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ueken831
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2008年04月21日
カテゴリ： カテゴリ未分類
木造家屋が密集していた当時、いったん火事がおこると火は瞬く間に広がってしまいます。
で、どうしたのかというと、「破壊消火」と言って、
火の周囲の家を取り壊して延焼を食い止めたそうです。
だから、使う道具も、消火の為じゃなくて、
家を壊すための「鳶道具」だった様です。
火事場に着くとまず、目星をつけた屋根に纏を置きます。
この纏こそが「そこで火を必ず食い止めてみせる！」という火消しの決意の証明で、
纏持ちは、「そこから絶対に撤退しない。」という気概だった。
ヒーローで憧れの対象だったそうです。
中でも１番人気は纏持ちで、纏や火消しが着る半纏なども、
組それぞれにデザインし、お互いに「粋」を競ったそうです。
言い方悪いかもしれないけど、
火消しにとって火事は１種のお祭り的な出来事だったんでしょうね。
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