新潟県武術連盟ホームページ
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仙台で生まれたこの流派。特徴を一言で言えば「気合」。思い切り「気合」を入れる武術だ。もっと言えば、「狂暴」とでも言うべきか?「いくさで手早く敵を倒すには、これだけやっておけばいい・・・」みたいな、そんな使い勝手の良さも感じる。しかし、保健体育的な観点から見れば、これほど偏った運動もめずらしい。右手は右手だけの動きしかしないし、左手は左手だけの動きしかしない。つまり、左右交代して行う動作がない。バランスのとれた筋肉、骨格の発達・・・・・なんて概念はさらさら無い。ただ身体が武器化して効率良く動くように考えられているだけ・・・。それに比べて中国拳法には、少し保健体育的な概念もあり、套路を見ても左右同じ技を稽古できるように組み立てられており(全動作がそうではないが・・・・)、套路の他に気功法をやったりして、「病気から自分の身体を護るのも武術だ!」的な概念がある。考えてみれば、日本古武道全般にわたって保健体育的な概念が備わっていないような感じがする。特にこの柳生心眼流は、「戦いに勝つこと以外、余計なことはいっさいしない!」という強烈なメッセージがこめられている。
2011.10.07
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