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頚部聴診は、入職時に興味を持ち、時折患者さんに実施していましたが、しばらくして実施しなくなっていました。この講義を受けて、有用性が少し理解できたので、また、活用できるようにしたいと思いました。
講義の中で、「頚部聴診法の判定精度」として、文献から、
「嚥下障害の有無を80%以上の一致率で判定できていた。判別した歯科Dr、ST、Nsの6名中、4名は頚部聴診法の未経験者であり、経験に左右されず嚥下障害の有無を評価できることが示されている。」
とありました。
これが、全てではないと思いますが、練習していくのに、少し心強くなりました。
以下は、個人的なメモ書きです。
◆頚部聴診の段階
1.正常者をよく聞く
2.異常と正常を聞き分ける
3.病態(嚥下障害の原因)を考える
◆嚥下後呼気から再開している場合は、誤嚥に注意。
◆嚥下性無呼吸(DA:Deglutition apnea)
DAが長いということは、食塊の咽頭通過時間が延長していると考えられる。
◆呼吸時の湿性音・・・少量の食塊や分泌物が梨状窩のみに貯留している場合には、呼吸路から外れるために湿性音は発生しない。
湿性音が発生するには、食塊や分泌物が振動する呼気流量が必要(つまり、呼気流量が少ない場合は湿性音は発生しくにい)
◆嚥下音
音圧・・・「液体>固形物」「低粘度の液体>高粘度の液体」
最も多かった嚥下音産生部位は、「舌根部通過時、喉頭蓋通過時、食道入口部通過時」
◆食物が食道を通過する時間は、液体で約6秒、唾液とよく混ぜ合わされた固形物で約30-60秒。
◆高齢で円背の方には胃食道逆流症が多い。
◆マーゲンチューブ挿入中は、食道の蠕動運動が阻害される。
◆咽頭残留(+)にも関わらず、複数回嚥下がない場合は、不顕性誤嚥の可能性あり。
◆通常、口から吸引チューブを入れると、梨状窩から食道へ入ってしまう。
VFなしでできる!摂食・嚥下障害のフィジカルアセスメント [ 大宿茂 ]
この講座で紹介されていた大宿茂先生の頸部聴診の書籍です。
最近発売されたようです。
(私は未購入ですが)
頸部聴診法の実際と病態別摂食・ DVD付
入職時に購入し、少ししか勉強できていないので、これから勉強します。
付属の本の嚥下評価・訓練方法は、簡潔にわかりやすくまとめられていてお薦めです。
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