟知することは大切だと思います。ただ、内容が細かく凝縮されているため、読みにくく、ある程度内容を理解・暗記しようとすると時間がかかります。言語聴覚士テキストの中でも、多く出題されている範囲とそうでない範囲もあります。よって、言語聴覚士テキストを初めに読み込むよりも、先に、過去問を解いて出題傾向を 自分で知る
ことが必要だと思います。
やはり、最新の第12回の問題を解いたほうがよいのでは?
これは、人それぞれ、考え方があると思います。確かに、最新の第12回の問題を解くのが良いかとも思いますが、第12回(最新)の解答・解説集の本が発売されるのが、例年、秋ごろになっています。よって、それまでは、解説部分は自分で調べたり、クラスメイトや先生に聞くことになります。これでできないことはないですが、解説内容に精度を欠いたり、調べるのに時間がかかると思います。
国試過去問を解いた回数 2011年05月18日
国試勉強の始め方(振り返って) その2 2010年05月09日 コメント(2)
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